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求めない姿勢で、「私は私」を取り戻す

2010/02/17(Wed) Category : 自律(自由と責任)への道
IPとの闘い方】4

IPの原点は飢えた親。要求してくる親です。その要求してくる親が自分の中に棲みついているわけですから、自分もあれこれと要求し始めるわけですね。いろんな要求の中で最も強いのは、「自分のことをわかって欲しい」「認めて欲しい」という欲求でしょうか。

この求める衝動に振り回されないために、「求めない」姿勢を身につけることも有効です。


★求めない---------------------------------------------

素晴らしい本と出逢った

「求めない――
すると
簡素な暮らしになる

求めない――
すると
いまじゅうぶんに持っていると気づく」

「求めない――
すると
いま持っているものがいきいきとしてくる」

『求めない』 加島祥造


最近―家を出てから―の私によく似ているなあ
なんて思いながら読み始めた冒頭。
読みすすめていくと

「求めない」ことで
ほんとうにほしいものがわかる

相手にも自分にも「求めない」ことで
自分が大切になる

自分が大切になると
自分の中に新しい命を感じる――

まさに自立への道のりについて書かれていた。


この作者はかなり歳だけど、自分から自立の道を選んだ人だったんだ

「求める」っていうのは人を動かす原動力。
ぜんぶしないわけじゃなくて「必要以上に求めることをやめる」

外に向いていた意識をへらすことで自然と内側に向けるから
自分らしく生きれるってこと。

本屋さんに入るの自体久しぶりで
入った瞬間から自分が変わった感じがしてたの

前みたいに急いで本や雑誌をとろうとしなくなった。
とにかくお店の中を歩くの
何周も何周も興味あるコーナーもないコーナーも歩く
特に何も考えずに

自分のアンテナにひっかかったものだけ手にとって見てみる
そうすると今本当に読みたい本と出逢える
そうやっていたときに出逢ったのがこの本。

助かったなあ

この本読んでから「相手に求めない」ってのがわかったのかも。
「もうこの人めんどくさいな」とか
「どうせフリーター馬鹿にしてるんや」みたいな思いがよぎると
「求めない」って言葉が頭に浮かぶ

そうすると心がスッと落ち着く

「必要以上に人に理解を求めない」

「何が大切か自分がわかっていたらいい」

っていう気持ちになってきた!


「求めない」ってことを意識においてみるとあんまり急いでごはん食べなくなった。もったいないし急いで食べるとおいしくなく感じたの。

今口の中にあるものを味わって食べる。それだけのことがとても裕福で贅沢に思えて自然と噛む回数がふえるし、噛めば噛むほど味が出ておいしい。とにかく美味しくてあんまりたくさん話したくなくなった。


姿勢もよくなったの!
自然と!

すごい猫背だった私が逆に、どうやったら猫背になるんやっけって思うぐらい姿勢がよくなった!猫背を再現したいねんけど、腰が痛くなるしわざわざ自分からしんどいことせんでもって思う

「求めない」

必要以上にうまくやろうとしない
どうしてこんなに身動きとれないんやろって思うことが多かったけど、
もう大丈夫な気がした。




★I love myself-----------------------------------------

自分なりに「求めない」生活を続けている

人や物すべてのものが今までより立体的に見えて
そこに「存在して」いることがわかる
今まで以上に輝いて見える

無理をしようと思うことが少なくなった

毎日ごはんを作ろうって意気込んでいた部分がどこかにあったけれど
無理矢理毎日のタスクをこなすより大切なことがあるってわかった

自分が此処に存在していること

それは小さいけれど
どこか広い宇宙にも似ていた

どうしてだか今まで以上に
自分がしんどいと感じることをしようと思わなくなった

この半年間でめまぐるしくいろいろなことがくるくると変わっていったけれど、この「求めない」こととの出逢いが私にとってめちゃくちゃ大きなことだって感じとっている

必要以上に求めないことは

必要以上に苛立ったり
必要以上に心配したり
必要以上に責めたり
必要以上に気に入られようとしたり‥

そういうことも求めなくなった

私は私

I love myself !










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迷路

夫には、私がしてきた機能不全な子育てが元で、子どもたちに問題が表面化してきたこと、そこに至ったのが、やはり自分が機能不全な源家族に育ったことで世代間連鎖をしてしまったことなどを時間をかけて話してきた。そういう私を夫は「今気づいて良かったんじゃないか」と許してくれた。そして、これまで現家族に背を向けてきた夫も自分の立ち位置を変える努力をしてくれるようにはなった。だが、もちろんすぐにこの現状が変化する訳ではない。
少しだけど、家族全員でこれからを話し合ったとき、次女は「自分の働いているイメージが無い」「何がやりたいのかわからない」などと言っていた。本人もそれなりに悩んでいることはわかっている。けれど、その背中をどうやったら温かく押すことができるのか、プラスのストロークというものがどういうものかが私はさっぱり解らない。
見守る姿勢の中につい、棘のある視線や言葉が飛び出す・・・!あぁ!
次女は相変わらず毎日、昼頃起き出し、着替えもせずむっつりした顔でテレビとパソコンでアニメ漬けで夕方まで過ごしている。
大学入学までは真面目いっぽうで成績抜群、ずっと陸上部で好成績で活躍、文武両道で優秀かつ品行方正、と周囲からも見られていた次女。悩みといえば、将来の夢が全く描けないこと、苦手科目から逃げ続けること、積極性に欠けることでした(何かにつけ姉に頼り、滑稽なほどベタベタ甘ったれることもすごく気になる)。故、特に関心のある学部も無く、無難を勧められるままに進学し、挙句は大学にはほとんど行かない、または行った振りをする。出欠を友人に代行させ、今や友達も離れおそらく居場所がないのだろう。飲み会では酒に呑まれるような悪い飲み方をし、周囲の人に介抱されて深夜に帰ってくる・・・。バイト先の友人に誘われ怪しいエステで高額なローンを組み、支払に追われても相手の口車に乗らされエステ通いに拍車がかかり・・・。バイト先の中年上司に夕食をご馳走されるから、と不可解に頻繁に呼び出され出かける・・・。どんどん深みに嵌るのもこのまま見守らねばならないのか、と思うとどうにも辛くて溜まりません。
仕事で毎日、電車に乗っていても、街を歩いても、飲食店に入っても、今の時期は就活に奔走するリクルート姿の次女と同期の学生に出くわします。そのたびにやはり私は心が掻き毟られるような辛さに駆られてしまいます。

 

老荘的な考え方ですよね

 

頭ではわかっていても

いつもブログ拝見しています。
そしていつも「わかる!」と思う。
けどどうしても、自分を愛せない。自信がない。
受験生の長男が大学全落ちしそうです。この数年、私は母親として、どうすべきか、まったくわかりませんでした。
立派すぎる友人たちとも距離を置かざるを得なくなりました。
毎日がとても辛いです。
なんとか前を向くために、このブログをバイブルのようにしています。

 
    
 
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