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【オンライン対談】意識改革をプロセス化できるのか?

2004/12/01(Wed) Category : 会社・改革
日本プロジェクトマネジメントフォーラム(現在は、日本プロジェクトマネジメント協会)のオンラインジャーナルに掲載された渡辺編集長(2004.12時点)とのオンラインディスカッションを掲載させていただきます。

1、あいまいな変化に対応するためのP2M
2、組織活性化力の6視点
3、「あきらめの壁をぶち破った人々」に見るプロファイリングマネジメント
4、P2Mのケーススタディとなる「あきらめの壁をぶち破った人々」


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■1、あいまいな変化に対応するためのP2M

オンライン編集長の渡辺です。
PMシンポジウム2004 セミナー部門での講演ありがとうございました。
私も受講したかったのですが、同じ時間帯で他の講座の司会をして出席できなかったことが残念です。

中尾様のご貴書を拝読し、その内容の素晴しさと、産業カウンセラーとしての実績、「あきらめの壁をぶち破った」自信から、精悍なおじ様を想像し、懇親会場では想定に基づいて探しまくりましたが、想定が外れているために中尾様の出会いに成功しませんでした。

翌日会場でご挨拶申し上げ、やさしげなお顔のどこにエネルギーが潜んでいるか戸惑いました。オンライン書評担当の金子氏が貴セミナーを受講記としてまとめましたので11月号の書評欄で書評アフターサービス記事として取り上げます。

さて、今回は産業カウンセラーとしての中尾様に是非お力をお借りしたいと考えてメールしました。


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今、私はP2Mの新しい資格であるPMR委員会の委員をしております。

P2Mとは世界で始めて日本から発信したプログラムマネジメントです。
PM(プロジェクトマネジメント)ではPMBOKが世界標準と言われています。
PMBOKは使命・目的・目標が明確になったプロジェクトを運営し、業務を確実に遂行するPMのスタンダードで、PMBOKの特徴はPMのプロセス(作業手順)を標準化した、優れたものです。

ところが現在は社会の動きが早く、複雑化してきたため、単純なプロジェクトが少なくなり、企画構想段階からプロジェクトをつくり上げないとプロジェクトは成功しなくなりました。

そこで登場したのがP2M(Project & Program Management)です。
P2Mの真髄はプログラム統合マネジメントといいます。

社会の不確実性、複雑性が増してきたため、先が明確に読めない問題に取り組むことが多くなりました。この不明確で、あいまいなものをプログラムとして捉えます。
しかし、あいまいで見えないプログラムでは参加者するステークホルダーが何をしたらよいか戸惑います。そこでプログラムをわかりやすく可視化する作業があり、これをプロファイリングマネジメントといいます。

ここでは将来の「あるべき姿」を描くこと、現在の「ありのままの姿」を描くこと、そして両者のギャップの中に求める課題があり、この多々ある課題を複数のプロジェクトとして立ち上げる作業をするのがプログラム統合マネジメントです。


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さて、プログラムは複数のプロジェクトで構成されますが、この一つ一つのプロジェクトがあいまいですとプロジェクトの取扱いに戸惑います。ここでのプロジェクトは従来どおり使命・目的・目標を明確なものとして捉えます。

ではプログラムの持つ「あいまい性」、「不確実性」はどのようにして処理するかというと、各プロジェクトの組み合わせで優先順位や、時間の経過でおこる社会の変化を、プロジェクトの組み合わせの変更や取りやめ、延期、促進等で補い、プログラム全体の価値を常に最大とする操作をすることであいまい性を解消していくPMです。

長くなりましたが、今このプロファイリングマネジメントをわかりやすくする作業を急いでいます。ところが論理的に「あるべき姿」を描こうとしても、社会全般の話を論理だけでまとめるには無理があります。そこで今私はプロファイリングマネジメントを論理的と同時に、実践的なアプローチをすることで、よりわかりやすく役に立つ考えをまとめています。



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