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存在不安が強い人の家の結界 5幣殿―親(神)に捧げているわが身

2011/11/17(Thu) Category : 結界
【存在不安が強い人の住む家】5

さて、境内に入ると
幣殿(神さまにお供え物をするための建物)、
拝殿(参拝する建物)、
本殿(神殿:神体が安置される建物)、
別宮(荒御霊を祭る建物)などがあります。

家の中では居間が境内(胎内)。
そこにある棚や家具などが建物(○○殿)に当たります。


★幣殿(へいでん)-------------------------------------------------

あるお宅では、パイプラックに白い布がかけてありました。
なくてもよさそうなのですが、なんとなく埃除けと言います。
が、それは取ってつけたように思えます。というのも、効果があるようには思えないからです。

面白いのは、その布の上に魚の形の浮き袋がポツンと。
夏じゃないのに、な~ぜ~?

→これもまた、なんとなく、と言うのです・・・。


そしてふと目に止まったのが、その棚のある壁の上方に、“何か”があること。神棚のように見えますが、和式のそれではありません。

聞けば、くれるというので断るのも気が引けてもらったはいいが、どこに飾ろうかと考えあぐねてそこに飾ったと言います。

な~るほど。「ピン」ときました。
これは幣殿だ。

「飾ってあるあれが神様で、あの魚はお供物なんですね~」

と、そういうことを言うとピンときたようで、すぐにその方はさっさと片付けをはじめました。これだけすぐに行動できるということは、その方のチャイルドは分かっていたのでしょう。

でもIPに支配されていて、「なんとなく」操られていたわけです。
このように人は無意識にIPに操られて生きていますが、援軍を得て行動することができたわけですね。



さて、この場合の神とはもちろん親(あるいは、そこにつながるもの)。
親にかしずいているわけですね。

亡くなった親を祭るには仏壇があります(次項で出てきます)が、この場合は生きている親(生霊)を祭っていたわけですね。





------------------------------------------------------------------
ところで、魚(イルカ?)をお供えしているのが面白いなぁと思いました。

その魚(シャチ?)の浮き袋は小さな子どもほどの大きさがありましたので、ふとカジキ漁(老人と海)を思い出しました。

漁師がカジキにモリを打ち込みます。
カジキが元気なうちは、どんどんロープを伸ばして好きに泳がせます。
そして、カジキが疲れ果てて力がなくなったときに、ロープを手繰り寄せるのです。

同じように、親は子どもの頭にモリを打ち込んでいることを知っています。
だから、子どもが反抗するうちは好きに泳がせます。どんなに遠くに離れていっても、所詮逃げられないことが分かっているからです。
そして、子どもが疲れ果てたとき、おもむろにロープを手繰り寄せるのです。

このようにして、親に反発していた子どもが回帰してくることはよくあります。



たとえば、上記事例のように、親から離れて独立していても、IP(頭に打ち込まれたモリ)に支配され続けているわけですから、エネルギーは奪われ続けているわけです。家事ができなくなったり、引きこもったり、鬱になったりするのも無理からぬことですね。

あの魚は、まるで親に身を捧げているご本人のようにも見えました。



ところで、「老人と海」では、孤独な老人につかまってしまった雄雄しきカジキは、港に帰る途中で腹ペコのサメたちに襲われて、たどり着いたときには骨だけになってしまいます。

同じように、孤独な存在不安の親に囚われてしまえば、ハラスメント界のサメ(ハラッサー)に食い尽くされて、骨だけになってしまうかもしれませんね。それとも、自分がサメに変身するか・・。



けれど人は、打ち込まれたモリ(IP)を自分で抜くことができます。
上記の方も、食べられることもサメになることもなく、人となって自由の海を泳ぎ始めるべく自分と闘っておられます。





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うわあああ(>'A`)>

>親は子どもの頭にモリを打ち込んでいることを知っています。
だから、子どもが反抗するうちは好きに泳がせます。どんなに遠くに離れていっても、所詮逃げられないことが分かっているからです。
そして、子どもが疲れ果てたとき、おもむろにロープを手繰り寄せるのです。


ここの部分に、ゾクッとしました。
結婚して実家を離れて、出産も育児も実家に帰ることも頼ることもなく一人で黙々と頑張っている時、少し疲れて気分が滅入ってきた時に母がやって来て、"お前は産後鬱だ"だの"育児ノイローゼなんだ"だのとレッテルを貼り、心療内科を何件か受診させられました。でも心療内科の怪しいお薬なんか飲みたくないし、私の心の深いところで「違うよ!原因は子供じゃないよ!今まで私の心を散々追い込んできたあんた(母)なんだよ!こんな薬飲んだって、いい方向には変わらないんだよ」って叫んでいる声が聞こえたような気がしたので…。まぁ自分自身、判っている事ではありましたが…
結局母は最後に診てもらったお医者様にやんわりズバリと言われたようで。
しかしそれで終わらず、今度は祈祷師をしている叔母の所で視てもらったら、父方の祖母(母と祖母は昔から関係が非常に悪かったのです…)の生き霊が取り憑いて、それで私に対して辛くあたったんだと…。婆ちゃん、すっかりボケちゃってるし。そんなエネルギーないと思う…。それにあんたら仲悪いから、もう何年も音信不通じゃん…だいいちこんなに生き苦しくしてきたのは、今に始まった事じゃないしゃん、何言ってんだか。
もう、反省も何もなくただオカルトな理由で正当化しようとする事に呆れるやら情けなくなるやら…バカバカしくて聞いてられなくて放置して置きましたが、こうして考えてみると、弱った今がチャンスとばかり、あの手この手と自分の手元に手繰り寄せようと必死だったのでしょうね…。今まで被ったデメリット考えたら、死んでも嫌です('A`)
ブログを拝見していて、暫くの間は苦しかったのですが(まだ洗脳から完全に抜けきれていないのでしょうね…)、今まで言葉に出来なかった事を少しずつ言葉にしていく事で、ちょっとずつ気持ちの変化が出てきました。事ある毎によく見ていた、家族の見栄のために自分を誤魔化して勤めていた会社の悪夢を見る回数も減りました。
まだまだ道のりは遠いのでしょうが、自分のための人生を歩んでいきたい。誰かの執着とか自慰のために生きるのはもうたくさんだなー。

 

ハラスメント界のサメ

親に我が身を捧げてきたのでしょうか…
両親亡き今、力を無くし、引きこもっています‥
ハラスメント界(近所?)のサメ達(近所の人達?)に怯えながら何とか生活しています。。

 

”参道”のあたりから
記事の内容が理解不能になってきた
読んでいるといらいらムカムカしてきて
意識が遠くなってくる
現実の私は
なんだかいつでもどこでも泣きたくなって
泣いてばかりの毎日

 
    
 
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