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自分と向き合うときにブログは適さない

2010/06/10(Thu) Category : 私の姿勢
【振り返り】5

カウンセリングとは、いわば自分を振り返るプロセスです。
自分を振り返るに当たって、書くことはとても有効です。
しかし、この時にブログが適さない理由があります。


★人の眼を意識するとICは引っ込む------------------------------

前項でカウンセリングは変化のプロセスそのものであることを見ました。
いわば幼虫が成虫に変化していく間のサナギの時期だとわかります。この変化のとき、昆虫は外部の情報を遮断して殻に籠もりますね。

外からは活動停止しているように見えるでしょう。しかし内部では、相当の苦痛を伴って自分の作り替えがなされているわけです。そして、殻を割って出てくるときは、幼虫時代とは似ても似つかない綺麗な蝶となって飛び立っていきます。そこには、もはや地を這っていた時代の姿はありません。

昆虫が見本を見せてくれているように、自分を作り替えるという作業は、自分だけで行う孤独な作業なのです。いえ、むしろ人にいじくられたくない、たった一人で行いたい作業なのです。


人の場合、自分を作り替えるに当たって最も大切なことはICとの対話です。
つまり意識を内側に向けること。昆虫の場合は殻に籠もることによってそれができますが、人の場合はそれがなかなかできません。意識を外に向ける対象は、日常の中にごまんとあります。

ブログもその一つなのです。公表しない日記とは異なり、ブログという「人の眼」を意識するツールに向かう時点で、実は自分と向き合うことから外れています。これは、自分の胸に手を当ててIC(チャイルド)に訊いてみれば答えが分かると思います。

大事なことは、ICを救い出すことです。
それは封印されている感情を表現していくこと=自分がICの気持ちを受け止めることであって、外に向かって説明することではありません。

これまで人目を気にしてきた自分が、人目など気にせず自分と向き合うためにこそカウンセリングをされているわけですから、外を意識するのをやめることが求められていることなのです。

自律に向かわれる方は、一度ブログを手放されることも一つの手です。
「断つ」ことで見えてくるものが多々あるでしょう。




★書くときの留意点------------------------------------------

言葉(書く、声に出す)や行動で、封印してきた感情達を表現していく。
それこそがやるべきことですが、次のような留意点があります。

1,浸るしかない感情がある
過去の日常のすべてが「寂しい」「哀しい」「空しい」…そういう感情の上にあることもあります。すると、どの出来事の背景にもその感情が基調低音としてあるわけで、具体的な出来事とそれらの感情が結びついていませんから、ただただその感情を口に出したり、書き連ねたり、その感情に浸るしかないこともあります。


2,書くということは切り取ること
言葉は、しょせん「事の端」です。まず気持ちを味わうこと。せっかく出てきた感情が、書いた瞬間に引っ込むこともあるでしょう。


3,書くということは許可を与えること
逆に、先にその感情用語を口に出したり書いたりすることによって「出てきていいよ」という許可を与え、その感情がどんどん出てくることもあるでしょう。


4,むき出しの表現は共依存を招く可能性がある
歯に衣着せず、気持ちのままの表現をしなければ、その感情は出て行きません。しかし、そのむき出しの気持ちをブログ等で見た方はいかがでしょう。このブログの実験でも証明済みの通り、揺さぶられる方も多いのではないでしょうか。

既にご承知の通り、外の事象に応じて沸き起こってきた感情は、元々自分の中にあって出番を待ちかまえていた感情です。(人や物や動物を)救いたいという感情しかり、この人しかいないという燃え上がる恋愛感情しかり…。
感情が激しく揺さぶられる場合は、殆どが自己投影と言えるでしょう。

つまりそれは相手への感情ではなく、自分がそうされたいと思っている感情なのです。自分がその感情を見捨てているからこそ、その感情はきっかけをつかんでは激しく“自己主張”するわけですね。その“自己主張”の絡み合いがこのような共依存社会を作り上げているわけですね。

つまり、むき出しの感情は同じような感情を持つ人の衝動を引き出します。そこから共依存が拡大していくのです。ですから、自分を共依存の罠から守るためにも、むき出しの感情をブログで公表するのは避けた方がよいのです。


*尚、当ブログの場合は次のように“構成”してありますので、すべての記事が人の手が加わった「フィクション」という前提がありますから、読まれる方の心の構えが無意識にできているわけです。
・事例を参考にしていただくという“目的”が存在している。
・そのまま掲載しているのではなく、構成されている。
・予め、終わった出来事であることを断る。




★すべてのことは自分の手の中にある----------------------------

自分にとってのブログをどういう位置づけに置くのか、どういう姿勢でブログに向かうのか。自律に向かわれる方は、その辺を一度しっかりと考えることをおすすめします。

自分のやっていることが、自律に向かっているのか依存に向かっているのか―そこを見つめていくことが、そのまま自律に繋がる道なのです。

共依存界から自律していくということは、手放すということ。
何をどこでどう手放すのか、それを決めるのは自分です。


あなたの人生におけるすべてのことは、
あなたの手にゆだねられているのです。





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参考になりました

最近、産業カウンセラーさんのカウンセリングを受け始めました。【振り返り】4も【振り返り】5も、大変参考になっています。私は、「カウウセラーが言うには・・・」と、カウンセリングの内容をブログに綴り始めたところだったのです。

カウンセラーは、中尾先生ではありませんので、この記事に振り回されることもないと思いながらも、やはり、私と私のカウンセリングをして下さっている先生との関係においても、十分に当てはまる内容だと感じました。

また、ブログについても「いつか閉鎖しなければならないな」と開設当初から、閉鎖を念頭に置いて書き始めましたが、記事のアップ数を徐々に減らしながらも、まだ閉鎖に踏み切ることができません。

> 自分のやっていることが、自律に向かっているのか依存に向かっているのか

どちらの方向を向いているのかの意識を忘れずに、思い切れる日まで、もうしばらく、ブログの力を借りたいと思っています。

 
    
 
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