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自分を守れ!

2006/04/10(Mon) Category : 心と感情
残念ながら人間は、どのような環境にも慣れることができる。
環境馴化(じゅんか)―それは、生物の本能だ。

環境からスピンアウトするにせよドロップアウトするにせよ、その環境から逃げ出す“亡命”者は0.001%くらいだろうか(←根拠なし)。いずれにせよそれくらい、人はいったん慣れた環境からは飛び出そうとしない。

そう、書いた。


悪化していく環境下でも2:6:2の正規分布が現れる。
環境最適を目指す群と、環境にレジスタンスする群と、その中間で迷う群。

その2:6:2を、いまだに「能力」の正規分布と見ているこの社会!
人の能力に、そうそう差があるものではない。

モラルを失った環境下で2:6:2を考えてみると良い。
人間らしい感情を捨てて環境最適を目指す2と、積極的ないし消極的に抵抗する2と、その中間で迷う6がいるだけだ。


軍隊を例に挙げると分かりやすいだろう。
殺人マシンはエリートだ。人を殺せない人間は無能者、脱走兵は非国民だ。
人間性や能力で評価されているわけではない。環境が求める能力を発揮しているかどうかだけで評価されるのだ。


だから、「考えるな。従え。そのほうがラクに生きられる」-モラルを失った会社は平気でそういうことを言う。
そして、心を眠らせ、“機能”としてのみ生きようとする。―そう、「マトリクス」の世界。
心を失った人間はもはや人ではない。記号だ。

6の迷える子羊たちは、
その環境下で評価されるために、
その環境下でキャッシュを得るために、
そして仲間はずれにされないために、ずるずると…。

かくして、巨大な抵抗勢力が出来上がる。
その巨大な渦の中で、身動き取れずに疲弊していく…


ここで言いたいのは、「人間は環境の動物」だということ。
だから、人間にとって環境が大事だということだ。


しかし、再び言う。
もし守るものがあるのならば…

「Getaway!」(逃げ出せ!)


そして、付け加えよう。
あなたは、守るべきものを既に持っている。
それは、感受性だ。




自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ



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朝鮮籍民は士官学校に入学して将校になる以外に帝国軍人となる道がなかったため、朝鮮では繰り返し、朝鮮への徴兵制導入嘆願がなされていました。東京選出の朝鮮籍衆院議員が提案した朝鮮籍志願兵制が採用され応募倍率は当初は7倍、後に50倍に達しました。

台湾籍志願兵の応募倍率は500倍に達しました。

特攻を志願して靖国神社に祭られている方々もいます。

無血で連合国軍占領下となった台湾と朝鮮で、

蒋介石軍による中学在学以上の高学歴台湾籍民を対象にした無差別虐殺の犠牲者三万人。

国共内戦への参加を強制された者三万人、人民解放軍の捕虜とされ朝鮮戦争への参加と戦死を強制された者一万人?

1987年迄戒厳令下での弾圧に台湾籍民は耐えます。

朝鮮南半は
大韓民国政府初代大統領李承晩が行った
済州島の耽羅再独立運動弾圧の虐殺の犠牲者7万人。
保導連盟事件の虐殺160万人

朝鮮戦争の犠牲者400万人

 
    
 
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