存在不安が強い人の家の結界 2玄関―1,鏡の中のマリオネット
2011/11/12(Sat) Category : 結界
【存在不安が強い人の住む家】2
★玄関-------------------------------------------------------------
ドアを開けたときに、どのような光景が目に飛び込んでくるでしょうか。そのときに見える光景が、見た人の心にまず最初に釘を刺すことになります。
<鏡>------------------------------------------
たとえば、正面に鏡があって自分の姿が見えたとしましょう。
これは、入ってくる運気を跳ね返すということで風水的にもよくないため、置くとしても正面ではなく左右の壁に置くように言われていますよね。
けれど、存在不安の強い方は自分の存在を自己確認しながら生きているという観点から見るとどうでしょう。出かけるとき、家に帰ってきたとき―家という子宮の出入りの定点で自己確認できるわけですから正面に置いたりするのでしょう。
また、家の中の至る所に鏡を置いていたりします。「えっ?何でこんな所に」と面食らったりすることもありますが、そこを通るときにふっと自分の姿が映るんですね。
他にも、洗面所や風呂場など、鏡がある場所のドアをいつも開けっ放しにしていたりします。いずれの場合も、ふっと映るところがポイントです。
--------------------------------------------------
このような鏡は、自分の存在の確認であると同時に、自分を閉じ込める役割や監視する役割も果たしています。
たとえば、ある方は自分がよく見るという鏡(やはり、なぜそこに?という位置なのですが)の上部に蔦飾りがありました。一見エレガントなのですが、あぁ自分を閉じ込めているなと思いました。
なぜなら、その鏡がある壁が、以前書いたいわゆる「インナーチャイルドの祭壇」のある壁と地続きだったからです。まるで閉じ込めた自分の肖像を見るかのようです。
その方は、気づかれてすぐに取り払いました。それだけで一挙に明るく解放されました。鏡の自分をみたときの印象が全く異なったようです。
--------------------------------------------------
また、ある方は、朝鏡の前に立っている時に、
「なぜ、そんな苦しそうな顔しているの?」と子どもに訊かれて
「ハッ」と我に返りました。
見ると眉間に深い皺・・でも、朝起きて苦しいこともなければ、前日そういうことがあったわけでもありません。
ではなぜ、私はこういう表情をしているの??
自分でも無意識で気づかずにやっていることですからわかりません。
が、子どもはず~っと不思議だったのです(こうして子どもは、疑問を訊くこともできないままに勝手に親を背負っていくことが多いのです)。
話を伺って分かった人生脚本は、「苦労して生きている母親に認められるためには、それ以上に苦労しなければならない」というものでした。ですから、鏡を見るときは辛く苦しい顔をしていなければならなかったのです。
つまり、鏡に映る自分を見ているのは、自分ではなく、
自分の脳内に棲む親(IP)ということですね。
IPが自分の目を通して自分の姿や行動を見ている(監視している)わけです。その“親”に対して、辛く苦しい顔を見せて「私はこんなに苦労しているの。だから、認めてよ」と示していたわけですね。
このように人は、無意識で親(IP)に認めてもらうために日々を過ごしています。
このように存在不安がある人にとって鏡は次の4つの役割を果たしています。
1、自己の存在確認の道具
2、親そのもの(親に自分の存在を認めてほしいわけですからね)
3、脚本ちゃんが親に忠誠を尽くしている姿を見せるもの
4、IC(インナーチャイルド)を封印するもの(IPの監視)
あなたが鏡を見るとき、
誰が誰を見ているのでしょうか・・・
【BOOWY 「MARIONETTE」】
★玄関-------------------------------------------------------------
ドアを開けたときに、どのような光景が目に飛び込んでくるでしょうか。そのときに見える光景が、見た人の心にまず最初に釘を刺すことになります。
<鏡>------------------------------------------
たとえば、正面に鏡があって自分の姿が見えたとしましょう。
これは、入ってくる運気を跳ね返すということで風水的にもよくないため、置くとしても正面ではなく左右の壁に置くように言われていますよね。
けれど、存在不安の強い方は自分の存在を自己確認しながら生きているという観点から見るとどうでしょう。出かけるとき、家に帰ってきたとき―家という子宮の出入りの定点で自己確認できるわけですから正面に置いたりするのでしょう。
また、家の中の至る所に鏡を置いていたりします。「えっ?何でこんな所に」と面食らったりすることもありますが、そこを通るときにふっと自分の姿が映るんですね。
他にも、洗面所や風呂場など、鏡がある場所のドアをいつも開けっ放しにしていたりします。いずれの場合も、ふっと映るところがポイントです。
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このような鏡は、自分の存在の確認であると同時に、自分を閉じ込める役割や監視する役割も果たしています。
たとえば、ある方は自分がよく見るという鏡(やはり、なぜそこに?という位置なのですが)の上部に蔦飾りがありました。一見エレガントなのですが、あぁ自分を閉じ込めているなと思いました。
なぜなら、その鏡がある壁が、以前書いたいわゆる「インナーチャイルドの祭壇」のある壁と地続きだったからです。まるで閉じ込めた自分の肖像を見るかのようです。
その方は、気づかれてすぐに取り払いました。それだけで一挙に明るく解放されました。鏡の自分をみたときの印象が全く異なったようです。
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また、ある方は、朝鏡の前に立っている時に、
「なぜ、そんな苦しそうな顔しているの?」と子どもに訊かれて
「ハッ」と我に返りました。
見ると眉間に深い皺・・でも、朝起きて苦しいこともなければ、前日そういうことがあったわけでもありません。
ではなぜ、私はこういう表情をしているの??
自分でも無意識で気づかずにやっていることですからわかりません。
が、子どもはず~っと不思議だったのです(こうして子どもは、疑問を訊くこともできないままに勝手に親を背負っていくことが多いのです)。
話を伺って分かった人生脚本は、「苦労して生きている母親に認められるためには、それ以上に苦労しなければならない」というものでした。ですから、鏡を見るときは辛く苦しい顔をしていなければならなかったのです。
つまり、鏡に映る自分を見ているのは、自分ではなく、
自分の脳内に棲む親(IP)ということですね。
IPが自分の目を通して自分の姿や行動を見ている(監視している)わけです。その“親”に対して、辛く苦しい顔を見せて「私はこんなに苦労しているの。だから、認めてよ」と示していたわけですね。
このように人は、無意識で親(IP)に認めてもらうために日々を過ごしています。
このように存在不安がある人にとって鏡は次の4つの役割を果たしています。
1、自己の存在確認の道具
2、親そのもの(親に自分の存在を認めてほしいわけですからね)
3、脚本ちゃんが親に忠誠を尽くしている姿を見せるもの
4、IC(インナーチャイルド)を封印するもの(IPの監視)
あなたが鏡を見るとき、
誰が誰を見ているのでしょうか・・・
【BOOWY 「MARIONETTE」】