「人間知恵の輪」に見る変革の本質
2009/11/02(Mon) Category : 見方・考え方・価値観-パラダイム
え~、娘は時折咳き込むものの平熱に戻り、妻は昨夜の日本シリーズに拍手混じりの熱い声援を送り、日ハムが勝ったせいか今朝は熱も下がっており(^^; …妻は札幌出身です)、代わりに息子が微熱―明日あたりが大変かも。というわけで、まぁ2日遅れくらいで次々に家族が新型インフルに罹っていて“順調”です(笑)。
私も、インフルの菌が変容して強くなる前に罹っていた方がいいかも…と思いつつ、まぁ積極的に罹る気はしませんのでマスクしてます。皆様も、お気をつけください。
★何事も始めるときは一人----------------------------
さて、昨日「変革者(パイオニア)たちへ」に書きましたが、
何事も始めるときは一人。
何事も始めるときは理解されない(誤解を受ける)。
何事も始めるときは敵と見なされる場合さえあります。
○木村秋則さんがそうでしたね。-------------------------
『彼は、その中で10年間孤独に闘いました。しかし、言います。
「だれも理解してくれない、その間に根っこがいっぱい広がっていった」』
【「すべては宇宙の采配」-農業維新の志士、木村秋則さんの思い】
○森田三郎さんも一人から始めました。--------------------
『私は、まず一人で「谷津愛護研究会」をつくった。
そして、新聞配達以外の全ての時間をゴミ拾いすることにした。
(略)
住民や行政とぶつかって孤立する中、自然保護団体は引いていった。
雨や風の中でもごみ拾いを続ける私は、いつしかこう呼ばれていた。
「きちがい、変人の森田」
3年後…
地元の主婦が、ついにゴミ拾いの手伝いを申し出てくれた。
(略)
11年後…
埋め立て計画は撤回された。
そして、平成10年…
「水鳥の生息地として国際的に重要な湿地」としてラムサール条約に登録された。』
【たった一人から始めた森田三郎】
○映画化された女性もいましたね。------------------------
『決意は、一人で行う。
闘いは、常に一人から始まる。
周りは眺めている。
その矢が、ポッキリ折れない強靭な矢かどうか。
折れそうにないことが分かれば、集まりだす。
毛利元就ではないが、3本の矢は強い。
講演時に私が行っている「5分で体験できる組織改革」のワークそのものだった(体験された方はお分かりだろう)。
1人が動く。2番手がつく。3番手が援護する。
すると、雪崩を打って動き始める。 』
【スタンドアップ(立ち上がれ)】
★5分で体験できる組織改革-----------------------------
上記の「5分で体験できる組織改革」のワークが、「熱を伝播させよう!!―現実は変えられる」に書いた「人間知恵の輪」ゲームです。「人間知恵の輪」ゲームはもともとあるものですが、「これは組織改革に使える!」とピンと来て、「5分で体験できる組織改革」として活用しています。
このゲームは、誰か権威者がいて、その権威者がああだこうだと指図していては解けません。あるいは、それぞれが自分は動かずに、「おまえがこう動いたら」とアドバイス(?)しあっても、いつまでたってもこんぐらがったまま突っ立っているだけです。では、一体どうしたらスパゲティ状態にこんぐらがっている腕が、きれいな一つの円になるのか?
まず、組織であれ家族であれ、どんな集団にも直感で動くエネルギーのある人がいるものです。その人が動き出そうとしたとき、その人と手をつないでいる2番手の人がポイントになります。
その2番手の人がトップバッターの背を押し、さらに自分とつながる3番目の人の手を引くのです。こうして3番手の人も動き始めると、一つの方向へとその集団は動き始めます。
みなどこへ向かうのかわからないまま…
1.途中、苦しい思いをするときは疑心暗鬼が広がって異議が出たりし、
2.しかし、だんだんとほぐれてくると期待に変わって協力し、
3.そしてするするっとまるで魔法のように一つの輪になったときは、みな信じられない面持ちながら歓声が上がり拍手が起こるのです。
そのときには、過去の苦労など消えてなくなり、そこには達成感と調和の高揚した喜びしか残っていません。
インタビューすると、「前の人についていっただけ」と言いますし、では先陣を切った人に訊いてみると「どうなるかわからないけれど、ともあれ動いてみた」ということなのです。
★行動が現実を変える-----------------------------------
鉄則は次の通り。
1,直感で動き始めること(議論は無意味)
2,動き始めたら止まらないこと(文句が来ても)
組織改革に応用するなら、
1,エネルギーの結集しやすい問題から取り組む
(どこから切り込んでも、吹き出す膿の本質は同じ。全身に膿が溜まっているわけだから→その膿の圧力に負けないためにはみんなが疑問に思っている問題から取り組む)
2,動き始めたら、ポリシーを曲げずに突き進むこと
こうして、一つの輪になったチームは、いつまでも複雑怪奇につながりあったまま互いの文句を言い続けて突っ立っているチームをそっちのけに、うまい酒を飲むということになります。
議論ばかりしているチーム(世界)は、新たなステージに進むことが出来ません。既得権があるので、それぞれが持ち場を動きたくないまま、終生トゲのある言葉で互いを責めつつ“そこ”にいるしかないのです(ハラスメント界がそうですね)。それが会社ならばいずれ倒産するでしょう。
行動したチーム(世界)は、全員が調和し協力しているという新たなステージで、それぞれが存分に自分の人生をスタートできるのです。
行動だけが現実を変えていけることがよくわかりますね。
★変革の3ステップ------------------------------------
ところで、「人間知恵の輪」は大体15~20名くらいで行います。そのうちの3人が動けば全体が変わるわけですから、全体の1割5分~2割の人間が行動すれば変わると言うことです。ただ、これは人数が多くても3名ほどが動き始めれば動くと思います。
ですから、割合というよりも3ステップと言ってよいかも知れません。1番手が動き、2番手集団が続き、そして3番手集団が追随すると一挙に全体に広がっていくような感じ―それが、「熱を伝播させよう!!―現実は変えられる」で紹介した映像にもよく現れていた気がします。
私が行った組織改革もそうでした。
私一人から始まり、私がコアメンバー7人衆(1番手集団)と信頼関係を結び、するとコアメンバー率いるプロジェクトチーム(2番手集団)が動き始め、そしてプロジェクトチームが動き始めると彼らの属する研究所や工場(3番手集団)が動きました。すると、各事業場バラバラだった動きが、乗り遅れてはならじと足並みをそろえ始め、ついに全社的に動き始めたのです。そして、それは海外の事業場へも飛び火していきました。
家族カウンセリングでは、子ども(1番手)が問題を起こし始めると母親(2番手)が変わり、そして父親(3番手)が変革を迫られます(←ごく一般論です)。この時、両親は自分と親との問題に向き合わなければならなくなり、それは互いの配偶者も介入できない問題ですので、そこから先はそれぞれの親自身の問題と言うことになります。どこで世代間連鎖を断ちきることができるのかは家族によって異なるわけです。
つまり、「変わる」とは、その変化後のゴールに向かっていく過程(プロセス)に、人をどんどん巻き込んでいくということですね。巻き込んでいくプロセスそのものが「変革」ということなのです。
と言っても、「変われ」と押しつけることではありません。あのFC全開の踊りの楽しさに周囲が巻き込まれていったように、自分自身が輝くことで、「私も変わりたい!」とまき込んでいくことなのです。
★変革におけるサポーターの役割--------------------------
上記での私の立場のポイントは何でしょうか。
「人間知恵の輪」では、私は「一つの輪になれますよ~」と言うだけです。
組織改革では、私は新たなシステムのポリシーを抑えているだけです。
家族カウンセリングでは、「自律できますよ」と信じます(一歩踏み出した人に対して)。
「人間知恵の輪」で流れが出来れば「いいですね~」と後押しし、システム構築でポリシーを逸脱した議論になれば軌道修正し、逸脱した要望が出れば却下し(←様々な階層からの要望を聞いて結局、ゴテゴテして使えないシステムになることが殆どなのです)、カウンセリングではIPをいなしてICにエンパワーします。
つまり、どこに向かうのかというゴールをハッキリと見据え、そこに到達できるよう導いているだけで、実際に動いているのは1番手~3番手まで「当事者」です。私は、その当事者の方の目に見えない試行錯誤の部分をサポートしているだけで、「行動」しているのは当事者の方々です。
行動することで成果を得てきた私は、自ら試行錯誤して行動しなければ何も得られないことがわかっています。だから、当事者の行動の部分を奪ってはならない。ただ、そちらに行くと崖から落ちるよ、ということは強く言わなければなりません。そういう立場です。
なぜそういうサポートが出来るかと言えば、すべて自分が体験してきたことだからです。つまり、誰でも出来るということです。今苦しまれている方がそれを乗り越えたときに、同じような苦しみをもたれている方を、共依存関係ではなくサポートできるでしょう。
★よく遊びよく遊べ--------------------------------------
そこに至るためにまず言いたいことは、
「一人であることを恐れるな」ということ。
冒頭に書いたとおり、「何事も始めるときは一人」なのです。
孤独、寂しさ、寄る辺なさを味わうこと―これも、自分のICと向き合うためにとても大切なことです。そして、あなたが一歩踏み出せば、必ず共感してサポートする人が出てくるでしょう。自分を信じることです。
そしてゴールは、「楽しく生きる」ことです。
でなきゃ、巻き込まれたくありませんからね。
輝きましょう。
私のモットーは、「よく学びよく遊べ」ではなく
「よく遊びよく遊べ」です(^^)。
人間無邪気―頭の固い経営者の方々も、「人間知恵の輪」のようなゲームで組織改革の本当の智恵がつくわけですから、「よく遊びよく遊べ」なんです。
私は、40~47の最も大変な時期を、「人生の正午~午後1時までの昼休み」という感覚で過ごしていました。だから、パワハラにあったり離婚の危機があったり、会社を辞めたり、現実はとても大変でしたが、どこかラクだったのです。
苦しまれている方にこういうのもなんですが、苦しんで一歩もすすでいないように見える期間、あなたは深掘りしています。それを抜けると、厚みのある人生。“充実面積”で見れば、心なき操り人形のような「線×数十年」の人生は、「厚み×一瞬」で取り戻せます。それ以降はずっと、深みのある人生を送ることが出来るわけです。
ですから、苦しみをも楽しめる自分をどこかに置くといいですね。
応援しております。
私も、インフルの菌が変容して強くなる前に罹っていた方がいいかも…と思いつつ、まぁ積極的に罹る気はしませんのでマスクしてます。皆様も、お気をつけください。
★何事も始めるときは一人----------------------------
さて、昨日「変革者(パイオニア)たちへ」に書きましたが、
何事も始めるときは一人。
何事も始めるときは理解されない(誤解を受ける)。
何事も始めるときは敵と見なされる場合さえあります。
○木村秋則さんがそうでしたね。-------------------------
『彼は、その中で10年間孤独に闘いました。しかし、言います。
「だれも理解してくれない、その間に根っこがいっぱい広がっていった」』
【「すべては宇宙の采配」-農業維新の志士、木村秋則さんの思い】
○森田三郎さんも一人から始めました。--------------------
『私は、まず一人で「谷津愛護研究会」をつくった。
そして、新聞配達以外の全ての時間をゴミ拾いすることにした。
(略)
住民や行政とぶつかって孤立する中、自然保護団体は引いていった。
雨や風の中でもごみ拾いを続ける私は、いつしかこう呼ばれていた。
「きちがい、変人の森田」
3年後…
地元の主婦が、ついにゴミ拾いの手伝いを申し出てくれた。
(略)
11年後…
埋め立て計画は撤回された。
そして、平成10年…
「水鳥の生息地として国際的に重要な湿地」としてラムサール条約に登録された。』
【たった一人から始めた森田三郎】
○映画化された女性もいましたね。------------------------
『決意は、一人で行う。
闘いは、常に一人から始まる。
周りは眺めている。
その矢が、ポッキリ折れない強靭な矢かどうか。
折れそうにないことが分かれば、集まりだす。
毛利元就ではないが、3本の矢は強い。
講演時に私が行っている「5分で体験できる組織改革」のワークそのものだった(体験された方はお分かりだろう)。
1人が動く。2番手がつく。3番手が援護する。
すると、雪崩を打って動き始める。 』
【スタンドアップ(立ち上がれ)】
★5分で体験できる組織改革-----------------------------
上記の「5分で体験できる組織改革」のワークが、「熱を伝播させよう!!―現実は変えられる」に書いた「人間知恵の輪」ゲームです。「人間知恵の輪」ゲームはもともとあるものですが、「これは組織改革に使える!」とピンと来て、「5分で体験できる組織改革」として活用しています。
このゲームは、誰か権威者がいて、その権威者がああだこうだと指図していては解けません。あるいは、それぞれが自分は動かずに、「おまえがこう動いたら」とアドバイス(?)しあっても、いつまでたってもこんぐらがったまま突っ立っているだけです。では、一体どうしたらスパゲティ状態にこんぐらがっている腕が、きれいな一つの円になるのか?
まず、組織であれ家族であれ、どんな集団にも直感で動くエネルギーのある人がいるものです。その人が動き出そうとしたとき、その人と手をつないでいる2番手の人がポイントになります。
その2番手の人がトップバッターの背を押し、さらに自分とつながる3番目の人の手を引くのです。こうして3番手の人も動き始めると、一つの方向へとその集団は動き始めます。
みなどこへ向かうのかわからないまま…
1.途中、苦しい思いをするときは疑心暗鬼が広がって異議が出たりし、
2.しかし、だんだんとほぐれてくると期待に変わって協力し、
3.そしてするするっとまるで魔法のように一つの輪になったときは、みな信じられない面持ちながら歓声が上がり拍手が起こるのです。
そのときには、過去の苦労など消えてなくなり、そこには達成感と調和の高揚した喜びしか残っていません。
インタビューすると、「前の人についていっただけ」と言いますし、では先陣を切った人に訊いてみると「どうなるかわからないけれど、ともあれ動いてみた」ということなのです。
★行動が現実を変える-----------------------------------
鉄則は次の通り。
1,直感で動き始めること(議論は無意味)
2,動き始めたら止まらないこと(文句が来ても)
組織改革に応用するなら、
1,エネルギーの結集しやすい問題から取り組む
(どこから切り込んでも、吹き出す膿の本質は同じ。全身に膿が溜まっているわけだから→その膿の圧力に負けないためにはみんなが疑問に思っている問題から取り組む)
2,動き始めたら、ポリシーを曲げずに突き進むこと
こうして、一つの輪になったチームは、いつまでも複雑怪奇につながりあったまま互いの文句を言い続けて突っ立っているチームをそっちのけに、うまい酒を飲むということになります。
議論ばかりしているチーム(世界)は、新たなステージに進むことが出来ません。既得権があるので、それぞれが持ち場を動きたくないまま、終生トゲのある言葉で互いを責めつつ“そこ”にいるしかないのです(ハラスメント界がそうですね)。それが会社ならばいずれ倒産するでしょう。
行動したチーム(世界)は、全員が調和し協力しているという新たなステージで、それぞれが存分に自分の人生をスタートできるのです。
行動だけが現実を変えていけることがよくわかりますね。
★変革の3ステップ------------------------------------
ところで、「人間知恵の輪」は大体15~20名くらいで行います。そのうちの3人が動けば全体が変わるわけですから、全体の1割5分~2割の人間が行動すれば変わると言うことです。ただ、これは人数が多くても3名ほどが動き始めれば動くと思います。
ですから、割合というよりも3ステップと言ってよいかも知れません。1番手が動き、2番手集団が続き、そして3番手集団が追随すると一挙に全体に広がっていくような感じ―それが、「熱を伝播させよう!!―現実は変えられる」で紹介した映像にもよく現れていた気がします。
私が行った組織改革もそうでした。
私一人から始まり、私がコアメンバー7人衆(1番手集団)と信頼関係を結び、するとコアメンバー率いるプロジェクトチーム(2番手集団)が動き始め、そしてプロジェクトチームが動き始めると彼らの属する研究所や工場(3番手集団)が動きました。すると、各事業場バラバラだった動きが、乗り遅れてはならじと足並みをそろえ始め、ついに全社的に動き始めたのです。そして、それは海外の事業場へも飛び火していきました。
家族カウンセリングでは、子ども(1番手)が問題を起こし始めると母親(2番手)が変わり、そして父親(3番手)が変革を迫られます(←ごく一般論です)。この時、両親は自分と親との問題に向き合わなければならなくなり、それは互いの配偶者も介入できない問題ですので、そこから先はそれぞれの親自身の問題と言うことになります。どこで世代間連鎖を断ちきることができるのかは家族によって異なるわけです。
つまり、「変わる」とは、その変化後のゴールに向かっていく過程(プロセス)に、人をどんどん巻き込んでいくということですね。巻き込んでいくプロセスそのものが「変革」ということなのです。
と言っても、「変われ」と押しつけることではありません。あのFC全開の踊りの楽しさに周囲が巻き込まれていったように、自分自身が輝くことで、「私も変わりたい!」とまき込んでいくことなのです。
★変革におけるサポーターの役割--------------------------
上記での私の立場のポイントは何でしょうか。
「人間知恵の輪」では、私は「一つの輪になれますよ~」と言うだけです。
組織改革では、私は新たなシステムのポリシーを抑えているだけです。
家族カウンセリングでは、「自律できますよ」と信じます(一歩踏み出した人に対して)。
「人間知恵の輪」で流れが出来れば「いいですね~」と後押しし、システム構築でポリシーを逸脱した議論になれば軌道修正し、逸脱した要望が出れば却下し(←様々な階層からの要望を聞いて結局、ゴテゴテして使えないシステムになることが殆どなのです)、カウンセリングではIPをいなしてICにエンパワーします。
つまり、どこに向かうのかというゴールをハッキリと見据え、そこに到達できるよう導いているだけで、実際に動いているのは1番手~3番手まで「当事者」です。私は、その当事者の方の目に見えない試行錯誤の部分をサポートしているだけで、「行動」しているのは当事者の方々です。
行動することで成果を得てきた私は、自ら試行錯誤して行動しなければ何も得られないことがわかっています。だから、当事者の行動の部分を奪ってはならない。ただ、そちらに行くと崖から落ちるよ、ということは強く言わなければなりません。そういう立場です。
なぜそういうサポートが出来るかと言えば、すべて自分が体験してきたことだからです。つまり、誰でも出来るということです。今苦しまれている方がそれを乗り越えたときに、同じような苦しみをもたれている方を、共依存関係ではなくサポートできるでしょう。
★よく遊びよく遊べ--------------------------------------
そこに至るためにまず言いたいことは、
「一人であることを恐れるな」ということ。
冒頭に書いたとおり、「何事も始めるときは一人」なのです。
孤独、寂しさ、寄る辺なさを味わうこと―これも、自分のICと向き合うためにとても大切なことです。そして、あなたが一歩踏み出せば、必ず共感してサポートする人が出てくるでしょう。自分を信じることです。
そしてゴールは、「楽しく生きる」ことです。
でなきゃ、巻き込まれたくありませんからね。
輝きましょう。
私のモットーは、「よく学びよく遊べ」ではなく
「よく遊びよく遊べ」です(^^)。
人間無邪気―頭の固い経営者の方々も、「人間知恵の輪」のようなゲームで組織改革の本当の智恵がつくわけですから、「よく遊びよく遊べ」なんです。
私は、40~47の最も大変な時期を、「人生の正午~午後1時までの昼休み」という感覚で過ごしていました。だから、パワハラにあったり離婚の危機があったり、会社を辞めたり、現実はとても大変でしたが、どこかラクだったのです。
苦しまれている方にこういうのもなんですが、苦しんで一歩もすすでいないように見える期間、あなたは深掘りしています。それを抜けると、厚みのある人生。“充実面積”で見れば、心なき操り人形のような「線×数十年」の人生は、「厚み×一瞬」で取り戻せます。それ以降はずっと、深みのある人生を送ることが出来るわけです。
ですから、苦しみをも楽しめる自分をどこかに置くといいですね。
応援しております。