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鳳凰が舞う大鳥大社

2011/09/23(Fri) Category : 神社・寺・城・歴史
カウンセリングで訪問する際は、余裕があればなるべく近隣を歩くようにしている。そこからいろいろとわかることがあるからだ。と言っても日本の風土の変化は凄まじい。世代間で共有できる風土が失われ、思い出のよすがとなる過去の光景が失われていく。人の心は、つながりを失って心許なく点在することになる。

神社やお寺は、そういう激変の中にあって、古くからの思いを残すことができる場所だ。そういうところから話が弾むこともある。というわけで、月曜日の朝は大鳥大社にお参りした。

以前、虎井まさ衛さんにリーディングしてもらった時に、私の指導霊団の方々19名の内、6名が大阪、それに大津、堺、奈良も含めれば9名が関西で、関西に縁が深いことを知ったが、今回カウンセリングでこちらに来るまで、あの仁徳天皇陵が堺にあることさえも知らなかった(--;)。



<大鳥大社の由来>-------------------------------------------------

さて、お参りした大鳥大社は、和泉国の一之宮。
神社本殿の造りで、もっとも古い建築様式は出雲大社。その次がこの大鳥大社で、その後住吉大社の様式へと移っていくようです。古い神社なんですね。

元は大鳥連祖神(おおとりのむらじのおやがみ)―つまり、大鳥連の祖先を祭る神社だったようです。が、日本武尊(やまとたけるのみこと)が熊襲などを討った後、伊勢にて亡くなりますが、その魂が白鳥となって飛び立ち、降り立った地に大鳥(鷲・大鷲)神社が建立されているようで、ここ大鳥大社は最後に降り立った地と言われているようです。

また、僧行基が、ここに壮大な神鳳寺を建てたようですが、神仏分離令により神鳳寺は姿を消しました。ここにも歴史の転変がありますね。






<20110919旅メモ>

★千種の森----------------------------------------------------------

コンクリートの住宅街に突如現れた森。千種の森と呼ばれたらしい。
トトロの森のように一夜にして森となった伝説があるそうだ。

大鳥大社01 千種の森
大鳥大社01 千種の森 posted by (C)Hide


こちらは裏門。
鳥居をくぐるときに見上げると、真上に月が出ていました。

大鳥大社02 鳥居に注連縄
大鳥大社02 鳥居に注連縄 posted by (C)Hide


神社の由来。

大鳥大社03 由緒書
大鳥大社03 由緒書 posted by (C)Hide


右手に小さな鳥居があり、森の中へと道が続いていましたが「立ち入り禁止」となっていました。注連縄が切れて無残に垂れ下がっています。もう長らくそのままになっている感じで、朽ち果てていく様を見るようで悲しかったですね。お祈りしました。
「私のエネルギーをお使いください」




★美波比神社--------------------------------------------------------

進むと、お稲荷さん・・・
鳥居の奥にあったのは、大鳥美波比神社(みはいじんじゃ)。

大鳥大社04 大鳥美波比神社
大鳥大社04 大鳥美波比神社 posted by (C)Hide

鳥居の貫(下の横木)と神社の屋根に挟まれた四角い空間に、朝日が顔を覗かせていますね~(^^)。

後で知ったのですが、ここは、かつて神鳳寺があった場所らしく、そこに移設された神社。天照大神と菅原道真が祀ってありますが、移設前は誰を祀っていたのでしょう。


なぜここに牛が?
大鳥大社05 道真の臥牛
大鳥大社05 道真の臥牛 posted by (C)Hide

と思いましたが、後で菅原道真もお祀りしてあると分かり、それでか~と。
道真に忠義を尽くした牛。ここにもいました。




★泣いている日本武尊-----------------------------------------------

散歩する人が行きかう広い境内に出ました。

大鳥大社06 境内
大鳥大社06 境内 posted by (C)Hide


その右手に拝殿。

大鳥大社07 拝殿
大鳥大社07 拝殿 posted by (C)Hide


神馬と日本武尊。

大鳥大社08 御神馬
大鳥大社08 御神馬 posted by (C)Hide


古来、日照りには黒馬、長雨には白馬を天皇が神社に献げて祈願されていたそうです。それが生き馬ではなく馬をかたどったものに代わっていったのが絵馬の始まり。神馬の像があるということは、ここでもそのような儀式があったのでしょうね。

その奥に立つヤマトタケルは、泣いていました。

大鳥大社10 泣いている日本武尊
大鳥大社10 泣いている日本武尊 posted by (C)Hide




★天翔る鳳凰--------------------------------------------------------

神馬の腹に描かれているのは鳳凰。

大鳥大社09 御神紋
大鳥大社09 御神紋 posted by (C)Hide



ふと上空を見上げると・・・おや!

鳳凰が飛んでいました。
長い首をまっすぐに伸ばして―

鳳凰が舞う大鳥大社の蒼空
鳳凰が舞う大鳥大社の蒼空 posted by (C)Hide


写真の左側に首を伸ばし、画面中央で羽を下に打ち下ろし、右に長い尻尾が伸びています。

手を合わせました。




★命茂れる---------------------------------------------------------

木の根に埋まった石柱。
自然は、人間の営みをなんなく、しかし、しっかりと飲み込んでいくようです。

大鳥大社14 根に抱かれた大正記念碑
大鳥大社14 根に抱かれた大正記念碑 posted by (C)Hide


命生い茂れるという感じです。

大鳥大社15
大鳥大社15 posted by (C)Hide


木の生命力はすごいですね。
断ち割られたかのような木の幹から枝が伸びています。

大鳥大社16 朽ち木から枝
大鳥大社16 朽ち木から枝 posted by (C)Hide


こちらの木の枝ぶりもすごい。

大鳥大社17 破天荒な枝ぶり
大鳥大社17 破天荒な枝ぶり posted by (C)Hide

太い幹にピッタリ沿うように伸びている太い枝。
断ち切られた手前から真上にまっすぐに伸びている枝。
最初は太く伸びながら、角のように尻すぼみになって下向きの変な枝がついているもの。
幹に逆らうように真横に張り出している枝。
―なんとまぁ、それぞれ親子の諸相を現しているようで面白かったです。




★朝日の射す鳥居---------------------------------------------------

朝日の射す脇道に入ってみました。

大鳥大社19 朝日の中の小道
大鳥大社19 朝日の中の小道 posted by (C)Hide


最後に出てきた、こちらが正門。
正門の真上に朝日。

大鳥大社20 朝日の中の正門鳥居
大鳥大社20 朝日の中の正門鳥居 posted by (C)Hide



貴重な体験でした。


裏門の真上に月。
正門の背景に朝陽。
命茂れる。

そして、

大空を舞う鳳凰。



帰り道に気づいたのですが、もう1羽の鳥のような、ひげのような尻尾を流して泳ぐ海亀を真下から見ているような感じの雲があったのです。鶴と亀?



 
★津波-------------------------------------------------------------

地元の人に話をうかがうことができました。
この神社は海岸より2kmほど内陸ですが、かつてはこのあたりまで津波が来たことがあるそうです。今や、その海岸は石油化学コンビナートで埋め尽くされています。

大鳥大社22 ここまで津波が・・・
大鳥大社22 ここまで津波が・・・ posted by (C)Hide


この楠も、津波で根元が削られたのでしょうか。

大鳥大社21 根が露出した楠
大鳥大社21 根が露出した楠 posted by (C)Hide

それでもしっかりと大地にしがみつき、
今は津波の怖さを今に伝えるために、しっかりと踏ん張っているのかもしれません。




★まほろばはどこへ・・・-------------------------------------------

わずか30年ほど前まではこの神社の周りは田畑だったそうです。
今はコンクリートで固められたり側溝になっている川も、子供たちが蛙捕りをして遊ぶ川でした。
神社の中にいくつかある池や沼でも子供たちが遊んでいたそうです。
大きな大きなウシガエルがいたそうな。

私の小学校時代の光景が思い出されて、とても懐かしかった。
鹿屋と和泉の国―土地は遠く離れていても、同じような原風景を共有していたんだなぁと思いました。今の子どもたちは、どのような原風景を共有するのでしょうか。

親は農作業。子らは日が暮れるまで外遊び・・・
広大な田畑の中、鎮守の森に守られて遊ぶ子ら。
豊かな風景だなぁと思います。

今は、千種の森は立ち入り禁止となっていて、中に入ることはできません。
せっかく、子供としては冒険ができ、かつ静かなる場所―チャイルドにもどれ、かつ心が清められそうな場所なのですが。

こういう場所が人の手によって、きれいに整備されるようになれば、日本もまっすぐになっていくのかも知れません。

ヤマトタケルの涙が忘れられません。


大鳥大社11 祭神日本武尊
大鳥大社11 祭神日本武尊 posted by (C)Hide


倭は 国のまほろば 
たたなづく 青垣 
山こもれる 倭しうるわし



古より盛衰を繰り返す人の営み。

鳳凰は大空から見つめています。




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鳥の雲の写真について

こんばんは、はじめまして。

文中にある鳥の形をした雲についてお尋ねします。
私はこの大鳥大社の元関係者で、この神社の関係者から依頼があり、こちらの写真の使用(非営利目的)許可をいただきたいのですが、詳しいお話をさせていただきたく、できましたらメールアドレス等連絡手段をお教え願えないでしょうか。

 
    
 
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