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水木しげる、ジョー・オダネル、吉田堅治-3人の人生から感じたこと

2010/08/11(Wed) Category : 自律(自由と責任)への道
最近取り上げた3人―水木しげる、ジョー・オダネル、吉田堅治。
いずれも戦争という、この世で最悪の不条理を体験した3人。

人を殺すことが「社会の常識」という中で、「命の大切さ」を言うことは非国民と非難さえされた時代を体験した人たち。真実を話すことが自分の命に関わった時代(それは今でもそう変わらないけれど)。

お三方の人生は、真っ黒なヤミにたたき込まれたとき、人はどのように自己を回復していくのか―その参考になると思いました。

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『私、戦後20年くらいは他人に同情しなかったんですよ。戦争で死んだ人間が一番かわいそうだと思っていましたからね、ワハハ』
『つまり、水木氏は情を取り戻してから後も、さらに20年あまり怒り続けていたのである』【水木しげる


『43年間も隠し続けたトランクを開け、封印していた30枚の写真を公表しはじめました』【ジョー・オダネル


『彼は、20年間、黒一色の絵を描き続けた』
『折しも、パリに渡って30年。個展が開かれたとき彼は言った。
「やっと、戦後が終わった」』【吉田堅治



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このようにみると、ヤミを払拭して情を取り戻すまでに20年。
そこからいろんな感情が動き出して、背骨の形成が始まって、自分の思いで動く体験を積み上げていくのが、その後の20年。
その間に自分の使命に気づき、その使命に添って生き始めるのが40年後くらいからなんだなぁ、と感じました。

私も自分がわからなくなった20歳の頃から模索が始まり、感情が大事だとカウンセリングの勉強を開始するのが40歳ですから、「情」に向けて意識が動き出すまでに20年かかっているわけです。意識は現実の生活に向いてますからね。やはりそのくらいかかるんだなぁと思います。

(と、整理して書くことはできますが、結局どの人も常に目の前にある課題に向き合い続けているだけなんだと思います)


それから、特にマネー(経)がモラルを失った1990年代以降の経済戦争は人を道具にし始めました。実弾ではないけれど精神的に人を殺しはじめたと言ってもよいでしょう。それが形となって現れてきたのが、1998以降の自殺者3万人現象ではないかと思います。

それがどのような時流であれ、時流に乗ればラクに思えます。形を変えた戦時下にあり「心を亡くせ」と言われている現在にあって、心と向き合うのは非国民といわれかねない大変なことです。結局、いつの時代も自分と向き合う人にとっては苦しいのだと思います。

時代状況がどうであれ、周囲の環境がどうであれ、他の人がどうであれ、自分のタイミングで成長課題はやってきます。そして、それは終生続くのです。ならば周りを気にすることなく、先を急がず、苦しみも楽しみつつ行く姿勢を持てるといいですね。



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他に気づいたこと。
1,
戦争に勝者も敗者もないということ。
戦争を仕掛け続けている現在のアメリカの不幸を見れば明らかです。

2,
このブログで取り上げている他の人物にも言えることですが、怒りや哀しみが膨大な作品群(へこたれない行動力)を生み出していること。

3,
水木しげるさんや吉田堅治さん、「見えないもの」の存在を信じ、つながりを感じていらっしゃいますね。戦争(最悪の虐待、ディスカウント)という不条理を経験すると、「神などいるものか」という心理になりそうですが、それは自分の“外”に神を求めているから。
彼らは自分の内面を見つめ、その格闘の中から見えないものへとつながっていきました。宗教に依存して神とつながろうとするのではなく、彼らは自身と向き合うことで内なる神とつながっていったのでしょう。
自律とは、内なる神とつながっていくことなのかもしれませんね。




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心の中にあった親への恐怖が表面に出て8年くらい。
もうそろそろ抜け出さないとって、最近、焦っていました。
安心して自分と向き合える状況ではないので、早く自活できるようになりたかった。
でも、就職活動をしなければならないのに、動けない。
人が嫌い、怖い、苦手。
昔も人見知りだったけど、ここまでは酷くなかった。
いつまで私は人に対して怖がっているんだろう?
自分を責める声が日常化してた。

そっか、20年か。
というより、自分は自分だけなのだから、数字で計る必要はないのか。
理屈ではわかるけど、心と体がついて行けない。
それなら、心と体がついてくるまで周りの景色でも見ながら浮上していけばいいのか。
私は私のやり方でやっていっていいんだ。

 

経済戦争についての、お話しありがとうございます。
実弾と違って、嬲り●すようなイメージがあります。

存在意義については小学生の高学年や、中学生の頃から悩み続けてきました。
20年くらいに差し掛かっておりますので、転換期なのだと思っています。

 

20年+20年、同感です

私も、‘それまで押し込めて来た自分’(「無意識」)に気付いて
愕然としたのが、18-20歳の頃でした。
両親の家を飛び出し、生育暦(主には親子関係、ですね)を‘否定’し
さ迷ったのが約20年。

そしてまた新たな段階・世界に足を踏み入れようとする今、
私は適切な‘靴’を探しているのかも知れません。

 
    
 
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