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Let,s Try 虎井まさ衛リーディング-(10)私の仕事

2009/10/23(Fri) Category : 宇宙・スピリチュアル
事前に「私の生きる姿勢」をお読みください。

★私の仕事-----------------------------------------------

それにしても…と、改めて思いました。
子供を救いたいという願いの元、博識な学者さんが人生設計をし、今の行動をサポートするのは十手持ちや侍の方というのが面白いですね。

非常に都合よく解釈しますが、
「魂」はシスター(テレーズさん)と合致した目的で根底にあって、
「思考」は学者的(ジェームズ・コーンウォールさん)に分析し、
「行動」は男性的戦闘系(タジロウさん、ツヅキタイゾウさん)ということでしょうか。
そして、私自身は「感情」主体の人間です―だって、感情こそが自分自身ですから(←なんてことをのうのうと言ってますが、「感情が大事なんだ」と本気で思ってカウンセリングの勉強を開始したのが40歳です--;)。

「有言実行」を旨としてきましたが、思ったら実行して突っ走る私を見守る役やブレーキ役が、いつの時代も周りにいたように思います。それでも突っ走らせてくれた周りの人々に感謝します。源家族、そして現家族にも深く感謝したいと思います。おかげさまで、ようやくこういう話が聴けるところまでバランスがとれるようになったと言うことでしょうか。
ありがたいことです。



ところで、現世において「感情」が救われなければ人は救われません。感情を置き去りにしたまま、一足飛びに煩悩を手放したり、悟りを得ることなんてできません。心のコップに溜まっている感情をはき出し、コップを空にした後は、個性全開で人生楽しむ! それこそが、「生きる」ということです。

ですから、私の仕事は、IC(インナーチャイルド)を救うこと。
そのためには、「IP(インナーペアレンツ)」「存在不安」「人生脚本」という3大勢力と闘わなければなりません。その3大勢力がほとんどその人自身を覆い尽くしています。思考、感情、行動がバラバラであるにもかかわらず、それに気づいていない人もたくさんいます。結局、3大勢力によって支配された人生か、封印された感情が“衝動”に転化してその人を突き動かす人生かを送ってしまうのです。

この3大勢力も、“衝動”も、いずれもしつこく手強い相手です。
個人のカウンセリングとは言っても、私の相手は本人も気づいていないこの手強い4者なのです。だから戦闘系の方々が、私の指導霊としてついておられるんだろうなぁ、と思いました。







ICを救うためには、相談者の方が徹底して自分と向き合わなければなりません。…んー、というと、IPの強い人は実に生真面目にそれに取り組もうとします(--;)。何しろ、目標、課題、計画、行程、効率、効果、期限、苦労、忍耐、我慢、抑圧、限界、完璧、徹底、努力、配慮、愛想、自責…というスーパーマンワールドを“日常”として生きている方々ですので…。

(う~む、単語並べただけで疲れ果てた…(しばし休憩)……にしても、↑あれを全部やるって、一体どんな“日常”だよ…死んでしまいます --;)



<はい、夕飯食べて子供たちと少ししゃべって復活!>



え~言い換えると、IPは「自律」をも“課題”に仕立て上げて、“自分に”完璧にそれをやらせようとしたり、急かしたり追い立てたり、我慢させたりするのです。

だから、IPを追い出すためには、すべてのルールを取っ払ってフリーにすること(IPはルール大好きですから)。いつ寝ても、いつ起きても、いつ食べてもいい。あるいは、食べたくなければ食べなくても、カップ麺三昧でもいい。寝食忘れてゲーム三昧でもいい。好きなことをやり、嫌なことはしない―これが、IPをやっつけると同時に自分の背骨を作る基本的やり方です。
(ね、「自分と向き合う」といっても、難行苦行の修行ではないのです)

つまりは、「気持ちのままに行動する」こと。
ところが、何かしようとした時に、「その行動がIPによる行動なのか、ICによる行動なのか?」と“考えて”しまい、結局面倒くさくなって行動せず…←はい、IPの勝ちですね~~(まったくやっかいですね~ --;)。

でもね、このしつこく巧妙なIPを恐れないこと。いつの間にか自分が乗っ取られていますから、ゾッと恐怖しますよね。でも怖がることはありません。「ハッ」と気づいたら、「また負けちまったぜ」と気落ちせず、笑い飛ばしてやりましょう(気落ちしたときに自分を責めるのもIPですから…ヤレヤレ ^^;)。

ま、ゴキブリのようなものです。チョロチョロ出てくるたびに叩きつぶせるわけではありません。どうせほっといても、またぞろ来るんです。また来やがった、とカリカリするよりも、「自分を責める」というエサを置かないことです。自分を責めなければ、ゴキブリはなすすべなく出て行きます。



昨日、『カルマを解消するには行為しかない』と書きましたが、IPの役割の本質は、「行動させないこと」と覚えておいてください。グルグル思考に惑わされている間に、あっという間に自分が閉ざされていきますので、頭(IP)がグルグル回り始めたら、思考を中断するために散歩に出たり、カラオケで発散したり、掃除をしたり、趣味に打ち込んだり…何か気をそらす作業を自分なりに持っておくといいかもしれません。

そうして、頭(IP)が休むと感情(IC)が出てきますから、出てきたときはその感情をじっくり味わう。しかしこのとき、受け止めてほしいIC(感情…特に、「殺意」「死にたい」「孤独」「好き」―という4大感情)と、その感情を見たくない今の自分との間に激しいバトルが起こることもあります。今の自分がIC(過去の自分)の敵になることもあるのです。

(難敵に次ぐ難敵、さらには自分自身が敵。いくつハードルがあるのやら、という感じですね~―だから2~3年かかるのです)




------------------------------------------------------
親子の問題、夫婦の問題、職場の問題、いろいろとありますが、最後はこのように、自分が「IC」「IP」「存在不安」「人生脚本」の4強と闘うという最も辛く、苦しい闘いをすることになります。(その一つ一つが強烈ですので、まるで自分を囲む四天王のようですね ^^;)

この問題の本質にたどり着くために、また4強の違いを自分で気づき理解できるようになるために世代間連鎖のカウンセリングがあるわけですね。気づいた後は、自分との闘いになるわけですが、世代間連鎖を見ていく中で、自分一人だけでここまでこられたわけではないこともわかり、勇気も湧くことでしょう。

闘いの最後は、そのすべてを受け入れ、そして手放し、フラットな自分―“空”になる感じでしょうか。しかし、それはカラの自分ではありません。その闘いの間に自分の背骨が出来ていますので、大空の下、何者にも縛られずに、大地にすっくと立っている自分なのです。

そのときに、もはや怖いものはなくなっているはずです。
何しろ、これだけの難敵と戦い抜いてきたのですから。

そこに至るまで「石の上にも三年」―紆余曲折の道のりを見守らせていただきます。また、このブログでもその闘い方などを残していき、当ブログが自律に向かう勇気ある人々の道標となればと思っております。






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すごくわかりやすかったです。
私も次から次へとやってくるIPの攻撃と、自分で母の脚本通りに進めために不安材料を必死にしていたりして、4強に、てこずりました。
その間も、「今私はどの地点?あとどのくらいで終わるの?もっと苦しむはずだよね」が気になって気になって(笑)
全部が自分なのに。本当にIPって、ウザイですね。

私はゴキブリではなく、コバエだと思ってます。
害はそれほどないのに、周りをプンプン飛んでウザイ!
不思議な事に、今、我が家にコバエが発生して、
片付け始めました。

また、来やがった!
ちっちぇ~やつめ!

って感じです。

 

G!

わはは!
ブログで書くわけにはいかないって言ってたのに!
やっぱり思いますよね?
ゴキブリ…

今日も独り言で蹴散らしながら、うっかりすると真面目に律儀に精密に、少しずつゆるゆると生きてますよ~

 

そのとおりです。
「生真面目」に取り組んでしまいます。
自律でさえ、急かされ追い立てられ、人と比べ・・・
「・・しなければ」、そして出来ない自分を責めます。

もうそのまんまで、笑っちゃいました。

 

ありがとうございます

今日の記事を読んで…今まで何となく感じていたことが“確信”になりました。
長男は今、いわゆる世間で言う“不登校”“ひきこもり”状態です。今年で3年目です。中3の春から行かなくなり、進学もしていません。
当初は昼夜逆転、食事を食べない、寝てばかりいる、といった心配な状況でしたが…今は「○○が美味しかった」「○○がおかしかった」「○○な事を考えてみた」など、感情や感覚…とくに“快”の感覚を伴う会話をしてくれるようになっています。
彼がだんだんリラックスしている様子が増え、笑顔が増えてきているので、「きっと、これでいいんだ」とは思ってきましたが…今日の記事を読んで涙がボロボロとあふれてきました。彼は…背骨を作っているんですね…それも…誰に教えられたわけでもなく、自ら…ちゃんとやっているんですね…。
本当に…嬉しいのと…子どものチカラのすごさに感動しているのとで…胸がいっぱいです。

 

ブログを見つけてから早1年藁をもすがる思いで読み続けました。

いつも勇気づけられてます。

 

孤独っやつぁ、手ごわいもんじゃ
いや とんでもなく手ごわい奴だと思うとったさ
わしは怖れていた
心底怖れておった
そいつに取り囲まれると、わしは目をつぶり、耳をふさぎ、
一目散におっかぁのふとんの中に
飛び込んで、そのぬくぬくとした肌に
すがりつき、そいつを忘れようとした・・・

だけど、わしはそんな自分がたまらなく
なんていうか、イヤだった・・・
逃げてばかりいる自分が、
苦しかった・・・
そう苦しかった

ある日、わしは突然やつに襲われた
不意をつかれたわしは、
逃げ出すこともできず身動きもできず、
ただぶるぶると震えていた

もうだめだ!
降参じゃ!
そんな気持ちじゃった

降参じゃ!と白旗を揚げようとしたそんときさ
何がどうなったのかわからんが
なんかこう腹の底から
なにかが湧き上がったんじゃ

「逃げてはだめ」

優しい、なつかしい、温かいそんな声を聴いたきもした
いや感じたんじゃ

わしは目を開けた
そして見たんじゃ
今まで一度だって見たことが無かった
やつの姿

やつの姿を見た!と感じたのと
やつが消えたのはほとんど同時じゃった
やつは霧のように消えてしまったんじゃ
わしは心底驚いた
なぜなら、
やつはわし自身だったからじゃ

やつを生み出したのはわしであり、わしはやつじゃった
やつを怖れる必要などはじめからなかったんじゃ

わしの孤独は深い
しかし、それはまた愛も深いということじゃ

だいじょうぶじゃよ



 
    
 
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