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世代間連鎖を断ち、モノを捨て、ハラスメント界から離れる「断捨離」~「断」の章

2010/03/30(Tue) Category : 世代間連鎖
「断捨離」という言葉がある。
もとは、心の執着を手放す「断行・捨行・離行」というヨガ行法の言葉らしい。

家族の移行期」の日記で今いろいろなものを捨てていることを書いたが、今もまだぽろぽろと続いている。

私の相談者の方々も、自分と向き合う過程でモノを捨てるということを行っている。モノが心に与える影響を痛いほどに実感されるからだ。特に親から与えられたモノは心を縛る。
たとえそれが目に見えるところになくとも、それが“ある”ことを知っている心は警戒し、自分一人しかいない部屋であっても気持ちが出てこなかったりする。そういう相談者の方々にとって、断捨離とは次のことを指す。

断=世代間連鎖を断つ。必要ならば親兄弟との縁を断つ。
捨=親から与えられたモノを捨てる。洗脳された自分が買ったものを捨てる。
離=親への執着を手放し、ハラスメント界から離れる。

断捨離=世代間連鎖を断ち、モノを捨て、ハラスメント界から離れること

(つまり、自律する過程が断捨離ですね)



■「断」---------------------------------------------------

私のカウンセリングは世代関連鎖を明らかにするところから始まる。
とは言っても、最初は夫や子供の問題から入ってくる。問題はすべて自分の外側にあって、それに振り回されているというのが本人の立場だ。

その状況やそこでわき起こっている思いを語り尽くして「心のコップ」を空にしなければ、次に行けない。溢れかえっていた心のコップに余裕が出来なければ、自分が自分を受け止めることも、新たなものの見方を取り入れることも出来ない。

だから、まずはその人の直面している問題を聴いていく。それを伺う内に、だんだんと夫とその両親の関係や自分と親との関係に入っていく。親の育ちや自分の生い立ちも振り返ることになり、こうして自分の半生を話すわけだから、どのような人でも2時間半くらいはかかる。そして、その頃には家系図ができあがっている。

そして、それを基になぜお父さんがそうだったのか、お母さんがそうだったのか、そして自分がそうだったのかを振り返っていく。出来事の意味がリフレーミングされていき、またなんでもないと思っていたことが実は人生に大きく影響していたことがわかってくる。

すると、気づきとともに別の記憶が呼び起こされ、スパイラルを描くように気づきが深まっていく。そのように気づきの連鎖が始まると、ストンストンと過去の出来事が腑に落ちていく。

こうして、自分の中でコペ転が起こり、外側にあった問題は、実は自分の心の内側にあった問題の投影であったことがわかってくる。夫や子供は自分の鏡であり、自分が変わらなければ鏡に移った自分の姿(夫や子)が変わるはずがないこともわかってくる。

問題が自分の外にあれば、どうしようもないと嘆くか、どうにかしようとコントロール(支配と服従)の世界にはまりこんでいく。が、自分の問題だとわかれば対処のしようがあるので希望が湧いてくる。

こうして5~8時間後くらいには、問題を何とかしようとしていたのが、問題はとりあえずそこに置いておき、まず自分自身を取り戻そうという姿勢に変わるのだ。人生の中のたった1日で、生きづらい人生から自由な人生への転換が始まるのだ。1日がとても大切なのである。

急かしても感情は出てこない。感情には感情のペースがある。その感情がゆっくりと出て行き、また深まっていくためには、細切れの時間ではなく、まとまった時間がいかに大切かがわかるだろう。


しかし、1日ですべてを悟るわけではない。本人もIPにばりばり乗っ取られているので、自分の内側に向かうことは容易ではない。人生脚本も邪魔をする。理解したことの内の何かが腑に落ちてくるまで2週間ほどはかかる。だから、まずは2週間ほど自分の心の動きを観察することから始まる。

自分の心と向き合うとき外との関わりは不要だ。というよりも、ICがイヤだと言っているのがわかるようになる。だから、自分を大切にするために、自然といろいろな関係やしがらみを断ち切っていくことになる。趣味やサークル、活動の関係、友人関係、親戚関係、兄弟関係…そして、親との関係。こうして、世代間連鎖を断っていくことになる。



★--------------------------------------------------------
とはいってもね、スタートした後は、ずっと続くんです。
妻に「あなたは愛情が深い」と言われましたが、子の親に対する愛情は、どんな人であれ深いのです。だからこそ、親の無意識の望みに応えるための人生脚本を作りますし、憎みつつも理不尽で苦しい生を生きています。

親を救いたい、親の笑顔を見たい、親とともにホッとした時間を過ごしたい―結局、子は親と一緒に笑いたいだけなのです。その可能性を捨てたくないからこそ、子は頑張り続けます。今はダメでも自分がもっと成長したら何とかなるかもしれない…そのようにして、他のあらゆることを“保留”にしたまま時が経過していくのです。けれど、それで悲劇を生んでしまっては元も子もありません。

また、妻に「あなたはあきらめない人だ」とも言われました。親とのことに関しても、かつて離婚寸前の状況のときのことにしても。でもそれは、やりつくした上で一度あきらめて、あとはタイミングがあれば自分に出来ることをしながら眺めているという感じでしょうか。

まずは、「断つ」こと。

へその緒を断たなければ、あなたの姿は親の目には見えません。断ってから、親と向き合うまでにはさらに多くの成長の時間を必要とするのですから。



<→「捨」の章:モノに宿る餓鬼というもののけ(物の怪)に続く>





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