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韓国併合100年-細川護煕さんの思い

2010/08/15(Sun) Category : 戦争
【20100814朝日新聞インタビュー記事より】

近衛文麿が母方の祖父。父細川護貞は文麿の総理大臣秘書官。日中戦争を拡大した文麿を擁護する父と議論し、学生時代から吉田茂より政治家の信念や国家意識を学んだ。『そんな保守の側の人が歴史の反省に立って説く「真のナショナリズム」』


■細川元首相の言葉------------------------------------------

・1993年、細川首相は次のように述べた。
『わが国の植民地支配によって、例えば朝鮮半島の人々が母国語教育の機会を奪われたり、自分の姓名を日本式に改名させられたり、従軍慰安婦、徴用など、さまざまな形で耐え難い苦しみと悲しみを経験されたことについて、加害者として心から反省し、深く陳謝したい』

・そのときの思いは
『こちらの思いがきちんと伝わるものにしたかった』

・“植民地支配ではよいこともした”という意見には
『そういう意見には全くくみしません。どんな理由があろうと植民地支配というのは悪しきことだ、屈辱感を与えて申し訳ないことだったとけじめをつけないと、将来に向けたよい関係はできない。そういう確信をはっきり持っていました』 

・石原慎太郎ほか右派から自虐史観と叩かれたが
『むしろ偏狭なナショナリズムこそ国を危うくする。本当のナショナリズムとは度量の広いもの、相手の立場に立って物事を考えるものだと思います』

・国内の偏狭な勢力から叩かれたが、大きな影響が現れた。
『ロシアのエリツィン大統領がシベリア抑留問題を「全体主義の非人道的行為」だと謝罪したましたね。
「そう、本当に真摯に、心から申し訳ないと、何度も」』

・これが、細川首相の謝罪発言に打たれてのことでした。
『ええ、あれにはビックリ仰天でした。想像もしてませんでしたから。指導者の言動というのはそういう影響を持つものかと、改めて考えさせられました』



★人の世は、「意気に感ず」-------------------------------------

人の世は、「意気に感ず」である。
細川氏の正直な姿勢が韓国を動かしただけではなく、ロシアまでも動かした。このようなことがもっと広く、きちんと伝われば、政治の世界でさえも真心で動いていくことがわかるだろう。



★相手の立場に立って感じる------------------------------------

『自分がその立場になったらどうなのかをいつもよく考えていかないと』と細川さんは言っておられた。

たとえば、自分が名を奪われたら一体どう思うだろうか。
本来の名を剥奪され、アウシュビッツのユダヤ人のように識別番号で呼ばれたら、あるいは、北朝鮮に拉致されて朝鮮名を付けられたら。

強制的に「自分」を剥奪されるのである。


あるいはもし、日本が米国占領軍によって日本語を剥奪されていたらどうだろうか。民主主義を取り入れ、生活水準は米国並みに豊かにしよう。いいことばかり。ただ、日本語をしゃべってはいけない―そう言われたらどうだろうか。
しかも、米国は日本のためによいことをしたと思っているとしよう。
いかがだろうか。

想像力をわざわざ働かせなくとも、「イヤ!」だろう。
嫌と思うならば、日本が韓国にやったことに言い訳はできない。

「言葉」を奪われるということは、文化も思考形態も表現形式もすべて奪われるということである。その時点から数世代にわたって、存在不安が日本人を苦しめることになるだろう。
あるいは、自分の祖父母がそのような目に遭ったとしたら、あなたは許せるだろうか。

そういうことを日本は韓国にした。いわば日本は韓国という国ごと拉致したようなものなのだ。このことをしっかりと認識しなければ日本人は成長できない。



★今の親子関係に似ている-------------------------------------

親は子に自分の価値観やレールを押しつける。
苦しんでいる子どもを見ながらなお、自分の姿を振り返ることができない親は多い。それどころか、自分は子を思えばこそやった、子のためによいことをした、それに適応できない子が悪いのだと強弁してはばからない。

強弁する背景はいくつかある。
1つは自分が認められたいというエゴで子育てしていること。自分が親に認められたいから子を駆り立てるし、子が脱落したときは子の責任にしてしまえば自分は責められない(と思っている)。つまり、「僕(私)を認めて」という承認欲求で精一杯の親だ。

1つは世間からのプレッシャー。親の目を気にするということは、世間の目を気にするということ。世間が走れば自分も走る。歩いていたら非国民扱いされる。世間が子どもを走らせれば、自分も我が子を走らせる。待ちの子育てなどやっていたら、目障りだと白い目で見られる。背骨を持たなければ、世間から村八分に逢う恐怖に耐えられず迎合していく。

つまり、強弁する背後にあるのは、不安やおびえなのだ。
その不安やおびえを直視することから成長が始まるのだが、相手を責める方向に逃げるため、いつまでたっても成長できないでいる。



★謝ることで人は大きく成長する---------------------------------

謝ることで、人は大きく成長する。
なぜなら、謝ることは相手の気持ちに気づかなければできないからだ。

『気づくということは、傷つけた相手の気持ちを共感的に受け止めることができたということです。自分を離れて相手の気持ちを受け止めることができたときに人間の幅が広がります』



★謝ることで人間社会は大きく進歩する---------------------------

次に、謝ることで人間社会は大きく進歩する。
なぜなら、謝るとは人間関係を紡ぎなおす行為だからだ。

『謝るという行為は、相手の気持ちを自分が受け止めたことを相手に伝える行為なのです。傷つけられた相手は謝罪の姿を見て、持って行き場のなかった自分の気持を相手が分け持ってくれたことがわかるでしょう。そして、謝罪の言葉を聞きその姿を見ることによって、もう二度と同じ過ちは繰り返さないという決意も感じるでしょう。
ここに、傷つけ傷つけられた関係は解消され、人間関係を紡ぎなおすことができます。謝るとは、終わらせる行為ではなく、スタートさせる行為なのです』

【『』内いずれも「あなたの子どもを加害者にしないために」より】



★謝ることで軌道修正できる------------------------------------

どんな人も自分を縛るIPや救っていないICを抱えており、そうである限り誰かを道具にしている。だから人を傷つけていない人などいない。つまりは、人を傷つけたときこそ、自分の中のIPやICに気づくチャンスなのだ。

だから、謝ることができたということは、IPやICに気づいたということであり、自分の軌道修正が始まるということなのである。そこから大きく成長していくため、あとになるとその出来事やそのときの相手に対して感謝が湧いてくるのだ。

逆に言えば、謝らなければ軌道修正できない。アメリカはその出自から謝れなくなってしまった国だ(いずれ書くと思いますが)。結果、相手を説得するディベートや説得、交渉術、洗脳術の類が隆盛を極めていく。そして、なるべくして訴訟国家になってしまった。
カネと説得スキルを持って相手を打ち負かさなければ自分の主張を通せないという意識が日常生活の中で形成されているのだ。

結果、反省してはならない国にまでなってしまったかの国は、軌道修正のチャンスをむざむざ見過ごしながら、前項で見たようにいまだに新たな犠牲者を生み出し続けている。



★「終戦の日」の決意-----------------------------------------

今日、「終戦の日」
戦後65年。けれど、いつも書いているように、戦争は終わってはいない。

謝れない人や反省できない国は、残念ながら放っておくしかない。
強制しても背骨がなければできないのだ。
できないから、議論すればますます頑なになっていく。


戦争は、まず個人個人が終わらせなければならない。
このブログで取り上げてきた人々のように、自分の中にある闇から逃げ続けずに、真摯に向き合うこと。その長い格闘を通して、はじめて吉田堅治さんのように「やっと、戦後が終わった」と言うことができる。

そうやって背骨を持った人々が増えること―それが、この馬鹿馬鹿しい茶番のような世界を変えていくことになる。



世界を変えるためになすべきことは、
外に向かって革命を起こすことではない。
自分の内側に革命を起こすこと。

議論に費やす時間はもったいない。
意識を外に向けず、内に向けよう。

脳内議論ももったいない。
意識を思考に向けず、感情・感覚に向けよう。



細川さんはテレビも見ずアート三昧の日々だそうだ。
それでよいと思う。

外に向かって一歩踏み出すのではなく、
自分という宇宙に向かって一歩踏み出そう。

そこにこそ、豊かな世界が広がっている。



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Comment

 

植民地と併合は別のことです。
その他当時の事へも誤解が多く見られます。
良く調べてから書きましょう。
せっかくの家族関係への意見も、薄っぺらくみえてしまいますよ。

 

お久しぶりです。

すべてを肯定的に考えるようになってきました。
良いことは続けてます。
どんなに小さなことでも天国の住人達は見てくれてますから。
マザーテレサの言葉に大きなことをする人は多いけど、小さなことをする人は少ないというのがありました。
大きな善も小さな善も同じ善だと思います。
不快なことが起こるのは、忍耐力のテストだと気付きました。
寝る前に適度な反省と自分の良かったことをめちゃくちゃ褒めることが心に良いのかと思います。

ブログ、大変勉強になってます。
ありがとうございます。

 

自律への「気付き」

世界・社会を変えるために為すべきことの最も大きな部分は、
まず“自分の内側に革命を起こすこと”-中尾さんと同意見です。

こちらのブログの読者や、あるいはこのようなブログが気になる人々には
このメッセージ(もしくは真理)は伝わりやすいと思うのですが
そうではない大多数の人々にはどのようにして気付いてもらえるか。

難しいのは、それをどれほど「言葉」で伝えても、
受け取る側が「実感」や体験をしないと本当には伝わらない、
というところですね。

まずは、本当に「自分で」感じ・考えているかどうか、
1人1人が立ち止まって気付く、というのが第1歩。
(そして、其処から「自律」への苦しみも始まりますね...。)

自分の周囲(家族や友人)にだけでなく、より多くの人々(社会)に対して
「気付き」を伝播出来る手法を模索する日々です。

 
    
 
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