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「海と森と里と つながりの中に生きる」国際有機農業映画祭2010

2011/04/12(Tue) Category : 映画
【国際有機農業映画祭2010】感想1

umitomoritosatoto


★「海と森と里と つながりの中に生きる」------------------------------

「人」のためではなく
「金」のために産業が動いた時代

カネのために、自然の循環は断ち切られた。

「開発」の名の下にダムで流れをせき止め、
コンクリートで川や海を固め、
干潟を埋めて建てて、

酸化と還元の息の根を止めた。



それを推進したのは、森・川・海を別々に考える
縦割行政と言われる行政システム。

効率を求める人類の浅はかさと無知が、
そのようなシステムを生んだ。

そして、その縦割り巨大システムが
大震災と想定外のトラブルを前に身動きもできず立ち往生している



四方を海に囲まれる日本。
中でも東京湾は「世界一豊かな海」だったという。

今でも、スズキの水揚げは日本一。
その日本一を支えているのは、湾内にわずかに残った「三番瀬」。

三番瀬に流入する川は5本。
全国ワースト1&ワースト3を含む汚れの極めてひどい川たちだ。

わずかに残った瀬、汚染のひどい川、それでも尚これだけの威力がある。
自然は偉大。



かつて広葉樹に覆われ、豊かな栄養を運んできた里山。
しかし、建材として使いやすく成長の早い針葉樹(青木)に植え替えることが流行った時代、“山持ち”は、「雑木(紅葉樹)のままにしておくのは恥」と噂された。

あぁ、弱きは信念を持たぬ人の心。
世間の風潮に流され、後ろ指を指されるのがいやさに、
こぞって青木への植え替えがなされた。

結果は、
栄養のない赤土が海に流出し、
鉄砲水が下流を襲い、
がけが崩れ、
餌のない熊が里に出てきた。




森が栄養を海に運んでくれることに気づいた漁師が立ち上がった。

「森は海の恋人」

その旗の下に人は集まり、山に広葉樹の植林をしていった。






★先祖伝来の里山を守れなかった理由---------------------------------

「大きな火はいらない」の記事で、『禁止令と罪悪感はセットである』と書きました。

国が方向性を示すと、それに従わなければ「罪悪感」を覚えます。
加えて、何もしなければ「恥」というプレッシャーがかかってきます。

プレッシャーをかけるのは、「後ろ指を指されないように」という身内の目であり、「怠け者」という世間の目です。

こうして、国が強制しなくても、方向性を示すだけで、日本中の生態系豊かな山々が、か細く貧しい杉山に変貌しました。
山が泣いている



破壊するのは簡単。
影響は、その後永続的に出続けます。
原発の放射能による大気汚染、土壌汚染、海洋汚染のように拡散して。

国の号令に従って子どもを教育に追い立てるのは簡単。
影響は、その後、家族機能や社会機能の不全として拡大していきます。

その影響が事件や事故など目に見える形になったときに言うのです。
「わからなかった」「想定外だった」

―本当は、わかっていたはずです。
しかし、「罪悪感」や「恥」というプレッシャーに負けてしまった。

その自分の情けなさ、不甲斐なさを見たくないために
「わからなかった」「想定外だった」と言っているだけのこと



なぜ、こうもたやすく流されてしまうのか?
なぜ、流れの中でまっすぐに立っていられないのか?

それは、「滅私奉公」という意識のインフラ整備が日本人全員に出来上がっている上に、「人様に迷惑をかけないように」「人様に後ろ指を指されないように」と小さい頃から刷り込まれて、「禁止令」が頭の中に埋め込まれているからです。

だから、国が方向性を示しただけで、自主規制→他者規制→正義面した取締り、と盲目的に嵩にかかった行動をし始めるわけです。薄っぺらい人間ほど、権力を嵩に着て居丈高な行動をとります。

このように、日本人一人ひとりが自律できていなかったからこそ、今の社会の姿があるわけです。今の社会を作ったのは、私たちみんなです。





★闘う相手は「罪悪感」や「恥」という“エセ感情”---------------------

私達が闘わなければならないのは、私たちの行動の結果としての社会ではなく、今現在も自分の行動を操っている「罪悪感」や「恥」という“エセ感情”であり、その感情の発動元になっている親の「禁止令」です。

ハッキリ言います。
「罪悪感」と「恥」は、IPの手先です。
「罪悪感」や「恥」という“エセ感情”は無視して下さい。

そして、禁止令を次の言葉に置き換えて下さい。
親に迷惑をかけることが、子の甲斐性
旅(人生)の恥はかき捨て
人の目に自分の人生売ることなかれ


人生相身互い、持ちつ持たれつなんです。
一人で頑張る必要はどこにもありません。
また、みんな頑張っているからと言って自分も頑張らなければならないこともありません。「三年寝太郎」という昔話があるように、頑張り時は人それぞれ。

あなたは、世間に流されずに、まっすぐ立っていることができますか?


自分の本当の気持ち、及び体からのメッセージにだけ従って下さい。




★分断の貧困、つながりの豊穣-----------------------------------------

面白いなぁ~と思ったのは、漁師(海の民)という異文化が閉塞した山里(山の民)を救ったこと。

正確に言えば、生態系という包括した視点が、分割されて貧しい形に変えられた系に風穴を開けたのです。開放定常系が価値閉塞系を救ったのです。

分割や分断からくる発想がいかに貧困で手前勝手で、かつ害を及ぼすか。
多様性とつながりの中に身をおくことがいかに大切か。

「男女七歳にして席を同じゅうせず」に始まり、女性専用車両やシルバーシートなど、分断の発想や環境は、人間に禁止令を与え続けていきます。こうして、「人工環境」がひそやかに「操り人形」を作り続けているのです。



み~んな、枠を取っ払って大きくなれ。
されば、お互いに牽制しなくなる。

相互監視の密告社会から
共生・協力の支えあう社会に変わる。

男も女も、大人も子どもも老人もなか!
そして、み~んな、つながれ。






三番瀬
森は海の恋人

・DVD「海と森と里と つながりの中に生きる」




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関係無いけど

須藤元気の本は読んだことありますか?
くすっ、と笑えて面白いですよ♪

あ、ある本のあとがきに、須藤さんと共著の人が
須藤さんに「地球上の誰もが『つながっている』ので、~略~」と言われたと書いているので
この記事と関係無いこともないかな?

 

桜キレイですね。 日本の宝物です。

 
    
 
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