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自分を抱きしめる

2006/04/23(Sun) Category : 心と感情
変われ、
変われ、

変わらなければ、
変わらなければ、

変わってない、
変わってない、

繰り返されるメッセージ
磨り減っていく自分

磨り減るまいと抵抗している自分
守るために鎧を着る自分

針のむしろ
変わろうとし続けた無理

変われというメッセージが人は一番辛い
変わる必要はない

突っつかれるから、人は弱さを見せなくなる
突っつかれると、そこを変えなきゃならなくなるから

変わらなければと思うから、人は自分の弱さを見なくなる
弱い部分を見ると、変わる努力をしなければならなくなるから

弱い自分、駄目な自分を克服しようとするから自分に下駄を履かせてしまう
下駄を履いているのに、その履いている下駄さえ忘れてしまう

無意識の内に自分を上に立たせる言葉
無意識の内に相手を卑下している言葉

そうまでして、自分は強くあらねばならなかったのか
弱い自分を隠さなければならなかったのか

そうして、いつの間にか自分を見失っている
迷子になった自分は自分の中の奥底で泣いている




僕を責めないでくれ
僕を見捨てないでくれ
僕も自分の一部なんだ
僕を自分の一部と認めてくれ


誰か、僕を認めてくれ!


光に包まれ、身体から力が抜ける
不意に溢れた泪

滂沱の泪
言葉にならない言葉



なぁ~んだ、俺も優しくされたかったんじゃん
優しい言葉をかけてもらいたかったんじゃん
あるがままの自分を認めてほしかったんじゃん
抱きしめてもらいたかったんじゃん


なぁ~んだ、俺
十分に弱いんじゃん


俺は俺のままでいいんだね
変わらなくてもいいんだね

深い安らぎの中で肩の荷が下りる


包まれる

そこではじめて理解する


全ての人はまったき存在なんだと
命の重さに軽重はない、と。


もうこれからは見捨てはしない。
自分の中の弱い僕のことを。
もう無意識の底に沈めたりはしない

安心してそこに浮かんでおいで
制限したりコントロールしたりしないから


十分にそこで気持ちを吐き出しな
私が“僕”の気持ちを聴いてあげる
しっかりと受け止めてあげる

だから、気が済むまで気持ちを吐き出すといい
私が“僕”の最高のカウンセラー




ごめんね


もう見失ったりしない



ごめん

さぁ、手をつなごう



ごめんな
もう、離さないから


きっと同じ歩調で歩いていける


…許してくれ!

俺は強くあらねばならなかった!



でも、ごめん…

謝っても謝っても謝り足りない
だからだから

抱きしめる

ただ
抱きしめる


いつまでもいつまでも






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変わる変わらなきゃ変われ変われば変われない笑

世界を変えたかったら自分を変えればいい。
変えることのできるのは自分だけ。
そう信じて、突っ走ってきた。
そして、ふと変わってないことを突きつけられて、絶望した。
そして、変わらなくていい、と言われて…え。となってしまう。

ハラスメント界的に変わるということは、外に合わせて自分を曲げたり、騙したりごまかしたり、ムリに外から持ってきたなにか新しいものを信じこんだり、新しい趣味を持ったり、新しい仕事をしたり、日常から外れて特別なことをしたり。
とにかく、外に、外に、外に。
自分にたいしては徹底してコントロール。
言葉で刻んでみたり、細かく砕いてみたり、がっちり抑え込んだり、ピッタリ閉ざしてみたり、型にはまってみたり、作りこんでみたり、築き上げてみたり、それを壊してみたり、化学反応を起こしてみたり。


そんな苦行、もうやんなくていいんだよ。
変わってないってサインは、変わってない私を見てってこと。ただそれだけ。
ハラスメント的な善悪に照らし合わせて、無闇に一喜一憂してごめん。
あの泣きそうな赤い目をした影法師。
私のなかに今でもどこかで隠れてる、あの子を私の手で闇へと葬ってきて、だから病んだんだから。
どんな自分も、愛すこと。
それが出来たら、自然とかわりゆく。

今まで全く教えてもらえなかったから、やり方がわかんなくて、下手を打ったらごめんね。
いや、たとえ教えてもらっても、二足歩行の仕方を口頭で説明されるような、イマイチ飲み込みない感じで、まだわからないことも多いんだ。

とりあえず…つべこべ考え込んでないで、一緒に歩こっか。

 

変われ!は辛い。

変われと言われることは辛いです。
自分で自分自身を切り捨てろと言われたようなものです。
私は一度自分を切り捨ててしまいました。
本当の自分じゃない嘘の私が誉められるのも、演じ続けなきゃいけないことも自分自身を切り捨てた自分が許せないことも、他人を恨んでしまうこともとても辛かったです。
今はもう変わる必要がないということが理解できましたがまだ時々自分を偽る自分がいて悲しくなります。

 

変わろうと自分を責め続けることで、なんとか進んできたような気がします。
あらゆるシュチュエーションの中で、それぞれに見合った最高の自分を演じようとすることで、なんだか自分がバラバラになってるような気がします。
変わらないままでいい、勘定のままでいい、それはどの自分のことなのだろう?と迷ってしまいます。

 
    
 
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