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生育環境を知ればインナーチャイルドの叫びに気づく

2011/05/30(Mon) Category : 心と感情
【小さい頃の自分を救い出す方法】

誰しも傷ついたチャイルドを抱えており、そのインナーチャイルドの思いを口に出すことで、自分が浄化されていくことがわかったと思います。

けれど、生まれた環境は与件(既にそれとして与えられている条件)としてそこにあります。そして、すべての生物は与えられた環境に適応して生きていきますので、その環境によって自分がどのような影響を受けているのかを認識することは一般に難しいのです。そして、そこを認識できないために、自分の気持ちさえも認識できないこともあります。


100気圧の深海に生まれた場合、1気圧の地上と同じことをしていても実は1瞬1秒100倍のエネルギーを浪費しているわけです。つまり、人より100倍努力して生きているわけですが、自分は人より疲れやすいとしか思っていません。

毒が充満した家庭に生まれた場合、その毒出しをするために生理が酷くなったり、嘔吐、下痢、咳、蕁麻疹、アトピー、チックなどが出てきたりしますが、自分の体が弱いとしか思っていません。

生れ落ちたところが、地雷が埋めてあり弾の飛び交う戦場であれば、そこで行動する間中、どのように地雷を避けるか、不意に飛んでくる弾をどうよけるか、そのことばかりに意識が集中して、生き延びるだけで精一杯。自分の気持ちどころではありません。

生後1ヶ月から競争に追い立てられて、目隠しされた競走馬のようにレール以外のフィールドは見えず、目の前にぶら下げられた課題とそれを消化する人生を走らされ続けて、疲労以外の何者も感じていないかもしれません。

家族を構成しているのは優秀な役割ロボットたち。命のぬくもりを感じるのはペットだけ―そういう家庭の中で、人間的反応がないことへの謎をかかえたまま、虚無を封印して生きているかもしれません。

生まれてすぐに蜘蛛の糸にがんじがらめにされ、身動きすれば生きているとみなされて血を吸われますから、魂を持たない操り人形として「死に体」で日々を過ごしているかもしれません。その場合、ピクリともできませんから、敵を欺くにはまず味方から―感情がある人間であることを悟られないように、吸血鬼と過ごす不安や恐怖を自らも知らぬ間に封印して生きています。





このように外から見ると、その家庭が日の射さない深海だったり、ガス室だったり、戦場だったり、競馬場だったり、人形の館や吸血鬼の館だったりするわけです。が、そこで生まれ育っている本人にはそれがわかりません。そのため、自分がどのように苦労しているのか、どのように傷ついているのかもわかりません。

そこで、自分を取り巻く「事実」を冷静に把握するところから始めなければなりません。その事実を時空間的に把握すること―これが世代間連鎖を知ることになります。そして、その受け入れ難き事実を認めることで、ようやく、自分がどれだけ大変な思いをしてきたのかを自覚できるようになります。

このように「インナーチャイルドの思いを口に出す」ためには、その前に、自分の中に不安に怯え傷ついているチャイルドが居ることを認識する必要がある場合があるのです。上記に挙げた例は極端に聞こえるかもしれませんが、今や殆どの人が、その対象となるでしょう。


そのためには、家庭という環境以外の人と接すること。
しかし、このときも人生脚本に従って人選していますので、親が正しくて自分が間違っているという「スタンプ集め」に終始することが多いのです(やっかいですね)。このときに、自律した人―カウンセラーがそうであるとは限りません―と接することが大切になってきます。


エンプティチェアでインナーチャイルドを救うところにたどり着けない方は、まず自分がどのような家庭環境で育ったのかを把握するところから始めて下さい。その家庭を作るのは親ですから、親の生育歴を知ることも大切です。そして、事実を認識できれば、あなたに助けを求めているチャイルドが居ることに気づくでしょう。



メーデー
メーデー
メーデー・・・

チャイルドは、ずっとずっと、ずっと…
あなたに救難信号を送り続けていたのです。



メーデー
メーデー
メーデー・・・

あなたを救うために、勇気を出して

事実から目を背けずに

そして、

深い心の底へ潜って下さい

再び呼吸をする時はチャイルドと一緒です







【BUMP OF CHICKEN 「メーデー(mayday)」】





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なぜ!

なぜ、日の射さない深海だったり、ガス室だったり、戦場だったり、競馬場だったり、人形の館や吸血鬼の館だったり・・・
の家庭に生まれたのか。

人生の半分以上を「死に体」で生きてきた苦しみ、
どんなに考えてもわからない。
あまりの苦しさに人の原罪を説く一神教に頼って、
さらに罪悪感で自分を追い詰めた。
自分の人生を生きた実感も記憶もない。

自分で選んだ、親と環境とスピで言われるけど、、、
こんな人生なら要らない!










 

私の生育環境は

妹が生まれるまで一人っ子だった私は、溺愛されたようです。
でもそれは私が大切だったからではなくて、都合がよかったからでした。

私に自我が芽生え、「いや」と意思表示するようになると
もう都合が悪かったようで
家庭でいじめられっ子になりました。

3歳下の妹はいくつになっても幼くいられたのに
私はおねえちゃんだから、恥を知れって。

今振り返ってみると、あんな小さな子ども相手に大の男女が
よくもまぁそこまで怒り狂えるもんだな~って思います。

おじいちゃんやおばあちゃんが一緒に暮らしていたら
父親や母親に注意してくれたかもしれないって考えた時もあったけど

やっぱりそれは無いなと気付きました。

だって彼らの親ですもんね。


 

こわい

こわい
逃げたい
背筋がぞっとしてくる
冷静に考えると何もこわくないことでも
ふるえる怖さ
誰か助けて
誰も助けてくれない
絶望
なんでこんなに苦しい
これは何?

 

お礼

ヤスさん、いただきました♪
ありがとうございました♪♪
英司もありがとね♪♪♪

 

ヤスさんのコメントに妻も触発されたようです(^^)。
http://kotononeotonone.blog76.fc2.com/blog-entry-59.html

 

わ~い

まさかコメント返しがあるとは思っていなくて(汗)
とっても嬉しいです!
わ~い(^^)

MASAさんの
>わたしもやってやるぞ!
に、さらに力が沸いてきました(わ~い)

ももんがさんの
>ペロッと剥がし見て、今度ね、と閉じちゃう。
に、大爆笑しました。
やるやる、私もよくやります。
閉じ名人・見なかったこと名人でした(笑)

でもね。閉じておいても見なかったことにしても、『臭い』は漂っちゃうんですよね~
放っとくとドンドン臭くなる。
やっぱり『臭いはモトから断たなきゃダメ!』
なんですねー。

 

ホント!ヤスさんナイス表現~。

感情で苦しいのとは違うよなぁ
なんかトンチンカンかな、どこやってんだ自分、と思ってて。

浮かばれないチャイルドが ワラワラ湧いて登ってくる…筋トレ…公園で読んで大爆笑しました。

そしたら ああそうだ、汚れのつけを溜めちゃったお風呂やキッチン大掃除みたいな感覚が浮かんで。
ペロッと剥がし見て、今度ね、と閉じちゃう。

やっぱすごいや~と延々とどこまでやるのかエンドレスに萎える、大量に時間と自由を奪われる、イヤ投資?する感じ

前は真っ白でピカピカだったのに~と、失ったと思いたくないから、完璧な戻りに固執する、その自分の圧力と緊張に疲れる。

そんな 感じ。
溜めまくった掃除。
なにこれ?家の中もそっくりだ。

 

みなさん一緒に頑張ろう!

ヤスさんのコメントにある、蜘蛛の糸はとてもわかりやすく共感致しました。

わたしもやってやるぞ!

 

「事実」を知ること

いや~っ、この「事実を知る」のが非常に苦しい!
(難しいという意味でなく、苦痛を伴うということです)
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」のように、カンダタひとりを救えば良いのかと思えばさにあらず。
あとからあとから、浮かばれずにいたチャイルドたちが上って来る。
糸をぷっつり切らずに、それぞれの思いを救い出すのが、こんなにハードと思わなかった。
それだけチャイルドたちを無視して生きてきたんですね。
しかしこのハードさは、筋トレに似たハードさで、不快ではないのです。
クソー!乗りかけた船だー!
やってやるー!

 

人生ハードモードから、ノーマルモードに切り替えると、気楽に生きれるものですね。

 

ホッ

最近仕事が忙しく、震災以後、余震と放射性物質に気をとられすぎてチャイルドをほったらかしていたら…、子どもの言動がどんどん荒んでいきました。
こうなると「私は母親と同じにしかできないんだ」とゆう思いにつぶれそうになり苦しい悪循環の始まりが…。
でもエンプティチェアを読んで、親への思いをやっとちょっとだけ口に出せたら、今日歯医者で歯を削られている最中「私なんか生まれてこなければよかったんだ」とゆうチャイルドの想いに手がとどきました。
涙が出そうになりましたが、歯医者なので不自然でなく助かりました。で、帰りの車で泣きました。
そしたら帰宅後子どもも自由にわがままを言っていてその変化にビックリです。
チャイルドは離してはいけませんね。

 

自分を理解すれば、見えてくる。。。

>100気圧の深海に生まれた場合、1気圧の地上と同じことをしていても実は1瞬1秒100倍のエネルギーを浪費しているわけです。つまり、人より100倍努力して生きているわけですが、自分は人より疲れやすいとしか思っていません。

この表現はとても心を打たれました。
自分自身も、これまで出会った子供たちも、そして親も、みんな何かしら無意識のところで精一杯生きている。
こう氣づけたのは自分にとってとても大きい。

氣力というか、もう氣がすれすれのなくなりそうな自分だったのが、先生の今日のお言葉というか心で、また少しずつ元氣になりました。
ありがとうございます。

 

これはすごくわかる

そうなんですよね。

ある本に次のようなことを書いてました。
アフリカの子供達の多くは慣れてしまったのか食べる物にハエがとまっても追い払わない。一部の子供だけが追い払う。アフリカの希望は後者の子供たちだ。

これを読んでACと一緒だなと思いました。問題を問題と感じる能力はとても大切。だから肉体的な虐待よりも認識を誤りやすい支配という精神的虐待の方が根は深いのかもしれないと感じました。ヒトラーも母からの支配を死ぬまで愛だと勘違いしてたようです。


一時期まで僕も支配を愛だと勘違いしてました。一緒に生活してるときは憎しみなど一切感じてませんでした。というか感情自体何もなかったです。


まず支配された人は虐待されていたという土台に立つことが出発点なんでしょうか。

 
    
 
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