窓ガラスを叩き割った少年へ
2006/03/24(Fri) Category : 学校・教育・いじめ
恨みを持って窓ガラスを叩き割った君
恨む気持ちは痛いほど分かる
このような時、どう思うか。
ためしに中学生の息子に聞いた。
「恨む」
少し考えたあと、息子はシンプルに答えた。
やはり恨みは残るだろう。
そして、日を追うごとに募っていくだろう。
自分の人生に介入された恨みは深い。
その後、大きく道を狂わされてしまった。
だが、恨みを晴らそうとしたとき、君の人生は決定的にまっとうな道を外れてしまう。
恨みの根っこは何か。
相手に行く道を決定されたこと。
言い換えれば、
自分で自分の道を決定できなかったこと。
恨むのは、相手だろうか。
その時、自分で自分の道を選択できなかった自分が悔しいのではないか。
不本意に、押し付けられた道を受け入れてしまった自分が情けないのではないか。
有無を言わせぬような環境があったことも、よ~く分かる。
しかし、
「ウム」どころか、「ウ」さえ言えぬすさまじい環境の中を生き抜き、
そして、
恨みの感情を捨象してしまった人を知っている。
捨象という言葉を使ったのは、その人の中にはもはや
「恨み」という概念がないからだ。
なぜ、それほどの現実を身に受けながら、恨みの感情を捨象できたのか?
それは、その人が、全ての現象は「自分の選択の結果」だととらえているからだ。
自分が選択した行為の結果は、たとえそれがどのような結果になろうとも自分の血肉となる。
そして、現状がたとえどのような状態であろうとも、「幸せ」と言うことが出来る。
だから、ここぞと思うときは、頑として自分の思いを通せ。
わがままだ。バカだ。世間知らずだ。身の程を知らない―言わせておけばよい。
自分で選択した行為の責任は、自分がとることが出来る。
自分で選択していない行為は、責任を取ることが出来ない。
企業犯罪に加担した“大人”の言い分を聞くとよい。
「会社のため」と言って、罪の意識がない。
しかし、罪の意識がないままにまっとうな道を大きく外れてしまう。血肉にならないも関わらず、行為の結果は自分に返ってくるのだ。
自分の人生の責任は自分が取るしかない。
死ぬ時、人のせいにしても仕方がないだろう?
人生とは、道の選択の連続だ。
選択そのものが、人生なのだ。
だから、選択を人任せにするな。
恨みが残るくらいなら、恥をかけ。
旅の恥はかき捨て―私は、いい意味でこの言葉が好きだ。
そして、人生は旅そのものだ。
君に、この言葉を伝えたい―
恨む気持ちは痛いほど分かる
このような時、どう思うか。
ためしに中学生の息子に聞いた。
「恨む」
少し考えたあと、息子はシンプルに答えた。
やはり恨みは残るだろう。
そして、日を追うごとに募っていくだろう。
自分の人生に介入された恨みは深い。
その後、大きく道を狂わされてしまった。
だが、恨みを晴らそうとしたとき、君の人生は決定的にまっとうな道を外れてしまう。
恨みの根っこは何か。
相手に行く道を決定されたこと。
言い換えれば、
自分で自分の道を決定できなかったこと。
恨むのは、相手だろうか。
その時、自分で自分の道を選択できなかった自分が悔しいのではないか。
不本意に、押し付けられた道を受け入れてしまった自分が情けないのではないか。
有無を言わせぬような環境があったことも、よ~く分かる。
しかし、
「ウム」どころか、「ウ」さえ言えぬすさまじい環境の中を生き抜き、
そして、
恨みの感情を捨象してしまった人を知っている。
捨象という言葉を使ったのは、その人の中にはもはや
「恨み」という概念がないからだ。
なぜ、それほどの現実を身に受けながら、恨みの感情を捨象できたのか?
それは、その人が、全ての現象は「自分の選択の結果」だととらえているからだ。
自分が選択した行為の結果は、たとえそれがどのような結果になろうとも自分の血肉となる。
そして、現状がたとえどのような状態であろうとも、「幸せ」と言うことが出来る。
だから、ここぞと思うときは、頑として自分の思いを通せ。
わがままだ。バカだ。世間知らずだ。身の程を知らない―言わせておけばよい。
自分で選択した行為の責任は、自分がとることが出来る。
自分で選択していない行為は、責任を取ることが出来ない。
企業犯罪に加担した“大人”の言い分を聞くとよい。
「会社のため」と言って、罪の意識がない。
しかし、罪の意識がないままにまっとうな道を大きく外れてしまう。血肉にならないも関わらず、行為の結果は自分に返ってくるのだ。
自分の人生の責任は自分が取るしかない。
死ぬ時、人のせいにしても仕方がないだろう?
人生とは、道の選択の連続だ。
選択そのものが、人生なのだ。
だから、選択を人任せにするな。
恨みが残るくらいなら、恥をかけ。
旅の恥はかき捨て―私は、いい意味でこの言葉が好きだ。
そして、人生は旅そのものだ。
君に、この言葉を伝えたい―