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感動!馬場中山集落に見るこれからの日本の進む道

2011/05/04(Wed) Category : 地震・災害・脱原発
★ストーリーを追体験できるドキュメンタリー----------------------------

NHKの「被災地 再起への記録」シリーズが面白い。
2日は、8:15~「孤立集落 どっこい生きる~宮城・歌津半島200人の震災後~」を見てカウンセリングに出向き、帰宅後すぐ17:00~「病院が消えた町で 宮城・南三陸町避難所 被災者の生命守る医師たち」を見た。

しっかりと腰をすえて一つの流れを追っているので、見ごたえがある。一つのストーリーを追体験しておくと、いざ事が起こったときに次に何が来るのか予測がつくようになるのでとても大切だと思う。


被災者の方々は、私たちの代表として極限状況における自律モデルを示してくださっている。それをNHKクルーがともに体験して追い、それをわずか1時間程度にまとめてくれている。ありがたいと思う。

政治に迎合していたNHKは大嫌いだったし、今井彰氏が追い込まれたとき(↓)のNHKの体質は腐りきっていたと思うが、私も単純な人間なので、震災の報道で見直している。
万引きの心理-なぜ、分別ある大人や高齢者が万引きするのか




★共助が剥奪されてきた近代日本----------------------------------------

自助・共助・公助―この三位一体が、国のあり方の基本であり理想である。

江戸時代が安定していたのは、藩の中でこの仕組みが機能していたからだ。というよりも、共助(村落共同体)がしっかりしていたので、その上に藩が乗っかることができたようなものだ。また、富士山大噴火など一国(藩)を超える災害のときは連邦政府(幕府)が助けを出した。だから、自助・共助・公助が、それぞれ役割分担してきちんと機能していたのである。

日本は、その過去において、このように公助に頼らず生きていける仕組みを持っていたのだから、やろうと思えばいつでもできるのである。それをやらせないように縛ってきたのが法律群だ。

キリスト教は、「共」から「自」が離脱することを促した。
その後に入ってきた西洋文明は「自」が「エゴ」に邁進することを是とした。
「公」(国)は、列強に対抗するために積極的に「共」を解体した。
かくして、エゴにまみれた「自」と、その「自」を利用しようとする「公」が結びつき、「共」を機能停止にしていったのである。

(*なんだか、自公連立政権と名前が相似形で面白いですね~)

その「自」「公」が、法律を作って「共」の力を奪い「公」の支配を強めてきたのである。よく「国会議員はどれだけ立法したかが成果」などと言っているけれど、その結果、法でがんじがらめになって身動きできない社会になっている実情を考えた場合、私たちも議員に何を求めるのかをよく考えなければいけないと思う(私達がエゴであれば、議員もエゴで動くだけのこと)。

「共」に埋没していた「自」が出てきたのはいいけれど、「公」は自らに都合のよいように「自」を再編して使った。競争の中で、各「自」はモラルを失って背骨なき社会となり、「公」はその背骨のない「自」に迎合するポピュリズムとなって、社会の歪化に拍車をかけていったのが現代だと思う。




★歌津半島 馬場中山集落----------------------------------------------

宮城県歌津半島の馬場中山集落は、道路が寸断されて孤立集落となり、村人200人が社会から取り残された。公助が全く期待できない状況におかれたわけだが、どっこい「共助」が生きていた。

残った家の食料や薬品などの物資を洗い出し、どの家の誰がどういう持病を持ちどういう薬を飲んでいたのかも洗い出した。都会の無縁社会では考えられない情報収集力だし、皆が腹をさらけ出すことが結束を強化する。

透明な情報が現実をきちんと把握し計画を建てる基礎となる。これらの情報によって、200人が1ヶ月救援なしでも生きていける見通しがついた。
さらに、瓦礫の中から食器、缶詰、食用油、灯油などの生活用品を取り出す。

しかし、寝る場所が少ない。女性や子どもは大きな家の中ですし詰めとなり、男性は車の中。仮設住宅はこの土地から離れた場所。土地を離れると、村民がバラバラになって将来の村の再建は難しくなるだろう。

何とかこの近くで仮設住宅を建設できないかと、山あいの使っていない畑を提供してもらうことに。しかし、行政に話を持ち込むと、法手続きも含めて色よい返事はない。それに、その建設地までの道路建設費は望めない、水道も引けないということで絶望的。

そこで、自力で何とかしようと、ネットで全国に呼びかけた。そこからがしびれましたね~。呼びかけに応じたプロたちがボランティアで駆けつけたのです。測量のプロがチームで駆けつけ、道路の測量をしていたのはカッコよかった!

そして、トラックが砂利を積んで運んできて道路整備。
男性も寝泊りできるように、大きな仮設住宅が瞬く間にでき、五右衛門風呂もできて1ヶ月ぶりの入浴。―いろんな地域から集まってくる民間のボランティアのパワーを「やるなぁ」という思いで見ました。オールジャパンという感じでした。


自助+共助(地域)+共助(ボランティア)で、孤立無援の一つの村が息をふき返そうとしています。 公助(市、県、国)の力を借りずに。

この馬場中山集落の姿に、これからの日本の行くべき道が示されているように思います。






「無料」という優れた資源配分方法→持続可能の鍵は低エントロピー「共助体」

大きな火はいらない→見直される「共」の役割

NHK「被災地 再起への記録」シリーズ(4/29-5/8)

馬場中山生活センターホームページ





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そうですよね、透明な情報ですよね。共ですよね。自律してても個々じゃ限界があるしもったいないですよね。

 

親の嫉妬や意地悪を 飲み込んで許した。
代わりに 救おうとして愛した。

これは、まだ何も出来ない、
方法も解らない子供の 最高の誠実。

大人になってからも上手く活かせなくて苦しんだけど、
これから
相手だけでなく 自分も両方
愛を持って傷つけないだけのバランスと
自分の足でしっかり立つ力をつけていけば、

あの頃の子供だったちいちゃいちゃんの愛ある生き方が自分の核になって光る。

地球だって救えちゃうかもよ。
今 世の中に必要とされてる心だしパワーなんだから。

ちいちゃいちゃん
誠実で潔くてカッコイイ 子供でいたのを
ありがとう。って
そう言うとね、
ちいちゃいちゃんも言うよ。
ううん、大人になっても、苦しかったのに、
あたしの頑張りを
裏切らないで無駄にしないでいてくれた、
ありがとう。
って。

 

こんにちは。

ただいま生活支援金の受けられる職業訓練の学校に通っています。
そちらの男の先生、女の先生を自分の両親のように感じながら、強い恐れや怒りを感じて、それをセラピストに話しています。

先日喫茶店で、ディスカバー21から出ている「君のこと好きだよ」という本を読んでいたら泣けて泣けてしょうがなくて、次の日もう一度そこに行って、じっくり読んでみました。

そうしたらその本のあるページに特に強く反応していることに気づきました。そこにはこう書いてありました。

「ノーと言えないばっかりに
いつも、いやな仕事を押しつけられて
いつも便利に使われて。
みんな、そういう君を
見下しているように見えるけど。
実はみんな、少なくともわたしは…

君を心から尊敬している」

「私のチャイルドは、尊敬されたかったんだ~」と思いました。
それで、心の中で「私はあなたを心から尊敬するよ」と何度も何度も言いました。

 
    
 
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