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「生き方は星空が教えてくれる」―木内鶴彦さんの豊かさ

2011/08/23(Tue) Category : 人物
会社を辞めたころに読んで、とても面白かった本を、このお盆に再読。
「生き方は星空が教えてくれる」(木内鶴彦)



数回に分けてご紹介します。

★「地」を理解することで「図」が見えてくる--------------------------

彗星捜索とは、『砂浜に落としたひと粒のごまを拾い出すようなもの』
こりゃ闇雲に探したって見つかりっこない。

まずは、捜索の前に、すべての星の配置を3次元地図として頭に入れるところから始まる。公転する地球上から見える星々の見かけの位置は変わるけど、それを立体的にとらえることができなければ彗星の軌道を正しく把握できない、というのだから気の遠くなるような話。


「ルビンの壺」の「図と地(figure and ground)」の関係を思い出す。
彗星の形(図)を発見するには、その背景となる宇宙(地)を正確に認識していなければならないわけだが、その「地」も静止していなくてダイナミックに動いているキャンバスなのだから大変。

自分の人生の軌道を知ることにも通じているよね。
なぜ、今自分がこのような人生を歩んでいるのか?
それを知るためには、自分の親→その親(祖父母)→一族を取り巻く地域→時代背景と遡って「地」の部分を認識すると、あぁだからか、と見えてくる。

自分がこうありたいと思っている意識とは裏腹に、まるで彗星のごとく無軌道に動いているように見える自分の人生―それが、実はまっしぐらに人生脚本の軌道上を、実に忠実に動いていたことがわかる。





★多くの事例を分析するとパターンが見えてくる------------------------

さて、地図を頭に入れた上で次にヒントになったのが釣り。
なぜ同じ場所でイワナが2度も釣れたのか?
木内氏は、虫の死骸などが川の流れに乗って必ず同じ場所に来ることをイワナが知っていて、そこで待ち構えているのではないかと思いつく。

ならば、太陽系にやってくる彗星も、流れに乗って同じような場所に来るのではないか。そこで彼は過去の様々な事例を調べ、彗星の軌道に8パターンあることを発見する。そして、待ち伏せした結果、3年の間に4つもの彗星を発見&再発見した!(木内氏の計算が合っていたわけです)


これも面白いね。いろいろなご家族に接していると、パターンというものが見えてくる。こういうご両親の元で育つと、こうなるよなぁ…そして、このまま進むと次の段階ではこうなるだろうなぁ―と、流れが見えてくる。私は、その流れがこうなっているよということを見せているわけです。

木内氏が行っていることは、時空間を把握するシステムズアプローチだなぁと思いました。
木内氏は、このように自分の楽しみで彗星を探す傍ら、人や自然、宇宙とつながっていきます。楽しみの中にこそ、このような豊かさがあり、奇跡があるのだなぁと感じました。まずは、人と人とのつながり―




★人と人:顔の見えないface to face----------------------------------

山の上の観測会―星を見るためだから、灯りはない。
顔が見えないけれど、ぬくもりのある実態は目の前にいる
―「顔の見えないフェイストゥフェイス(face to face)」

これがいい。
みな、下界のつまらぬ裃を脱いで、地位も肩書きもない裸の心で意見を言い合う。飾らない心から始まるつながりが、人を豊かにしていく。




★人と宇宙:静寂でこそ聞こえる銀河のシンフォニー--------------------

一人になったとき、静寂(しじま)の中で天の川から繊細なメロディが聞こえてくるそうです。それが、聞いてびっくり―バッハの「チェンバロ協奏曲第三番」にそっくりだったとのこと。






★人と野生:自然のルールに従えば共存できる人と熊--------------------

木内氏が熊と遭遇したときの様子は息詰まるものです。
危機一髪のところを切り抜け、白々と夜が明けて気づいたこと―そこは獣道だった。熊が怒るのも無理はなかった。

けれどここからが面白い。
木内氏もまた、観測に適したその場所を諦めることができなかった(笑)。
そこで、野生の流儀で、ここは自分のテリトリーだと主張することにした。どうやって?

それが、マーキング。彼は動物たちを観察していて、高い位置におしっこをかけたほうがテリトリーを主張できるルールになっていることを知っていた(すごいね ^^)。で、植物が枯れているマーキングポイントを見つけ、なんとそこのなるべく高い場所におしっこしたのだ(笑)。

すると、夜同じ時刻に熊が登場。熊は何とか高い位置にマーキングしようとするが、2本足の人間にはかなわない。やがて恨めしそうに迂回していった。

この後が、さらに面白い。
臭いは5日ほどで消えるので、再度マーキングしなければならないが、熊はテリトリーを狭くしようとして木内氏のマーキング跡より内側にマーキングしてくる。しかし、木内氏はそれを無視して元の位置にマーキングしてテリトリーを確保する。このようにルールに則った行動をしていれば、熊が襲ってくることはなかったそうです。


これもハラッサーとの攻防に似ているよね~(^^)。
存在不安の強いハラッサーたちは、子供の部屋に自分の物を置いたり、金や物を送りつけてきたり・・・動物と違って「カネ」や「モノ」という形で相手のテリトリーに侵入し、マーキングしようとする。
マーキングされるのが嫌なら、「入ってくるな!」と拒絶するか、受け取り拒否や着信拒否にするなどして自分のテリトリーを守るか、あるいはハラッサーのテリトリーから抜けるしかありません(もしかすると、あなたが居座りたいその場所は、ハラッサーの獣道かもしれませんよ)。


そして、なおも面白いことが続きます。
観測を続ける4年間の間に、熊が木内氏の存在を認めるようになったのです。そして、その熊が『まるで「これが女房です」と見せるようにメスの熊を伴って現れた』あと、熊はテリトリーを変えたそうです。




★★拍手喝采-------------------------------------------------------

実に豊かだね~(^^)。
ここには、好きなことを通じての発見の喜びがあり、人、宇宙、大自然、野生との楽しい交流がある。人が生きるうえで最高の喜びがすべてある。
好きなことをやって楽しみながら、大自然と調和を保ち、すべての生命を幸せにしている。これぞ、自律モデル。いやブラボーだね!

私も、いつかは下記のようなキャンプに参加してみたいなぁと思いました。
彗星探索家・木内鶴彦さんと地球をみつめる星空キャンプ


でも、最初から幸せ一杯だったわけではない。
木内氏は、たった一晩で30kg(72→42kg)も体重を減少させる奇病に罹って、処置も叶わず一度事切れているのです。

『トックン、トックンと脈打っていた拍動がクッと止まったのが自分でもはっきりとわかりました。「あっ、心臓が止まった」―その後「息ができない」と感じているのですが、痛みも苦しみもありません。
母の顔が私に近づき、体を揺さぶりながら「死んじゃった!」といっているのもはっきりと聞いていました』


<続く>






以下、次のように続いています。

「生き方は星空が教えてくれる」
1.木内鶴彦さんの豊かさ
2.木内鶴彦さんの臨死体験
3.宇宙の始まりと生命のテーマ
4.生態系を破壊する「光害」の元は原発
5.太陽光炭素化炉=ゴミ資源化+発電の万能システム
6.木内鶴彦さんと「太古の水」のストーリー
7.「地球人モデル」のコミュニティを作ろう





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