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子育て心理学:第1部 7)「交流分析」で個人の成長を見る

2009/11/18(Wed) Category : 心理学
子育て心理学:第1部-自分と家族の問題を見る視点】

■7)交流分析で個人の成長を見る

もう一つ心の問題を把握する上で便利な道具があります。
それが「交流分析」です。これまたなんだか無機的な名前ですね(^^;)。直流、交流を思い浮かべると電気のようです(笑)。

もともとは、Transactional Analysis(TA)と言います。
さて、Transactionを辞書で引いてみましょう。
処理、業務、取り引き、等と出てきて、現在ではコンピュータ用語として多く使われているようですね…なんだかますます心理学から離れてしまいました(--;)。まぁ…業務や取り引きなど、相手とやりとりして行うことですから、そのへんから「交流」と言う訳語が出てきたのかもしれません。

ちなみに…「trans-」のつく単語を調べてみると
「transform」=変形させる(フォーム(形)を変える)
「transmission」=自動車の変速機(ミッション(伝道)を変える)
「transport」=輸送(ポート(港)を変える)
「transplant」=移植する(プラント(植える)を変える)…
どうやらtransには、”○○を変える”という意味がありそうです。

すると、transaction=アクション(行動)を変える。
なんだ、”行動の変容”を目指すのなら、カウンセリングそのものじゃないかと思いました。個人的には、「行動の変容を目指すための分析」と捉えています。



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交流分析が何故使えるかというと、この理論が出てきた経緯に関係があります。この理論を提唱したエリック・バーン(1910~70)は、従軍医師として戦場で毎日80人もの患者と対応しなければなりませんでした。その経験の中からバーンは次のことを学びました。

①患者同士が癒しあうこと
②人は自己治癒力をもっていること
③医者がオールマイティーではないこと

また、いかめしい人が時に子どもっぽく話しをするのを見て、人の中に大人の自我だけではなく、親の自我や子どもの自我も共存していることを知りました。

こうした集団の中での相互の交流や人とやりとりするときの個人の観察の中から「新しい効果的な集団心理療法」(1957)として生まれたのが、交流分析だったのです。ですから、集団を丸ごと扱うことのできるシステムズアプローチの座標軸に乗せて、人と人との関係性の問題を扱う心理分析の道具として交流分析はとても相性がよいのです。

私は、交流分析(TA)は、「①自分を知り、②自分の人との関わり方を知り、③自分の人生の筋書を知るための道具」。及び、それらに気付くことにより、「自分を意識的に変えていくことのできる方法論」ととらえています。



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どのように自分を変えていくのか? 
それは自分の親からすり込まれている「人生脚本」(生き方のシナリオ)に気づき、気づくことができればその脚本を自分オリジナルなものに書き換えることができます。それが、生き方を変えていくことにつながり、同時にこのとき、あなたは本当の自律と自由を手にします。実際、私のカウンセリングを通じて、自分を縛ってきたものに気づき、生き方を大きく変えた方は沢山いらっしゃいます。

本シリーズでは、時系列的に、そして構造的に「赤ちゃんがどのように育つのか?」「人はどのように成長していくのか?」「人の人生の背景にあるものは何か?」を解きました。これまで、交流分析をシステムズアプローチの座標の上で展開したものは、あまりなかったのではないかと思います(私も学会などに所属しておりませんので、実際はあるのかないのかわかりませんが… ^^;)。

講演が「とてもわかりやすい」と評価いただいているのは、人の成長における家庭の影響について説明する際、交流分析の各理論を、時系列分析で用いるものと構造分析で用いるものとに区分して用いているからだと思います。交流分析を始めて学ぶ方はスムーズに頭に入ることと思います。また、既に交流分析をご存じの方も、改めてクリアになると思います(実際、交流分析協会関東支部の講演で、図がわかりやすいと好評でした)。

楽しみながら、交流分析を身につけていってください。



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