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不安からの逃走手段―依存・型嵌め・空間埋め

2011/11/01(Tue) Category : 存在不安
★感情に基づかない思考と行動----------------------------------------

存在不安が強い人の心の奥には、「見捨てられ感」「この世に居場所がない感じ」「誰ともつながっていない感じ」「愛されない自分はなんなのだろうという疑問」「闇に一人漂っている心許なさ」「空虚」「虚無感」「絶望感」などなど、底知れない空洞が広がっています。

そのような不安感も感情の一つですから、不安を感じたくない人は感情もろとも不安を封印して生きようとします。感情を封印するわけですから、代わりに「思考」や「行動」が忙しくなります。その思考や行動の対象は、「自分以外の何か」です。「自分以外の何か」に意識を向けることによって、自分の内側に意識が向くことをさせないようにするわけですね。

ここでのポイントは、思考や行動が感情に基づいていないということです。そもそも人の肉体は感情の表現器官であり、人は感動によって魂が成長していきます。

ところが、その肉体が感情を閉じ込める監獄となり、感情不感症の肉体を操るのは、感情に基づかない思考と行動。存在不安の強い人の思考や行動が非人間的になるのも当然なのです。




★不安から逃走する手段としての依存---------------------------------

常に自分の内側に意識が向かないように仕向けるのはとても大変なことです。何か執着できるものを探さなければなりません。できればそれに溺れて自分が分からなくなるくらいの依存対象が欲しいのです(本人は不安からの逃避行動とは思っていない場合が多いですが)。

・思考依存症→チェーンシンキング、グルグル思考、思考の無限ループ
・行動依存症→ワーカホリック(仕事依存、仕事中毒)、多趣味、座っていることがない
・他者依存症→過保護、過干渉、心配性、世話好き、トラブル好き(あるいは自らがトラブルメーカーやクレーマー)、社交家、恋愛依存、ストーカー
・嗜癖→アルコール依存、ギャンブル依存、薬物依存、性依存、ネット依存
・金依存症→拝金主義、株依存

真面目な仕事人間からギャンブラー、社会で活躍しているような活動家から社会逃避している者まで含まれていますが、根は同じ―「自分以外の何か」に依存することによって不安から逃れようとすること=不安を感じないように時間を潰す=時間を潰して生きているということです。そこには「時間を潰すための人生」があるわけです。


最後の金依存症について。わざわざ不安を撒き散らしておいて、「安全を金で買う」という言葉までを当たり前にさせてきた現代社会。つまりはそれだけ社会自体のハラスメント化が進んだということです。愛をもらえなかった存在不安の強い人にとって、愛に代わってこの社会に流通しているものはカネですから、カネは安心を得るための重要なポジションに位置します。

中でも株を売買することは、24時間それに張り付いていなければならないわけですから、意識を自分の外に向ける対象としてはうってつけなのです。(株をやっている人が皆そうだというわけではありませんよ)




不安から逃走する手段としての型嵌め------------------------------

上記は、「意識を自分の外側に向けて不安を避ける行為」ですが、「意識を枠にはめ込んで安心を得る行為」もあります。自分の存在を自己確認するためや、心の安定を得るために次のように自分及び自分に関わる人を縛ったりします。いずれも、自分を「型」にはめこむことで安心を得ます。

時刻依存症→生活パターンを決めたらそれに従って行動する
規律依存症→沢山ルールを作って自分&家人をそれに従わせる
権威依存症→社会が認めるスタンダードや宗教に従うことで安心を得る  Part2
世間依存症→世間体、常識、マナー、流行に則ることで安心を得る

先にあげた5つは病というカテゴリーで見ることもできますが、こちらの4つは一見病には見えませんね。仕事中毒者もいなければギャンブラーもおらず、ごく普通の人々に見えます。でも、「不安から逃げるために自分の感情を見ない」という点では同じなのです。
(このそれぞれについては、別途説明します)




★不安から逃走する手段としての空間埋め------------------------------

さて、上記にあげた9つは、いずれもどのように不安を見ないで生きられるか=人生の時間をどう埋めるか、という点から見た「時間の構造化」の仕方です。

この3次元の人生には時間のほかに空間もありますから、時間を埋めるだけでは足りません。空間も埋めなければなりませんね。空白を感じることは、そのまま心の空虚を思い起こさせますから、何かで埋めたり、閉じ込めたりしようとします。これは、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)に訴えることで行います。

・モノで埋める―買い物依存、モノを捨てられない、散らかす、ゴミ屋敷、壁に絵画など
・オトで埋める―常にBGM、寝るときにテレビ
・イロで閉じ込める―気持ちを冷やす青系、気持ちを塗りつぶす黒系、源家族の色(ICが警戒して出てこない)
・ガラで閉じ込める―監獄を思わせる縞模様や格子模様など
・温度で閉じ込める―部屋を寒くして縮こまらせるか、暑くして意識をそちらに向ける
・生活臭を出さない―例えば塵一つない(=心に隙を生じさせない)

上に書かれていることをしているからと言って、不安から逃げているということではありません。ただ、不安から逃げている人が無意識にやっていることは、とても共通点が多いのです。その共通点を挙げるとこのようになるというところです。







【埋めて、バイバイ】




では、次項は「時刻依存症」について。




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よくわかります

せっかちな母は
行動依存、思考依存、他者依存でした。
さらに世間依存で、
お腹がすいてなくても晩御飯を作り、
決め台詞は「決まりつかないから食べちゃって」
娘が10代の時から愚痴をきかせ、
女性性を抑えるように暗示をかけ、
娘が40歳を過ぎてもまだ依存してきます。

ああ、ほんとうにブラックホールのような存在不安にさいなまれている人なのだな、と
かわいそうにはなりますが
自分が壊されるのはもうたくさんなので
縁を切ろうと思う今日このごろです。

 

私は典型的な思考依存症&モノ依存症。
決めたとたんに「やはり違う方がよかったのでは」と迷いがでて、電話を切るとすぐに「この話もすればよかった。さっきの言葉は足りなかった。あの言い方じゃ誤解されると、後悔&チェーンシンキングが始まる。
捨てちゃいけないものをゴミでだしてしまうくせに、「しばらくはとっておこう」と、家の中はガラクタだらけ。
いつも自分の言動に後悔し、決断に確信がもてず・ ・ ・ループしていく(--;)

 

感覚について

とても興味深く拝見させて頂きました。
「ほーっ!」って感嘆の声が出ました。

昔からアロマが好きなのですが、嗅覚を、埋め込み作業しているのでしょうか。
最近アロマテラピーの趣味がマニアックになってきています。
嗅覚と記憶や感情はとてもダイレクトなつながりがあるそうです。

そう言えば実家はとても寒かった。
家にきたお客さんが冗談まじりに「ここは地元のシベリアか(笑)」というような。
暖房はこたつしかなかったです。

実家はモノだらけで汚い。
私自身は、生活感が出ない部屋のつかいかたをしています。
意識的にそうしているわけではないのですが、自然と暖かみのなく素っ気な部屋になってしまいます。
当然居心地も良くない。
みんな封じ込め作戦なのかなあ。

 
    
 
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