肩書きではなく、人間として生きる山本太郎さん
2011/08/02(Tue) Category : 人物
『ジャーナリズムを原点に返すデジタル化』の記事で紹介した山本太郎さん。新幹線の中で、「原発マネーに汚染されたテレビと芸能界へ」【週刊現代8/6号】という記事を読みました。
★本当の自分を取り戻した、解放の涙---------------------------------
山本太郎さんは、『文科省が、子供の年間被曝許容量を20ミリシーベルトと定めた時、国は本気で子供たちを見殺しにすることに決めたんだと確信』します。
激しい憤りを覚えながらも、『自分は? 生活のため、と上げるべき声を上げていないではないか』と悶々とする日々。そこに孫正義社長が原発賛否を問うツイッター。
『お前、本当に心の準備ができているのか?覚悟はあるのか?』と自問自答し、意を決して4/9に実名で反対表明。
『初めて「宣戦布告」した瞬間、堰を切ったように涙が溢れました。
何かを失うかもしれない不安、後悔の涙じゃない。
これまで、本当の自分を押さえつけ、言うべきことも言えずにいた。
声を上げた瞬間の涙は、本当の自分を取り戻した、解放の涙でした』
『俳優としてではなく、人間としての自分の本心が言えぬなら、そんな嘘くさい人生など生きていても仕方ない、と思ったんです』
★声を上げられなかった自分自身を許せない---------------------------
しかしずば抜けてスポンサー料が高い電力会社(その元は、私たちの使う電気料金です・・・腹立つ~)に反旗を翻せば、どうなるかは自明。そして、予定されていたドラマを降ろされることになる。
しかし、『しっかりやれ!俺はお前を使う』とメールをくれた監督もいたり、『天晴れ!』と伝えてくれた脚本家もいた。
『芸能人も、放射能は怖いし、小さな子供がいる人だっている。原発問題に対して「このままでいい」と思っている人は少ないはずです。でも、その気持ちと正面から向き合わず、誤魔化してしまう』
『僕自身、安全神話に乗っかって、根拠のない信頼を寄せていたんです。しかし、3・11以降の惨状を見て、自分の認識の甘さを痛烈に思い知らされた。危険性を薄々知っていながら、何も声を上げられなかった自分自身を許せませんでした』
『命が犠牲になる前提の発電などありえない』
★一人でも、前を向いて進む-----------------------------------------
今、彼が積極的に関わっているのが、オペレーション・コドモタチというプロジェクト。避難勧告が出ていない地域の母子の疎開を支援するもので、「自主避難する人はご自由に」という無責任な国の責任を補完するプロジェクトだ。
【オペレーションコドモタチ賛同者メッセージ―山本太郎】
『僕は状況によっては、俳優という仕事を捨てることも仕方ないと思っていました』
『来年の3月から始まる舞台の仕事をいただいた時も、4ヶ月近く拘束されることにかなり悩みました。それでも引き受けたのは、役者を続ける限り、僕の活動をメディアが取り上げてくれるから』
『あるスポーツ紙が、僕が警備員に取り押さえられている写真を載せ、「山本太郎大暴れ」とも取れる報道をしました。あれじゃあ、僕が県庁に殴りこもうとしているように見えても仕方ない。あの時は、警備員の向こう側に取り残されたデモ隊の女の子3人を、戻そうとしているだけだったんです。(略)
でも、最近はそれでもいいかなって。僕が俳優を続ける限り、一挙一動が報じられる。僕を通して、現場の声を知ってもらえるなら、どんな報道も利用してやろうと思えるようになりました』
『僕はもう、覚悟を決めています。
一人でも、前を向いて進むだけです』
★★あなたは一人じゃないよ-----------------------------------------
山本太郎さん、
あなたは一人じゃないよ
・本当の自分を取り戻した、解放の涙
・声を上げられなかった自分自身を許せない
・一人でも、前を向いて進む
これらのことは、今自分を取り戻すために闘っているすべての人が通る道だよ。
しゃべる言葉はIP(思考)の言葉ばかり。
IC(気持ち)を口にしようとするととたんに言葉が出てこない。
(完全にIPに支配されているよね)
しかも、そのように気持ちと向き合う時間や空間さえ持たないように(無意識に)しているから、自分が気持ちを口にしていないことさえも気づかない。気持ちを封印していることにさえ気づかずに、ICを見捨てていることさえ気づかずに、人生の時間を関係性のゲームや自己投影や思考ゲームで潰している。
思い? 口にしない思いは頭(IP)で加工されている。
感情的になってケンカもした? それはコップから溢れた感情を爆発に任せて吐いただけ。
ICが本当に言いたいことは決して口にしていない。
脚本とIPの連合軍は、自分がそこに踊らされていることに気づかせないほどに強力だよ。
気持ちの声を上げられない自分を許していないのは、あなたのチャイルド。
気持ちのままに言った時、あなたはIPの檻をぶち破り解放の涙を流した。
そして、チャイルドとつながったからこそ、もはや一人ではない。
だから、「一人でも」と言えるんだよ。
よくやったね。
よく頑張ったね。
ハラスメント界から抜けたね。
おめでとう!
そして、同じように闘っている人は大勢いるんだよ。
だから、自ずと日本は変わっていくよ。
★★本当の勇気は生命への優しさ-------------------------------------
『自分の中に「心柱」を建てて、揺らぐ時代を超えていこう』の中で、『旗幟を鮮明にする時代』ということを書きました。
『巨悪が水面下にある場合は、誰もがグレーでいられます。が、巨悪が表面化して誰の目にも見えるようになったとき、すべての人が立場の選択に迫られます』
大袈裟なことではありません。
守りたいものがあるから、握りこぶしを握るだけなのです。
守りたいもの―それは、
私の心であり、私の家族、そして地球。
それが守れないのであれば、『生きていても仕方ない』・・でしょ?
心を表現せずに、死んだまま生きても、
それは生きたことにはなりません。
生命を道具にしている人間は、自分を道具にしている人間。
生命に対する優しさがあれば、本当の勇気が湧いてきます。
勇気を持ってIPをぶち破り、心のままに生き始めたとき、
人は「道具」から「人間」に戻ります。
山本太郎さんにエールを送ります。
【川嶋あい 「compass」】
守りたいものがある
この場所で強くなるから
にぎりしめたこぶしをまた にぎりしめた
本当に大事なことは 言葉では伝わらない
ゆっくりとゆっくりと今 その背中を見つめていたんだ
どう生きるかは自分で 決めることだとわかった
本当の勇気はきっと 優しさだったんだね
泣かないことを決めたはずなのに
涙あふれて止まらなかったよ
淋しいんじゃない 悲しいんじゃない
勇気をくれたからなんだ
旅立ちを決めた朝 止めることできなかったよ
道のつづき違うけれど 信じてるよ
勝つことや負けることは 何の意味もないんだよ
大切な人守るとき 戦えばいいんだ
人と人との摩擦を感じて 押しころしてた深い傷跡を
夢に変えて 愛に変えて 全部抱きしめて生きたい
大切なものがある あの時に誓った約束
離れてもどんなときも 忘れないよ
誰もが孤独の数だけ 心痛めつけ合うだろう
何度も何度も叫んでいるよ
命を包む愛と絆を 忘れないで
ありがとう ありがとう
一人じゃないんだ
守りたいものだから この場所で守り通して
前を向いて 頑張らなきゃたどり着けない
負けないで 負けないで いつの日かまた会えるときまで
あきらめない何があっても 歩いていこう
★本当の自分を取り戻した、解放の涙---------------------------------
山本太郎さんは、『文科省が、子供の年間被曝許容量を20ミリシーベルトと定めた時、国は本気で子供たちを見殺しにすることに決めたんだと確信』します。
激しい憤りを覚えながらも、『自分は? 生活のため、と上げるべき声を上げていないではないか』と悶々とする日々。そこに孫正義社長が原発賛否を問うツイッター。
『お前、本当に心の準備ができているのか?覚悟はあるのか?』と自問自答し、意を決して4/9に実名で反対表明。
『初めて「宣戦布告」した瞬間、堰を切ったように涙が溢れました。
何かを失うかもしれない不安、後悔の涙じゃない。
これまで、本当の自分を押さえつけ、言うべきことも言えずにいた。
声を上げた瞬間の涙は、本当の自分を取り戻した、解放の涙でした』
『俳優としてではなく、人間としての自分の本心が言えぬなら、そんな嘘くさい人生など生きていても仕方ない、と思ったんです』
★声を上げられなかった自分自身を許せない---------------------------
しかしずば抜けてスポンサー料が高い電力会社(その元は、私たちの使う電気料金です・・・腹立つ~)に反旗を翻せば、どうなるかは自明。そして、予定されていたドラマを降ろされることになる。
しかし、『しっかりやれ!俺はお前を使う』とメールをくれた監督もいたり、『天晴れ!』と伝えてくれた脚本家もいた。
『芸能人も、放射能は怖いし、小さな子供がいる人だっている。原発問題に対して「このままでいい」と思っている人は少ないはずです。でも、その気持ちと正面から向き合わず、誤魔化してしまう』
『僕自身、安全神話に乗っかって、根拠のない信頼を寄せていたんです。しかし、3・11以降の惨状を見て、自分の認識の甘さを痛烈に思い知らされた。危険性を薄々知っていながら、何も声を上げられなかった自分自身を許せませんでした』
『命が犠牲になる前提の発電などありえない』
★一人でも、前を向いて進む-----------------------------------------
今、彼が積極的に関わっているのが、オペレーション・コドモタチというプロジェクト。避難勧告が出ていない地域の母子の疎開を支援するもので、「自主避難する人はご自由に」という無責任な国の責任を補完するプロジェクトだ。
【オペレーションコドモタチ賛同者メッセージ―山本太郎】
『僕は状況によっては、俳優という仕事を捨てることも仕方ないと思っていました』
『来年の3月から始まる舞台の仕事をいただいた時も、4ヶ月近く拘束されることにかなり悩みました。それでも引き受けたのは、役者を続ける限り、僕の活動をメディアが取り上げてくれるから』
『あるスポーツ紙が、僕が警備員に取り押さえられている写真を載せ、「山本太郎大暴れ」とも取れる報道をしました。あれじゃあ、僕が県庁に殴りこもうとしているように見えても仕方ない。あの時は、警備員の向こう側に取り残されたデモ隊の女の子3人を、戻そうとしているだけだったんです。(略)
でも、最近はそれでもいいかなって。僕が俳優を続ける限り、一挙一動が報じられる。僕を通して、現場の声を知ってもらえるなら、どんな報道も利用してやろうと思えるようになりました』
『僕はもう、覚悟を決めています。
一人でも、前を向いて進むだけです』
★★あなたは一人じゃないよ-----------------------------------------
山本太郎さん、
あなたは一人じゃないよ
・本当の自分を取り戻した、解放の涙
・声を上げられなかった自分自身を許せない
・一人でも、前を向いて進む
これらのことは、今自分を取り戻すために闘っているすべての人が通る道だよ。
しゃべる言葉はIP(思考)の言葉ばかり。
IC(気持ち)を口にしようとするととたんに言葉が出てこない。
(完全にIPに支配されているよね)
しかも、そのように気持ちと向き合う時間や空間さえ持たないように(無意識に)しているから、自分が気持ちを口にしていないことさえも気づかない。気持ちを封印していることにさえ気づかずに、ICを見捨てていることさえ気づかずに、人生の時間を関係性のゲームや自己投影や思考ゲームで潰している。
思い? 口にしない思いは頭(IP)で加工されている。
感情的になってケンカもした? それはコップから溢れた感情を爆発に任せて吐いただけ。
ICが本当に言いたいことは決して口にしていない。
脚本とIPの連合軍は、自分がそこに踊らされていることに気づかせないほどに強力だよ。
気持ちの声を上げられない自分を許していないのは、あなたのチャイルド。
気持ちのままに言った時、あなたはIPの檻をぶち破り解放の涙を流した。
そして、チャイルドとつながったからこそ、もはや一人ではない。
だから、「一人でも」と言えるんだよ。
よくやったね。
よく頑張ったね。
ハラスメント界から抜けたね。
おめでとう!
そして、同じように闘っている人は大勢いるんだよ。
だから、自ずと日本は変わっていくよ。
★★本当の勇気は生命への優しさ-------------------------------------
『自分の中に「心柱」を建てて、揺らぐ時代を超えていこう』の中で、『旗幟を鮮明にする時代』ということを書きました。
『巨悪が水面下にある場合は、誰もがグレーでいられます。が、巨悪が表面化して誰の目にも見えるようになったとき、すべての人が立場の選択に迫られます』
大袈裟なことではありません。
守りたいものがあるから、握りこぶしを握るだけなのです。
守りたいもの―それは、
私の心であり、私の家族、そして地球。
それが守れないのであれば、『生きていても仕方ない』・・でしょ?
心を表現せずに、死んだまま生きても、
それは生きたことにはなりません。
生命を道具にしている人間は、自分を道具にしている人間。
生命に対する優しさがあれば、本当の勇気が湧いてきます。
勇気を持ってIPをぶち破り、心のままに生き始めたとき、
人は「道具」から「人間」に戻ります。
山本太郎さんにエールを送ります。
【川嶋あい 「compass」】
守りたいものがある
この場所で強くなるから
にぎりしめたこぶしをまた にぎりしめた
本当に大事なことは 言葉では伝わらない
ゆっくりとゆっくりと今 その背中を見つめていたんだ
どう生きるかは自分で 決めることだとわかった
本当の勇気はきっと 優しさだったんだね
泣かないことを決めたはずなのに
涙あふれて止まらなかったよ
淋しいんじゃない 悲しいんじゃない
勇気をくれたからなんだ
旅立ちを決めた朝 止めることできなかったよ
道のつづき違うけれど 信じてるよ
勝つことや負けることは 何の意味もないんだよ
大切な人守るとき 戦えばいいんだ
人と人との摩擦を感じて 押しころしてた深い傷跡を
夢に変えて 愛に変えて 全部抱きしめて生きたい
大切なものがある あの時に誓った約束
離れてもどんなときも 忘れないよ
誰もが孤独の数だけ 心痛めつけ合うだろう
何度も何度も叫んでいるよ
命を包む愛と絆を 忘れないで
ありがとう ありがとう
一人じゃないんだ
守りたいものだから この場所で守り通して
前を向いて 頑張らなきゃたどり着けない
負けないで 負けないで いつの日かまた会えるときまで
あきらめない何があっても 歩いていこう