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衰退する町の再生―西郷真理子さんの挑戦

2010/11/08(Mon) Category : 人物
かねてより書いているが、地方の衰退は目を覆うばかりだ。そういう中、以前『コンパクトシティ』で紹介した北海道伊達市などが、今後のモデルになると感じた。

幼い頃に読んだ絵本に描かれていた町は、「歌の町」そのままの町で、とても夢があって飽きずに眺めていた。

♪1
よい子が住んでる よい町は
楽しい 楽しい 歌の町
花屋はチョキチョキ チョッキンナ
かじ屋はカチカチ カッチンナ

♪3
よい子が元気に 遊んでる
楽しい 楽しい 歌の町
荷馬車(にばしゃ)はカタカタ カッタリコ
自転車チリリン チリリンリン


かじ屋も荷馬車も、幼い頃に町にあり、ガタゴト通っていたものでとても懐かしい。「歌は世につれ」というが、このような夢のある町がなくなってしまい、そのような歌も歌われなくなってしまった。



---------------------------------------------------------------
そのコンパクトシティを一から作り直しているのが、「住民による街づくりを手伝う建築家」西郷真理子さん。日経WOMANが今年各界で最も活躍した人を表彰する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2010」の大賞に選ばれている。

『在学中から京都、金沢など歴史ある街並みの調査を通じて、居心地のいい街は住人自らが街に誇りを持ち、街づくりに積極的にかかわっていることに気が付いた』ことが出発点。

20年かけて高松市の丸亀町商店街を立て直した西郷真理子さんのご苦労の経緯は、ドラマ「あなたの“ふるさと”は大丈夫ですか? ~前代未聞の商店街再生 20年間の軌跡~ 」(ルビコンの決断)ともなった。


番組のメモが下記ブログにコンパクトにまとめられていたが、西郷真理子さんのご苦労がしのばれる。伊達市の菊谷市長も徹底して住民の方から話を聴くことからスタートされたが、西郷真理子さんも商店主の悩みにひとつひとつ耳を傾けることをされている。
http://ameblo.jp/kigyoukeiei/entry-10429169190.html
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-100715

論じ合うのではなく、聴き合うことから物語は始まる―いつもそう思う。


その西郷真理子さんのメッセージが構想日本発行のJ.I.メールニュースNo.476(2010.11.04)に掲載されていたので転載したい。このような街づくりが広がればと思う。




■「コンパクトシティは中小企業を振興する」----------------------------

高松市の丸亀町商店街で、食に係る連続イベントを行った際、「未来の食卓」を見た。小学校の給食をすべてオーガニックにしていくことに取り組んでいる南仏の村を舞台にしたドキュメンタリーで、本国では思わぬ大ヒットを記録したということだ。

葡萄に農薬を散布する農民が、散布後は鼻血がとまらなくなると語るシーンがあるが、一緒に参加していた、地産地消レストランを成功させた「葡萄の樹」の小役丸さんも、かつて同じ経験をしたそうだ。

沢山の印象に遺るカットの中で、私が気になったのは、専門家が無農薬でない野菜は本当に安いのだろうかと問いかける場面である。農薬や土地に対する被害、流通にかかるエネルギーの消費などを勘案すれば、実は有機野菜より高価なのではないかいうことだ。

環境などへの外部不経済が価格に内部化されていないという問題は、ズッと前から指摘されていて別段新しいことではないが、ツイそんなことは忘れざるを得ないほど日常化しており、思い出さされるとハッとするのである。


私が取り組んでいる中心商店街の再生にも、同じようなことがたくさんある。商店街は、郊外大型店に比べて、品揃えが少なく、価格が高く、サービスが悪いと言われる。そしてしばしば従業員一人当たりの売上げが比較される。実際、大型店では従業員ひとりあたりの年間売り上額は4000~5000万円で、商店街の1000万円程度に比べれば遥かに大きい。

これをもって効率あるいは生産性が比較されるわけだが、ちょっと待って欲しい。これを雇用問題と捉えれば、同じ売り上げで、商店街の方は何倍もの雇用を生み出すことができるということだ。郊外の大型店は、その維持に、中心市街地の商店の何倍ものコストがかかっているのである。利益も大きいが、それは現地には残らない。

中小企業は集積してこそ効果があがる。中小企業ががんばることによって地域社会は活性化し、雇用も生み出される。コンパクトシティ(※)を実現する中心市街地は、そのような場としてきわめて重要だ。

もっとも、こんな数字のマジックをいくら説いたところで、中心市街地商店街の魅力が顧客となる市民の目線とズレていては意味がない。中心市街地商店街はどのような役割を果たすべきなのか、私はここでも大きな錯覚があったと思っている。つまり、商店街が大型店と同じ品物で競おうとしてきたことである。言い換えれば、中小企業の育成目標を大企業に置いたところに間違いがある。

商売の醍醐味は「どんなに優れた製品も、売る人、使う人がいなければ、成り立たない」ということである。この原点に立つと、商店街には大型店では出来ないビジネスの領域が一気に広がる。中心市街地商店街の逆襲はこれからが本番である。


(※)コンパクトシティ:従来の都市計画を見直し持続可能な都市開発を目指す都市・まちづくりの政策。具体的には「住」を含めた様々な諸活動(「職」「学」「遊」「憩」など)を都市の中心部にコンパクトに集積することで、中心市街地活性化等の相乗効果を生もうとするもの。





*下記にラジオインタビューがあります。
島島ラジオ

*上記に有機農業のお話が出てきましたが、来る11/27(土)に国立オリンピック記念青少年総合センターで国際有機農業映画祭が開催されます。
国際有機農業映画祭2010

★国際有機農業映画祭2010感想
「海と森と里と つながりの中に生きる」
「ミシシッピ」―宇宙から見た人のやっていること
「緑の革命ー光と影」―奴隷化させられる農民たち
「パーシー・シュマイザー モンサントと闘う」―夫婦の絆が世界を救う
「種を採る人」―雑木林から教わった岩崎政利さん



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