プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


中尾相談室のカウンセリング概要
カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
08 ≪│2023/09│≫ 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

集団カウンセリングの計画について

2009/11/04(Wed) Category : 私の姿勢
集団カウンセリングの可能性」(9/27)で書かいた「講演+集団カウンセリング」の形式ですが、いろいろとご反響ありがとうございました(m--m)。

実は、驚くべし、埼玉、神奈川、大阪の3カ所で開催の計画が上がっております。いずれも主婦の方で、女性パワー恐るべしですね(^^)。

実はこれまでの講演も、普通の方の企画から始まったものが多いのです。もう待ってはいられない。人任せでもない。自分たちの力で地域を変えていこうという思いが下記の講演を成功させてきました。

ありがとう! 白山市子育て講演会
子育て講演会 in高山市―みなさまありがとう
大きな第一歩(板橋区)
子供を救うために知識を共有しよう(高山)
草加中学校講演会ストーリー


---------------------------------------------------
いずれも、一人の主婦の方の熱い思いから始まっています。
たとえば、板橋区の教師対象の講演会。ご存じの通り、教師の世界はがんじがらめの世界。政権が変わって風通しがよくなることを期待しますが、わずか4,50年前にあった「先生を育てる社会」など、もう存在していません。

私が高校を採用活動で回った20年前でさえ、先生方と話す中で、先生というのはヒューマンスキルやチームマネジメントなどを学ぶ研修機会がほんとに少ないんだなぁ、と感じたものでした(当時私は、自ら社員研修を構築しておりましたので)。

さらに今は、「教育行政に見るダブルバインドの構造」を利用して、生徒と向き合う暇もなく“お上”に統治されて身動きが取れないでいます。

たとえば、「アサーティブ・コミュニケーション」についての研修でさえも「ヨコモジ」だからダメという古い体質なのです。まして、無差別殺人の心理などを真正面から取り上げる講演など、「殺人」を取り上げるだけで教育界にあるまじき講演だったわけです。そのため、PTAの方に呼ばれて学校で講演を行うことはあっても、純粋に教師だけを対象にこのような講演をしたのは板橋区が日本初(?)だったのではないでしょうか。そして、それを成し遂げた原動力は、是非教師にこそ聴いてほしいという、一人の先生―子を持つ母親の思いでした。その方が、過去の研修企画で実績を積まれ、その実績を持って満を持してもってこられたのが私の講演会だったわけです。


ここに挙げていない講演も、その背景には私を呼んでいただいた方々の思いがあります。とてもありがたいことです。そして、今度は「講演+集団カウンセリング」。

知識は気づきを生みます。また、聞いた人を同じ土俵に乗せ、足並みをそろえていくことが出来ます。そういう意味で、このような心理教育(サイコエデュケーション)はとても大切ですし、このような知識を持たれた方が増えることが、生き方を変え、地域を変え、日本を変えていくことになるでしょう。



---------------------------------------------------
なにも大上段に振りかぶって始めることはありません。
まずは仲間を集めて、仲間同士の意識を深めるところから始めるといいでしょう。地域の特性もあります。各地を歩いていると、地域風土が全く異なっていて、抱えている家族問題の特徴も変わってくるのです。

また、高山市のように主に小学生のお子さんをお持ちの方を主体にしたり、白山市のように3世代すべてを対象にしたり、あるいは、夫婦間のモラハラを対象にすることもあるでしょう。
白山市の場合は、3時間半という長丁場でしたが、「途中で帰るつもりで来た」という70代の方が、「面白いので最後までいた」と言っていただいたのは嬉しかったです。こうして多世代が共通語を持つというのも大切だと思います。


ともあれ、仲間がどのような問題意識を持っているのかを、まずは「聴きあう」といいでしょうね。それを元にご要望いただければ、事例ほか講演内容がよりフィットしたものになるでしょう。

仲間作りから始められる方は、たとえば、「このような人に講演をしてもらうつもりでいるが、家族問題全般について実際に訪問カウンセリングをしている人なので、様々な問題について話をすることが出来る。ついては、どんな話が聴きたいか」というようなアプローチでもいいと思います。


問題を抱えていない人はいませんし、内心聞くに聞けないままに抱え込んでいる人が多いものです。自分の意見も反映されるなら意欲も湧くことでしょうし、そのような姿勢でアプローチしてくる主催者を信頼してくれるでしょう。それに、一人で何もかもをする必要がなく、役割分担しながらチームで進めていくことが出来ます。そして、なにより、この始まりから終わるまでの体験が関わった人たちの成長となり、共有財産となり、それが地域興しの原動力になっていくと思います。

つまり、プロセスこそが命なのです。
焦る必要はありません。半年くらいかけて、ゆっくりと形を作っていけばいいと思います。楽しみながら、進めて参りましょう(^^)。







【ご参考】
熱を伝播させよう!!―現実は変えられる
変革者(パイオニア)たちへ
「人間知恵の輪」に見る変革の本質




関連記事
 
Comment6  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

日本の国政の福利を享受するのは日本国民。

人類普遍の憲法の原理の根本です。

官僚や教育公務員に、国民の福利のために働くことを拒否する言動があって、国民の福利のために働くことを宣誓することを拒んだら、即座に罷免されて当然だし、
居留外人が、日本の国政の福利を享受するのは日本国民である事を認めなければ、即座に退去させて当然です。

国政の福利を享受するのが国民である事は、人類普遍の憲法の原理の根本です。
世界中の国や地域でそれが徹底されなければ、世界中の国や地域が、国民と植民地主義者が争う紛争地帯になってしまい誰も幸せにはなれません。

日本国憲法前文
「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」

 

参加したい!

こうゆうの待ってたかもしれない!
表現したい!
感じたい!
詳しいこと決まったら教えてください!

 

応援してます

つい最近、こってりと約80時間もの集中砲火的な”暴言の嵐”を浴びて、発熱と頭痛・めまいに見舞われていますが…こういう集まりが少しづつ広がっていくのを嬉しく思っています。

中尾先生も、志のある皆さんも、心のままに輪を広げていって下さい。がんばれ!

 

たのしみます!

今まで講演会を何回か企画したことがあるんですが、IPに支配されていたこともあって、プロセスは二の次。まるでブルトーザーみたいな勢いでやってました。
今おもうとなんであんなに焦って、時間に追われてやっていたのかわからないくらいです。
おまけに仲間うちに「打ち上げ」を嫌う人がいたために、やり遂げた充実感も味わうことも許されず、「楽しむ」という要素が本当に少ないものだった。
中尾さんの講演会はみんなでわいわいやりながら、創り上げたい!
共依存の世界から離脱して初めて外部の人に向けて行なう企画だから
余計に胸がトキメク

以前は、失敗しないだろうか・・・、人が来なかったら・・・とか、そんなことばかり考えて、いっつも当初の胸のときめきがどんどん無くなって行った

今度はちがう
ぜんぜん違うんですよ
枠が無いから、自分で自分の首をしめたりしない。焦らない。ゆっくりやってかまわない。時間がかかっても、「だめなやつ!」なんて自分に言わない

あぁ~!
なんて楽なんだろう
なんて楽しんだろう
なんて胸ときめくんだろう

中尾さん
きてくださいね

 

カウンセリング以前の問題ですよ

「おバカ教育の構造」を読みましたか。あまりのショックで、子供を学校に行かせられなくなりそうです。
官僚が、こんなに腐敗しているなんてびっくりです。
カウンセリングより、学校の教育を直す必要があります。

 

日本を変える!?

「日本を変える」のフレーズに
またまた、「あんたがそんなだいそれたことを…」とうるさいIPが(笑)

生まれたばかりのよちよち歩きの時から、
最上段に構えて挫折しなければいけない脚本だったわけです。(過去形ですよね)

できることから、やりたい事から、確かな夢と希望に向かって、
そこだけは、ぶらさないように、やっていきます。

神奈川で計画をたてている、まるこでした。

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
検索フォーム
 
 
著作
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
会場でお会いしましょう(^^)
記事・インタビュー他
わが子を守るために
写真
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
QRコード
 
QRコード