熱を伝播させよう!!―現実は変えられる
FC(フリーチャイルド)の情熱は伝播させたいですね!
まずは、ご覧ください(↓)
【Black Eyed Peas 「I Got A Feeling」】
ステージの真ん前、たった一人、腕を大きく振り全身で飛び跳ね、全開踊りをしていた女性。他の99.999%の観客は壁のように微動だにせず。
…ところが、波が伝播しましたねぇ!
おそらくステージなど見えないところの人まで、みんながつながり、みんながはね飛び、群衆が一個の活き活きとした有機体のようになりました。
それぞれが個を全開にし、同時に全体として調和が取れていて、個性全開の快感と、全体と一体化した快感の両方がそこにあります。
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こちらも見てください。臨場感満点! 躍動感が伝わってきます(↓)
【Black Eyed Peas I Got A Feeling Live HD2】
たった一人で弾けている「青い服」の女性。
それを涼しい顔で横目で見る「赤い服」の女性…。
しかし、青い服の女性を囲む2,30人に火がつくと、あっという間に広がっていきました。
燎原の火!
ステージ上から携帯カメラを構えながら様子を見ていた「黄色い服」の女性の顔が、驚きとともにどんどん喜びの顔に変わっていくのがいいねぇ。
最後は、「青」「赤」「黄」―すべての色が、
ミュージシャンも観客もすべてが一体となりました。
コンクリートのように死んでいた会場が、
巨大生物のように躍動していました!
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たった一人のFC(フリーチャイルド)が、
IP(インナーペアレンツ)の鎖でがんじがらめになった人々の「心の鎖」をぶち壊しました!
途中、青い服の女性が拳を突き上げているシーンが写っていますね。まるで、FCがIPをぶちかました勝利宣言のように見えます(^^)。
気持ちのままに、思いっきり「今」を生きることが、
周囲の人を突き動かす
存分に「自分」を表現することが、
周囲の人にエネルギーを与えるのです
生きるとは、こういうこと!
人とつながるのは、難しいことではありません!
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生き物って、本来単純でかわいいものです。
あれこれ考えて、七面倒くさく生きたいなんて思っちゃいません。
たとえば、会社の経営幹部の方々←おそらく、さぞ七面倒くさくあれこれ考えて生きているんだろうと思われている最右翼の方々です。でもね、各企業のそういう方々が集まった経営品質協議会のとある集まりの後の懇親会の場で、私はゲームをやらかしたことがあります。
50代の方々が100名近くいたでしょうか。せっかくこれだけの人々が集まっているのに、立食で話して終わりじゃもったいね~、と思うと矢も立てもたまらず、マイクを借りて「人間知恵の輪」をやってもらいました。何しろ、「組織改革」を実感するのにいいゲームですから。会社経営の品質をよくしていこうとしているこの方々に、是非体験してもらおうと。
すると、会場中に15~20名ほどの輪が5つほどもできて、ご年配の方々があっちこちで真剣に組んずほぐれつしているわけです。その姿は無邪気でほほえましいものでした(^^)。
後で、経営品質の世界では著名なある大企業の幹部の方に、「あなたは一発であの会場にいる全員の心をつかんだね」と言われました。
別につかんだのではなく、人は誰でも無邪気(FC)に戻りたいんだよ、ということを知っているだけです。何より、七面倒くさい顔をしている男ほど、そういう場に飢えていると思っています。私も男なのでよくわかるのです。だから、そういう場ときっかけを提供しているだけなのです。
工場では、部長と新人との懇親会の場で、5人の部長に「花火」を踊ってもらったこともあります。「どんと鳴った花火だ、きれいだな~♪」ってアレです(笑)。私が振り付け指導してね。全員で踊って盛り上がりました。
富士の麓の御殿場で研修したときのこと、私の仕掛けに思わず全力で乗ってしまった人事課長さん(当時)―「いかんいかん、どうも中尾君には乗せられてしまう」と言っておられましたが、後の祭り(^^)。
全員が初対面の席で「ファーストインプレッションゲーム」をやらかし、「初めてあった人ばかりなのに、こんなに深く自分のこと話したのは初めて」と参加者の方々が別れを惜しんでいたこともあります。
……いろんなところで、いろんなことをやってきて思うこと。
人間は、無邪気!(笑)
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そう、人は本来、とても無邪気で愛おしい生き物だと思うのです。
だから、誰もがFCを存分に発散させたい欲求を持っています。
みんながFCのままに生きていけば、この世は七面倒くさい世にはなりません。
七面倒くさくしているのはIPなのです。
みんな、そのIPをぶちこわせず、IPに縛られた人々が互いに監視しあって、つまらない窮屈な世界を作っています。
あの青い服の女性が、周りの目を気にして踊れなかったら、自分に不満を持ち自信をなくし、出来なかった自分を責める気持ちが、そう“させなかった”周りへも向くでしょう。それは、八つ当たりでしかないのですが、社会への不満となって攻撃に転じることもあるでしょう。
しかし、あの女性は周囲の目など、まるで気にしちゃいなかった。
胸がすく痛快さです。
「踊るあほうに見るあほう。
同じアホなら踊らにゃソンソン♪」
結局、じっとしている方が馬鹿らしくなって、みな踊り始めましたね!
踊りましょう、みなさん。
踊れないのは、周りのせいではありません。
あなたが、踊らない選択をしているのです。
あなたに足止めを食らわせているIPやら存在不安やらをぶちかまして、FCのままに踊りましょう。すっと手を挙げてみてください。一歩足を踏み出してみてください。自分の意志で動ける自分がわかるはずです。
踊れ、踊れ。
心のままに。
たった一人。
孤立無援。
理解者は誰もいない。
ハラッサーだらけ。
敵ばっかり。
…みんなそう思っています。
あの青い服の女性がそう思って動かなければ、あの女性の周りにはそういう「現実」が現れます。しかし、あの女性は自分の思いを全身で表現しました。あれこれ考えず、「今」を生ききりました。すると、「現実」が変わりました。気づいたときには、彼女の周りには、「気持ちを大事にする現実」が現れていました。
現実は、変えられるのです。
自分の殻をぶち破った人がいると、みんな、自らの殻をぶち破り始めるのです。ぶち破ったモデルを見ることが大切。モデルがいれば真似ればよい。人はモデリングして、あっという間に世の中を変えていきます。
あなたがその殻をぶち破る最初の人になってください。
親、家族、会社、社会、政治…いろいろとあるでしょう。
でも、すべては変化し続けます。それらの変化に翻弄されるのではなく、自らがただ存分に「今」を生きていけばよいのです。周囲に文句を言う時間があるなら、踊りましょう。
FCを全開させましょう!
リミッターを外しましょう。
あなたは、ものすごいパワーを持っていることがわかるはずです。
よろしければ、この映像をどんどんご紹介ください。
心に火が灯っていくといいですね。