存在不安が強い人の家の結界 8別宮―インナーチャイルドの祭壇
★別宮(わけみや)----------------------------------------------
別宮とは、荒御霊(あらみたま)を鎮めるためにお祭りしてある所。
別宮の一例は、まず下記記事の「インナーチャイルドの祭壇」の項をご参照下さい。
・感情を閉じ込める家(部屋)の結界を崩そう
『荒らぶる神は、納め、奉り、癒す』と書いたとおり、ICの象徴となるような絵や写真を額に納めて飾り奉り、かわいい人形や子供の絵、観葉植物、あるいはヒーリングミュージックなどで癒しています。
あるお宅で、あまり使われていないという客間を通ったときのこと。
応接セットの応接ソファ側に、使われていない座布団などが整然と並べられていました。その配置が面白かった。
中央に円形の座布団。
その両脇に四角形の座布団が数枚づつ。
重ね置きではなく、こちらの正面を向いて立ててある。
きちんとしたシンメトリーをなし、おや祭壇だ、と思いました。
中央にある円形のものが鏡でありご神体です。
手前にある応接テーブルは拝殿、もしくは賽銭箱のようなもの。
ふっと後ろを振り向くと、そこの壁際の棚の上には石などに囲まれた写真がありました。スピリチュアルなものに興味があるようです。
なるほど・・・ICは本殿にお祭りして、スピリチュアルな方向で救われたいという思いがあるようです。けれど、スピリチュアルな興味や能力と、ICを救うことは別物なのです。
思考依存の方が思考の中に逃げ込むように、
スピリチュアル依存(?)の方は、時に前世や過去生に逃げ込むこともあります。(本当に、人はどこまでも逃げようとするのです)
それはそれ。
今、肉体を持って生きている私たちのICは、現世での親子における感情を表現したがっています。
思いの根っこにあるのは愛。
それを表現しないままに死ぬわけにはいかないのです。
さぁ、荒御霊(IC)を封ずる結界を壊して、
インナーチャイルドを解き放ちましょう。
それは時に、大震災を引き起こすかもしれません。
あなたが作り上げてきた虚構の自我は崩壊するでしょう。
怖いですか?
けれど、ココロに鍵を掛けたまま生きることは
鼓動を止めたまま生きること
それでいいのですか?
インナーチャイルドと和解したとき、
優しく笑える日々が、そこにあります。
始まりの日はいつでもすぐ始められるよ
だって
ココロの鍵は、あなたがずっとその手のひらに隠しているでしょう?
【より子 「ココロの鍵」】