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エンプティチェアでわかった母の正体

2012/09/13(Thu) Category : 心の闘い物語
■自律に向かう最後の関門-----------------------------------------

自律に向かう道中に関所はたくさんある。
関所と関所の間の道も様々だ。

難関に次ぐ難関もあるし、滑りやすい下り坂もある。
大飯原発のように、なぜこんな所に!と、不意を打たれる関所もある。
大きな関所を乗り越えて、もう大丈夫だろうと平穏な道を歩いていて、ドカンとさらに大きな関所に出逢ったりする。


・・・いくつもの関所を乗り越えて、人は心の旅を続けていく。

最後の大きな関門は、やはりお母さんである。

その関門を出(いず)れば、そこには広大なる自由の大地が待っている。
けれど、覚悟のできていない人にとっては、そこは茫漠たる荒野だろう。

出るか戻るか最後の関門―




■浄土への入口 玉門関------------------------------------------

中国最西端の関所に玉門関(北)と陽関(陽=南)がある。

「春風度(わた)らず玉門関」(王之渙)
「西の方陽関を出れば、故人なからん」(王維)

『さいはての玉門関には、春の風が吹くことさえないのだから』
『西方の陽関を出れば、親しい友はいないのだから』

寂れて淋しく、空虚でもの悲しい風景を彷彿とさせる。

けれどそこは、ユーラシアのど真ん中。
西にはまだ大陸が広がり、シルクロードは西方浄土へと続いている。

そこから出たら何もないと思われている最果ての出口は、
実は浄土への入口だ。




■ハラスメント界最後の門番--------------------------------------

関所の内部はハラスメント界。
自分と繋がれない人々が、人を道具にして不安から逃げようとする世界。
だから結局、人といても永遠に孤独。

ここにいても孤独と苦しみは去らない、と思い知ったとき、
人は重い腰を上げて旅を始める。

関所を抜ける度に、重たい関係者(共依存の強い友人)が離脱していく。
だんだん軽くなっていって、玉門関に着く頃には自分一人だ。

そして、ラスボスが登場する。

玉門関にいるは、

人を裁く閻魔大王? 
石化して動けなくする魔女? 
エネルギーを吸い取る吸血鬼?
恨みと嫉妬と束縛欲で取り憑く幽霊?
怒りと悲しみを爆発させ続ける怪物(モンスター)? 
さげすみや憎しみというストロークでさえ餌となる餓鬼? 
ただただ時間を食いつぶして生きているロボット?

それとも・・・生殺与奪の権を持つ神? 




■エンプティチェアでラスボスの正体を暴く----------------------

いずれにしてもそれらは、自分が創った脳内親。
人は自分が創った親を恐れ、その親に支配されている。

その正体を明らかにしないから支配され続けるわけで、
言い換えれば、正体を見たくない自分が脳内親を“守って”いる。

その支配から解放されるためには、正体を暴き出さなければならない。
そのためにはエンプティチェアが、とても有効だ。

脳内に隠れ潜んで姿を見せなかった親を、3次元に引っ張り出す。
そこからいろいろな気づきがもたらされる。


そうやって、脳内親を自分から切り離した時、
ハラスメント界という胎盤からへその緒を切り、
あなたは、オンギャーと自律界に生まれ出ることになる。

そう、玉門関を超えて、浄土へと旅立つのだ。






★--------------------------------------------------------------

その方(Aさん)は、エンプティチェアをやった後、
しばし、呆然としたまま向かいの空の椅子を眺めていた。

「あぁ・・・そうだったんだ・・・」

つくづくと余韻に浸りながら、
ぼーーーっと、
空間を眺めていた。



始めたときは恐ろしい母親だったのが、今や
卵に顔がある・・・そう、ハンプティダンプティになっていた。

それは、そうとしか言えない存在
届かない存在




Aさんは、小さい頃からその卵を孵そうと懸命に努力してきた。
人生がぼろぼろになるまで頑張っていた。

けれど、
『王様の馬みんなと 王様の家来みんなでも
ハンプティを元に 戻せなかった』(マザーグース)

そして、ハンプティはそこにいる。
そのハンプティは言う。

『わたしは言葉を使うときに自分がえらんだ意味だけで使うのだ―それ以上でも以下でもなく』(鏡の国のアリス)



思い知ったとき、Aさんは疲れを自覚した。
「あーーー、しんどい。くたくた。疲れた~~~・・・」

全身に疲れがどっと出てきた。ガクッと肩が落ちた。
「あーーー・・・こんなに疲れていたなんて・・・」

生まれてから、今の今までず~~~っと背負っていた
その蓄積疲労が、どっと吹き出していた。



Aさんの追及を受けなくなったハンプティは、
安心してちょこんとそこにいた。

手を離してみて初めて、
手放していなかったのは自分の方であったことにAさんは気づいた。

そして、ぼーっと眺めたのが冒頭の場面だ。





そのAさんからメールが届いた。
(許可を得て掲載させていただきます)



★★----------------------------------------------------------

一人になってからも、感動がおさまらず、嬉しくて嬉しくて大変です。
子どもの迎えに行くことが、こんなに嬉しいことだったとは、
こんなに子どもが可愛いものだったのか、と驚いています。

夜は、「ありがとう、また明日会えますように」と
心から祈りながら寝かしつけました。

朝は、「また子どもに会えた!」と嬉し泣き、
鳥の鳴き声で嬉し泣き、
セミの鳴き声さえ賞賛のシャワーに聴こえました。


私、私に生まれてきて、本当によかった!


100%私でよかった
と自分であることが、ただただ嬉しいです。



人間って何て素晴らしいんだろうと、沸きあがってきました。
誰かが特別なのではなく、人は等しく尊い存在であると
身体で感じることができました。



景色が立体的に見えて、
色に深みが増しました。

一人相撲の大横綱をやっと引退し、
断髪式を終えたような感じがします(^-^)/



先生には、本当に感謝しています。
先生のサポートなしでは、ここまで到底これませんでした。
この景色、見せてくださって本当に本当にありがとうございます。

そして、何よりがんばり続けてきた私を慈しみたいと思います。



これからは、遠慮なく出し惜しみなく、輝いて生きていきます!
生きていることにメロメロで、嬉し死しないように、気をつけます。





■もう関所はない、自由の大地が広がっている----------------------

よかったね~。

そして、素晴らしいですね~。

『私、私に生まれてきて、本当によかった!
100%私でよかった、と自分であることが、ただただ嬉しいです』

人が目指す最高の境地ですね。
心からこのように言える人が増えていけば、地球は勝手に幸せの星になっていくでしょうね。



『一人相撲の大横綱をやっと引退し、断髪式を終えたような感じがします』―言い得て妙ですね。

“一人相撲”―全くその通りです。
内なる不安から逃げ続けるために、皆一人相撲を取り続けています。

(そのような人々が作った「国」も同じ。たとえば銃を手放さない不安と疑心暗鬼の国アメリカ。ロシア(所有のイデオロギー)という仮想敵と相撲を取り、そこがいなくなったら、一人相撲であることがバレないように、“民主化”という大義名分を抱えてイスラム(一神教対立)という仮想敵を強引に土俵に引きずり込みましたね。このように、ハラッサーは大仕掛けをしながら虚構を保ち続けようとします)

一人相撲を取り続けている内に、「自分の真実の姿」を見るのが怖くなってきます。気づいてしまえば、「今までの自分の人生は一体何だったんだ!」と空しくなってしまうからです。取り戻すことのできない膨大な時間を見ることが怖いのです。(けれど、たった1日でも本当の自分を生きることができれば、その膨大な時間は報われるのですが・・・)

結局、「ラスボス(親)の正体を見るのが怖い」という、その更に奥にあるのは「これまでの人生が虚構であったことに気づくことへの恐怖」なのです。




『何よりがんばり続けてきた私を慈しみたいと思います』

よく頑張りましたね。心から自分を褒めて下さい。
私は鏡となってフィードバックしただけ。
その鏡から目をそらさずに自分の姿を見続け、歩み続けてきたのは自分自身です。

それに、外の人に褒めてもらい認めてもらっても渇きは癒えません。
自分は自分に認めてもらいたいのですから。




さて、鏡の国から3次元の世界へと生まれ出たこれから、
またいつもの日常が始まります。

けれどその日常は、何でもないことが幸せで、深みのある日常です。

劇的なことが何かあるわけではありません。


しかし、もう目の前に関所はありません。

自分の気持ちで動く体、
気持ちを伝えることのできる口、
それがあれば、身一つで二本の足で、どこにでも思いのまま。



自由の大地が

広がっています。










【樫原玄 「100点満点のうた」】






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アイは、私で愛になる

気張り過ぎたー
理想で縛ってたー




そう、、
重いのは、手枷足枷だと解った
随分前に気づいた

映す心をピカピカにすると
景色が変わる

世界が拡がる

地球が変わる

愛って、終わりがなくて
紡がれてゆくのね、、

 

今はもう疲れた

本当にこの記事のように心からそう思えたらどんなに幸せだろうか。もう俺は疲れたよ壁を越えればまた壁。何でこうなったって思わずにはいられない。はーもう疲れた楽になりたいよ。苦しいのも虚しいのももう嫌だなー不安になるのも怖いのもう嫌だー好きなこと心から楽しめないのも嫌だーあー誰かに助けて欲しいよ

 

怯え

何に怯えているのか、何に急き立てられるのか、その正体を知ったらどうなるのか。
背中から、腕、しびれて動かなくなってしまいそうな、底知れない恐怖。

箱庭で自分を掘り下げたのはもう20年近く前のこと。そして、夢はずっと動き続けています。でも、未だに自分の姿を見ていないよう。同じ所をグルグルと巡ってました。

 

それは、そうとしか言えない存在

「それは、そうとしか言えない存在」

このフレーズにうなりました。
それ以上の言葉は、ない。
ないんですね。
うまい表現だなあ・・・と感じました。

 

いく先は浄土か荒野か

今は…覚悟しきれたかどうかわからない。
私はまだ、脚本の一本道を進んでいるのではないか、と思うことがあるのです。
ちょっとまだ余力があるような、予定調和のような、そんな気がする。
疲れを自覚できていないだけなのかな。

 

ハンプティダンプティだって⁈

再就職(バイトの)のために求人応募をしている。
でも、どんな仕事に尽きたいという希望もないため漠然として、そのうちに脳内に恐怖が募る。


気分転換にマウンテンバイクを漕ぐと、「なんだか『自分の足で立つな』っと言われているみたいだ」と思い、「くっそ~、ラスボスは母親。母親が呪いをかけたんだ~。そうは行くか」と思う。


ところが、ハンプティダンプティというところを読んで、母親にはそんな意図はなかったんだと気づく。


またまた完全なる一人相撲。


なんとかこの関所を超えよう。

 

祝福をあなたに贈ります~♡

 
    
 
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