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中尾英司

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老夫婦 vs 若(?)夫婦

2011/04/28(Thu) Category : 旅行記
「まほろば講座」においでいただいた皆様、ありがとうございました。

22日 市内観光&父のバースデー
23日 アースデー(~20:00)
24日 まほろば講座(~22:00)
25日 カウンセリング
26日 杉渓一言先生のセミナー最終日(~20:00)

密な5日間でした。
22日、午後高山着。震災の影響で観光客が激減。例年の3割くらいじゃないかというお話。こんなに閑散とした上三之町界隈は初めてでした。

20110422takayama1


でも、桜は見事。

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妻お気に入りのショップへ。ここで小さな小鳥をお土産に。

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他にも、ブリキや陶器の置物など、見てて飽きない置物がたくさんあります。

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お座敷の中の喫茶店で一息。

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★生まれて初めて? 父のバースデー---------------------------------

そろそろ、予約しておいた父へのバースデーケーキも届いているだろうと、実家へ。高山のコンビニでも水のペットボトルが不足していましたが、タクシーの運転手さんが、「原発は要らないね」と話してました。おそらく、日本国中、一般庶民の感覚としては「原発いらない」でしょうね。東京でも、JRやメトロで冷凍食品のようにガンガンに冷やされていましたからね~。薄着の女性が震えているのを見るとかわいそうでした。あんなバカしなければ電力は随分省けると思います。

さて、実家に着くも、ケーキのことは話題にも出てこず、「?」。
あまりにそ知らぬ風なので、夕方5時頃に届けてもらうよう頼んでおいたけど、まだだったのかな……と思いつつ、「何か届かなかった?」と聞くと冷蔵庫の中にしまいこんでありました。<おい!>

「明日は夜遅くなるからさ、今日親父の誕生日をやろうと思ってケーキを注文しておいたんだよ」と言うも、なんだか要領を得ない老夫婦二人。ぽかんとして突っ立っている子どものような父。本人がそうだからか思考停止している母? いずれにせよ、固まっている感じの二人(--;)。

「ハッピバースデーやろうよ」と言うと、
「そんな習慣ないからな」と父。
「“習慣”じゃなくって、やってもらったことがないんだろう。じゃ、やろうよ」とささっとフォークとお皿を用意して、ローソクをつけてハッピバースデーを歌った。まぁ、その間の父の顔。ニコニコと満面の笑みで、まんま子どもの顔でした(笑)。ふぅ~っとローソクを消す父の様子も、年寄りは子どもに返っていくんだなぁと思わせるものでした。

ケーキは、母のときは生クリーム、今回は生チョコクリームでしたが、甘すぎずとてもおいしかった。私が浪人時代1年間住んでいた上岡本町にあるシェリールというお店で、タルトもおいしいです。




★デイリーハッスルズの本質はディスカウント-------------------------

ところで、“習慣”とはよく言ったもので、かように体験していないことはできず、日常はほぼ自動実行で動いているような二人。以前、妹がぶちきれたことがありました。
朝、母が「食べなさい」とご飯を用意したときのこと、「私は朝コーヒーしか飲まないって知ってるじゃない!」と爆発しました。妹の蓄積された怒りがよ~くわかりました。

母は自動実行で言っているわけですが、何度も「朝は食べない」と言っている妹からすれば、自分の言ったことを完璧に無視されていることになります。何度言っても母親が変わらないので、言うのをあきらめ我慢していくわけですが、実は、人間にとって一番堪えるストレスは、「日常的に継続する些細な我慢」(デイリーハッスルズ)なのです。

なぜ堪えるかというと、この場合で言えば、毎朝毎朝、「私はあなたの言うことは無視しているよ」と言われているのと同じだからです。人として認めてもらえないことをディスカウントと言いますが、妹は毎日母親からディスカウントされていることになるわけです。

ディスカウントが続くと、自尊心が奪われ、自己評価がどんどん低くなっていきます。そして、自信がなくなって消極的になり、やがて鬱に至るか、あるいは、奪われた自信を取り戻すために戦闘的になったり、自信過剰に振舞ったりするわけですね。

なぜ母が自動実行を変えないかというと、その行動に自分の存在がかかっているからです。「食べなさい」と薦めることにより、「ありがとう」というストロークをもらえる、あるいは貰えないにしても、そのストロークを期待できるからです。ストローク飢餓のある人は、このように自分から手を出して、相手からストロークを引っ張り出そうとします。

つまり、母は自分の存在を相手に認めさせることだけが無意識にあるため、結果として妹の存在を無視していることには気づかないわけです。これが、実に多くの親子に共通して見られる構造です。




★気持ちが後を引かない理由----------------------------------------

私も今回の旅の中で父親に一度だけぶち切れました。
父の自動実行的発言に、いきなり私の中のマグマがもりもりと沸き起こってきた感じでした。「あ~こういうのに、ずっと耐えてきたんだなぁ」という過去の蓄積を感じました。

もう我慢をするつもりはありませんのでガンと言うと、「こんなことくらいでそこまで怒らんでもいいのに人間が小さいのう」というようなことを笑って言うのでますます怒りに火がつくわけです。

自分たちが、支配・侵入・介入・押し付け・無視など、無意識に人をどれほど傷つけているかを知りもせず、相手が我慢の限界を超えて切れると「それくらいのことで」としたり顔に言う―この無知傲岸に悔しい思いをしてきたわけです。

かつては、その怒りを押し込めてきたり、「あの親に怒っても仕方ないだろう」とクールに無視してきたりしたのですが、今は出てきた怒りのチャイルドは、そのまま怒りの表現で出してあげます。ですから、出した後はすっと治まって後を引きません。

両親の姿勢は変わらないのですが、これまではその変わらないことに苛立っていたのが、今は過去に発散できなかったチャイルドを発散するチャンスを、今提供してくれているのだなぁと思って見ています。

このように、両親に対する見方が変わったこと、そして自分のチャイルドに我慢させないことに決めたことから、今は、怒りの感情を出しているときにも、それを眺めている自分がいます。だから、後を引かずに、すぐにフラットな状態に戻れるんですね。




★「気持ちを伝えない悔い」を残さない-----------------------------------

ところで、妻もほんの一瞬、わが家の毒に当たった場面がありましたが、私の指摘ですぐに持ち直しました。私たち二人が毅然とした態度でいると、向こうは入り込んでくることができません。どんな場所にあっても、周囲に心を惑わされず淡々と自分のままでいること―このことの、よい訓練になっているかもしれません(笑)。

今回は、エネルギーは多少使いましたが、実家にあって実家に巻き込まれずにいることができました。私たち夫婦が老夫婦の前で一枚岩になる第一歩を踏み出したような感じです。そういう意味で、学びがあるなぁと面白みも感じています。そういう余裕が、ほんの少しですが、私たちに出てき始めたと言うことかもしれません。


親から抱きしめてもらったことのない子どもは、人から抱きしめてもらうことに戸惑ったり、嫌悪感を持ったりします。父もまた、そうでした。今回は見送ってもらったときに、すっと逃げようとするところを捕まえて私が握手をし、その間に妻が父をハグしました。打ち合わせのない連係プレーです(^^)。

こういうボディブローが、だんだんと効いてくるでしょう。
それが証拠に、世話になったお礼の電話をしたときの父の素直なこと(笑)少しづつ変化していけばいいなと思います。


親との関係は、親が亡くなるまで続いていくものでしょう。そして、そこに学びがあり続けることでしょう。割り切ろうとか、卒業しようとか、無理をする必要はありません。

相手が親であれ、配偶者であれ、子どもであれ、自分は自分のチャイルドを大事にしてその気持ちを伝えていく―これに徹すれば、どんな相手との関係でも怖いものはありませんし、気持ちを引きずることも、執着を残すこともありません。

震災は、「今ある気持ちを伝えない悔いを残すな」ということを教えてくれました。この教えを基に、シンプルに行動していきたいと思います。
とっても、楽ですよ~(^^)




<続く>


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何日か前にこの記事を一度読んだんですが、もう一度読みたくなって(先にコメントを読んだからかも)、自分がどうして今こんなにモヤモヤしているのかに思い当たりました。連休中の小さな我慢の積み重ねがこたえてたんだな~と。いっぱい我慢してた。巻き込まれてたね、ごめんね、ちっちゃい私。よ~し!今からやりたいことやりまくろうか!
ありがとうございました!

 

不思議な記事です。
いろんな見え方 感じ方が
自分からででくるんだもの。
多分どの方の読み方も私の中にもある。
その見え方の中で
一番今ぴったりいく位置に ストンと座った。

私は 親が親になれた記事って 感じた。
親が無意識にだけど、
愛を持って負ける。
愛があるから子供を勝たせる。
やっと勝たせてやれる自分になれた、
やっと馬鹿になれた。
そういう親の姿を感じた。
そしたら、BUMP OF CHICKENの晩御飯の不思議のアニメ映像が出てきて。

食卓の椅子に座る両親が 大きくて 大きくて
小さい無力なボクが床に立って、
好きだ 大好きだ と溢れて伝えたがっている。
与えたい 守りたい、もっと愛したいけど、どうすればいいの!って。

ああ 親は子供に勝たせてあげなきゃだよね。
ピアノを「なんとか剣」で傷つけたのも、
親を守れる強さを磨きたかったから
ママが熱を出しパパは大変なのに、
洗濯洗剤を部屋じゅうにまいた子供の話。
部屋を冷やそうと雪を降らせたつもりだった。

二度手間かけられても、汚す壊すをされても、
奪って親が勝ってちゃいかんね。
子供は、好きだと出したい、親に吐き出さないとパンクする。

でも親は、鬼の顔で、
迷惑だ、くだらないと二束三文に踏み潰し嘲笑った。すんごいやり方だったよ。

二度と好きになるもんか!と今後の脚本まで作って、封印した。

これを乗り越えたらカッコイイけど、悔しいぞ。
越えるのも、悔しい。
越えられないのも悔しい。

先生も奥様もやったんだね。良かったね。
やっと思いが叶って良かったね。
ハグでボディーブローきめちゃえ。

そんな気がしました。
これは 私の心が今そういう思いだ、と表れただけ。
人にとっての正解 不正解にはならないことですね。
書かせて頂き、ありがとうございます。

 

この記事を読んで、またまた怒り(過去の)がわいてきました。。
まだ覚えていたんだ、まだ 解消されてなかったんだ。
 そして同時に、私も自覚するまでは知らずに人を道具にする行動をとっていたんだろうな(自覚しても、いつのまにかまたやってる!)と思うと、嫌悪感がわき、そのどうどうめぐりに全てを投げ出したい気持ちになりました。。
 でも、それからまた時間が少し経った今は、かえって気持ちの棚卸しがすすんでいて、とても落ち着きました。
 記事をありがとうございました。


 

記事と関係ないけども

ここ最近思うのは、本質的に変化するためには、自分の依存心の奥底に眠っている自立心を目覚めさせるしかないんだなって思います。


人間誰しも生まれた時は依存心の塊で、それを親の愛によって自律心へと変化させていく、ということはどんな人でも程度の差はあれ、自立という心の葛藤を解決してるんですよね。ただ親に愛されてなかったら安心感というものが自分の内面にないので、愛された人よりも、難しくなるという感じでしょうか。


ここ最近僕自身、問題に対する自分の姿勢が「自分で解決しよう」という姿勢になってきました。この問題の中心に自分を置いて、そのサポートのために、先生のブログや本や、まだ行ってないけどもカウンセリングを置くことができるようになってきた気がしました。

 

親と子とは‥

久しぶりにコメントをしようと思いました。

何だろう‥軽く揺さぶられている感じがします。

四年前に父が亡くなったとき、私も弟たちも悲しいのに、母は私たちの悲しみがわからないのではないかと思うような言動があり‥
私はものすごく悲しかった‥
こんなときでさえ、母は人の気持ちがわからないのだろうかと‥

それでも、私は、笑わなくなった母を一人にはしておけず、私自身も気持ちの整理をつけないと、自宅に戻る気にはなれなかったので、しばらく実家におりました。
母は、小さな子供に見えました。
祖父母の愛と関心を、ひたすらに欲する子供に‥
父が亡くなり、母のチャイルドが出てきたのだと、後で気づきました。

あれから、母は少しだけ変わりました。
まぁ‥母は、やはり母なのですが(笑
父という大義名分がなくなり、自分の言葉で話すことが、やはりまだできないのでしょう。

母はずっとこのままかもしれないし、変わるかもしれない。

どちらにしても、私は私の立ち位置で、傍観していようと思います。
巻き込まれずにいようと思います。

 

この記事、正直、しんどいな

親と妹と絶縁して、早三年。父の会社に勤めてた夫が私の代わりに一生会う事はもうありません。と絶縁状を静かに叩きつけて二年。私は三年前の半年間全くの 寝たきりになりまだ父の会社に勤めていた夫は顔面麻痺になり…書き出したらキリがない程に三人からは酷い目にあわされてきた。やっとの思いで縁を切ったのに、子供時代からの虐待、妹からの虐めに37歳まで耐えた私は鬱病になった。カウンセリングのみで二年間きてたのをやっとの思いで昨年の夏から投薬治療も始めた。この頃では激しい鬱の波に翻弄され、本当に苦しい。地獄だ。それでも両親と妹にされて来た事を認めたく無い自分がいる。そして、両親と妹が私にして来た事は主観ではピンとこないけど、客観だと本当に酷い。人間の、家族のする事じゃない。だから、この記事には凄く嫌悪を感じる。辛い。

 

親に愛を搾取された子が親に愛を与える。

すごいなー。僕が思う以上にこれって凄いことなんだろうなって思いました。

 
    
 
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