プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
01 ≪│2017/02│≫ 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

痛みの塔のてっぺんにいるチャイルドへ

2010/09/07(Tue) Category : 自律(自由と責任)への道
援助者の心構え(=人間関係の心構え)】を読まれた方から、BUMP OF CHICKENの「ハンマーソングと痛みの塔」をご紹介いただきました。

いい歌でした。YouTubeにたくさんアップされていますね。
まずはお一つどうぞ。





★「人とつながるな」という人生脚本--------------------------------------

競争原理を価値とする社会における基本的人生脚本―「人とつながるな」。
愛に反するこの原理に、よくもまぁ人類は長い間騙され、支配されてきたものだと思います(その原理の行き着くところが戦争ですね。原理を存続させるために「正義の戦争」などという矛盾に満ちた言葉が正当化されるのです)。

愛に反する社会システムを懸命に構築してきたわけですから、そのシステムの中で成功するためには愛から遠ざからなければなりません。人々は気持ちを殺して、自らを道具として生きるようになります。自らを道具にする人が家族、わが子や孫をも道具にし、愛に飢えた子羊たちが、自分こそが一番ひもじいんだとメェーメェー自己主張する世界になりました。

みんながみんな我慢比べをしているわけですから、自分の主張を聞いてもらうためには、自分がもっとも不幸でなければなりません。自分は心の痛みを我慢してこんなにがんばって生きている。だから認めてよ、と。




この背景にあるのは、親に認めてもらうためには親より幸せであってはならない、親より我慢の人生でなければならない、という無意識。

もう一つは、親から愛をもらう“可能性”を温存するためには、親の愛を感じられない自分がおかしいんだと、自分がダメ人間であることをキープする必要性―つまり、親の本性を見たくないんですね。

人は、親に認めてほしい、親の愛がほしいという原点から人生脚本を作ります。
ですから、愛に飢えた親から育つ子供たちは、人とつながらず不幸の道をまっしぐら、我慢と忍耐の人生脚本を作ります。

こうして、心の痛みを封印した箱を積み上げて生きることになるのです。




その箱で積み上げた塔を誰より見てほしいのは、親。
お母さん(お父さん)見てよ、ほらこんなに高く積み上げたよ。
私(僕)は、こんなにもたくさんの心の痛みを封印して生きているんだよ。

他の誰よりも孤独で一人ぼっち。
ただ、お母さん(お父さん)、あなたの幻の愛に忠誠を尽くすために―

こんなに高く積み上げたから、見えるでしょ。
お母さん(お父さん)、お願いだからその目で私(僕)を見てよ!




でも、その声はむなしく虚空に吸い込まれていくだけ…。

親はあなたを認めることはありません。
なぜなら、あなたを認めたときに、孤独に取り残されるのは親のIC(インナーチャイルド)ただ一人になってしまうからです。親の中で見捨てられ放置されているICが、決してあなたを認めさせようとはしません。

親があなたを認めるときは、唯一、親が自分自身のICを認めた後なのです。だから、心(IC)から逃げ続けようとしている親から、認めてもらえることはありません。それを真に悟ったとき、積み上げた塔のてっぺんに取り残されたまま、梯子がはずされるのです。



結局、親と同じように、自分も真実から目を背け、気持ちを封印して生きてきましたから、自分の人生を一歩も歩いてはいません。すべての行為は、ただ痛みの箱を積み上げるためになされたものだと気づき、そして、本当に孤独になります。

周りに誰もいなくなったとき、ようやく「自分」との出逢いがあります。
孤独になって腹をくくって覚悟を決めて、箱に詰め込まれた感情を一つ一つ救い出していく作業が始まります。

ハンマーソングを歌うのは、自分と向き合う覚悟を決めた自分。
自分が自分の心の岩盤をハンマーで割るのです。

箱にしがみつき、てっぺんで震えているのは、
人生脚本をひた走ってきたチャイルド。

辛くないよとポーカーフェイスで走ってきた健気なチャイルドと、
そのチャイルドに箱に詰め込まれてきた感情(チャイルド)たち。
人の心の中には、大きく二つのチャイルドがいるのです。




★てっぺんにいるチャイルドへ--------------------------------------------

あなたは、もう十分に親を愛したよ。

子供としてできることは、できる限りのことをやったよ。

親はそれで十分に報われているんだよ。



もう、
いいんだよ。

ほんとに、

もういいんだ



よく、がんばったね。

つらかったね。

くるしかったね。

くやしかったね。

かなしかったね。



そして、



さびしかったね…






ごめんね。

君一人にがんばらせてしまった。



許してね。

こんな人生脚本を歩いているなんて、自分で気づかなかったんだ。



愛している。

これからは、ともに人生脚本を作っていこう。



ほんとによくやったね。

ごくろうさま。

ありがとう。



心から、
ありがとう。










★さぁ、ハンマーソングを歌おう-----------------------------------------

…てっぺんにしがみついているチャイルドに、そう言ってあげて下さい。
だから、もう痛みを積み上げる必要はないんだよ、と。

そして、そのチャイルドの労をねぎらって、受け止めて、
もう親のための人生脚本を歩く必要はないんだよ、とそのチャイルドが納得したら、

今度は、箱に詰め込まれたチャイルド(感情)たちを解放していきましょう。
感じてこなかった感情を感じて、空に解き放っていきましょう。
高らかにハンマーソングを歌いながら



封印されたすべての感情を解き放ち、
古い人生脚本を突っ走ってきたチャイルドと出逢って和解したとき、

あなたははじめて自分の人生に第一歩を踏みしめるのです。













関連記事
 
Comment19  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

このブログを読んで、涙が出てきた。
声に出して読んだら、涙が溢れてきた。

カウンセリングを受けてから、脚本ちゃんを憎んでいたけど、、、
それは違った。。。今気付いた。。。

脚本ちゃんもずっと1人で頑張って、
辛かった。
寂しかった。
寂しかったんだ。

そう、脚本ちゃんも寂しかったんだ!

脚本ちゃんも、僕の体の中にいる沢山のチャイルドの1人なんだ。


 

これを読んで

読んでいて、自然と涙が出てきました。
私も、てっぺんにしがみついています。
それを誰かに気付いてほしい…ずっとそう思っていました。
でも、これを読んで考え直しました

 

舞さんへ

“自分で自分を愛する”ことが、唯一自分が救われる道なのだと
他の人の体験談やお話・理論を色々な雑誌や本で読んでそう思っても、
どうしてもそんな気持ちになれない、自分を愛するということが
どういうことなのかよく分からない-
そんなかつての自分の姿を、舞さんのコメントの影に見ました。

 

モラ母の娘婿さんへ

システムのことはわかりませんが、コメント欄に書く前に他の場所に、死にたい気分の自分を素直に感じながら、死にたい死にたい、死にたくてたまんなーーーい。だっだってーーーーとひたすら書いて行くと、どんどん別の感情がでてきたりしますよ。
ひたすら感じながら書いていると、いろんなことをー思い出してきたり、で、さらにその時の本音なんかもバリバリ書く。やってると一段落だなってとこまできます。

で、改めて読みかして、さらにでてきた感情を感じて受け止めて、さらにひと段落ついて、それでもここに書きたいなと思ったら、それもしっかり感じて、コメントしてみるっていいうのも、かなり良いです。気がすんじゃってまぁいいかってときも結構ありますよ。

チャイルドは自分に気持ちを聞いて欲しいし、理解して欲しいし。
さらに、理解できた自分の気持ちを誰かにきいて欲しい「本当は親に聞いて欲しいんですけどね」でも、親は自分を受けとめられないし、だから他の大人に聞いて欲しいんだ!という気持までわかったうえで書いて行くとそれらをひっくるめた気持ちが、癒された経験があります。

 

親の気持ち

親の気持ちなんてもんは、わかったところで殆ど、自分の気持ちの救われには繋がらないです。
理解できても許せないし、傷ついた気持ちが癒やされるわけではないし。

むしろ、自分をしってゆく過程で親の気持もわかって、それでも、いやだからこそ許せない!!!というこちら側の気持がある。

親の気持を思いやることは、その時の自分なりにめいっぱいやってきているのだから、いつも後回しせざるえなかった自分の気持ちの味方になったほうが良いかと。

親への感謝や反省なんてものは、余裕ができてからの方が無理がないですよ。自分を責めてる間は、どこかで相手を責めてるもんですから。

 

墨さんへ

レスを有難うございました。嬉しかったです。毎日頻繁にこのサイトを見る訳ではないので、ついお返事が遅くなってしまい、恐縮です。

>色々と調べたり、経験が増えていく事で、 親の気持ちも解るようになりましたが、 救われない自分もいますよね。

そうなんです。親の育った環境を色々と推測し、親戚からの情報と照らし合わせると…私がかつて反発して発した言葉の刃の罪深さも分かってきて…余計に自己嫌悪に陥ります。

モラ親が家族を「徹底管理」する牢獄に長年住んでいると、本当に囚人のような無力感・絶望感にグルグル巻きにされてしまいますよね。墨さんもそんな経験を散々されてきたのでしょうね。

p.s.今朝、素直な気持ちのままに「死にたい、死にたい…気分」というコメントを載せようとしたら、何故か載りませんでした。このブログには、システム的に同じような表現を同じ人が書くと受け付けてくれないんでしょうか?

 

モラ母の娘さんへ

海外で生活をしたかったと思う事もありましたが、
海外生活でも色々とおありだったのですね。

私は、道徳と金銭に物凄く煩い家庭で育ちました。
完璧主義、生真面目、几帳面、潔癖な母親だったので、
徹底管理されるような家庭でしたね。

色々と調べたり、経験が増えていく事で、
親の気持ちも解るようになりましたが、
救われない自分もいますよね。

私も精神がおかしくなってしまい、現在通院中です。


因みに、人類を敵と見なす事があるのは、
動物視点で世界を観ている事がある為です。

 

感情の抑圧→表現出来なくなる→抑圧…のループなんですね

Bump of Chickenの“魔法の料理...”の歌詞、響きました。
(思わず自分のことかと思ってしまった...。)

“大きくなるんだ 伝えたいから
 上手に話して 知って欲しいから
 何て言えばいい 何もわからない
 …
 期待以上のものに出会うよ でも覚悟しておくといい
 言えないから連れてきた思いは 育たないままで しまってある
 更に 増えてもいく
 …
 君の願いはちゃんと叶うよ 怖くても よく見て欲しい
 これから失くす宝物が くれたものが今 宝物”

数日前に読んだ、主夫による‘子育て・躾’の指摘記事とも重なりました。

“3歳の子供には“約束”を守るだけの力が備わっていない。
 その結果、母親はますます怒りをつのらせて、
 子供の方ではひたすら母親を恐がり、自分の欲望を抑えるようになる。
 自己主張ができなければ精神的な成長は遅れ、
 自分から世界に働きかける意欲も損なわれる”

そして、抑圧が解けないままに母親となった女性もまた、
多くを抱え込み苦しんでいるんですね...。

 

バンプ関連で
「魔法の料理~君から君へ~」という歌もいいですよ。

http://www.youtube.com/watch?v=CtsFLkmYrlM&feature=related

 

自分で自分を愛する意味ってあるんでしょうか?価値のない自分が価値のない自分を愛して何が救われるのでしょうか?わかりません

 

墨さんへ

わたしは0歳の時に父の仕事の都合で欧州に渡り、3歳の頃から日本人に敬遠されているドイツで母によって無理やりドイツ人の先生にピアノを習わされてきました。日本へ入国しても相変わらずモーレツなピアノ教育を強制され、看守よろしくガラス越しのドアから一日4時間から5時間ものピアノ練習を強要されました。

本当は私は楽天的でバレーボールやサッカーなどの球技がしたかったのですが、突き指をするという理由でゆるされませんでした。日本人の先生の所に通うのも東京まで往復5時間かけて、
小学生の4年生頃からずっと独りで通わされました。通算13年間です!!勉強の事は幸いにして言われず、ひたすら母の果たせなかった夢の体現者として強要されていた訳です。

もう40代後半。いい加減母の身勝手さを許してもいい頃なんですが、母は80近く。戦争の後遺症のせいか、思いこんだら命がけなんです。これは死ぬまで治らないでしょう。精神科医にはもはや老人性の人格障害と言われていますが、現在の私には、戦争後遺症の母を憐れむ気持ちと共に、私の魂の自由を奪った母を許すことはできません。矛盾していますが、私の魂とICを救いたい気持ちで今は悪戦苦闘。体力と精神衰弱に苦しんでいます。

 

匿名人さんへ

レスありがとうございます。
私も同じような二律背反に悩む事が多々あります。

 

このブログを読んで、一息着いたら私の中のチャイルドに出会えた!

随分前から読ませて頂いて、理屈では解ってるつもりだったけど、今日は言葉じゃなく、いきなり目の前にチャイルドのイメージ現れた!

その途端に、過去のありとあらゆる記憶が意味を持ち、全て繋がった。
今までの私は、生まれてこのかた起きた出来事の意味さえ理解できなくなるほど、常に傷つけられてたみたいだ。

そんな状況に置き去りにされても、私のチャイルドは、暴れながらも、たった一人で孤独な無限地獄を耐えていてくれたのだと気づいたら、涙が溢れ、愛おしくて愛おしくてたまらなかった。

これからの私の時間は、憎しみに囚われて浪費するのでなく、私のチャイルドに感謝して、ただひたすらに愛するために使いたい。

 

墨 さんへ

>人類をハンマーで破壊死体

まったく同じじゃなけど、わかるなぁ・・・といわせてください。
父を、母を、私を苦しめたすべてをこの世界を、破壊死体

そう思うたびに、いや・・・それ以前から何度も自分自身が
「破壊死体」
になってきたから。

絶望しながら・・・死にながら生きるしかない世界で虚空のように存在してきた自分。

「破壊死体」

そこにあるのは、人間として当然ある感情の黒炎だ。
奪われてきたすべてを返せと叫びたい自分がいる
それができないのなら、いっそすべてを壊したい

それでも・・・なにもかも許して、すべてを認め抱きしめたい自分もいるんだ
それも自然







 

シンクロです。

今現在、親の抵抗を感じておりまして、もう無理だなと腹をくくっていたところです。それと、とんでもないところから、昔の感情が出まくっていて、自分でも手の着けようがない怒りを感じています。

今回の記事でもよく理由はわかりました。
彼女の抵抗は、彼女のドラマだから、私はそのドラマのキャストを降りようと決めました。
私は私を生きたいので私は私を生きようと決めたのですが・・・母を救おうとすると、彼女のドラマにむりやり引きずり込まれるし、私が母に説明しても、メビウスの輪のように終わることがないと気付きました。母はそのドラマをしていたいのだから、それを受け入れようかなと思います。とんでもない、被害者を演じてくれるので、私は必然的に加害者に仕立てられてしまいます。もうやってらんない。
もう我慢はやめて、素直になって、支え合って行こう、ということさえ伝わらない・・・笑
もういいです。彼女のドラマにかかわるほど暇じゃないです。
私は私で私を生きることを決めました。父が他界しているので、弟と母とで、『良い家族』というドラマもあるんだろうって思ってたんですが、無理みたい。
それがいいと言うことでも悪いと言うことでもなくて、そういう家族だったということですね。残念ですよ。とても。一番身近なご縁ある関係なのに、歓びも苦しみもシェアして支え合うこともできず、我慢大会がつづいているんですから。でも、もうそういうドラマも飽きちゃって・・・
孤独で寂しいことがあっても、自分を生きます!
私の人生脚本は、私が幸せなせいで、まわりもみんな幸せっていうストーリーです!

 

泣けました。
バンプの曲は聞いて泣けてくる曲が多くて好きです。

いまだ俺様、王様、何さまな感じの抜けきらない自分ですが、いつか箱の上じゃなくて地べたに寝転がって空でも眺めたい気分です。

 

墨さんへ

墨さんのコメントを読んで、墨さんは遠い昔に
自然な感情や感覚、すなわち「感じる」ということを
捨て去ってしまったのかな、と私は感じました。
(「思考」機能がとても強い方だな、と。)

以前、私のブログにコメントを寄せて頂いた時や、
墨さんのブログを拝見した時も同じことを感じたのですが、
どのようにお返事して良いのか迷ってしまい、
そのままになっていました。

おそらく、男子と女子の育てられ方の違い(=環境)が、
大きく関係しているのではないかなと私は思っています。
その辺りの考察を、ある程度温められたら、いずれまた
私のブログで記事にしたいと思っています。

 

人類をハンマーで破壊死体

 

泣いちゃいました。

いい歌ですね。

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
ブログ内検索
 
Google

Web このブログ
 
会場でお会いしましょう(^^)
風化させまいカレンダー
 
 
著作
わが子を守るために
記事
写真/動画集はこちら↓
 
 
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
↓このパーツを設置すると14本の苗木を植えられます
QRコード
 
QRコード