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マイケル・ムーアと藤原夫妻

2009/12/04(Fri) Category : 人物
クローズアップ現代で、マイケル・ムーア監督のインタビューを見た。

彼は、2010年1月9日より日本でも公開される『キャピタリズム マネーは踊る』のキャンペーンで来日している。

その映画は、国民の8割がパスポートを持っておらず、「イギリスを地図上で示せ」という問いに6割が答えられない、極めて閉鎖的な“自由貿易国”について描いている。

すぐお隣に無料で医療を受けられる“貧しい国”があるのに、その“豊かな国”での自己破産になる理由の第1位は医療費が高すぎて払えないということ。にもかかわらず、国民皆保険については反対運動が起きるようなおかしな国だ。

なぜ、こんな国になりはててしまったのか!―祖国への愛と怒りが、彼を突き動かしている。

マイケル・ムーアは言った。
「私たちは、“勇気”を失った」

拳銃自殺―1万5千件、拳銃での殺人―1万5千件…このような状況が、人々に絶え間のない不安と恐怖を与え続け、“人間”から創造性と思いやりを奪い去っていく。

そうして、みんなが縮こまっているうちに、いつしか1%の人間が99%の人間を支配する国になりはてていた。

ムーアが、東証で記者会見したときに言った『他国を一切侵略しない、そして侵略しようとする国をサポートしないと言っていた国に戻って下さい!』

『Be Japan!(日本でいて下さい!)』

という声は、悲鳴のようにさえ聞こえる。

テレビのインタビューでも彼は言った。


「もう一人では無理」




-------------------------------------------------------
私たちも、私たちの闘いをしよう。

今、あなたの頭を乗っ取っているIP(インナーペアレンツ)と闘っている人たち。自分を「行動」させまい、「感情」とつながらせまいとする「思考」と闘っている人たち。

皆さんは、もはやその闘いに参加しています。


自分を縛り、代償行為のゲームを続けさせてきた人生脚本に気づき、それからおりようと格闘されている皆さん。

皆さんは、人に巻き込まれたり人を巻き込んだりすることをやめようとされています。


マイケル・ムーアが言った「Be Japan!」も、「自分であれ」ということ。巻き込まれるなと言うこと。
ガンジーが進めようとした「非暴力不服従」の闘いも、巻き込まれるなと言うこと。
その闘いの本質は、自分と闘い連鎖から離脱し、自分を取り戻すことにあると私は思っています。

巻き込むことをやめ、巻き込まれることをやめ、
この不幸のゲームから抜け出しましょう。

それが、そのまま社会を変えることにつながっています。

今、自分自身という最大の敵と戦っている皆さんこそが、その過程(プロセス)そのものが、社会の変革になっているのです。

自分を取り戻していきましょう。




-------------------------------------------------------
…そして、どのような社会を目指すのか。
それは、その後引き続き見た「アンビリーバボー」にありました。

ガンという病を得て初めてこの世で何が大切なのかを知った藤原夫妻。

仕事人間の夫を待ち続け、耐え難い孤独の中、思わず夫の原稿用紙に妻が書いた言葉―

「待っている 待っている 待っている あなたを 待っている」

鬼気迫るものがありました。
同時に、涙が出ました。
しかし、資本主義社会に踊らされ病を得るまで止まることはなく…

現代人は、心身の病などの緊急停止装置が発動しないと止まることができないくらいに「体制」(システム)に踊らされています。「不安」「恐怖」「罪悪感」が現代人を突き動かしますが…それらはみな、IPです。


なぜ、こんなにももろく、人が体制(システム)に唯々諾々と従属するようになってしまったのか。なぜ自分を失い、いいようにIPに操られてしまうのか。

その背景に存在不安があります。
親に受け止めてもらえないための孤独。
親に愛されんがための「人とつながるな」「自律するな」という人生脚本。
IPに利用されやすい下地が、個人の側にできているのです。

そして、肉親とも人ともつながれずに孤独に漂う人々を支配と服従のシステムは利用します。どこかに所属して、幻想でもいい安心を得たい人々は組織のいいなりになっていきます。

そして、システムに従属させるために、素晴らしき子どもの可能性を奪っているとも思わずに子を檻にぶち込んでいく親たち…。自らの不安を見たくないが故に、自ら進んで隷従していくこの仕組み。

このような転倒した仕組みを創り上げる原動力となったのは、不安です。
不安を呼び起こしたものは、戦争。
直接命を奪う戦争、それに続く経済戦争、テロや伝染病との戦争……絶え間なく戦争を仕掛け、不安と恐怖をあおり続けることが人と人とを遠ざけて続けて来ました。

そして、経済戦士として、かつては夜討ち朝駆け、女性週刊誌の敏腕記者として数々のスクープ記事をものにしていた藤原佑好さんがたどり着いた地点。それが、


「身近な人と一緒にいること」


そう、身近な人と支え合うことこそが、人を強くします。
家族を大切にすることが、支配と服従のシステムから抜け出る道なのです。だから、支配と服従のシステムは家族を壊そうとするのです。

夫婦が手とつなぎ、互いが背中を押し始めたら、やがて回転し始めてどこへでも行くことができるでしょう。人と手をつなぐためには、まず自分がIC(インナーチャイルド)と手をつながなければなりません。

そのためには、怒りを、システムや親に向けるのではなく、自分を支配するIPと脚本をぶち壊すのに使いましょう。外に向いている間は自分にたどり着けないのです。

自分を救い、幸せを目指しましょう。
あなたが自分を救うことが、そのまま社会の変革につながるのです。






【追記】
藤原夫妻の物語のバックで使われていた「百万本のバラ」―その原曲もまた社会を変えた歌でした。
連鎖を絶つ歌 「マーラが与えた人生」



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あぁ、さみしい。
本当にさみしい。
さみしかった。
まじでさみしい。

言ってるそばからなんだかむなしくなる。
でもまず言葉から言ってみる。
自分の淋しさを感じることが、自分を救うことになってる、んだよね。
さみしい、なかなか自分で受け付けようとしない。
でも受け付けたい。受け入れたい。
私が私を救うことしかできない。
救いたい。

なんかコメントしたいと思って書いてるけど、全然形にまとまんない。
まとめようとしなくてもいいんだよね。
書きたいから書いた。
なんか書きたかった。

今までほんと自分に向くなんて意識が働かず、いつもなにかか誰かで一時を紛らわして、でも全然なんかホッとしなくてそんでもってぎこちなくって顔も引きつってて。

もう紛らわすなんてしたくない。
私が私を救う。
出てきていいよ。
私受け入れるから。
何言ってもいいよ。
全部聞きたい。受け入れたい。
ドンと構えるから。
いつでも出てきていいよ。
受け入れる。


なんかこの場を借りて自分に宣言したかったみたいです。

先生いつもありがとうございます

 

ありがとうございます

IPに支配された自分の虚飾の人生も「心身の病などの緊急停止装置が発動しないと止まることができない」と中尾さんが仰せのように、私の場合はうつ病とアル中で仕事も健康も社会的信用も全て失って止まりました。

毎度、どうしてここまで詳細で適格な指摘をなすことができるのだろう、と中尾さんの記事を拝見し、自身の気持ちを整理する資とさせていただいておりますが、奇しくも今「ライフ・ヒーリング」(ルイーズ・L・ヘイ著)を入手してまさに「自分を支配するIPと脚本をぶち壊す」ことに気付いたばかり。これができない限り一生十字架を背負わされたままですね。私の場合は母親の十字架です。父も兄も潰れました。家族3人を潰すエネルギーなんて凄まじいものですね。でもまだ私の思いは母に対して「とっとと遠い昔に死んでおけ!オマエみたいな奴。」って所で、母と似た人間とばかり確執が多い日々です。
今はどうやったらIPに勝てるのか、そこに苦悩しています。

 

今日の記事も素晴らしい

本日の記事も素晴らしいと思いました。
ああそうだ、と腑に落ちるキーワードがいくつかあって、自分がなにかまた大事なことに気づいたように感じます。うまく表現できないのですが。
映画の紹介、ありがとうございます。
この映画も絶対に観に行こうと思います。「シッコ」のDVDも見たほうが良さそうだと思いました。
(アメリカの保険制度についての映画 マイケル・ムーア監督)
2009年12月5日公開の映画館で近いうちに観に行ってきます。
ご紹介、ありがとうございました!

 

自分を救う

現在、私は某所でカウンセリングを受けており、インナーチャイルドワークをしたり、自分を救う、自分を癒す作業を始めたところです。
私は怒りを親に向けていました。聞く耳持たずの親にぶつかり、諦め、の繰り返し。親戚は、親のことを悪く言うな、と。
せっかく感情が出てきても、また抑え込む、そんなことの繰り返しでした。
子育て心理学シリーズは、私にとってはタイムリーな内容です。以前から心理学関係の本を読んだりしていましたが、今、自分が気付いたり変化の途中にいるせいか、中尾先生の文章がすーっと頭と心に入ってきます。
自分しか自分を救えないのですよね。
これからの掲載も楽しみにしています。

 
    
 
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