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「これで終わらしちゃダメだよ」―伊藤和也さんが問いかけるもの

2012/11/15(Thu) Category : 戦争
前記事で紹介した中村哲氏の活動。その中で亡くなった日本人スタッフのことが気になった。伊藤和也さん。


★渇いた大地にまいた種~アフガンから届いた命の写真~------------

1,


死後届いた2000枚
それは、すべて作物の写真や子どもの写真だった。

「写真を撮る和也の姿が子どもの目に映っている」
「(和也と子ども達の)会話が聞こえてきそう」
と言うお母さん。

農業大学の先生は、「愚痴一つ言わず黙々と働くタイプ」だったと言う。



2,


「ほんとにおとなしい子」と見られていた和也さんが、
「アフガニスタンを本来あるべき緑豊かな国に戻すお手伝いをしたい」
とアフガニスタンに行くことを両親に告げたのは、出発2週間前だった。

現地で働く息子の写真を見て
「目が輝いているんですよ」とつぶやく母親。

日本では見られなかった笑顔を
アフガニスタンでは見せている。

親さえも見ることができなかった輝く目。
それは、彼の地にあって和也さんが幸せであったことを示している。

「アフガニスタンに帰る」
と言った息子―その言葉を、どう聞いただろうか。



3,


年に数回、農業の現地指導に行かれていた高橋修さん。

和也さんは、自分の言葉をしゃべらない男だったが、やさしくなった。
とげとげしさがなくなって丸くなった、と言う。

最初は、「指導してやるという気持ちが強すぎた」
「現地から学ぶ姿勢がなかった」

それによる軋轢もあっただろう。
作物も失敗した。

「芋の身になって考えろ」―高橋さんは和也さんにそう言った。
農家と話をするようになった。

そして、交流するようになり、やがて和也さんのカメラは、作物から子どもの笑顔に向かうようになった。



4,


いつしか子ども達が声をかけるようになった。

サツマイモが人気なのは嬉しいですね。
飢饉の江戸を救い、富士山大噴火の時も人々を救いました。

青木昆陽→大岡越前→徳川吉宗→田中休愚→蓑笠之助・・・人から人へと思いはリレーしていき、やがて中村哲→高橋修と引き継がれ、時代を超え国を超えて、サツマイモはアフガニスタンの人々を救っています。

Afghanestan2-6

Afghanestan2-7


「ひきこもり」とは何か(3)-6年間引きこもった青木昆陽
田中休愚と富士山大噴火




5,



「これで終わらしちゃダメだよ」


彼の死は何を問いかけるか。

彼を拉致したのは武装勢力だというが・・・
石の国の農民達をそこまで追い込んだのは、アフガニスタンという土地を“資源”“領土”としか見ない米ソ。大国に蹂躙され、郷土を追われた人々―

私は、アバターを思い出した。
「アバター」-生命の自然に還る“人生脚本書きかえ”の物語

「テロ闘争はフィクションだ」と中村哲氏は明言した。
フィクションを維持するための舞台となっているアフガンで、日本人が地に足のついたリアルを貫いていた。


フィクションと気づかないままに時を費やしていく人。
フィクションと気づいてなお、フィクションにすがりつく人。
フィクションと気づいて、それを分からせようとする人。
フィクションと気づいて、自らのリアルを生きていく人。


あなたは、

どうですか。









ほら、4歳の女の子が「バマとロムニーばっかりで、もう嫌!」と泣きじゃくっている。大人達の学芸会につきあうのは、もううんざりだ!と。

日本でも、キョドキョドした総理が茶番を演じて見せている。私が新入社員の頃、「会社って学芸会?」と思ったものだが、今や大人社会はグローバルに学芸会をやっている。

すべての国々で、子ども達は現体制(現代文明のあり方)に疑問を持ち、その嘘っぱちに嫌気がさしている。いや、本当は大人達を含むすべての人のインナーチャイルドが嫌気をさしている。もう、“ごっこ”に付き合うのはうんざりだと。

私たちは、この子に我慢させて先行きのない文明(学芸会)を支え続けるのか、この学芸会の舞台から降りるのか、一人一人が決めなければならない。

その分岐点に立たされている私たちは、「我が親(IP)を取るの? 我が子(IC)を取るの?」と迫られているのと、実によく似ている。



親の脚本に振り回されてクタクタになっているみなさん。
あなたは、よくやった。
子どもとして、親につくし過ぎてきました。

でも、どんなに頑張っても、ボロボロになって倒れても、あなたがいなくなっても、親の一人相撲は続きます。親は、脳内親とのフィクションの世界に生きることしかできないし、それで幸せなのです。

もう、おつきあいはやめましょう。
親のこしらえた舞台(フィクション)から降りましょう。

そして、あなたのリアルを活き活きと生きて下さい。




------------------------------------------------------------------
私にとってリアルは、子ども達の笑顔。


Afghanestan3-2



子ども達は、この笑顔を和也さんに向けた。

彼は心から幸せだったと思う。



木の国の医師が石の国の農民を救い、
石の国の農民が木の国の若者の心を開き、
木の国の若者が石の国の子どもを笑顔にし、
石の国の子どもの笑顔が木の国の若者を幸せにした。


循環している


世代を超え、
性別を超え、
国を超え、
民族を超えて、


循環している





中村哲さん、
伊藤和也さん、
ペシャワール会の人々、
アフガニスタンの人々、
彼らを支える人々、


ありがとう



素晴らしい循環を ありがとう



ありがとう







そして、
可能性をありがとう

人類は、まだ救える
闇も深いけれど、それは夜明け前だから

目覚めた人から
行動して行くのみ





Afghanestan3-1




この笑顔を見ることができるのなら、何だって頑張る―そう、思う。


子ども達の笑顔を守るためにこそ、


私たち大人は


働いている。






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先入観

一連の記事を拝読し、私は今までマスコミの報道による間違ったアフガニスタン像を持っていたのだと気付きました。
じゃあ、じゃあテレビや新聞の報道っていったいナニ?????
国民の9割が農民の国を仮想敵国にしているだけじゃないか!!

この世界に対して何となく持っている、いろいろなイメージもそれは真実とはほど遠いということが多々あるんでしょうね。そう気付きました。

 
    
 
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