内部被曝の怖さ―ICRPの元最高責任者が懺悔、児玉龍彦氏が怒りの訴え
2011/08/03(Wed) Category : 地震・災害・脱原発
昨日、「未来にバトンを渡すために命をつなごう」という山本太郎さんのメッセージを掲載しました。中には、疎開までしてそんな大袈裟なと思う方もいらっしゃったのではないでしょうか。
けれど、福島第1原発の排気筒に続く配管で、毎時5シーベルト(5000mSv/h)以上(ロボットは5シーベルトまでしか測定できない)が計測されたことが昨日わかりました。8/1には排気筒下部の配管で毎時10シーベルト“以上”が計測されていますから、10シーベルト前後の放射能が大気中に排出された可能性があります。
10シーベルトの外部被曝をすると2週間以内で死ぬそうです(↓)。
【20110801 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章】
上記施設の周囲に人が入り込むことはできません。
つまり、「手がつけられない」状況になっています。
そこに、核爆発で飛び散った燃料棒があるのかもしれません。
それは、半永久的に放射能を出し続けるのでしょう。
収束の目処が立たない後処理。
これほどの無理難題を抱えて尚、原発を推進するというのですか。
よく考えて下さい。
電気を得るのに、地球規模で生命を差し出す愚を―。
人の生活のために電気はある。
人がいなくなって、電気が残るのですか?
電気は、他の方法で得ることができます。
ところで、放射能は現在も尚大気中、海洋中に垂れ流されています。大気に拡散された放射能は体内に吸い込まれて内部被曝を引き起こします。私達が考えなければならないのは、その内部被曝の問題です。
★「ICRPの健康基準なんか信用してはいけない」------------------------
「週刊現代8/6号」には、ECRR(欧州放射線リスク委員会)のクリス・バズビー科学委員長のインタビュー記事が掲載されていました。
<ICRPとECRR>----------------
・ICRP(国際放射線防護委員会) 内部被曝を軽視
・ECRR(欧州放射線リスク委員会)内部被曝の危険性を重視
<外部被曝と内部被曝>--------
・暖炉の近くで体を暖めることができる(外部被曝)[主にγ線]
・その赤熱した石炭を食べると死んでしまう(内部被曝)[α線、β線]
『内部被曝は、同じ線量の外部被曝に比べ、300~1000倍も危険だと考えています』
『いまのところ日本では、誰もトリチウムという核種を測定していません。
原子炉内に海水をポンプで入れると、トリチウム製造機と化します。そこから出てくるトリチウムを測定すると莫大な数字になる。おそらくここ(東京都内)の水道水にも入っているでしょう』
『最悪の核種はウランです。広島にはウラン型原爆が落とされたが、その後白血病の発病率は17倍に跳ね上がりました。福島第一原発の原子炉には、数百トンのウランが存在すると思われますが、現時点でも沸騰したウランが毎日大気中に流れ出し、浮遊している状態のはずです』
<ICRPの元最高責任者が懺悔>------
『09年4月、私はスウェーデンのストックホルムでICRPの最高責任者の1人であるジャック・ヴァレンティン博士に会いました。彼こそがICRPのリスク・モデルを書いた張本人ですが、彼は私に、「ICRPの内部被曝についてのリスク・モデルは間違っている」と認めたのです。彼はその際、内部被曝について「最大900倍ものエラー(過小評価)がある」と証言しています。
彼がそうした発言を始めたのは、ICRPを辞任したから。それでようやく「自分たちは間違っていた」と証言し始めたわけです』
<科学的不誠実という“犯罪”>--------
『私は個人的に「科学的不誠実」という犯罪があるべきだと思っています。該当する学者は、通常の刑事裁判と同じように法廷で裁かれるべきだと思う』
『ベラルーシでは、5人に4人の子供が何らかの病気に罹った状態で生まれてくるという状況です。(略)多くの人が40代でこの世を去っている。事故によって完全に国がメルトダウンしたのです』
<都合がいい“死に方”>---------------
『被曝はあらゆる病気を引き起こします。(略)感染症に罹りやすくなり、インフルエンザにかかっても死んでしまう可能性がある。“彼ら”にとっては都合がいいですよね。放射線が原因でなくなったとは言わずにすむのですから』
『ベラルーシの9歳、10歳の子どもは、老人の病気を発症しています』
<言語に絶するほど間違っている>---------
『日本政府がICRPの基準を盾にとって、「年間20ミリシーベルトまでの被曝は安全」と主張しているのは、言語に絶するほど間違っている。
ICRPのリスクモデルはもともと1952年に作られたもので、その基準は軍需産業が核実験を正当化するためのものです』
<遠くに逃げよ>--------------------------
『できるだけ遠くに逃げることしかない。しかし、逃げるにはお金が必要です。逃げた先で生活ができなければ動けない』
『政府はそのリスクに基づいて、金銭的な補償を行わなければなりません。たとえば、1ベクレルの汚染あたり、1ドルの補償を行うというような形が現実的だと思われます』
★★クリス・バズビー氏が福島、千葉を調査----------------------------
大気中の放射線を図ることが重要。
セシウム濃度は、核実験が盛んに行われた1960年代の最大値の1000倍。
ホールボディカウンターもセシウムしか計れないので意味がない。
また、セシウムが検知されないから安心するといった誤解を生むことが怖い
★★★内部被曝の怖さby矢ヶ崎克馬琉球大名誉教授----------------------
内部にとどまった微粒子から、α線、β線が細胞を破壊し続けていく。
下記を見ると、γ線(外部被曝)による分子切断よりも、α線(内部被曝)による分子切断の方が破壊的であることがわかり、ICRPモデルが嘘であることがわかります。
【矢ヶ崎克馬琉球大名誉教授 「内部被曝の真実」】
★★★★「子供殺しの20mSv」に怒り心頭の広瀬隆氏--------------------
『今すぐ学童疎開をしてほしい』
★★★★★この人、「児玉龍彦」を見よ!------------------------------
さて、1日の記事のコメントでも紹介されていた児玉龍彦さん。実は妻からも教えてもらっており、この記事も書き終わっていました。真智子が昨日記事にしております。生活を守る女性ならではの記事になっていますね。
・ひとりひとりで受け止めて生きてゆくこと
まずは是非、見て感じて下さい(↓)。
【2011.07.27 衆議院厚生労働委員会】
放射線量は広島原爆の
熱量換算では、29.6個分
ウラン換算では、20個分
1年後の放射線残存量は
原爆が1/1000
原発は1/10
原爆汚染よりずっとたちが悪い
■
稲藁がそのような危険な状態にあるということは、全く農家は認識されていない! 農家は資料を外国から買って何十万という負担を負って、さらに水は、実際日自分たちと同じ水を与えるようにその日から変えています!
そうすると我々が見るのは、何をやらなければいけないかと言うと、まず汚染地で徹底した測定ができるということを保障しなくてはいけません。
先ほどから食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというのでなしに、今日ではもっとイメージングベースの測定器がもっとたくさん半導体で開発されています。
なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を使わないのか。3ヶ月たってそのようなことが全く行われていないことに、私は満身の怒りを表明します!!
■
人間の体の中にアイソトープを打ち込むというのが私の仕事ですから、内部被曝問題に関して一番必死に研究しております。そこで、内部被曝がどのように陥るかということを説明させていただきます。内部被曝の一番大きな問題は癌です。
プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいるというのを聞いて、私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。
体内の集積点を見なければ、全身をいくらホールボディスキャンをやっても全く意味がありません!
■
南相馬で中心地区は海側で、学校の7割は比較的線量が低いです。ところが30km以遠の飯館村に近い方の学校に、スクールバスで毎日100万円かけて子供が強制的に移動させられています。このような事態は一刻も早くやめさせてください。
今その一番の障害になっているのは、強制避難でないと補償しないと―参議院のこの前の委員会で、東電の当時の清水社長と海江田経済産業大臣がそのような答弁を行っておりますが、これは分けて下さい。
この補償問題と、線引きの問題と、子供の問題は直ちに分けて下さい!
子供を守るために全力を尽くすことを是非お願いします!
■
現地でやっていますと、除染―緊急避難的除染と恒久的除染をハッキリ分けて考えていただきたい。緊急避難的除染を我々もかなりやっております。
(例)イタイイタイ病のカドミウム汚染地域:3000haの内1500haの除染をするのに現在まで8000億円が投入されている。→この1000倍の国費の投入が必要になる。
■緊急提言
・子供の被曝を下げるために新たな法律を設置
私が現在やっていることはすべて法律違反です。
国立のアイソトープセンターというのはゲルマニウムはじめ最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうところが手足を縛られたままでどうやって国民の総力を挙げて子供が守れるでしょうか! これは国会の完全なる怠慢であります。
・土壌汚染の除染する技術を民間の力を結集して下さい。
(略)直ちに現地に除染研究センターを作って、実際何十兆円という国費がかかるのを、今だと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私すごく持っております。国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もありません。
7万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに、国会は一体何をやっているのですか!!
【追記】----------------------------------------------------------
1、この録画は「衆議院TV」で見ることができます。カレンダーの7/27をクリックし、その中の厚生労働委員会をクリックして下さい。10:00からのところに 児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の名があります)
2、なんと下記サイトでは全文掲載しています(m--m)
Save Child>「国の原発対応に満身の怒りを表明します!私は法律を犯しています!」
児玉龍彦氏、胸のすく思いでした!
私たちも、正しく怒りましょう。
嬉しかったのは、氏の本職がシステム生物医学であったこと。
出ましたね~。システム論的に物を見る考え方。
最近では、「世界システム論」の研究者である川北稔大阪大名誉教授を取り上げましたね~。
・近代世界システムを「終わらせる地」であり、「始まりの地」である日本
私は、システム論の土俵の上で心理学を活用しています。
「要素還元論」的学問は行き詰まり、終焉を迎えています。
若者よ、一般システム理論から連なる学問を学んでください。
それを学ぶ人が増えていくことが、この社会の基本的枠組みを変えていくことになるでしょう。
【ご参考】システム生物医学教授 児玉龍彦氏の研究内容
けれど、福島第1原発の排気筒に続く配管で、毎時5シーベルト(5000mSv/h)以上(ロボットは5シーベルトまでしか測定できない)が計測されたことが昨日わかりました。8/1には排気筒下部の配管で毎時10シーベルト“以上”が計測されていますから、10シーベルト前後の放射能が大気中に排出された可能性があります。
10シーベルトの外部被曝をすると2週間以内で死ぬそうです(↓)。
【20110801 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章】
上記施設の周囲に人が入り込むことはできません。
つまり、「手がつけられない」状況になっています。
そこに、核爆発で飛び散った燃料棒があるのかもしれません。
それは、半永久的に放射能を出し続けるのでしょう。
収束の目処が立たない後処理。
これほどの無理難題を抱えて尚、原発を推進するというのですか。
よく考えて下さい。
電気を得るのに、地球規模で生命を差し出す愚を―。
人の生活のために電気はある。
人がいなくなって、電気が残るのですか?
電気は、他の方法で得ることができます。
ところで、放射能は現在も尚大気中、海洋中に垂れ流されています。大気に拡散された放射能は体内に吸い込まれて内部被曝を引き起こします。私達が考えなければならないのは、その内部被曝の問題です。
★「ICRPの健康基準なんか信用してはいけない」------------------------
「週刊現代8/6号」には、ECRR(欧州放射線リスク委員会)のクリス・バズビー科学委員長のインタビュー記事が掲載されていました。
<ICRPとECRR>----------------
・ICRP(国際放射線防護委員会) 内部被曝を軽視
・ECRR(欧州放射線リスク委員会)内部被曝の危険性を重視
<外部被曝と内部被曝>--------
・暖炉の近くで体を暖めることができる(外部被曝)[主にγ線]
・その赤熱した石炭を食べると死んでしまう(内部被曝)[α線、β線]
『内部被曝は、同じ線量の外部被曝に比べ、300~1000倍も危険だと考えています』
『いまのところ日本では、誰もトリチウムという核種を測定していません。
原子炉内に海水をポンプで入れると、トリチウム製造機と化します。そこから出てくるトリチウムを測定すると莫大な数字になる。おそらくここ(東京都内)の水道水にも入っているでしょう』
『最悪の核種はウランです。広島にはウラン型原爆が落とされたが、その後白血病の発病率は17倍に跳ね上がりました。福島第一原発の原子炉には、数百トンのウランが存在すると思われますが、現時点でも沸騰したウランが毎日大気中に流れ出し、浮遊している状態のはずです』
<ICRPの元最高責任者が懺悔>------
『09年4月、私はスウェーデンのストックホルムでICRPの最高責任者の1人であるジャック・ヴァレンティン博士に会いました。彼こそがICRPのリスク・モデルを書いた張本人ですが、彼は私に、「ICRPの内部被曝についてのリスク・モデルは間違っている」と認めたのです。彼はその際、内部被曝について「最大900倍ものエラー(過小評価)がある」と証言しています。
彼がそうした発言を始めたのは、ICRPを辞任したから。それでようやく「自分たちは間違っていた」と証言し始めたわけです』
<科学的不誠実という“犯罪”>--------
『私は個人的に「科学的不誠実」という犯罪があるべきだと思っています。該当する学者は、通常の刑事裁判と同じように法廷で裁かれるべきだと思う』
『ベラルーシでは、5人に4人の子供が何らかの病気に罹った状態で生まれてくるという状況です。(略)多くの人が40代でこの世を去っている。事故によって完全に国がメルトダウンしたのです』
<都合がいい“死に方”>---------------
『被曝はあらゆる病気を引き起こします。(略)感染症に罹りやすくなり、インフルエンザにかかっても死んでしまう可能性がある。“彼ら”にとっては都合がいいですよね。放射線が原因でなくなったとは言わずにすむのですから』
『ベラルーシの9歳、10歳の子どもは、老人の病気を発症しています』
<言語に絶するほど間違っている>---------
『日本政府がICRPの基準を盾にとって、「年間20ミリシーベルトまでの被曝は安全」と主張しているのは、言語に絶するほど間違っている。
ICRPのリスクモデルはもともと1952年に作られたもので、その基準は軍需産業が核実験を正当化するためのものです』
<遠くに逃げよ>--------------------------
『できるだけ遠くに逃げることしかない。しかし、逃げるにはお金が必要です。逃げた先で生活ができなければ動けない』
『政府はそのリスクに基づいて、金銭的な補償を行わなければなりません。たとえば、1ベクレルの汚染あたり、1ドルの補償を行うというような形が現実的だと思われます』
★★クリス・バズビー氏が福島、千葉を調査----------------------------
大気中の放射線を図ることが重要。
セシウム濃度は、核実験が盛んに行われた1960年代の最大値の1000倍。
ホールボディカウンターもセシウムしか計れないので意味がない。
また、セシウムが検知されないから安心するといった誤解を生むことが怖い
★★★内部被曝の怖さby矢ヶ崎克馬琉球大名誉教授----------------------
内部にとどまった微粒子から、α線、β線が細胞を破壊し続けていく。
下記を見ると、γ線(外部被曝)による分子切断よりも、α線(内部被曝)による分子切断の方が破壊的であることがわかり、ICRPモデルが嘘であることがわかります。
【矢ヶ崎克馬琉球大名誉教授 「内部被曝の真実」】
★★★★「子供殺しの20mSv」に怒り心頭の広瀬隆氏--------------------
『今すぐ学童疎開をしてほしい』
★★★★★この人、「児玉龍彦」を見よ!------------------------------
さて、1日の記事のコメントでも紹介されていた児玉龍彦さん。実は妻からも教えてもらっており、この記事も書き終わっていました。真智子が昨日記事にしております。生活を守る女性ならではの記事になっていますね。
・ひとりひとりで受け止めて生きてゆくこと
まずは是非、見て感じて下さい(↓)。
【2011.07.27 衆議院厚生労働委員会】
放射線量は広島原爆の
熱量換算では、29.6個分
ウラン換算では、20個分
1年後の放射線残存量は
原爆が1/1000
原発は1/10
原爆汚染よりずっとたちが悪い
■
稲藁がそのような危険な状態にあるということは、全く農家は認識されていない! 農家は資料を外国から買って何十万という負担を負って、さらに水は、実際日自分たちと同じ水を与えるようにその日から変えています!
そうすると我々が見るのは、何をやらなければいけないかと言うと、まず汚染地で徹底した測定ができるということを保障しなくてはいけません。
先ほどから食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというのでなしに、今日ではもっとイメージングベースの測定器がもっとたくさん半導体で開発されています。
なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を使わないのか。3ヶ月たってそのようなことが全く行われていないことに、私は満身の怒りを表明します!!
■
人間の体の中にアイソトープを打ち込むというのが私の仕事ですから、内部被曝問題に関して一番必死に研究しております。そこで、内部被曝がどのように陥るかということを説明させていただきます。内部被曝の一番大きな問題は癌です。
プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいるというのを聞いて、私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。
体内の集積点を見なければ、全身をいくらホールボディスキャンをやっても全く意味がありません!
■
南相馬で中心地区は海側で、学校の7割は比較的線量が低いです。ところが30km以遠の飯館村に近い方の学校に、スクールバスで毎日100万円かけて子供が強制的に移動させられています。このような事態は一刻も早くやめさせてください。
今その一番の障害になっているのは、強制避難でないと補償しないと―参議院のこの前の委員会で、東電の当時の清水社長と海江田経済産業大臣がそのような答弁を行っておりますが、これは分けて下さい。
この補償問題と、線引きの問題と、子供の問題は直ちに分けて下さい!
子供を守るために全力を尽くすことを是非お願いします!
■
現地でやっていますと、除染―緊急避難的除染と恒久的除染をハッキリ分けて考えていただきたい。緊急避難的除染を我々もかなりやっております。
(例)イタイイタイ病のカドミウム汚染地域:3000haの内1500haの除染をするのに現在まで8000億円が投入されている。→この1000倍の国費の投入が必要になる。
■緊急提言
・子供の被曝を下げるために新たな法律を設置
私が現在やっていることはすべて法律違反です。
国立のアイソトープセンターというのはゲルマニウムはじめ最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうところが手足を縛られたままでどうやって国民の総力を挙げて子供が守れるでしょうか! これは国会の完全なる怠慢であります。
・土壌汚染の除染する技術を民間の力を結集して下さい。
(略)直ちに現地に除染研究センターを作って、実際何十兆円という国費がかかるのを、今だと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私すごく持っております。国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もありません。
7万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに、国会は一体何をやっているのですか!!
【追記】----------------------------------------------------------
1、この録画は「衆議院TV」で見ることができます。カレンダーの7/27をクリックし、その中の厚生労働委員会をクリックして下さい。10:00からのところに 児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の名があります)
2、なんと下記サイトでは全文掲載しています(m--m)
Save Child>「国の原発対応に満身の怒りを表明します!私は法律を犯しています!」
児玉龍彦氏、胸のすく思いでした!
私たちも、正しく怒りましょう。
嬉しかったのは、氏の本職がシステム生物医学であったこと。
出ましたね~。システム論的に物を見る考え方。
最近では、「世界システム論」の研究者である川北稔大阪大名誉教授を取り上げましたね~。
・近代世界システムを「終わらせる地」であり、「始まりの地」である日本
私は、システム論の土俵の上で心理学を活用しています。
「要素還元論」的学問は行き詰まり、終焉を迎えています。
若者よ、一般システム理論から連なる学問を学んでください。
それを学ぶ人が増えていくことが、この社会の基本的枠組みを変えていくことになるでしょう。
【ご参考】システム生物医学教授 児玉龍彦氏の研究内容