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中尾英司

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なぜ、親にぶつけたい気持ちを自分が受け止めなければならないの?

2010/01/23(Sat) Category : 自律(自由と責任)への道
酒乱の父に対して文句を言う母。
自分は被害者であり、子どもの救済者―母はそういうポジションを確保して、しょっちゅう夫婦げんかしていた。

母がいつも忙しくしていてとりつく島がないのも、「私一人でやっているのに!」という母の愚痴を聞けば仕方ないのかと思っていた。

どこかモヤモヤとしながらも、どこからどう見ても悪者である父というあまりにもわかりやすい構図と、それを主張する母親の言葉の前に、深く考えることもなく流されていた。


なぜかうまく話すことができなかった自分。
すべてを人のせいにしていた自分。
付き合っていた彼女と別れたとき、去られて初めて自分が知らないところで支えられていたことに気づいた。

気持ちが大切なんだ!
今さら気づくなんて……ショックで引きこもった。
友人達も去り、あっという間にひとりぼっちになっていた。


否応なしに自分と向き合う引きこもり生活に突入した。
そういえば、母に何か話しかけようとすると「忙しい」とシャットアウトされ、
あるいは、ドアを閉めながら話をされていたなぁ。
…なんだ、これじゃあ話ができるはずもない。

俺は自分の気持ちを一度だって聴いてもらったことがない!
―事実に気づいた。そうか、自分が気持ちを大事にされたことがなかったから、気持ちの大切さがわからなかったんだ…


「お父さんがちゃんとしないから、お母さんはこうなんだ」
と、何事につけ母は父のせいにして自己正当化していたが、人のせいにする自分も母と同じじゃないか…。

それに、文句を言いつつこの場にいるということは、父の存在が自分を正当に見せるために必要だったからだ。夫婦げんかだって子どもを守るためじゃない、自分が文句を言いたいからだけだ―亡くなった父は利用されていた。

真実が見えてくるに従って我慢できなくなっていった。
それでも家の中で気持ちを話すなという禁止令が体に染みついているから言葉が出てこない。我慢に我慢を重ね、しかしついに耐えきれず言い始めたとき、母はそれをことごとくシャットアウトした。荒れた。しかし、それをも母親は利用した…。





なんとか母親にわからせたい。しかし、わかろうともしない態度にますます怒りが湧くだけ……そのように、にっちもさっちもいかず苦しんでいる青年Kさん。

「この怒りを自分で受け止めるというのが、どうも納得いかないんですよね…」

そうだよね。この怒りは、お母さんにぶつけたい感情。母親にぶつけずにすむものか、という思いがある。それをなぜわざわざ他でもない“自分”が受け止めなきゃいけないのか。それこそ、理不尽!―という思いもわかる。でもね…

「さっき、お母さんが自分のこと正当化したときに、『そうは言うけど、夫婦げんかしていたときに俺の気持ちを受け止めていないのは同じじゃないか』とお母さんに言ったと言っていたよね」

「はい」

「そのお父さんとお母さんの喧嘩で、お父さんの位置にお母さんを置いて、お母さんの位置に自分を置いて、文句を言った自分をIC(インナーチャイルド)に変えてみるとどうかな…」

「え?」

「つまりね…お母さんはお父さんに怒りをぶつけたくて喧嘩してて、子どもの気持ちなど聴いてはいないよね。Kさんも、自分の怒りをお母さんにぶつけようとしていてICの気持ちは聴こうとしない―ICの立場から見ると、お母さんとKさんは同じようなことをしているんじゃないかな」

「あ!」



----------------------------------------------------------
自分とICを分離してみる。
そして、ICの立場に立って物事を見てみる。
すると、親が自分にやってきたことと、自分がICにやっていたことと本質的には全く同じ―そういうことが見えてくる。

親にどんな事情があろうとも、自分は気持ちを聴いてもらえなかった。
自分にどんな事情があろうとも、ICは気持ちを聴いてもらえなかった。

同じなのである。

母親は、自身が親から気持ちを聴いてもらったことがない。だから、子どもの気持ちなんか聴くものかとどこかで思っている。
自分は、母親との間に湧いたこの感情(IC)を母親にぶつけたいと思っている。だから、ICの気持ちなど自分が聴くものかと思っている。

結局、『俺の気持ちを受け止めていないのは同じじゃないか』と親に言った言葉は、そっくりそのままICから自分に突きつけられているのである。自分が悔しかったように、ICも悔しいよね。


----------------------------------------------------------
「あー、そっかー」
彼は腑に落ちた。

自分が親のことを意識している間は、実はICを無視していることなのにも気がついた。

そうして彼は、自分の感情を自分で受け止め始めた。






自分を受け止められない自分

夫婦再生物語-(10)インナーチャイルドを受け止めることが自分革命




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これで、やっと、しっかり親を諦められそうです。

私は、ネグレクトされて育ちました。
とても苦しい子供時代でした。

親に、私の
怒りや悲しみを受け留めて欲しい
気持ちをぶつけたい、
と強烈に思った時もありましたが

現実的には
あの親が私の気持ちを
優しく受けとめてくれるはずはなく

むしろ、親から
理不尽な感情をぶつけられて
再び深傷を負う可能性が高く
恐ろしくて、絶望していました。

私は、親の感情の犠牲にされて
謝罪されず、
一生、被害者のまま死んでいくのかと、、、

私の心の傷をどう癒したらいいのか、
親への感情をどう静めたらいいのか、
何なん年も悩んでいました。

この記事、そして
皆さんのコメントを読んでいたら、、、
私のICがシクシクと泣きだしました。

ICに、ごめんね!!と謝りました。。。
よく頑張ったね!!!と褒めてあげました。。。
こんなにICとつながれたのは初めてです。
少し、楽になりました。


一方で、
加害者である親が、
謝りもせずフォローもせず開き直っていて

被害者の私自身が
私のICを癒すなんて
納得できない面もあります。

もう何十年も
親との和解というハッピーエンドな妄想に
希望をつないでいたけれど

あの親はあの親だから、期待しても絶対ムリ。
前向きに、諦めます。

私が、私であるICをいやす!
真のセルフヘルプですね!

このほうが現実的で
前に進めるような気がします。

ICとの時間を増やそうと思います。
ありがとうございます!!!

 

やっと腑に落ちました

中尾先生のブログを発見し、特にこの記事が自分に取って重要だけどどのように自分に当てはめればよいか考えあぐねていました。自分のICとは何なのか(そもそも自分にICが存在するのか)、自立とは何をすればよいのか、それが今分かりました。

私の母は内気で本人や私が父に無理を押し付けられても何も言えない人でした。私も内気で何も言えない(誰かに頼む前に自分で調べて力ずくで解決してきました)人間です。自分のICは、人に何か聞きたい頼みたいと思う時に顔を出していることに気がつきました。けれども自分は周りの人に表現せずに(無視して)いました。母の父に対する態度とまるで同じです。

手がかりを掴んだのでじっくりとICと対話してみたいと思います。そして無視することなく、表現してみたいと思います。その第一歩としてあえて書き込みをしてみました。このようなことは面倒くさいし、恥ずかしい気分で一度もしたことがないのですが。

すばらしいブログをありがとうございます。

 

腑に落ちました

私も最初は「え?」と思いました。
気持ちはcacaoさんとまったく一緒。理不尽としか思えませんでした。
でも、何かとても大切なことのような気がして、立場をいれかえるというのをやってみました。

まず、親(私の場合は母親)が受け止めてくれないことへの怒りを感じました、そして今度はICの要求(私を受け止めて)を感じました。
板ばさみになっている不満と怒りが湧き上がってきます
「なんで私が受け止めなきゃいけないの!」と。
その怒りを感じたまま、その怒りを母にスライドしました。
つまり、母が私に「なんで私が受け止めなきゃいけないの!」と不満と怒りを感じているいわけです。
その怒りに満ちた母をイメージしたとたん全てが腑に落ちました。
母にとって私は、私のICと同じ立場なのです。まさにチャイルド(子供)。
お互いが鏡、世代間連鎖、そんな言葉が頭の中をグルグルしました。
私がICを受け止められなかった、まさにまったく同じ気持ちで母は私を受け止められなかったのです。
「なんで私が受け止めなきゃいけないの!」は、母自身の心の叫びでもありました。
私自身の叫びであったの同じように。
何代もの間、役者は代わっても台本はまったく変わらず同じドラマを繰り返し続けていたのです。
納得できました。

だからこそ、ICを受け止めるという事が重要なのですね。
これは新しいパターンを取り入れる、台本を書き直す作業です。
ただし、ここで受け止めるのは自分のICだけです。
親のICではありません。
親のICを受け止めることを求められたために親子逆転の関係になり、結果、私に「なんで私ばっかり」という不満が生じたのですから。

これが1カ月前だったら、おそらく私は納得できなかったでしょう。
今だからこそ、理解し納得することができました。
人それぞれのタイミングがあるのですから、納得がいかないと思った人もそれで正しいのだと思います。

 

依存することの大切さ

中尾さんにカウンセリング依頼のメールを送信する時、
あたまをよぎったのは、
「また、あたし人に依存しちゃうの?
だれかを頼らないといられないあたしって・・・・」
情けないような気持ちだったな

今みんなの気持ち読んでて、わかったことがあった

わたしたちのように
親に気持ちを受け止めてもらう経験がすくない人は、
自分以外の人「他者」にとにかく、まず
自分の気持ちを丸ごとぜんぶ受け止めてもらう必要があるんだね。
わたしはカウンセリングも、
今までわたしが住んでたハラスメント界で
さんざんやってきた「共依存」と同じものだと勘違いしてた
だけど、
中尾さんに全面的に依存することは
「わたしに必要なこと」だったんだね
依存というと何か悪いイメージがつきまとうけど、
人は必ず一度十分に自分以外の「他者」に
依存し、受け止められたという体験が必要不可欠なんだね。

このブログに来て、嘘偽りない気持ちを吐き出し
誰かに「受けとめてもらうこと」は、
わたしたちにとっては、じゃんじゃんやったほうがいいこと
なんだね

自律した人は、わたしたちの気持ちをまるごと受けとめてくれるだけじゃなく、
決して何かを押し付けてきたりはしない
わたしの気持ちをまるごと受け止めてくれた人を
「信じられた」から「その提案」を受け入れ、
「そうしたい」と思ったんだね

星に住む人さんの
「いつまで、私を他人に預け続けるの?」
と、インナーチャイルドの声がでてきてくれたのは
「先生」に依存し、受けとめられたから出てきたんだね

お母さんのときは「共依存」の中での依存で
先生への依存は、「まっとうな関係での必要な依存」
ってことなんだね

赤ちゃんは、母親に安心して満足いくまで依存することで
育っていく
それが人間なんだね
だから、先生に満足いくまで依存してよかったんだ
そうやって依存する中、安心してでてくる
インナーチャイルドというわたしを
わたしが受けとめられる範囲で受け止め続ければいいんだね
それは、依存と比例するんだね
十分だれかに依存し、受け止めれる続けていけば、
わたしたちは、自然に
インナーチャイルドを受けとめれれるようになり
そして、わたしの受けとめられ体験が
こどもたちの気持ちを受けとめられるようになるんだね

だから、まだひよこのわたしたちは
まっとうな関係の中での
依存を必要としているんだね

 

cacaoさんと同じです

私もcacaoさんと同じ気持ちです
私はICの声を聞く余裕もないまま生きてきました。
そうしなければ生きてこれなかったからです。

その理屈で言うと親の愛情を受けて育った人は一生苦しまずに幸せだという事ですよね?
私は過酷な中自分なりに精一杯頑張ってきました。

そして今毎日寝たきりです。
納得がいかず、毎日毎日人の不幸を望む最低な人間になっています。
なぜ皆さんが納得できるのかが納得できないです。

 

先生がそう言うから

星に住む人さんの
『先生がそう言うから』という言葉
すごく胸に突き刺さりました。

自分自身も
今とても思っていた言葉だったから。

IC、おこってるんだろうな。

今だけでなく生きてからずっと。
お母さんがそう言うから、先生がそう言うから。
そんなことばっかり。

自分はどうなんだ。


なにか心が揺れている感じ。
モヤモヤもういやーー!
人に自分を任せないでよ!!
すっきりしたいー!
腑に落ちたーーい!!

ふぅ。

 

ICを自分で受け止めるのは、連鎖を断つこと

ICを受けとめるのは、他でもない自分しかない、ということがやっと解った気がします。
心の中にいる傷ついたまま泣いている小さい私を、やさしいエネルギーで包んで、抱きしめて救ってあげられるのは、自分しかいないのだということ。
親ではないのですね。

子を無意識に傷つける親は、誰かに愛してもらうために必死になっている。
それは、彼らの親なのだけど、それが叶わないから、わが子など身近にいる力の弱い人に、無意識に、相手を傷つけてでも、なんとしても、傷ついた自分を解らせようとする。
子をディスカウントして、自信を失わせ、自分から離れられないようにする。
結局、そうやってわが子やパートナーを受け皿にしてしまうのだから。
そして、台風の勢力が増すように、世代間連鎖は延々と繰り返されてしまう・・・。

これ以上、親の業を繰り返せば、自分の本当に大事な人を無残に傷つけることになってしまう。
そんなことは、もう絶対に私はしたくない。
これ以上、わが子のエネルギーを奪いたくない。

だから、私はICを自分で受け止めてあげたい。

ここにいらっしゃる皆さんが、私の気持ちを受けとめてくださったことで、やっとそういう気持ちになりました。

勝手に押しかけて来て、望まない贈り物を押し付け、私に感謝を強要する親には、やっとはっきり「ノー」を言うことができました。
親を喜ばせなければ、という奇妙な使命感を手放すことは、自分への労わりなのだということがわかりました。
勝手に重荷をどんどん積み上げてくる親からは、離れるしかありません。
どんなに苦しい、痛い、辛い、と訴えても、子を愛せない親は、決して手を緩めることはないから。
そういう相手に気持ちをぶつければ、何百倍にも仕返しをされます。
そして私のエネルギーがますます奪われます。

私は、私の人生を歩きたいから。

ありがとうございます。

 

揺れています

先生がそう言うから
「自分と向き合う」ことにした
ずっとそうしているつもりだった

家族と離れた
自立したくて、放浪もしてみた
ずっとずっと、寂しかった
先生がそう言うから、がんばってきた

一人の人が、「よく生きていてくれた」と、私の顔をみて言った
「これからは、私がお母さんになるから」と言ってくれた

涙があふれて止まらなかった
その人のそばに行きたくてたまらなくなった
会いに行って、泣いた
けど
一人に戻って座ったとたんICが泣き出した

「いつまで私を他人に預けようとするの?」
ICはそう言って泣いた
喜んで泣いていたのは、大人になった自分だった

「私はこんなにも寂しかったのか」
私は初めて、「私の寂しさ」を思った

「先生が言うから」一人になるのだ
「先生がそう言うから」
それもいけないのだと、ICがとうとう本音を吐きだした

「いつまで、私を他人に預け続けるの?」
「私は、あなたに見てほしい」

ICの声がするのだけど
まだ、一人で立つのがこわい


 

腑に落ちてくれません・・・

何度読み返しても、腑に落ちてくれません。
頭では、理解しています。

でも、腑に落ちないのです。

私は親の受け皿にされ続け、自分の気持ちを受け止めてもらえなかった。
自分の中の置き去りにされた、IC。
これは、親によって生じたもの。

散々親の受け皿になってきたのに、さらにまた今度はICの受け皿にならなきゃいけないの?
受け止めてもらったことがないのに、どうして私ばかり受け止めなきゃならないの?

こう思ってるうちは自分自身を見捨ててることになるのでしょうが
腑に落ちてくれないのです。

「今の私」が怒っています・・・。

 

理解しつつある状況です

中尾先生のブログ、
「自分を受け止められない自分(2008/5/17)」を
ブックマークに保存してあり、時々読み直しています。
「まず、自分で受け止める  親にぶつけるかどうかは、オプション(選択)だ。 」
いつも「まず、」が腑に落ちなかった。

私の場合、「親が聞いてくれないから、ずっと気持ちを封じ込めていた。限界に来たから、やっと親にぶつけ始めた。
でも親は相変わらず聞く耳を持たない。やっと自分で受け止めようと思い始めた」というところです。

受け止めるはずのない(変わるはずのない)親を相手にするのは、もう止めよう。
そう思って年末に親のメールアドレスを削除したところでした。





 

私のICは、時々かなり物騒です、、、

 

インナーチャイルドの声

私は、自分のインナーチャイルドを感じないと思っていました。
封じ込めすぎているからか と 手も足も出ない感覚がありましたが 一瞬一瞬に感じる自分の人にたいする怒りが インナーチャイルドの声だったのかなと 思い返して読ませていただきました。

 

やっと納得できました。

私も、「何で自分で気持ちを受け止めなくちゃいけないの?」と
ずっと悔しい思いでいました。

自分とICを分離してみる。

このことが、今日の記事で分かった気がします。
自分の中のICを、分離して感じられるようになった気がします。

 
    
 
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