世界の7つの海を制覇するといいね!「ONE PIECE」(ワンピース)
2012/06/19(Tue) Category : TV.本.漫画
ワンピース展が一昨日(6/17)で閉幕でしたね。
閉幕1週間前には前売り券完売。
当日券が売られないため、残念な人も多かったのでは?
場所は、東京タワーの見える六本木ヒルズ。
3ヶ月間の総来場者数は、なんと51万人。
何しろ、各世代で人気ナンバー1となった“国民的漫画”
私たちが行ったときも年配の方々も結構来られていて、すべての世代が理解できる漫画文化というのは素晴らしいなぁと思いました。
私たちは、子どもたちからの父の日と母の日あわせてのプレゼントで、5月半ばに行ってきました。1時間遅れくらいで入場したので最初はゆっくりと見ることができましたが、原画コーナーくらいからは数珠つなぎでしたね。
短編映画は2つとも感動しました。
力を与える展示会だったと思います。
素晴らしい体験をありがとう!
特別メニューもユニークでした。
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食事をしながらの眺めも最高。
中央にロケットのようなNEC本社ビル、その向こうにレインボーブリッジと東京ゲートブリッジが見えますね。
スカイツリーも見えます。
これも、税務署でさえもがこの年収で生活できるはずがないと調査に来るほどの極貧の中で、ただひたすらの情熱を持って漫画という文化を支えてこられた先人たちのおかげさまだなぁと思います。
今朝の「ゲゲゲの女房」(BSプレミアム)でも、エロ・グロ・ナンセンスと貸本漫画を取り締まっていた“風紀委員会”のごとき父兄の方々は、現代の漫画文化をどのように見るのでしょう。それらの広大な裾野の上に「ONE PIECE」という漫画は立っています。
その方々は、たとえば松井冬子の絵のように“芸術”と名がつけば安心するのかもしれませんが、「目の前の絵が狂気を見せてくれているので、自分がしなくてすむ」という松井冬子の言葉をどのように聞くでしょうか。
【狂気を掬う松井冬子の絵】
ドラマで教育ママゴンに怒られて泣いている小学生を見ながら、小学校中学年の頃はよく貸本屋に行っていたなぁと思い出していました。その子の内面世界を表すものにしか興味が行かないのにねぇ。
(そういえばここ数年、漫画のレンタル屋さんが現代風に復活していますね)
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ところで、この「ONE PIECE」にさえ規制をかけているお国があります。
そう、アメリカですね~。
タバコ、暴力、流血、刺青、銃、酒、セクシーなシーンなどを容赦なくすげ替えています。教育上よろしくないという理由からのようですが、まぁご覧ください。
【One Piece censoring comparison】
ひどいものです。(--;)
理由があるからこそそういう表現になっているのに、意味を消していますね。
アメリカのファンも次のように言っているようです。
『彼らはワンピースがワンピースたる大切な部分、そして日本の文化を消し去り、アメリカの文化をねじ込んでいます』
『日本で大丈夫なら、ここアメリカでも大丈夫なはずです』
【規制のかかったアメリカ版『ONE PIECE』をアメリカ人に見てもらった / 反応「こんなの馬鹿げている」】より抜粋
完全に骨抜きにされていて、これでは見る気が失せますね。
なぜなんでしょうね~。
私は、「ONE PIECE」は自律へのヒントがたくさんある物語とみています。
同時にルフィとナミを中心にした“家族(ファミリー)”の物語だとも。
それぞれの社会でははぐれもので孤独だった者たちが、身を寄せ合って依存しあうのではなく、互いに助け合って自律していく家族となる。
愛と信頼こそが人をまっすぐに強くし、
愛と信頼のチームワークで、幾多の困難を乗り越えていく。
これでは、怖いものがなくなってしまいますねぇ。
この漫画がアメリカで流行ると困るのかねぇ~、と思ってしまいますが・・・
ともあれ、この漫画を生み出してくれた尾田栄一郎氏に感謝。
この漫画が世界の7つの海を制覇するといいね!
【「ONE PIECE」(ワンピース)に関係した記事いくつか】
・あるがままの自分を取り戻す闘い―ワンピース・空島スカイピア篇
・スリラーバークを抜けて、自由な大海原へ
・イギリスの暴動と「受け継がない意志」(ONE PIECE 63巻)
・壁をぶち破ったら新世界が待っている
・子ども達の生きる未来をあきらめない
・心を取り戻せ
・裁判員制度―システムズアプローチから見た問題点
・魂リーディング-(1)情報には“時”がある
・人の行動が安心の場を形成している「マザーウォーター」
・女性が社会を形成していく時代
・「緑の革命ー光と影」―奴隷化させられる農民たち
閉幕1週間前には前売り券完売。
当日券が売られないため、残念な人も多かったのでは?
場所は、東京タワーの見える六本木ヒルズ。
3ヶ月間の総来場者数は、なんと51万人。
何しろ、各世代で人気ナンバー1となった“国民的漫画”
私たちが行ったときも年配の方々も結構来られていて、すべての世代が理解できる漫画文化というのは素晴らしいなぁと思いました。
私たちは、子どもたちからの父の日と母の日あわせてのプレゼントで、5月半ばに行ってきました。1時間遅れくらいで入場したので最初はゆっくりと見ることができましたが、原画コーナーくらいからは数珠つなぎでしたね。
短編映画は2つとも感動しました。
力を与える展示会だったと思います。
素晴らしい体験をありがとう!
特別メニューもユニークでした。
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食事をしながらの眺めも最高。
中央にロケットのようなNEC本社ビル、その向こうにレインボーブリッジと東京ゲートブリッジが見えますね。
スカイツリーも見えます。
これも、税務署でさえもがこの年収で生活できるはずがないと調査に来るほどの極貧の中で、ただひたすらの情熱を持って漫画という文化を支えてこられた先人たちのおかげさまだなぁと思います。
今朝の「ゲゲゲの女房」(BSプレミアム)でも、エロ・グロ・ナンセンスと貸本漫画を取り締まっていた“風紀委員会”のごとき父兄の方々は、現代の漫画文化をどのように見るのでしょう。それらの広大な裾野の上に「ONE PIECE」という漫画は立っています。
その方々は、たとえば松井冬子の絵のように“芸術”と名がつけば安心するのかもしれませんが、「目の前の絵が狂気を見せてくれているので、自分がしなくてすむ」という松井冬子の言葉をどのように聞くでしょうか。
【狂気を掬う松井冬子の絵】
ドラマで教育ママゴンに怒られて泣いている小学生を見ながら、小学校中学年の頃はよく貸本屋に行っていたなぁと思い出していました。その子の内面世界を表すものにしか興味が行かないのにねぇ。
(そういえばここ数年、漫画のレンタル屋さんが現代風に復活していますね)
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ところで、この「ONE PIECE」にさえ規制をかけているお国があります。
そう、アメリカですね~。
タバコ、暴力、流血、刺青、銃、酒、セクシーなシーンなどを容赦なくすげ替えています。教育上よろしくないという理由からのようですが、まぁご覧ください。
【One Piece censoring comparison】
ひどいものです。(--;)
理由があるからこそそういう表現になっているのに、意味を消していますね。
アメリカのファンも次のように言っているようです。
『彼らはワンピースがワンピースたる大切な部分、そして日本の文化を消し去り、アメリカの文化をねじ込んでいます』
『日本で大丈夫なら、ここアメリカでも大丈夫なはずです』
【規制のかかったアメリカ版『ONE PIECE』をアメリカ人に見てもらった / 反応「こんなの馬鹿げている」】より抜粋
完全に骨抜きにされていて、これでは見る気が失せますね。
なぜなんでしょうね~。
私は、「ONE PIECE」は自律へのヒントがたくさんある物語とみています。
同時にルフィとナミを中心にした“家族(ファミリー)”の物語だとも。
それぞれの社会でははぐれもので孤独だった者たちが、身を寄せ合って依存しあうのではなく、互いに助け合って自律していく家族となる。
愛と信頼こそが人をまっすぐに強くし、
愛と信頼のチームワークで、幾多の困難を乗り越えていく。
これでは、怖いものがなくなってしまいますねぇ。
この漫画がアメリカで流行ると困るのかねぇ~、と思ってしまいますが・・・
ともあれ、この漫画を生み出してくれた尾田栄一郎氏に感謝。
この漫画が世界の7つの海を制覇するといいね!
【「ONE PIECE」(ワンピース)に関係した記事いくつか】
・あるがままの自分を取り戻す闘い―ワンピース・空島スカイピア篇
・スリラーバークを抜けて、自由な大海原へ
・イギリスの暴動と「受け継がない意志」(ONE PIECE 63巻)
・壁をぶち破ったら新世界が待っている
・子ども達の生きる未来をあきらめない
・心を取り戻せ
・裁判員制度―システムズアプローチから見た問題点
・魂リーディング-(1)情報には“時”がある
・人の行動が安心の場を形成している「マザーウォーター」
・女性が社会を形成していく時代
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