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冷たいはずの遺体が熱い~「放射能を浴びたX年後」

2012/09/20(Thu) Category : 地震・災害・脱原発
★死因の1位は癌---------------------------------------------------

「3度目の破壊的原発事故」と「3度目の放射能被曝」―なぜ、日本に3度目が来たのか?』という記事の中で、
『3度というのは、スリーマイル、チェルノブイリに続いてフクシマで「3度目の破壊的原発事故」ということです。

もう一つ、3度目があります。
それは、ヒロシマ、ナガサキに続いてフクシマで「3度目の放射能被曝」ということです。』と書きました。


けれど、映画を見て「4度目じゃん!」と、驚きました。
アメリカによる1954年のビキニ水爆実験の時に、日本全体がスッポリと放射能の雲に覆われていたのです。

大気汚染及び雨による大地汚染だけではありません。55年まで魚が汚染されていたはずと専門家は言いますが、実験後早々に調査は打ち切られ、すべての魚が食卓に上がったのです。

その影響が現れるのは「X年後」。現在、日本人の死因の1位が悪性新生物(癌)となってしまったのも、肯ける気がします。




★地球にできた腫瘍------------------------------------------------

更に驚いたのは、1962年にアメリカだけで105回(!)もの核実験が行われたという事実。場所は、赤道直下のクリスマス島。ほぼ3日に1度、大気中に放射能及び放射性物質を放出していたのです。

自分のあまりの無知が悲しくて、家に帰ってネットで核実験のことを調べてみると、『1945年から約半世紀の間に2379回(その内大気圏内は502回)の核実験が各国で行われた』とのこと―目を覆いました。

禍々しい爆弾とキノコ雲

人類という種は、なぜ自分がこんなにも嫌いなのかとしか思えないような光景です。悲しみがわいてきます。

下記地図を見てください。最初はポツリポツリと、その内雪崩を打ったように世界各地が破壊され、汚染されていきます。どの場所で集中的に行われているのかがよくわかります。最後の図は、「地球にできた腫瘍」だと思いました。

【「世界の核実験地図」Ctbtomedia 2053ByIsaoHashimotoJapan762】





★放射能のたまり場シルクロード-------------------------------------

中国核実験については、核防護学者高田純札幌医科大学教授による2002年の調査結果がwikiにありました。「19万人が急死」「急性放射線障害は129万人」とあります。「被害はシルクロード周辺を訪れた日本人観光客27万人にも及んでいる」らしいこと。

【ウイグル】中国の核実験 潜入調査その1【シルクロード】



ソ連は、モスクワに向かって風が吹く日には核実験を行わず、
中国は、北京に向かって風が吹く日には核実験をしなかったそうです。
かくして、あのロマンあふれる中央アジアのシルクロードが、核の雲のたまり場となります。

「世界の核実験地図」で、1978頃を見てみてください。1978から2年にわたって「西遊記」でシルクロード現地ロケを行っていた夏目雅子が白血病を発病した原因が、核実験による被爆ではないかと噂されています。映画に登場した漁師の方々も、数日で亡くなった方から老齢まで生きていらっしゃる方もいらっしゃったように、年齢、性別、その他諸事情で放射能感受性も異なるのかもしれませんが、故なきことでもないと思いました。




★母体に毒や放射能を流し込んでいる人類----------------------------

太古亜硫酸ガスだらけだった時代や全球凍結の時代もあった地球。
薄い卵の殻の上で右往左往している人類のやることで、地球がびくともするはずがないだろうと思っていましたが、放射能は生命の根源―「水」そのものを長期にわたって汚染します。

地球の魂が瀕死の状態だったという話を聴いたこともありますが、約50年で2379回も放射能をまき散らせば、それもあり得る話だと感じました。「水」は言わば地球の血液。そこに毒や放射能を流し込んでいるわけですから、全身が蝕まれるでしょう。

私たちは、私たちの母親の体に毒や放射能を流し込んでいるわけです。
謝っても取り返しのつかないことですが、本当にごめんなさい。




★放射能が熱的死をもたらす----------------------------------------

汚れた水はエントロピーを低減させる役割ができなくなりますから(むしろ癌のようにエントロピーを増大させる)、やめなければ地球のエントロピーは増大していき、やがては熱的死を迎えるのでしょう。

それが、映画の中で実体験となって語られていました。
亡くなった方の遺体が、死後数日経つのに「熱かった」というのです。遺体を運ぶのに、遺体が熱くて運ぶ手が汗にまみれたというのです!

運動して発生するはずの熱が、動かなくなって冷たくなるはずの遺体から出ている。生命活動のないはずの遺骸の中で、分子が動いている。何かが熱運動させている。エントロピーは増大し続けている・・・

これが、放射能か・・・!!!

私は、慄然としました。


政治家の皆様、
経済界の皆様、
このことをどう感じますか?




★私たちがなすべきこと--------------------------------------------

原発も、同じです。

9/15の東京新聞は社説で『原発ゼロという倫理』と書きました。
3.11以降、人々が“経済的に”ではなく“倫理的に”行動し始めたことを書いています。そして、『日本は生まれ変わらなければならない。高度成長の時代を超えて、新しい人間中心の時代へと』と結んでいます。

同日、たまたま読売新聞が、お試しにと置いていきました。
社説には『「原発ゼロ」は戦略に値しない』とこき下ろしました。『日米の同盟関係にも悪影響は避けられまい』と、いつもながらアメリカべったりの論調です。

そして、本日、民主党は「2030年の原発ゼロ」の閣議決定を見送りました。

アメリカは、新型の核実験を実施しています。

アメリカ国内で、核を伝えるジャーナリストの死亡者数の多さに、桁が違うのではないかと驚きました(映画後の短い講演会で聞き、アメリカもソ連や中国と同じだなぁと、つくづく思いました)。

「たね蒔きジャーナル」も、打ち切られましたね。




私たち人類は、かくも幼稚で無能なのでしょうか・・・

いえ、そうではなく、多くの人は、活き活きのびのびと生きることを願っているはずです。

けれど、自分の心と繋がれず金に操られているごくわずかな人々が、自分を含めて命を道具にして生きています。そのような人々こそが、金や権力に近づき世界を道具にしています。存在不安から逃げ続けるためのゲームを続けるために、自分たちを育む母体を破壊することさえ頓着しません。

私たちがまずなすべき事は、内なる不安から逃げ続けるのではなく、不安を感じる覚悟をすること。そして、ゲームから降りて、その時間を自分と向き合うこと。

社会的には、ハッキリとした意識を持ってメディアを選び、政治を選ぶこと。そのために、事実を見てほしいと思います。

Xnengo2

ドキュメンタリー映画『~放射線を浴びた~X年後』

劇場映画 「X年後」公式サイト






★---------------------------------------------------------------
【ご参考:「エネルギーとエントロピーの経済学」(室田武)】

1、命とエントロピー
2、水こそが地球の「絶対的富」
3,「無料」という優れた資源配分方法



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同感です

昔、手塚治虫氏の漫画で、綺麗な平和な南の島の沖で、突然、生物も植物も一気に全てが破壊される核実験の爆風の生生しいシーンがありました。ちょうど、核実験がよく行われていた時期の作品だったのかも知れません。手塚氏は知っていたんでしょうね。人間はどうしてこうも自虐的なのか、分からなくなる時があります。人間には社会的で、みんなと仲良くしたいという願望や、相手が不幸で自分が利己的に得をするよりも、相手も自分も平等に幸福であるほうが、幸福感を感じるともTV番組で見たことがあります。みんなが、平和で仲良くありますように。

 

マスメディア

>自分の心と繋がれず金に操られているごくわずかな人々が、自分を含めて命を道具にして生きています。そのような人々こそが、金や権力に近づき世界を道具にしています。

おっしゃる通りですね。
愛を知らないハラスメント界の連鎖に生きる人々が、トップ?で世界を牛耳っています。
そういう人々が マスメディア も牛耳っていることを知らなければなりませんね。
親が子を洗脳するように、ハラスメント界トップが牛耳るマスメディアの洗脳に、民衆は日々晒されております。

ただ近年は、ネットの普及によって中尾様のような目覚めた方々の啓蒙活動が伝わり始めたのです。
感謝しております。本当にありがとうございます。

民衆は目を開き始めたばかりです。
遅々とした歩みでしょうが、世界はこれから変わり始めるはずだと思っています。
いつも中尾様がおっしゃるように
決して焦らずに、ひとりひとりが人間と社会の成熟を諦めないことが肝心なのでしょう。

 

地球という枠で生きる

ただただ、できる事から
社会に貢献する事を
始めたいと思いました


そうそう
ここ数ヶ月
人との繋がりも

相性や個性、目的
また方向性により
みてる世界が変わること

また、どんなに質問しても
受け手次第で歪んで見えてしまうこと

そうした所から
ボタンのかけ違いが起きてしまう

それらを、いやって程知る事が沢山でした


しかし、記事をみて
一にも二にも
まずは、自分から始めよう
そんな決意と勇気を貰いました

 

シンクロ

きょう東トルキスタンのことを知り、調べたところでした。(ウイグルは聞いたことがあったけど、なんのことかいままで調べてみることもしませんでした。)
そのあと中尾さんのブログを見てこれは呼ばれたなあと思いました。
最後の文章も、直前に同じメッセージを別の人からも受け取っていたのでバチッとはまりました。
世の中に自分から参加する気持ちがでてきました。

ところで一ヶ月くらい前、ここのブログのヘッダーに書いてある文字が
WE ARE WITHOUT YOU
に見えて驚いたことがありました。

あのころ卑屈でしたわ、ほほほ・・・


 
    
 
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