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夫婦再生物語-(7)抱きしめたい

2010/04/19(Mon) Category : 夫婦問題
夫婦再生物語

妻が入ってきた。

エアポケットのような空間

静かな感情、静止した時の中を妻が近づいてくる

そして、
椅子に座っている私のそばに立つと
私の頭を包むようにその胸に抱きしめた。



そこにいる妻は、もう侵入してくる妻ではなかった。
だから、心にバリアを張る必要はもうなかった。

ふーっ
と呼吸が抜けた


私の心の芯部から、かすかな振動のように
悲しみがわき上がってきた。

深部の地震波が表層に伝わっていくように
その悲しみは放射状に広がって、私の身体を小刻みに揺らした

その震えに呼応するかのように
しかし、それでも押し殺すかのように声がでてきた


小さなひでし君が泣いていた。






★【妻からのメール】--------------------------------------------

気を取り直して朝の「おはよう」とハグのつもりだった。

なのに、小さなひでし君が浮かぶ。

私は天井とか上の方から見えている
顔は息子ではないし体格も息子ではない。

小さなといっても、小学生くらいで寂しさを湛えて我慢してる感じの子。
のびのびさはない。
うずくまったり、歩いていたり。






ああ、つかまえた!!






いっぱいハグして

いっぱいよしよし

したいまました。






ああ、この子の痛みが感じる。
いたかったね、
寂しかったね。

いろいろうずまくけど、



寂しさ

がとても強い。





寂しかったんだね。

一人ぽっちでいたんだね。





この子は泣くこともしないんだ。

泣きそうになっても泣かないんだ。

目頭に溜めて泣かない。






なんて我慢強いことを強いられたんだろうか。






泣いていいんだよ。

男だって
泣いていいんだよ。






抱きしめている体が震え始めて

声が聞こえた。




ああ、自分のために泣けたんだね。







いとおしいよ、
君がいとおしいよ。

ただただ、いとおしさだけが私の中を流れていた。

体中の血が
「いとおしい」になってめぐっているのを感じた。





私の中を愛がめぐる。

この子はすくわれなくてはならない。

こんなところに置いておくわけにいかない。

寒々しい景色の中で、
白黒ぽいセピアっぽい世界でぽつんと過ごしていたなんて。





ランドセルも見えそうで見えない。
私の視界のはじっこに隠れているみたいだ。

半ズボンだったり、長ズボンだったり、
痩せている。


せかせかしていない、
とぼとぼしている、
せつない感じ

歩きたくないのに歩く感じ
泊まって座ってる感じ


ほんとはのんびりもしたかったんだね。





もう、一人じゃないよ。

君を知っている人がいるよ。

大人の君と私と、もしかしたら他にも感じる人がいるよ。



君が発信してきたおかげだよ、

自分を諦めなかったんだね。

偉かったね。






大人の君は偉そうにも自分の命はやりつくしたなんて言ってるけど、
君はまだまだだって思ってるね。

僕はまだゆったりしてないって。

僕はまだ寂しいって。





君は「お母さん」って言葉を
まだ言えないでいる。


お母さん好きだっていいたいね。


でも怖くていえないね。












そんな…小さな男の子を抱きしめた。












★----------------------------------------------------

東西南北へ吹き抜けていた風は、

ようやく凪いでいい場所に

たどり着いた






ぽかぽかと暖かい

山懐に囲まれた

小さな港のような場所に―






そして、木漏れ陽のやさしさに包まれて

心の奥にしまいこんでいた大切な箱を

今、開いた










松任谷由実 「やさしさに包まれたなら」








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はじめまして

はじめまして。先生のブログを読ませていただいて、本当に、洞察力のある方とびっくりしました。それだけ、心の葛藤や、苦しみを味わってこられた方なのでしょうか?男性でこれだけ、モラルハラスメントをうけた女性の、心の心理を読み解ける方がいるなんて、驚きました。このブログには、光のエネルギーという検索でたどり着いたのです。私はかねてより、人の中には光のエネルギーがあり、お互い奪い合って生存しているのだと思っていました。時々やさしい人が、温かな声かけやほほえみで、自分のもっている光をわけてくれるけど、そういう人は、人が幸せな顔をするのがうれしい人です。今はあまりいませんよね。人の不幸は蜜の味。人の幸せが自分の喜びという人はある意味天使なのでしょう。感受性のある人や共感力がある人は人から奪わずとも、音楽からでも、詩からでも、愛や友情、生ききる事などをテーマにした本などから、感動という形で自分に光として溜め込めると思っています。モラルハラスメントの方は、共感力がないので、人から奪わないと生存できないのです。エネルギーをどこからか奪わないと命が危ないのです。彼らは、自分を省みる事はできません。(鏡に映らないのです)そして、取り巻きがいます。被害者の周りを取り囲む役の人です。(吸血鬼も、御者や、愛人、狼男がいましたっけ。)被害者も、自分がからっぽになって、モラハラ男(エネルギーバンパイヤ)の一部になると、愛人役に加わるのです。そして、モラ男は新たな花嫁(犠牲者)を探しにいくのです。彼らは、心に光(愛)がないので、形だけの、女性を探します。より若く、より美しく、学歴や家柄が高い、前の犠牲者よりも、見栄えのいい人を。そう考えると、吸血鬼というのは、今もたくさん存在しているのですね。自己愛性人格障害と今は言われてますが。自己愛性人格障害者+オカルト+スピ=麻原ショウコウですけど。25人に一人という存在率は、決して世の中が安全ではないという事です。いつ、被害者なのに、加害者にすり替えられるかわからないのです。彼らは、加害者の癖に、被害者になりきり、本当の被害者は、取り巻き達に、お前が悪いと言われるのです。理不尽な仕打ちを、しているのは、本当は誰なのか、裁判員制度の素人でわかりますか?まさに、光を奪うか奪われるか(命のやり取りになります)ターゲットになったら、自分を信じる力(自身)(自信)を奪われつくし下手したら自殺、よくて病気、そして、ハラッサーはどこまでもどこまでも、執拗に追いかけてくる、ストーカーになります。(いやがらせをする正当な理由や、周りへの同情心をあおりながら)だから、裁判員は、見なければいけない。どちらが、執着しているのかを。本当はどっちが、逃げているのかを。

 

いやーよかったです^^

 

『男だったら泣くな』

嫌な言葉です。
なんで泣いちゃだめなのって子供心に思ってました。
ていうか男だったら泣くなって言われたら余計に泣いてたし
『なんでだよーっ!』って。
腹も立つし悲しいし

泣きながら
泣く子はきらいなんだとか
もっとたくましい子がいいんだろうなとか
わんぱくな子の方が好きなんだろうなとか

女の子っぽい男の子で父さんはがっかりかなぁ・・・
線が細い感じで父さんは嫌だろうなぁ・・・

自分で自分が嫌になっていって
無理して強くなろうなんてしたこともあった

でもやっぱりそれは自分じゃなくて

ただただ、泣き虫な自分を許して、認めてほしかった。。。

なんて書いてるうちに
父さんが『よしよし』とだけ言って
泣いているぼくを抱っこしながら歩いてくれている場面もあったことを思い出しました。。。

 

難しい言葉でいう、自己投影をいっぱいしながら、
読んでほわほわオーラを、いっぱい感じていました。

この気持ちを、私もしたいと思う人が浮かびました。
恋しい気持ちが溢れて、プチ戸惑い中です。

私は、自分が自覚していた以上に、
相手に心をかなり許していたのかも知れない。

私は恋がわからない。
でもこの気持ちはなんだろう。

会いたくなった。声が聴きたくなった。
ハグしたい気持ちが湧いている?彼に?うそでしょ?

まだ、
"私が"好きだったなんて、心のどこかで認めたくないけど。
この気持ちを感じながら、グッとこらえる。
そして私は私の心の問題に専念して、私で私を救う。

私の気持ちを信じて、このままグッとこらえながら、私は一人で前に進んでいこう。
今は一人。私一人。
だから私の母性で、寂しくなったら、精一杯私をたっぷり抱きしめよう。

私を愛してる。
私のちいさいちゃんを愛してる。
そうして私で私を守りながら、ここから抜け出していきたい。
私らしく。あるがままに。

 
    
 
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