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放射能以降~「世界の終わりに」

2011/07/10(Sun) Category : 地震・災害・脱原発
知らないでいることは楽だ。
行動しなくてすむ。

真実を知れば危機感を感じ、行動しなければならなくなる。
それが面倒だから、人は真実を見ようとしない。

その根っこにあるのは親と自分の関係。
「親と自分の関係」が「人(社会)と自分の関係」になるからね。

「親の真実」を知りたくない。
それは、不安があるから。

しかしそれは、「自分の真実」を見たくないのと同じ。
そして不安を抱え込み、不安から逃げ続けて生きることになる。



閉じ込められた不安は、外に出せと事あるごとに出てこようとする。
だから不安を感じさせる出来事や情報は見たくない。

なので、たとえ真実であっても、公表するなと言う。
公表する人を「風評被害」「不安をあおる」という言葉を使って攻撃さえする。それが「存在不安」から逃げ続けている人の常套手段だ。

不安を見ない一方で、不安な人々は「安全神話」に飛びつく。
不安から逃してくれるなら何だってOK。

まして国、大企業が言うなら盲目的に信用しようとする。
自分を他人に預けるのだから、“盲目的”になることがポイント。

3次元世界での安心=金をくれるなら、なおのことOK。
「金に魂を売る」というよりも、「命と引き換えに安心と金を貰う」

こうして「不安からの逃走」心理を利用されて、不安社会の神として奉られたのが原発だ。


20世紀は、不安からの逃走先として「科学」と「宗教」が用いられた。
「科学」に盲目的にすがることも、「宗教」にすがるのと同じ不安心理。

宗教が不安集団を集めるように、原発も不安集団を組織化した。
それが産官学にわたる巨大な「原子力ムラ」だ。

「科学」と「宗教」を統合したかのような原発と原子力村社会。
「絶対安全」を標榜してきた原発原理教―それは、「不安」と「恐怖」によって操られてきた人類社会の支配の一つの完成形だった。




★-------------------------------------------------------------

私は原発のことを何も知らないままに生きてきた。
押し付けられた情報を鵜呑みにしてここまで来た。

その背景にあったのは、政治的な問題には関わらないという姿勢だった。その姿勢は前記事のコメントにあったとおり、このハラスメント社会によって巧みに植え付けられたものだ。ハラッサーが人を問題から遠ざけるやり方と同じである。

こうして問題から遠ざけられ、結果、東北の広大な土地を失った。
そして、世界一豊かな海域を汚染した。それはなおも続いている。

無関心は罪なのだと知った。

関心を持つこと、知ることが力になることを知った。
だから、原発のことを調べ続けている。

それは、自分の内側にある不安と向き合うことになる。
今、原発が問うているのは、「自分の内にある不安から逃げずに、自分と向き合えますか」ということだ。

つまり、原発の問題とは、政治的な問題ではなく究めて心理的な問題なのである。




★--------------------------------------------------------------

しかし、真実を知ることは辛いよね。
知れば知るほど、人が人を道具にしていることの悲しさ・・・

もう先々週のことだったか。
妻の誘いでカラオケに行った。


4,5曲歌ううちに、なぜかどんどん悲しみが湧きあがってきた。
それがどんな歌であっても、なぜか泣きたい気分なのだ。

なぜ?
今、自分は楽しんでいるのに・・・なんだ、この感覚は?

いつの間に・・・?
自分の中にこんなに哀しみが溜まっていた?



ふと、言葉が浮かんだ。
「放射能以前」・・・



すべての曲が、「放射能以前」だった。
放射能は、人の営みのすべてを奪った。

喜びも悲しみも、恨みも憎しみも、楽しみも苦しみも、
すべてはきれいな大気と大地と海があってこそ。

放射能は、人の営みの基盤を奪った。

歌えば歌うほどに、湧き上がってきた悲しみの正体は、
この「放射能以前」には戻れないという哀しみだったのかもしれない。



「もう、歌えない」

―そういった瞬間、嗚咽が漏れた。


妻は、私を放っておいてくれた。
連続で歌い続けていた。

その影で、
私は ずっと泣いていた―





★--------------------------------------------------------------

泣くといい。

泣きたいときには、泣くといい。


でも・・・、自分ではわからないよね。

私も、わからなかった。



ふと、日常を離れたとき、

何気ないきっかけで、思いもかけず肩の力を抜いたとき、

ふっ と、気持ちは現れてくるのだろう。



そのときに、初めて自覚する。

あぁ、私はこんなにも悲しかったのか、と。

こんなにも 泣きたかったのか、と。





泣くといい。

涙を流すと、自分が重たかったことを知る。

そして、再び軽くなって、立ち上がることができる。




なんどでも、

なんどでも泣くといい。



そして、再び

真実に立ち向かえ。















すべてが愛おしく

すべてが哀しい



時は待ってくれないよ

時は待ってくれない・・・



あなたがすべきことは、

あなたの気持ち(真実)を口にすること―ただ、それだけのこと。



そう・・・ただ、それだけのことで救われるんだ。

だから、ちゃんと言葉にして伝えて









【KOKIA 「世界の終わりに」】





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「いやだ」と声をあげる場所

下記のページをみつけ、署名しました。

農林水産省が決定した、放射性物質が検出された汚泥を全国に肥料として流通させる新基準に反対する署名
http://www.shomei.tv/project-1785.html





 

脱原発

脱原発発言をされた時は
この流れでいってくれたらいいなーって
思っていたところですが・・。やはり・・。
MIXIのニュースで見て、賛同コメント書いたのですがやはり、すでに、管総理を批判する声が出てましたね。残念です。
あの枝野さん、あくまでも役人さんですね・・。
あの人の威力はすごい。
野党も、これを機に、政権つぶそうとしてますからね。政権というより、もう、とりあえず、脱原発してくれないのかなあ・・。
日本国民が一斉に、国民投票でもしてくれたら
それで、原発賛成っていうヒトが多数ならば
それはそれでいいと思うんです。
ただ、その時は、私は国を捨てます。

 

原発推進派による言論封殺

日本は今、本当に未来をどうするのか、崖っぷちに立っています。
菅総理の「脱原発依存」宣言を愚弄し、菅降ろしを加速させ、世論を封じ込めようとする動きが顕著になりました。

以下は、経産省資源エネルギー庁が主導する、言論封殺の証拠文書です。
http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1106/110624b/110624b.htm
脱原発の世論を‘不適切’とし、そういったブログやツイッターを監視する業務を経産省が募集している決定的な証拠です。
こんなことが日本でまかり通るのは許されません。

菅総理は今、四面楚歌の中で孤独に闘っています。
http://wakeari-book.jp/?p=1637

みなさまへ、取り急ぎお知らせまで。

 

震災以来今まで、しれば知るほど私たち国民は
この国家を運営する人たちに全然大事にされていない、ということが分かりました。原発についての発表は国民に対する政府とマスコミの姿勢を浮き彫りにしました。

有事の際にこれだけバカにした態度。放射能は身体にいい?限度があるでしょう、、、。
国家って何?
ただ単に人々からうまいこと金銭を搾取するためのかくれみの?と思います。

これ以上いいように操られるのはごめんだし、でも私たちは生きて行かなくてはいけない。

どうするのが一番いいのか?
普通の人たちが垣根を超えてつながってゆくしかないんでしょうね。そうでなければまた、テレビを信じ、お上を信じ、「騙された」ってたまに怒って、また同じことの繰り返し。そんな夢遊病みたいな暮らしには戻りたくないなぁ、、と。

最近南米の人たちのエレガンスとか人を大事にする姿勢に強く憧れます。



 

私が親をちゃんと見た時、とても小さく寂しい人だと本当が見えた。奇しくも3/11直前だった。

両親の殺し合いを日常で見て育ち、小学校四年で団地の屋上から飛び降りる事を選んだ。下を眺めると沢山の電線、電話のケーブル。「お父さん、お母さんが近所の人達に怒られちゃうなぁ。」と思い、飛び降りる事が出来なかった。

13才の時に両親はとうとう離婚。どっちについて行くか選ばせてもらえなかった。でも恐ろしい毎日から解放される事にホッとした。14才で拒食症になり2週間で14キロ痩せた。「みっともない」と両親に言われ、過食嘔吐に。私はフランス文学や哲学書の中に逃げ込んだ。生き方がわからなかった。

結婚するも、親が介入して毎日私達の新居に泊まる。孫に「お父さん」と呼ばせる。異常だった。でも私は嫌だと言う事が出来ないで、結局上手くいかなくなり離婚した。彼の母親も介入する人で、彼も親に反対出来ない人だった。

このブログでここのコメントで沢山の気付きがあり、七転八倒した。苦しかったけれど、3/11の後、私は自分の声が聞こえる事に気づいた。

友達も住み慣れた故郷も仕事も一度に捨てて、自分と子供の為に生きます。ありがとうございました。完全ではありませんが、生きなくちゃ。

 

追記

「政治と宗教の話はしないこと」
これもハラスメント界が植え付けたものだったのですね。
ひどく納得しました。
でもこれってものすごーく大事なことですよね。
人々がその話をしないようになったら、誰がトクをするのか??
時の権力者の好き放題になってしまいます。
大事なことに気付かせてもらいました。
ありがとうございます。

 

すごくイイです!

上記のカラオケボックスのシーン、すごくイイ!と思いました。
一人は歌を歌い、もう一人は自分の気持ちに寄り添い涙を流す。
すごくいいシーンだなあ…と感じました。
私は最近はっきり気付きました。
ナゾかけはいらない、心理的駆け引きもいらない、
心理的ゲームもいらない。
もうそんなのはいらんのや~とはっきり思いました。
私は幼少時からたくさんの人の謎かけ(要はイジワル)を受け止めてきたのだなあと気付くと同時に、そんなのに答えなんかないとはっきり分かりました。
でも、ナゾだけはずーっと頭や心の中に染みついて残っていたのです。
それはもうご本人達にお返しします。
最近、まず自分を知ること以上に大事なことってあるんだろうかと思います。
しんどくもあるのですが、おもしろいのです。(うまい表現が見つからないのですが)
私の人生の物語も、中尾さんのカラオケボックスのようなすごくいいシーンや愛おしい日常のひとこまで埋めていこうと思います。
中尾さん、ありがとうございます。
長文失礼しました。

 
    
 
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