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衆院選2012で見えてきた潮流

2012/12/22(Sat) Category : 世相・社会
分岐の変化は色々なステージを経て進んでいきます。
2012年末の衆院選は、まさに時代の分岐点の一つを示すかのような選挙でした。

3年前、自民政治に嫌気がさした日本国民は民主党に期待を託しました。
「コンクリートから人へ」―それは国民が望んでいる言葉そのものでした。

しかし、大きな負の遺産を背負いつつ、小沢一郎を巡る内部対立にエネルギーが割かれてしまったこと。小沢外しによって霞ヶ関に主導権を明け渡してしまったこと。その結果、約束(マニフェスト)は次々に反古にされ、民主党は秋の日のごとくみるみる信頼を失っていきます。(以下、文中敬称略)



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その信頼を取り戻すチャンスが、昨年の311でした。
原発を止めたのは最大の殊勲でした。けれど、その後の嘘の積み重ねは信頼を失うだけではなく、民意を失望へと変えていきました。背景には、原発推進勢力(米仏及び政官財)の圧力があったのかもしれません。

決定的だったのは、昨年12月の福島「収束宣言」。
この時、民意は完全に民主党を離れたと思います。それを知らぬは、当の宣言をした野田ばかり・・・何しろ、声が「音」にしか聞こえない人ですから、民意(心)は伝わらないでしょう。

彼が聞いていたのは財務省の声。民意を聞かず官僚のいいなりに国民に向けて放った「収束宣言」は、自らの「終息宣言」へと反射していきます。この時、彼は原発推進自民への橋渡しの地ならしを自ら行っていたとも言えます。



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その脱原発の民意をくんで急成長したのが橋下でした。
民意が民主党を圧倒的に大勝させ、その後民意が離れたためにつるべ落としのごとく凋落したように、民意が橋下を押し上げたと思いますが、権力を目前にして大きくぶれました。その結果、脱原発の民意は行き場を失います。

小沢は脱原発の民意を汲んでいましたが、検察に抑えられ続けていました。国を挙げて一人の人間を追い詰めていく―まるで映画「エネミー・オブ・アメリカ」のようですね。繰り返し繰り返し仕掛けられ続けて、どれほど消耗したことでしょうか・・。

そこに急きょ受け皿(日本未来の党)が出てきたのですが、準備をする時間は与えられませんでした。財務省が打ち出の小槌である原発を手放すはずがありません。その財務省の傀儡である野田が、民主党自身の反対さえも押し切って操り人形のごとく解散してしまったのでした。

結果、民意は散りました=政党は分散しました。
その分散した脱原発政党が歩み寄れば、まだチャンスはあったかもしれません。が、ここぞとばかりに自己主張し合った結果、足の引っ張り合いになってしまいました。この様子を見て、脱原発の民意は、完全に政治に嫌気がさしたのかもしれません。戦後最低の投票率59.32%は、そのことを物語っているように思えます。



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内憂あれば外患あり。
尖閣問題や中国の反日デモ、北朝鮮のミサイルなど、民意を外に向ける出来事が目白押しでした。内に向かおうとする日本人の目を、そうはさせまいとする仕掛けがあり、それに上手く乗せられた人物をマスコミが取り上げ・・ということなのかもしれません。

不安を煽れば、防衛が第一優先になってきます。
アメリカで銃の乱射事件がまたもやありましたが(12/14小学校で26人が死亡)、その度に銃の売り上げは伸びるそうです。不安は人の相互不信と武装化を進めます。それは“経済”を成長させます。何しろ、武器やセキュリティに関する商品が、最も高価な商品ですから。

国も同じ。不安に煽られオスプレイやステルス戦闘機の配備がすんなり進められました。このような背景の中、“不安に駆られた人々の民意”は「国防」を大きく掲げた自民党に結集することになったのではないでしょうか。



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自民圧勝の結果の背景にあるものは、「脱原発の民意」を抑え込むあの手この手の対策(福島県におけるエートスプロジェクト、デモの取り締まり及び逮捕、NHKアナウンサーの痴漢逮捕(冤罪?)、「反原発の映画を創る」と意気軒昂だった若松孝二監督の巷で不可解と思われている死など)により沈黙させられていったこと、「脱原発の民意」の受け皿が定まらなかったこと、一方で「不安の民意」が自民党に結集したことにあるでしょう。

<参考>
福島エートスを眺める。
<許されない!>下地先生不当逮捕 「駅での訴え 犯罪?」東京新聞こちら特報部12/21(書き出し)
NHK森本健成アナ痴漢逮捕に冤罪の声 驚愕の続報!


民意と言っても、様々な「心」がありますからね。世代によって、何に重きを置くのかは全く異なるでしょう。特に、存在不安が強い60代後半以上は熱心に投票に行くでしょうし、コワモテの自民に入れる人も多いでしょう。

(↑このことはマスコミもよく知っていますから、某大新聞も“民意”の調査で家庭に電話をかける時に、若者が出たら、お父さんなど年配の人に代わってもらうように言うそうです --;)


東京新聞によれば、国民(投票しなかった人も含む全有権者)の内、政治家名で自民党候補に入れたのは24.67%。政党名で自民党に入れたのは15.99%。つまり、自民党を支持しない人が8割以上もいるということです。



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今回の選挙で見えてきた動きがあります。

1,脱原発が水面下で定着しつつあること
→ほとんどの政党が脱原発を掲げて、脱原発自体が争点とならなかったこと。自民党でさえ『県内の原発10基すべて、廃炉を実施します』とぶち上げたこと(↓)
原発狂の自民党が、福島の人らに約束したこと!ど~ん!


2,土建国家時代の終焉
田中角栄の申し子である小沢一郎、田中真紀子の退潮。色々と言われる小沢一郎ですが、その時代時代の民意を汲んで動くという点では紛れもない“政治家”でしょう。その小沢一郎が脱原発、国民の生活第一と言っていること自体が、土建国家終焉を示す政治の大きな変化の象徴でしょう。
皮肉ですが、その時代の印象を引きずる二人が退潮に追い込まれたこともまた、土建国家時代の終焉を示しているように思います。


3,二大政党制の虚構の終焉
資本vs共産のように、同じ「所有」という土俵の上に立つからこそ喧嘩ができるわけで、二大政党も同じ。数に対抗するには数しかない―と二大政党制に望みをかけた国民でしたが、政党が変わっても、官僚という土俵を変えなければ何も変わらないことを国民は早々に学びました。


4,政治に頼らず自分で動く
政治家任せにせず政治をきちんと見ていこうという動きとともに、口先だけの政治家に頼ってはいられない、自分たちで何とかしようという動きができていると思います。絶望しなければ人は動き出しません。そういう意味で民主党が自滅したのは、自律型の国民を創る上でよかったかもしれません。


5,世代交代
自民党の2世議員のことが取りざたされていますが、大きな目で見れば世代交代が起こっています。存在不安の強い60代後半以上の世代が退場し始めたと言うことです。



・・・さて、恐らく自民党はこれらの水面下の動きを捉えることができずに、これらに逆行する施策を遂行していく可能性があります。それは、2割の不安心理のみに答えていく施策となるでしょう。

不安に答えると言うことは、「変化を止める」ということです。
不安が強くなればなるほど「変化」そのものを嫌悪し、怖がりますから。

一方で、8割は変化を望んでいます。不安から逃げ続けようとする堅固に見える地盤の下では、巨大なマントルが変化し続けているわけです。

その地盤とマントルのギャップが大きくなった時、再び大地震が起きるでしょう。




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さて、私たちは変化のプロセスの渦中にいます。
人が自律に向かうプロセスの渦中にいる時、次のような事が起こります。

自分の人生脚本に気づいた時、初めて「事実」を見ることができます。
そして、それまでの人生が虚構であったことに気づいて虚無に陥ります。
虚構にひびが入った時、抑えられていたインナーチャイルドが出てきます。
同時に、封印していた不安も出てきます。

この時にすべての人が例外なく試練に立たされます。

不安を見たくないために虚構に舞い戻るのか、それとも
不安を受け止めて気持ちのままに生きる道に踏み出すのか。

この躊躇の隙を突いて、IP(内憂)とハラスメント界(外患)は大逆襲を仕掛けてきます。同時に、不安を見たくない自分が“不安感情”を再度封印しようとした時に、その他の感情(インナーチャイルド)も、もろともに封印されます。

すると、自分の原動力は、おおざっぱに言えば「インナーチャイルド」と「脚本ちゃん」しかいませんから、インナーチャイルドが封じられれば、再び脚本ちゃんが突っ走らざるを得なくなるわけです。

けれど、実は脚本ちゃんも虚構に付き合うのはもうウンザリしています。クタクタなのですが、不安から逃げ続けている“本人”にバトンを渡すことはできませんから、ヘトヘトながらも走り続けるわけです。

やがて、脚本ちゃんもインナーチャイルドも、“自分”も、「もう限界」というところにたどり着きます。

そうやって本当に、ハラスメント界から決別していくわけです。




人がそうであれば、人が作る国も同じ。
急いても仕方がありません。

私たちは、メディアに踊らされるのではなく、家族を大切にする方向へ生活をシフトしつつ、見守っていきましょう。




今できること―
それは、不安を感じてあげることです。

不安を曖昧なままにせず、自分の中から取りだして眺めてみましょう。
具体的に取り出せなければ、感じてあげましょう。

そうやって、自分にきちんと受け止めてもらった「不安ちゃん」は、やがて安心していきます。



時代の分水嶺である今は、新たな潮流はまだささやかな源流。
山頂に降った雨が地面にしみこんで伏流水となり、それが表流水となって現れ、やがて川になっていくわけですが、今は様々な表流水が現れてきたことがすごいことです。それらは山肌を下るにしたがって合流し、大河へとなっていくでしょう。

一人一人が、自分の内なる伏流水である不安を見つめてあげることは、その伏流水を表流水に変えること。そうやって不安を表に出していけばいくほど、不安に乗っかった政党は力を失っていくでしょう。


あなたが自分を救い出し、
あるがままの自分を取り戻すことが、
日本を変えることに直結しています。






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『あなたが自分を救い出し、
あるがままの自分を取り戻すことが、
日本を変えることに直結しています。』

素晴らしい表現ですね。真実を表してます。

一票の重みは個の重みとおなじだと思っています。
自分の力を信じて進んで行きたいと思います。

 

自分のなかの不幸ごっこは飽きました。
誰かのせいにしてしまうことにも飽きました。
中尾さんは、今の逆戻りしてる世の中みたいなものも
大きい流れの途中として見守っているんだなって感じました。
私も私の中の何かを見守ります。

 
    
 
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