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生きる姿勢や家族との関係性が体感的にわかる「家族造形法」

2010/03/15(Mon) Category : 心理学
昨日書いた研修で、「異なるメンバーにセッションをやっていただきましょう」ということになって、私も妻も引っ張り出された。そこで、家族造形法(Family Sculpting)とか家族彫刻(family sculpture)といわれるものをやった。

祖母役をやった人が、息子家族4人を人間彫刻にしていくのだ。祖母役の方が、無言で私の首や手足を動かして形を作っていく。される方は、その形を保って彫刻になるわけだ。(下記のような家族でしたね)。

・家庭不在だが、「しっかりしろ」を押しつける父
・「しっかりしろ」を監視する(=レールから落ちないように心配する)母
・家族の価値を体現する子ども(弱みを見せてはいけないヒーロー)
・他の家族全員が担わない役割を背負う子ども(問題児)


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舞台の上、観客に向かって一番右に父親役である私が立つ。
私は、右腕を真横にまっすぐに伸ばして平行に保ち、左腕はまっすぐ前に伸ばして平行に保ち、首はその伸ばした左腕に沿うように倒して右を向いている。足は右足を前に出して立ち、今にも左に倒れそうな苦しい姿勢だ。

私の左隣に立つ妻は、右腕は右にいる夫を呼ぶかのようにV字になっているが、少し間があるため、手首から先は幽霊のように空しくたれている。
左手はなすすべなく下に下がり、左下を空しく見ている。

その左に立つ娘は、腰に手を当てて虚勢を張った姿で仁王立ちするが、首はがっくりと下を向いている。

左端にいる息子は、あぐら座りして左の虚空を眺めている。


―このような家族彫刻ができあがった。それぞれの立場をよく表していたと思う。これは、自分の立場を身体で実感するので、とても効果があると思う。

私の場合は、今にも倒れそうな窮屈な姿勢で歩かされている。腕は大きく振りあげて頑張り続けなければいけない。身体がキツイ。家族のことも気になるが、首が異様にねじ曲がっていて家族の方を向くことができない。
家族のことを見るなという禁止令の中、努力せよ、頑張り続けよというドライバーで歩かされ続けてクタクタで、もう今にも休みたい気分であることが体感としてわかる。おそらく、前を向かずにねじ曲がった顔の先に見えるものは祖母の姿なのだろう。祖母だけを見るようにし向けられているのだと感じた。



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この後、「祖母から見た理想の家族を作ってください」と杉溪先生に言われ、次のような形ができあがった。

右端から、私と妻が立ち、妻の横に娘と息子が並んで座っている半円の構図。私が左手を腰に当てて家族の方を向いてまっすぐに立ち、右手は息子の方に向かって伸ばしている。
妻は私の腰に当てた腕に右手を添え、左手で娘の手を握っている。娘も息子も手をつなぐといった構図。


その後、「今度は自分たちで好きな形になってください」と言われ、ごく自然と全員が立ち上がって、互いを抱き合った小さな円になった。観客の方から、「おぉー」とか「あぁ」とか受容の歓声みたいなものが上がった。私はさらに輪を縮めて、互いが支え合い全員をしっかり包み込むような感じになった。


その後、「今度はお祖母ちゃんも一緒になって」というところで、全員が一つの輪になった。そのときに、祖母役の方が言った。さっき半円になっていたのは、自分の中に嫉妬があったことがわかった、と。



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家族の個々人が孤立無援でバラバラになって疲れ果てていた最初の造形。
全員が輪になって互いのぬくもりを感じながら、癒しあっている造形。

緊張から許しへ。
互いにそっぽを向く押し付け合いから、支え合いへ。
冷たい理屈から、あたたかい感情へ。

この前後の造形の変化は、それまで「母の子」として生きてきた父親が「子の親」になったことを示していた。

このように、家族造形法は、それぞれの生きる姿勢が体感的にわかり、家族との関係性が立体的にわかる。
以前行ったときは、家具や窓から見える山なども人が演じ、その家具や山にも大きな意味があることなどがわかった。
このようなワークショップも面白い。






「頑張る家族」劇場


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