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全国の方言で「ナラの木」の詩を詠いたい

2011/05/02(Mon) Category : 地震・災害・脱原発
「まほろば講座」に被災地仙台からほぼ1日をかけて来られた方から、「ナラの木」という詩をご紹介いただきました。


★ナラの木(仙台版)-----------------------------------------------

ずいぶんと強い風が吹いだっちゃ

昼間(しんま)どなく夜中(よなが)どなく

ナラの木(ち)のみんな葉っぱばふっと飛ばす

枝(いだ)っこをびゅんびゅんと揺らがすて

木(ち)の皮もひきはがすんではねいがとおもった

ついぬナラの木(ち)はすっぱだかになってすまった

そんでも地面(ずめん)さすっかり立っていだっちゃ

ほがの木(ち)はぜんぶ倒れてすまった



つかれてすまった風は

あぎらめで言ったっちゃ

「ナラの木(ち)よ、どうすてまだ立っていられんのしゃ?」


ナラの木(ち)は言ったつちゃ

「あんだはおればのいだっこをへしょるごどもも

ぜんぶの葉っぱばをふっと飛ばすごども

枝(いだ)っこを揺らすごども

おればをゆさゆさと揺するごどもでぎっちゃ

んでも おれぬは土(つづ)さ広がる

根っこがあるす

おらが生まれた時(とじ)から

少すずつ強くなるすた

あんだはこの根っこさ決すて さわれねっちゃ

わがんべ

根っこはおれの一番(いずばん)深げいどころっしゃ


実(ずづ)は本日(ほんずつ)まで

おれはそんごとがよくわがんねでいだっちゃ

おれ自信(ずすん)がどんだけかがまんでじるがを

んでも、今すがたおかげでわかりすた

おれが知(す)っていたよりも

おれはずっと強くなったのしゃ」





*声に出して読むと、味があるね~。方言いいね ^^!
下記に各地方版があります。全国の方言訳を募集されておりますので、我と思わん方ご投稿下さい!
できれば、声で聞けるようにしてほしいね~。
ナラの木 地方訳





★ナラの木(高槻成紀訳)-------------------------------------------

たいそう強い風が吹きました

昼となく夜となく

ナラの木のすべての葉っぱを吹き飛ばし

枝をびゅんびゅんと揺らし

木の皮も引きはがすほどでした

ついにナラの木は丸はだかになってしまいました

それでも地面にしっかり立っていました

ほかの木はみんな倒れてしまいました



くたびれてしまった風は

あきらめて言いました

「ナラの木よ、どうしてまだ立っていられるのだい?」


ナラの木は言いました

「あなたは私の枝を折ることも

すべての葉っぱを吹き飛ばすことも

枝を揺らすことも

私をゆさゆさと揺することもできます

でも私には大地に広がる

根っこがあります

私が生まれたときから

少しずつ強くなりました

あなたはこの根っこには決してさわれません

わかるでしょう

根っこは私のいちばん深い部分なのです


実は今日まで

私はよくわかっていませんでした

自分自身がどれだけものごとに耐えられるかを

でも、今おかげでわかりました

自分が知っていたよりも

私はもっと強くなったのです」






★みんなの心に「ナラの木」を-----------------------------------------

ご紹介下さった仙台の方は、読み始めて、色々な感情が込み上げてきて涙がとまらなかったそうです。今、被災された方だけではなく、たった一人で心の闘いを続けていらっしゃる方々は、みな「ナラの木」だと思います。

家族という暴風雨の中で育ってきましたね。
だから、“生まれたときから少しずつ強く”なりました。
だから、既存の価値観に疑問を持ち、自分の気持ちのままに行動することが本当に大切であることに気づきました。心を通い合わせ、楽しく生きることの価値に気づいたのです。

このごく当たり前のことに気づくことができたのは、当たり前ではない環境にいたから。そして、このことに気づいた人々が、「外」の虚構に惑わされず足を地につけて立つことができ、新たな時代を切り拓く源流となることでしょう。

その方々の本当の強さがわかるのは、これから続いていくであろう災害混乱期です。アメリカで史上2番目の被害を引き起こす竜巻がありましたね。東日本大震災の取材をした米メディアは「まるで日本の被災地を見るようだ」と伝えたようですが、今後も地球建て直しの災害は続くでしょう。

虚構に目くらましされている間は、『私はよくわかっていませんでした』。しかし、それが剥ぎ取られていくとき、自分が間違っていないことがわかると同時に、『でも、今おかげでわかりました。自分が知っていたよりも、私はもっと強くなったのです』―そういう日が来ることでしょう。


そのことを思うとき、その方々が“当たり前ではない環境”に置かれていたことに感謝するのです。なぜなら、その環境でしか身につけることができなかったギフトをお一人お一人が持っているからです。

今はそれを“生き辛さ”と感じているかもしれません。が、自分を取り戻し、脚本を持つチャイルド(ICs)も衝動を持つチャイルド(ICi)も従えたとき、その生き辛さと感じているものはギフトに変わります。

以前から感じていたことですが、持てるパワーをすべて自分のものとしたとき、相談者の方々お一人お一人の力は巨大です(それだけ、あらぬことに浪費しているということですが ^^;)。そして、みなさまそれぞれがギフトをお持ちですので、簡単に一つの町ができるだろうなぁと思います。そこに不足するものはなく、すべての人が必要とされ、すべてが循環しています。

風に耐えたナラの木は、平時においては風潮に流されず、人の目に迎合せず、自分の気持ちを大事にして自分を守りきることのできる人だと思います。

みんな、心に「ナラの木」を!
そして、心でつながりましょう!!




★「ナラの木」で世界とつながろう--------------------------------------

それは、世界ともつながることになります。
この詩を送ってくれたダイアナさんは、メキシコで起きた大きな山火事の救援に行かれていたそうです。その方からのメッセージの抜粋です。
ダイアナさんからのメッセージ

『メキシコで起きた山火事で何日もお手伝いしているうちに、この惨禍と戦い続けようとお互いを励ましながら、あることばが何度も何度も浮かんできました。それはアニモ(ANIMO)!

アニモはスペイン語で「高める気持ちをもって、心を失わないで、戦い続けるよう勇気づける」という意味です。ここメキシコではたくさんの牧場や動物や家畜が失われましたが、みんなで「アニモ!」と叫び続けました。

このひどい山火事のあいだ、日本について、そしてテレビを見ながら、この災禍に対して日本の皆さんが示された忍耐力と強さについてたくさん話しました。たいていの国なら、みんながパニックになって互いに勝手なことをしたでしょう。でも日本の皆さんは違いました。

その言葉をきいてメキシコ人は勇気づけられました!家を失った牧場主たちが言いました、「日本がなくしたもの、それに日本人がそれでも強いのを見りゃあ、前向きにならなくちゃな。」』





【参考記事】----------------------------------------------------------

被災地のことばで伝える「ナラの木」【朝日新聞 米山正寛 20110418】

東日本大震災の被災者、そして東北地方の人々を応援しようと、「THE OAK TREE(ナラの木)」(Johnny Ray Ryder Jr.作)という英語の詩を東北各地のことばに訳す活動が、静かに広がっている。

呼びかけたのは、シカなどの野生動物を研究している麻布大学教授の高槻成紀さん。現在は神奈川県内の大学にいるが、仙台市にある東北大学に25年間在籍し、金華山(宮城県)や五葉山(岩手県)へ通ってシカの研究に明け暮れた経験を持つため、「東北地方の様子に、心おだやかでいられなかった」と話す。

そんな時、日本での震災を知った米国人研究者から、クマ仲間のメーリングリストへこの詩の紹介があった。高槻さんは読んで感激し、すぐ日本語に訳して投稿した。「この詩で、被災者に少しでも力を持ってもらえたら」と思ったからだ。(元の詩と詳しい経緯は、高槻さんのブログ「がんばれナラの木」に掲載されている。)




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気持ち

方言、いいですね。
気持ちがダイレクトにのって伝わってきます!

 

自分を大切にしたい

初めて書き込みます。最近風が強い日もあったしなんかタイムリーだなぁと感じました!
自分と向き合い初めて辛いこともたくさんあるけどこの地球上に僕と同じように自分と向き合っている人がたくさんいると思うとなんか寂しさも薄れる気がするし勇気をもらえるし1人じゃないんだーって思えてちょっと嬉しくもなります!
何か僕の場合は辛い家庭環境だったから家庭の外の人達のありがたみをものすごく感じます!あと気持ちを受け止めてもらえることは本当に助かります。

 

ある出来事でわかったこと

私の育成歴と関係していると思われる習慣がある。自分が愛されていないという事実を見つけてカウントしてしまうという癖。ネガティブなほうにしか目がいかない。数えて何かよくなることがあるわけないのに、馴染んだ不幸にしがみつくように、カウントしてしまう。愛されてない事実だって、人によっては、そうでないものと感じるかもしれないのに、私は悪いほうにとってしまうのだ。

ああやっぱり私は愛情なんか無縁な人間なんだと思い、あきらめながら、片一方ではそうではないものを強く求めてきた。まさに生きづらい人生。価値観。

それをしている間は、どれだけ愛情をもらったとしても、受け取る気持ちをもたないので、気付けない。そしてないほうを数えて続ける。

こんなふうに長く生きてきたが、これからは「ある」ほうを数えればすむことに気付いた。「ない」ほうじゃなく。なんと簡単なこと。見方を変えるだけで、世界が暖かく、美しい居場所であること、愛情に満ちあふれ、他人の出現を待ち望まなくても、私で十分なことがわかる。環境の内容が変わったわけではなく、とらえ方が変わっただけなのだ。

まだまだビギナーなので、また気付けないうちに思考の罠に入ってしまうかもしれない。深いコンプレックスに身動きが取れず、視野が狭くなり、ネガティブな考えが主流となってしまうかもしれない。でも大丈夫。その考えに支配されても、戻る道筋はすでに作らている。

初めて私は思う。「私、なかなか頑張ってきたな。わりとすごいことじゃない」と思えるようになってきたこと。他人の思惑をつい想像し、先回りして、好かれるように立ち回っていた。なんかずるいなと思いながら。他人の愛情を利用していた。まるで、寄生虫だった。まずは自分への愛があって初めて、自分の足で立って、愛情を求め、与えることができるのだと心の底から実感している。今、やっとマイナスからゼロの立ち位置に立っている。

 

今もマンションの庭に、風が吹き渡っています。
ゆうべの風はすさまじかった。
柿も木も、楓も、モクレンも、ハナミズキも、夏ミカンも、そしてチューリップも、マーガレットも、
イチゴも、ひなげしも、ハルジオンも、しろつめくさも、じっと息を殺し、強風に耐えています。
こちらも思わず息を殺し、じっとその姿を見つめていると、しだいに見えない世界が見えてきます。
花や木を、存在を、見えないところで支えている根っこという存在が、しだいに感じられて、
底から湧きあがるような深い感動を覚えます。けっして見飽きることがありません。
この庭に出逢って一番うれしいのは、草花が咲き乱れているときではなく、むしろ風がすさまじく吹く日や、冷たい雪や、日照りや、容赦ない雨の中で、その中に身を置きながら、大きいものから小さいものまですべての木や草や花が、驚くような生命力を放って、そこに在ることを観ることができることです。

「ナラの木」の詩、こころに響きました☆
標準語よりも方言で詠まれる方がずっと温かいですね☆
わたしたちもそれぞれが、一本の木なんですね!

 
    
 
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