ヘンゼルとグレーテル
“自分が生きる(食べる)ために”子供を育てる老婆。
「ヘンゼルとグレーテル」は、食物飢餓時代のドイツの童話。
「ヘンゼルとグレーテル」は、心の飢餓にある現代日本の実話。
“飢餓”に陥った時、人は手近な我が子を利用する―
甘えられなかった自分が甘えるために、子を育てる。
子は、親の「親代わり」。
自分の愛情飢餓を癒すために、子を利用する。
子は、「愛玩動物」。
自分の存在価値を証明するために、巧妙に共依存関係を作る。
子は、「自我侵食」され、精神的な成長が出来ない。
背骨がない自分を支えるために、関わる人全てを甲殻にする。
子も、その「甲殻」の一部。
自分の人生脚本の完成のために、人を巻き込む。
子は、その脚本に従うことを強制される「操り人形」。
自分の体面を保つために、レールを敷く。
子は、選択能力が身につかず「生きる力」を失う。
自分の苦労をさせたくないと言う理由で、レールの上を突っ走らせる。
子は、「生きる意味」を失う。
あなたは、
「自分のために」を、「子のために」に巧みにすり替え、
自分自身までも誤魔化して子を利用していないか。
人を道具のように利用する人間には、いずれ罰が下る。
今や、日本の多くの親が、将来の修羅場を抱える可能性を持っている。
人がどのように人生脚本を作っていくのか、
どのようにその脚本に従って人生を歩いていくのか、
そして、どのように子供を巻き込んでいくのか…
その結果、何が待っているのか。
本気で学んでほしい!