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夫婦再生物語-(4)この世で最も残酷なこと

2010/04/17(Sat) Category : 夫婦問題
夫婦再生物語

■最も望むものだけはあげない--------------------------------

出逢った頃は彼女を見続けていたよね。
軽やかに舞う姿を眺めていて幸せだったね。

しかし、いつしか見なくなっていった。
おまえは彼女が“女性”をやめていることに憎しみさえ持っていたんだよ。

ひでし君のこの世でたった一つの願望を、無惨にも彼女が奪ったからだね。おまえの彼女に対する憎しみの本当のところは、実はそんなことだったのさ。

でも、他愛のないことではないよ。
ずっとずっと孤独な魂だったんだから。



でもね、ずっと逆流の中闘い続けてきたかもしれない過去生も含めて、そのおまえの魂の孤独を一人の女性に受け止めて貰うのは無理があったのさ。

とはいっても、ひでし君のこの世でたった一つの望みを踏みにじられたのは、この上なく残酷なことだったんだよ。



おまえの望みは全て叶えてあげよう。
お望みなら、世界を支配することさえやらせてあげよう。
でもたった一つ。


おまえがこの世で最も望むものだけはあげないよ。


これほど残酷なことが、この世にあるだろうか。











■予め奪われた人生---------------------------------------

・・・・最も望むもの…それは、何?

女性か?

違うだろ。



孤独なおまえが最も求めているものはなんだ?

思い出せ。

生まれて初めて出てきた言葉を思い出せ。



「俺は、あのおふくろを許さない!」
―それだ!

その言葉の本当の意味が、今はわかるだろう?



おまえは侵入してくる母親によって、女性への信頼を奪われた。

でもその本質はね、“人”への信頼を奪われたということなんだよ。



安息の港となる女性が得られないと言うことではない。

そんなどころではない。

女性はおろか、そもそもおまえは

「“人”に対する信頼」

を奪われてしまったんだ。




人を信頼できないということは、生きていけないということだ。


つまりは未来を奪われたのだ。


おまえは予め人生を奪われてしまった。




これこそが、本当に残酷なことなんだよ。







だから、

「許さない!」

と言ったのだ。








■人の皮------------------------------------------------

そうだ…思い出した。

「この女性は人のエネルギーを正面から逃げずに受け止めるやつだ」
「この女性は身を捨てることの出来るやつだ。すごい!」

彼女にそう感じたんだ。

あの頃のおまえは、というよりもこれに気づくまでずっと孤独なんて感じていなかっただろう?
自分が人間不信だなんて思ってもいなかっただろう。
でもね、おまえの深層では、彼女が人間への信頼を回復してくれるかもしれないと思ったのさ。

彼女に惹かれた理由―笑顔と声…それも一つの本質だが、
もっともっと根源的な理由―それは、「自分のエネルギーを、逃げずに正面から受け止めたはじめての人間」だったからさ。

…振り返ってみろよ、これまでの生活を。
おまえたちのトラブルのキーワードは「信頼」だっただろう?




おまえは中高時代から
「人の皮と付き合うのはいやだ」って言ってたよな。

会社を辞めたのも、組織がいやなのも、ハラスメント界を去ったのも“人の皮”と付き合うのがいやだからさ。
そんなことに時間をつぶしていても、人への信頼は回復できないからさ。
回復できなければ、おまえはこの世で永遠に孤独だからさ。

おまえの孤独は集団に所属すればごまかせるようなものではない(みんなそうだけどね)。おまえは自分を孤独から救うために、常に1対1の真剣勝負で生きてきたんだよ。だからおまえがカウンセリングの世界に入ったのも当然なんだよ。
ここでは1対1。ごまかしはきかないからね。



おまえは、小さい頃からずっと女性を求めてきたことに気づいたが、さらにその奥があった。それは同時に、人への信頼を取り戻す旅路でもあったのさ。

しかし、彼女もまた鎧を着ていたね(着てないやつはいないけどね)。
そして、彼女も理想の夫像、父親像を押しつけてきて、いろいろな狭間でおまえは苦しんだね…。

苦しみながらも、おまえはあきらめきれずに、一つ一つあきらめながらも、でも希望を捨てずに……自分が源家族がそうし向けてしまったんだという理屈まで用意して、自分を説得させ続けて……

そして、30年間、
あきらめつづけたんだ。


毎日毎日、実は

あきらめの日々を送っていたんだ。












…未来を、人生を奪われたことを認識して生きてはいけない。
だから、おまえはそのことを完璧に封印した。

そして、生き甲斐を求めて走り続けたのさ。

休むことなく、ただひたすらね…



すべてのことは、
親から奪われたものを取り戻すための闘いだったんだね。




でもね…

もういいよ。
もういい。



もう、

いいんだよ







よくやったよ。







偉かったね


よく頑張ったよ










わがままなおまえも育てて貰ったけど、
おまえも周りを育てた。

ちゃらだよ、ちゃら。








後残っているのは、
ひでし君の願望だよ。

この世に思い残すのは、
ただそれだけだよ。

ささやかなものだよ。







なんのために肉体を持って生まれてきた?

肉体のある意味が真にわかっただろう

抱きしめあいたいからだろう?

優しく包まれたいからだろう?




あきらめて無意識の死に向かうのか?

違うだろ?



ひでし君を救ってやりたい。





今は、ただ泣くだけ。





今は、

出てきたこの深い思いを、

ただ確認するだけ






















【Ray Charles 「Ellie My Love (いとしのエリー) 」】



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過去に

『この人なら私を救ってくれるかもしれない』

と思った人と付き合ったことがあります。
今考えると完全に道具にして利用しようとしていたな、
と感じます。

『かわいそうな私』を『すてきな私』にするための
道具に。

心から好きと思って付き合ったんではなかった、と。

・・・もろにハラッサーですね。。。
凹む~~


だけど、わたしは私を救いたかった。
きっと色んな事正当化してたんだろうなぁ。
もちろん悪気なんて全くなく。

だから今は心から自分を大切にし、愛しています。
このシリーズにたくさんにヒントを頂いています。
ありがとうございます.*・゜☆

 

身内がダメなら外で求めよう

自分にとって信頼できる親なのか?が他人を信頼できるか、にそのままスライドする、、、。私は女性ですが、母親を信頼していないので、子どもの頃から誰も信頼していませんでした。無防備になれる相手、、、。今まで一人もいませんでした。残念ながら。父のことは知らなすぎるし。いつ拒絶されてもいいように心の準備をしている母との親子関係。実際拒絶されまくっとりました。
子どもの頃から身内よりも他人といる方が居心地がよい、と思っていました。

分かっています。アノ人は(母親)とても脆い人だという事を。
彼女は自分の中身を問われると怒り狂うしかないのです。
本当はね、きっと乗り越えられる強さがあると思うのですが、必死でICを押さえつけているので、自分の本音なぞ覗き込んだらパンドラの箱からわーっと様々な物の怪が出てきて取り殺されちゃうと思っている、、、。だから「自分の中身は見ない事に決めた」んでしょう。遠い昔のいつの日かに。

そういう私もまた自分の子供に信頼されていない、と思います。
つい半年前まで「全然分かってくれないかあさん」だったんだから。
これから先、時間をかけて出来るところまで信頼回復目指す。
それしかないもんね。

そうやって信頼のない世界で生きてきましたが、ここへ来て風向きが変わりました。人生で初めて相互に信頼する相手ができました。その相手は昔からの友達なんですが、きっかけは彼女が「ツインソウル」に出会ったことです。

心も身体もしっくり合うし、生まれて初めて「信頼と和合」を経験している、、、と。ぽっと出の相手に、何故か身も心も開放して全面的に預けられる、と。とってもいいカップルなんですよ。

彼女の身内、彼の身内による大ブーイングの嵐の中、「そんなに合う人と出会えてよかったね(^^)」と言った時から彼女は私を信頼してくれたようです。ご主人(男尊女卑)が怒るのはともかく、彼女と彼の兄弟まで全員「予定が狂った!」と怒りまくっていたそうで、、。予定ってなんのこっちゃ?

割とクローズな人だった彼女はそれ以来とてもオープンになりました。昔から仲良しだったものの「一皮むけた」と言いますか、、、。彼女もまた「世間は怖い」「身内以外信用するな」という中で育ってきたそうですが、彼の出現や身内の真の姿を見ることによって価値観が崩れたのです。


生まれてこの方、私や彼女や彼の周りには信頼がありませんでした。だから信頼って何?と思っていて、、、。

赤の他人の彼と生まれて初めて「これが信頼関係だ!」というものを持て、逆風すさまじい中、自分を応援してくれたたった一人の人間も家族でなくて友達だった。

そしてその友達(私)も初めて相手に信頼された?と感じ、二人の間でエネルギーが回りだし、、。この先、親友と彼、そのエネルギー伝えられた私と接触するだれかもまた信頼というエネルギーに触れるという、、、。ネズミ算式に伝わってゆくんじゃないか?と思ってますけど、、。どうだろ?

 

ヒント満載

息を飲みながら拝読しています。
確かに気持ちが揺れ動いている。まずはそこを認めるところから。

これはひでし君の叫びで、私のチャイルドの叫びではない。

だけれど私の中に隠れている(隠している)色んなチャイルド達が「大丈夫?今出ても大丈夫?」と私に訴えている。

このシリーズの何が、私の何に、どんなヒント、どんなサイン?
怒り、悔しさ、愛しさ…そして不安。
沸き上がる感情達。

中尾先生に対するものではない。
私の人生に現れた様々な人達に対する感情達。

焦ることはないの。私に背骨ができてきたら、その時に見合った感情が出てくるから。

私は私の為に、このシリーズを参考にさせてもらいます。
私を大事に救うために。

すごい鏡をみせてもらっています。

あなたも私もオッケー♪ですよね。

 

自分の中にあったICとの向き合いをこうも赤裸々に書くことは大変勇気のいることだと思いました。
日々教えられることばかりです。

 

カウンセリングは半歩あとから

中尾さんのプロフィールにこんなことが書かれています。

>Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あ>とから

私もセラピストに言われたことがあります。
「セラピストは前に出ちゃだめなんだよ。後ろからついていかなくちゃ」と。

中尾さんにカウンセリングを受けたことはありませんが、「あ~、そういうことなんだ~」と今思いました。
そして書きたくなったので、書きました。




 

匿名人さん

あなたも十分言えてるよ。

 

きなこさんもすごいよ

覚悟を持ってコメント書いてるんだから。

声を上げることが出来てるんだから。


びくびくおどおどで
自分はHNもさらせません。


正直に自分の気持ちを書いたきなこさんのコメントは

不快さよりも強さを感じました

なんだかうらやましくてまぶしいです。




 

自分との向き合い。
これをなくしては本当の意味での解決には至らないと思っていましたので、とても共感して拝読させていただいています。

問題の本当の本音の部分はさまざまな鎧で自ら隠し、誤魔化し、自分自身が自ら望んで見失い、蓋をしていることが多い。
「本当のこと」「本当の現実」は見るのが、認めるのが、つらいと無意識に思っているから。
でも根本、本質と向き合わない限り、誤魔化しても誤魔化しても結局は堂々巡り・・・
言葉では誤魔化しきれない、こみ上げてくる虚しいフィーリングや様々な問題を癒すことはできない。

勇気を出して本質と向き合い、さらけ出すことは様々な問題を解決する上での、有意義な自分との戦いのように思います。
私はまだ成し遂げきってはいませんが、私の魂もそうすることによって得られる成長を深く望んでいるのがわかります。
中尾さんの記事を読ませていただいて、自分のICが揺さぶられ、いい刺激をいただいています。本当にありがとうございます。

「本音」は大抵は体裁のいいことではないことが多い{だからこそ人にも自分にも誤魔化すのだと思いますが)
そんな体裁のいいことではないであろう、自分の本音をこのようにさらけ出すことは、とても勇気がいることだと思います。
どう思われるのか、反応だって怖くないといえば嘘になると思います。(想像になりますが・・)

けれども、体裁を考え、お互いに鎧をまとい、警戒しあうことの多い今の社会の中で、匿名ではなく、実名でこのような話題をさらけ出し、発信してくれる中尾さんに対して、読者への愛を感じました。

自分の為だけならば、様々な目に晒されるところに記事にしなくともいいですものね。

自分との向き合い、掘り下げ、試行錯誤、気づき・・・などなど、それぞれ各人テーマは違っても、きれいごとではなく本音で語ってくれる言葉からは多くのことを学ばせてもらい、いい刺激を戴いています。
かなり助けられています。
毎回楽しみにしています。

本当にありがとうございます。


 

私も「批判」と批判されることを覚悟の上でのコメントでした。
返事が来ないかもしれないこと、電話が繋がらないかもしれない中尾先生の事情を察しながら言える余裕はなかったからです。
コメント欄に書いたのはそう言う理由です。
公言しても良いという気持ちも含めて書いたのもありました。

そこを乗り越えたからこそ、こうして私のような言葉も覚悟の上で書いているのもわかります。

でも、まるで「自分は乗り越えられましたが、あなたには無理です」とディスカウントされたような、気持ちになったのです。

こんなときにあえて苦言を呈して言ってくれたことがどれほどの気持ちだったかも、十分想像した上での。
もちろん、十分「チャラ」、いや、それ以上だとわかっています。
恩知らずかもしれません。
大きく揺さぶられたことが、「その証拠」なのかも知れません。

ただ、あの時斬られた心が読んでてシクシク痛かった。
もう、諦める他にどうにもなりようがないと断言されたことが。

ただそれだけです。

もしそれが不快でしたら、このコメントも含めて削除願います。

 

涙がじんわり溢れました。

うん。

うん。

ただ感じよう。
ただ泣こう。


気持ちの世界でたっぷり共にあろう。


涙がじんわり溢れました。


今日一日、
私がもしも肉体が男性で子宮を持っていなかったら、
自分がどんな風にわたしちゃんと向き合っていくだろうかと、心と見つめ合っていました。

でもやっぱり、
そうだよね。

男の人が子宮を持ってなくても、
女の人が子宮を持っていても、

お父さんお母さんに、愛されたかった心は、
そいうの通り越せるくらいな、あるがままの私の心で溢れだしてることやもんね。


私は私で、おじいちゃんに対する想いを、これからじっくり浄化していこうと思う時が、またやって来るかも知れない。

気持ちを大切に、
私で私を信じて、

ゆっくりわたしのペースで歩いていきたい。

 

表面的にさらっとしか読むことはできませんでしたが、「女性としてなかなか目にすることのできない男性サイドの叫びなんだな~」という感じで読ませていただいています。

私の夫もうつで苦しんでいるのですが、「母親の息子への侵入」というのは女性である私には実感としてなかなかわかりませんでした。

今もそうではありますが、「妻への思い、母への思い、人への思いが何層にもなっているものなんだな~」とばくぜんとながら感じています。

 
    
 
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