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5-姿を現した子宮と抑圧され悲しみを抱える子ども

2012/02/21(Tue) Category : 結界
【家の結界の解除と子どもの変化】

★11,姿を現した子宮------------------------------------------------

さて、Bちゃんが空洞として描いた居間。
暑くなってきてクーラーを入れると言うことでAさんはカーテンを閉めた。
天井が高く熱効率が悪いため、いつもこのように閉めているという。

カーテンを閉めると、おやまぁハッキリと子宮が顔を出した。
よくあるのは、子宮になる部屋は淡い黄色から暗いオレンジに至る、その間の系統のカーテンやカーペットでぐるりを囲んでいたりすること。そう、丁度胎内にいる赤ちゃんが外を見たらこういう感じかなぁという光線の具合だ。

このお宅でも、部屋は薄暗くなり、空気はしんとしてきた。
部屋全体が、「動かないで静かにしていろ」とメッセージを発している。
いわば感情を封印する「色彩結界」とでも言えるだろうか。

大人でさえも結構な重圧感があるので、感情表現で生きている子どもは苦しいだろう。ここは「親という赤ちゃん」が寝る場所ではあっても、子どもの居る場所ではないと感じる。




★12,おとなしくなる子どもと抑圧された悲しみ-------------------------

部屋の空気感が変わり、Aさんが話し始めると、Bちゃんはその雰囲気に圧されたかのように静かになった。諦めを含んだそのなり方が、いい子過ぎて異様だ。まるで違う子を見ているようだ。

なるほど、全空間を圧する「色彩結界」の威力は大きい
―つくづくとそう実感した。

Aさんとの話が少し続くと、手持ち無沙汰なBちゃんは我慢しつつもふくれているのがわかる。Aさんは、「○○でも見たら」とビデオに面倒見させようとするが、Bちゃんは首を振ってにべもない。



時折、怒りの形相が顔に現れる。
おそらくBちゃん自身は無意識だろう。そして、自分の内側に沈み外に意識を向けることができないお母さんも気づかない。

普段は穏やかな笑顔なのに、ふとした瞬間にこの世のものとも思えないような形相をしている母親の話を、相談者の方からよく聴く。その母親たちも、自分がそのような形相をしているとは気づいていないだろう。

Bちゃんがこのまま育っていくと、そのような母親になるのだろうなぁと想像できる形相だった。



Bちゃんは所在無げにあちこち彷徨っていたが、ついにこちらを振り向きつつ、訴えるような顔をして階下に下りていった。

今は目前で危機を訴えているこの子だ―
と、私はAさんに話をして階下に向かった。

この陸の孤島のようなアルカトラズで、ただでさえ孤独を耐え抜いてきたのに、さらに孤独に追い込まれる耐えがたさを感じた。



Bちゃんは、下の部屋で
ひざを抱えてポツンと座り込んでいた。

抱き上げると、
我慢の限界を超えたかのように絞り出すような嗚咽が漏れ、
そして、泣き出した。

あの怒ったような形相の下に隠れていたのは、
耐え難い悲しみだったのだ・・・


(多くの人がそう。怒りの下に隠れているのは深い悲しみである)



ちっちゃな背中をポンポンしながら、
いやこの環境はほんとに辛いよなー、
と心で思った。








【スキマスイッチ 「 アカツキの詩 」】







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ようやくカーテンを新調することに!

「なにがしたいのかわからない」という傾向が強いので、「自室のオレンジ色の無地のカーテンはまずいよな~」と思っていたのですが、今のカーテンもこの部屋用に「激安」でオーダーしたのだし、激安と言っても、無職の身で一万円ぐらいしたので新しくすることもなかなかできませんでした。

でも、「もう動けるようになりたいよ」ということで、さきほどネットでオーダーしました。ポイントは「黄色・オレンジ系でなくて安いもの」ということで、ブルーを選びました。

後払いのある通販を選んだのに、「固定電話のない人は、代金引き換えのみで代引き手数料プラス300円」って、しっかりしてるよな~(苦笑)

 

なんとなく書いた

自分と向き合いはじめてから約1年。ほとんど自律出来たと思っていたところで一気に地獄に落ちました。そして今も自分が生きてるのかもわからないような状態が本当に辛いです。
自律することの大変さを実感中です。

 

私は、私から子供を守りたかった。
何のために?…私のため…に?
子供の為とはどういうことなのか…考えています。

 

分かります

激しい怒りの根底にはたとえようのない悲しみがあります。
「どうして分かってくれないの?」「どうして気がついてくれないの?」理解してもらえなかったり、理不尽な仕打ちに遭った時、怒り…そして、一人になったあとたとえようのないくらい悲しい気持ちになります。
まるでこの世でひとりだけぽつんといて、他人と繋がれないもどかしさと苦しみと悲しみがやってきます。
いつも、涙を流してからそれに気がつきます。
怒りの反対は喜びではない。悲しみかもしれない。私はそんな風に最近感じました。

 

寒い実家

このシリーズは本当に、身につまされます。
実家は居間にしか冷暖房器具がなく、自分の部屋は当然寒く、
かといって居間も暖房をがんがんたくわけでもなかったので、寒かった。
実家で生活していた頃、寒い時はいつも縮こまっていた印象があります。

 
    
 
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