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中尾英司

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夫婦再生物語-(15)「ありがとう」と手放す

2010/04/26(Mon) Category : 夫婦問題
夫婦再生物語

たくさんのコメントやメッセージありがとうございました。
今回に限らず、すべてのコメントやメッセージに感謝しております。

皆様それぞれが重荷を抱えて生きていらっしゃる。
その方々からあふれるような愛情をいただき、私は感動しました。
読者の方からも、苦しまれている人の愛情あふれるコメントに感動したというお便りをいただきました。

本当にありがとうございました。

悩んでいる人も、苦しんでいる人も、みんなこんなに暖かいパワーを、ほとばしるようなエネルギーをお持ちなんだなぁと実感しました。あとはそのエネルギーを、外へではなく自分に向けるだけ。

みなさん、大丈夫です!(^^)

必ず乗り越えることができるでしょう。




実は、この連載前に訪問カウンセリングした先で、この話をしました。
彼も、私と一見対極にあるように見えて本質的に私と同じ孤独の中、シビアな状況を生き抜いています。今回の体験を通して、そのことをより深くわかりました。

その彼が、食い入るように私の話を聞き終えた瞬間、思わずガッツポーズとともに「勝った!!」と我がことのように叫んだのです。世俗的な勝ち負けではなく、「運命に勝った」ということでした。とてもうれしかった。

彼は、一見普通の家庭に育ち、普通の家庭を築いているように見える私の方がよほど孤独で苦しかったであろうと言ってくれました。また、カウンセラーや相談できる人もいない中、たった一人で運命を切り開いていったことに思いをいたしてくれました。そして、過酷な状況にあるにもかかわらず、私への配慮までしてくれました。彼の深く暖かい愛情を感じて私は感動しました。彼もきっと運命を乗り越えていくでしょう。




どんな人も、その人が心を溶かしたときに、あふれるように愛情が湧いてきます。人は皆、愛あふれる存在だ―これは、私の実感なのです。

そして人は、自分の中のファンタージェンの泉にたどり着くために、源家族や現家族だけではなく、出逢う人々と組んずほぐれつしながらお互いに育て合っているんだと思います。表面の現象を追っているだけではわかりえない壮大な助け合いをしているんですね。

ありがたいですね。


そして、終わりなき成長を続けていくんだと思います。

人間って素晴らしいですね。






---------------------------------------------------------
今はただ、「ありがとう」って伝えたい。

そう思ったら、今、毎朝見ているNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌が頭の中に聞こえてきました。朝の連ドラを見るのも、宅浪時代(1976年)の「雲のじゅうたん」以来34年ぶりですね。「雲のじゅうたん」も夢中で見ていました。

「ゲゲゲの女房」も、自分が小さい頃の昭和の町並みが彷彿として懐かしいですね。でも、なぜ見始めたかといえば、黒縁メガネで丹前姿の水木しげる(向井理)がなんとなく気になったからでした。その木訥とした雰囲気、素直でぶきっちょな物言い―お~、なんだか懐かしいなぁ、そーいえば誰かに似ているなぁ、と思いました。

あー若くして亡くなった心友Sだ……。
彼が、生きて結婚生活を続けていたらどうなったんだろう―それを知りたくて、見ているのかもしれません。



---------------------------------------------------------
当時、自分の棚卸しをしていた私が、新たな人生に向けて第一歩を踏み出すことを誓った初めての相手-それがS』でした。
私たちの結婚式の時には彼が友人代表として祝辞を述べてくれ、彼の結婚式の時には私が祝辞を述べました。そして、そのわずか2年も経たないうちに彼は亡くなったのです。弱音を吐かない見事な死に様でした。
その弔いの場で、私は彼に家族相談士になることを誓ったのです。
Sへの弔辞



あぁ…この時も全身で号泣し、ひっくひっくするような大泣きだったなぁ…。
この時の弔辞を読むと、悲壮とも言える決意が聞こえてくるようです。



私は、孤独だったんだなぁ…
と、改めて感じました。

彼の純な魂も孤独だった。
その二人の魂が呼応したのです。

そう…今思えば、彼と私は
同じメダルの裏表だったのかもしれません。


その“かたわれ”がいなくなってしまった。


また、

一人

残されてしまった…





そうか…

だから…

あれほどの泣き方をしたんだ……





また一つ、腑に落ちました。

そして

……また、口をゆがめて泣いています。





熱い涙があふれてきます。












★Sへ-----------------------------------------------------

もう12年か…干支が循環したね。


もう、おまえを手放そうと思う。

ゴメンな。
あの時俺は、仰々しい弔辞用の袋に入れていかなかった。いやだった。
俺はおまえへの手紙として読んだ。だから、普通の封筒に入れていった。

だって、
春に合おうと言っていたじゃないか。

年賀状にだって、
『再開を楽しみに』と書いていたじゃないか!

その賀状が届いて間もなく
「亡くなった」…?!








なんだ

それ








賀状がきたばかりだぞ

おかしいだろ!






俺になんの断りもなく、それはねーだろう!!!






何考えてやがんだ、てめぇ!

何遠慮してんだ、おまえはよ!!


なぜ、

なぜ、暮れに電話くれたときに話してくれなかったんだ!!



なに一人で何もかも抱えて

カッコつけて勝手に逝っちまってんだよ!!



おまえの好きな日本酒を持って行くつもりだった。

積もる話しがあったんだ!

おまえだって、たんとあっただろう!



バカヤロー!!!!



あの時、あの時の電話で、
もう少し俺の方からつっこんで訊いていれば…

してもしょうがない後悔を、
繰り返し繰り返しするんだよ!!

生死にかかわるこんな時にまで配慮するなんて
俺に心の余裕がなかったなんて

悔しいんだ!
哀しいんだ!!
寂しいんだ!!!

















…そうか…

俺はそう思っていたんだ



俺は…

認めたくなかったんだな。

おまえの死を。



………いや、

俺が再びこの世に一人取り残されてしまう事実を。





あの爆発的な泣き方は、今思えば子どもの泣き方だよ。
俺の中のひでし君が、いよいよお別れを言わなければいけない段になって、またひとりぽっちになったと突然大泣きしたんだよ。

思い返せば、おまえに出したちょっかいの数々。
ありゃ子どものいたずらだ。

ひでし君は、





---------------------------------------
―ここまで書いて、思わず妻のところへ行った。一人で声をあげて泣きたいから、折を見て出かけてほしいなぁと思ったんだ。まだ、少し照れがあるんだね…。でも、声を出したらもう泣いていた。

小さな妻が背伸びして私を抱きしめてくれた。
私は小さな子どもに戻ってオイオイ泣いた…。


あー、こんな泣き方も初めてだ、と自分で驚いている。
ずっとずっと、愛おしそうに抱きしめて背中をさすってくれた。

私の気持ちが、優しさとぬくもりの中に溶けていった。
もう、今はひでし君を抱きしめてくれる人がいる…。



どうやらお腹が空っぽになったみたいだ。
続きを書くね―





---------------------------------------
ひでし君は、自分と分かり合える遊び相手ができたと思ったんだね。
表面はクールでも、内心は嬉しくってしょうがなかったんだね。

ひでし君がはしゃいでいる様子が目に浮かんで、涙がにじむよ。
健気だね。かわいいね。

ひでし君は、女性(お母さん)を求める一方で、分かち合える友人を求めていたんだね。同性で通じる相手。


会社にも尊敬できる上司やユニークな面々もいたが、時代が会社をつまらなくしていった。そして、会社が人を育てなくなり、それどころか人を退化させるようになって私は会社を辞めた。

そして、カウンセリングを始めてからは、純粋で潔癖で感情も豊かな中学生の少年達がとても面白いと思ったよね。そう、S、おまえのような少年達だよ。この少年達の眼差しに向き合えば、大人達の背筋も伸びると思ったよね。向き合わないから大人社会は堕落した。少年は社会をまっすぐにしてくれる宝だと感じたよね。

ひでし君が求めていたのは、女性(お母さん)だけじゃない。
自分と分かち合うことのできる同性の友人も求めていたんだよ。




だから、
その友人を失いたくなくて、
一人になりたくなくて、

俺を見ていてくれと、

あんな手紙(弔辞)になったんだ…



『今後とも、宜しく頼む!! 』

そんな締めの言葉はないよなぁ……





ゴメンな、S。

おまえに重荷を背負わせてしまった。


おまえを道具にしちゃったよ。許してくれ。

ごめんなさい。



苦笑いしてるだろ。

まぁ、いつもいたずらしてたしな。許せ。

でも、楽しかったよ。


ありがとう。








これまでありがとう。

ここまでこられたのは、あちらでおまえが見守ってくれていたからだよ。


おまえは俺に受け止めてもらったようなことを言ってくれていたが、

実は、深いところで、俺の方がおまえに受け止めてもらっていたんだな…




だから一人でも、孤立無援でも、頑張り続けることができた。



でも、

もう頑張らなくてよくなったんだ。



もう、

一人じゃないんだ。



こんなにもたくさんの人に見守ってもらっている。

そして、抱きとめてくれる妻がいる。

人はみな愛情でつながっている。






だから、もうおまえを手放す。

って、もう自由に、好きなタクト振ってんだろうな。

おまえの姿が目に浮かぶよ。

そっちへ行ったら、存分にシンフォニーを聴かせてくれよ

乾杯しよう!



おまえも見事だったが

俺も健闘したぜ

妻もおまえに会いたがっている。

互いの健闘をたたえ合おうぜ!






これまでしがみついていてごめんね。

もう、そのしがみついていた手も手放します。





本当に、

本当にありがとう。















今、いろんなものがこの手を離れて行くみたいだ。
モノも、風景も、思い出も、使命も、生き方も……




求めた全てのものを―

悔やんだり、自分を責めたりして残り続けている全ての感情を―

あらゆるしがらみを―



手放していく

手放していく

手放していく




手を

離れていく…




そのすべてに感謝して。











手放すからこそ、この手は自由になるんだろうね

自分でもこれからどうなるかわからない





でも、フリーハンドの人生

とっても楽しい気がする










 「ありがとう」












【いきものがかり 「ありがとう」】






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Comment

 

あぁ、

自分のことじゃないのに読んでて涙がでてきました。

 

その人が心を溶かしたとき、あふれるように
愛情が湧いてくるですかぁ。

そんな予感というか直感がよぎった
ことがあるような・・・

すごくヒントになりました。

自分にも、死んだ時、中尾さんの
ように思う友がいるのか・・・

気がついてないだけなのか、

う~ん、これ以上
何ていったらいいかわからないです。

 

ガッツポーズとともに「勝った!!」と我がことのように叫ばれた相談者のしぐさに触れて、親しみがわきました。私は私のことを夢中に楽しみながら、心から応援しています。

ありがとうと手放す、感動しました。
他人事じゃない体験。明日も明後日も、私自身がそうしたいと感じて手放していく想いも、新たに見つけそうな気さえします。
感嘆という単語が似合いそうなため息が、つい漏れてしまいます。


ここまで来るのに、長い闘いがあった。
私はまだまだ向き合いたい課題がひょっこり出てきそうだけど、でも、ここまで来たんだなあ。じ~ん。。♪明日も私のペースで歩いていきます。えいえいおー♪

 

親友といえば

道ならぬ恋をカミングアウトしたとたんに、モラハラ夫の連絡で、親類縁者から人格を否定するような猛攻撃を受けた親友。怒鳴りつけられ、何時間も説教され、誰もが怒りをあらわにし、、、当時、あまりに否定されすぎて「消えてしまいたい、、、」と思いナイフで手首を切ったんだ、、、という。スッと切った位では死ぬほどの血は出ないものね、、、と。ザクっといく勇気もなかった、、、。と。

後になって真相を聞いて、爆発的に泣けてきた。
私の大切な友達が今にも死にそうになっていたなんて、、。

「何にも悪いことしてないじゃん。誰かを愛することがそんなにいけないのですか?」と二人で泣いた、、、。

友達の所のリスカ娘もきっと、そんな気持ちで手首を切ったのかと思うと切ない、、、。責められ、どやされ、時には殴られ、受け止めてくれる人がいないと人はそうなるんだ、、。絵本作家ののぶみさんも小学校でのイジメと、周囲の無理解を苦に、首を切って自殺未遂したそうだし。

なんなんだこの世界は、、。教えられた事は全て間違っていて、全て逆をやるのがいいんじゃないか?なんて親友と話した。これが正解だと押し付けられた答えはすべて間違っていたんだろう、って。

その後、一人になって、、、久々のICの叫び、、、。
生きたい、生きたい!助けてください!私を生かして下さい!あなたが生まれてこの方私は生きたことがありません!ずっと殺され続けてきました。でも生きたいんです!何のために生まれたの!?

って、それはそれは悲痛な叫びで、、、、。身体がガクガクと震えて、、、。

、、、その後 月明かりの下を歩いているときに こんな考えが浮かんできた、、、

みんなって何?普通って何?
みんなと同じに生きろというならこんなに沢山の人間が地球上にいる必要、ないんじゃないか?
本当は一人一人 違う個性を生きるためにこれだけ沢山の人がいるんじゃないの?って、、、
きっとそうに違いない。ゾワワーっと鳥肌が立った。

見上げると、月がピンク色のもやをまとって輝いていた、、、、

、、、そうだよね、、、、頑張ります、、、、。頑張って 鳥かごから出ます、、、。

 
    
 
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