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脳脊髄液減少症に対する不当な判決

2010/01/30(Sat) Category : 知ってほしい病
■脳脊髄液減少症をめぐる裁判判決 [OBSニュース 17:21]

学校での事故で後遺症を負ったとして学校を管理する宇佐市に対して損害賠償を求めた裁判。大分地裁中津支部は女性の後遺症について認定をしませんでした。

この裁判は2003年、中学2年生のとき体育の授業中にバレーボールが頭にあたり重い後遺症を負ったとして、轟さんが宇佐市に対して8000万円あまりの損害賠償を求めているものです。

事故後、ひどい頭痛や吐き気に悩まされ1年10カ月経ってようやく診断された病名は「脳脊髄液減少症」。最近認識が広がり始めた病気で、国の研究班が診断基準のガイドライン作りを進めている段階です。

これまでの審理では、学校側の責任のほかに、轟さんの病気が脳脊髄液減少症といえるのか。いえるとすれば事故と因果関係があるのかどうかが争点になっていました。

大分地裁中津支部で開かれた29日の裁判で、小林邦夫裁判長は、「体育の授業中に教諭が適切な監督や指導を行っていなかった」として教諭の過失を認めました。しかし、後遺症については、「事故と脳脊髄液減少症との因果関係は認められず、後遺症はない」とした上で、宇佐市側に慰謝料等56万円あまりを支払う判決を言い渡しました。

病気の認定を求めていた轟さんにとっては、事実上敗訴といえる判決です。轟さんは、今後控訴するかどうかを検討することにしています。一方宇佐市側は、「判決を厳粛に受け止めています。今後内容を精査した上で方向性を検討したい」とコメントしています。


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なんともやりきれない判決だ。
この裁判は、下記の記事で紹介した裁判の判決である。

脳脊髄液減少症―真実を隠蔽する大人と闘う少女
脳脊髄液減少症裁判―幸せな社会へと変えていく闘い

裁判所の都合で判決が早くなされたのだが、轟さんによれば判決文に書かれている内容は、事実関係も時間的な流れも間違っていて市側が最終準備書面で提出した文章がそのまま認定されているという。

宇佐市の主張は次の3点だったそうだ。
1,この病気は国が認めたものではない(病そのものが認められていない)。
2,仮に脳脊髄液減少症だとしても 別のことが原因。
3,この事故と脳脊髄液減少症の因果関係はない。

悔しいどころか、怒りさえ湧いてくる不当な判決だと思う。
これだけの証言、そしてこれだけの状況証拠があるのに、なぜ『事故と脳脊髄液減少症との因果関係は認められず、後遺症はない』ということになるのか?!

元気に登校した娘が、その事故の日から激変したのである。このどこに『因果関係は認められず』なのか? 小林邦夫裁判長は、自分の娘が同じ事故に遭い脳脊髄液減少症になったとしても同じ判決を下すのだろうか?

記事だけでは詳細はわからないが、納得がいかない。
3年半にわたる裁判を闘ってこられた関係者の方々にとっても、本当に納得できない結果だと思う。

3年半にわたって非日常を強いられてこられた関係者の方々は、今はとてもお疲れだと思う。その上にこの結果で、虚脱感や空しさでがっくりされていると思う。ひとまずゆっくりとお休みして欲しい。

ただ、病が原因不明だった時期、専門医に脳脊髄液減少症と認定された時期を経て、そして少なくとも裁判所に脳脊髄液減少症を認めさせるところにまできたのである。水面下から一歩づつだが表に浮上してきている。

これはひとえに闘ってこられた関係者の皆様、同じ病を持つ皆様、そして応援されている皆様のお力によるところが大きい。もし、病名を認めさせるところまできたのであれば、あとは『事故との因果関係』である。もう一歩だと思う。





関連ニュース
『「脳脊髄液減少症」の患者団体であるNPO法人サン・クラブは1月28日、長妻昭厚生労働相あてに、同症の治療法である「ブラッドパッチ(硬膜外自家血注入)」の健康保険の適用などを求めた約10万人分の要望署名を提出した。』

『会見で栂理事長は、患者の中には周囲の無理解から自殺した人もいるとして、「何とかこの病気が一日も早く認められてほしい。これ以上の自殺者は出てほしくない」と訴えた。』



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低髄液症候群

何故?損保会社の顧問医の意見書が通り 患者を診てる。守山医師の意見書が通らないか?裁判官に説明を問うべきでした 勝てる裁判で負ける場合 余程強い弁護士が付いてるのか? 有り得ない裁判でした。この顧問医のY氏は 全国で動き 意見書を書いて それが通るのが 分かりません。来年広島?兵庫?で裁判があります ここでもY氏の意見書を出してるそうです!

 

こんばんは

私は主に、先輩患者様の「ろくろさん」や「ゆめさん」の所から情報を頂いております。
こういうおかしな裁判が過去に沢山あります。
しかし、世間ではあまり騒がれない。
脳脊髄液減少症を認められたら一番困るのは保険会社です。
そして国も困るのでしょう。
保険会社は被害者を詐欺扱いして支払をせず、その資金や圧力を病院、法曹界、マスコミ、国の機関等にかけています。
この裁判も交通事故でも無いのに、保険会社からお金を貰ったY医師の反対文献を用いたそうです。
この医師は患者すら診ていません。
国の作った脳脊髄液研究班は8割がそういった反対派医師で固められ、研究費だけ貰い約束の3年間でガイドラインを作る事を無視し殆ど何もしていませんでした。

また、「脳脊髄液減少症 福岡」というブログの方は轟さんと連絡を取ったそうです。
この裁判官は「前例を作るといけない!」としたそうです。
何でしょうかこの人間は?人間でしょうか?
この一言で解かります。
生き地獄にいる私達弱者を殺そうとしています。
患者達は真実を知っています、そして脳脊髄液減少症は誰でもがなりえるのです。
国民全員に知って頂きたいです。
今回も有難うございました。

 

初めまして。
私自身、ベーチェット病という持病があるのですが、診断される前は倦怠感などを「怠け者」と言われた事もありました。
病気もつらいですが、周囲の無理解や無神経にはどれだけ傷つけられたかわかりません。
彼女の病気が認定されますように...。

 
    
 
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