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いじめ・体罰・パワハラ・DVの地平

2013/02/09(Sat) Category : 家族心理・子育て講座
(前記事の続き)
実は、当ブログに初めて来られる方で一番多いのは(最も多い検索ワード)は、「パワハラ事例」―群を抜いてダントツの1位です。他に「パワハラ上司」「上司 パワハラ」や「ダブルバインド」等も含めますと、15%~20%の方がパワハラ関連の記事を見に来られています。

2006年に「急増!ハラスメント用語」で、『その現象が多様で多岐に渡れば渡るほど、それに関する語群は多くなる』、つまり『今の日本は、バイオレンス(肉体的暴力)やハラスメント(精神的暴力)の現象が多様で多岐に渡っていると言うことだ。簡単に言えば、あらゆる層、あらゆる職種に“暴力が蔓延している”ということである』と書きました。




“あらゆる職種”―もっとも守られるべき学校でもハラスメントは蔓延しており、教師による「いじめ自殺」が起こります(2006)。「自殺した少年(被害者)→いじめた子供たち(直接加害者)→担任教師(直接加害者)→校長→教育委→文科省→日本というシステム」という具合に、因果が連鎖していました。
「福岡いじめ自殺事件」総括



その後(2007)、角界でついに死亡事故が起こりました。
極道界や内ゲバのセクト界、オウム真理教などの閉塞界ではなく、健全・安全であるはずのスポーツ界でリンチ死が起こったのです。

・時津風部屋暴行致死事件
(1)心の叫び
(2)モラルの崩壊したDV部屋
(3)強大な支配下でいじめは過激になる
(4)価値閉塞空間となった角界
(5)時津風親方隠蔽工作への憤り
(6)ハラッサーとしての時津風親方



そして今(2013)、高校のスポーツ界で耐えがたい「体罰」による自殺死の問題(桜宮高校体罰自殺問題)が起こり、柔道界で「暴力」に対して選手たちが抗議の声を挙げましたね(柔道五輪代表暴力問題)。

スポーツ界での体罰に対して桑田真澄や落合博満は“体罰無能”と批判していますね。体罰=暴力=ディスカウントです。人扱いされてないわけですから、柔道五輪代表が「尊厳を踏みにじられた」と言うのも当然のことです。

「スラムダンク」の安西先生も、心を入れ替えて、「鬼の安西」から「仏の安西」に変わっていましたね。鬼の安西のままであのようなチームが作れたでしょうか。



私は、様々な職種、様々な年代、加害者から被害者、ハラッサーからハラッシー・・・いろいろなケースを見てきました。虐待、いじめ、体罰、モラハラ、パワハラ、DVを受けて人はどうなるのか。親との関係がどのようにその人を形成し、どのように生きていくのか。

存在不安から逃げるためだけに、いかに自他の命を道具にしているか。
ストローク飢餓を満たすためには、自他の心身がどうなろうと知ったことではない世界にいかに生きているか。

現実を生きている人がいかに少なく、無意識の脚本(虚構)を現実化するためだけに生きている人が、どれほど多いことか。眠っていることを知らず「マトリクス」の世界を生きている人がいかに多いことか。

思考と感情、言っていることとやっていることが真逆でありながら、それに気づいていない人がいかに多いことか。自分を自分の本心にたどり着かせないために、どれほど巧妙に、かつ重層的に自分を誤魔化しているか。

脳内親という本丸を無意識に温存するために、二の丸、三の丸どころか、その前の城門のさらに手前であらぬ方向に行く人がいかに多いか。そして、逃げ続けられる間は、とことん逃げ続けるか。

自分と親の棲む価値観の世界(ハラスメント界)を無意識に擁護するために、どれほど自分を裏切り続けているか。自分の言う言葉で自己洗脳しながら生きている人がいかに多いことか。そしてそれを知らないでいるか。

さらに、それらの人々が、どれほど自由競争およびお金の価値観に踊らされていることか。その価値観がどれほど急速に社会を追い詰め、社会から感情や感覚、人間性を奪っているか・・・(自由競争の行き着く先は殺し合いです)

こういう中に、標題に掲げた問題はあるのです。
議論の前に、すべての人が自分自身に深く、深く気づいて欲しいと思います。そういう人が増えれば、このような議論(出来事)さえなくなるでしょう。

自分自身に深く、深く気づく・・・ここは、思考では決して到達できません。“つもり”でも到達できません。自分が自分の気持ちを思い知り(ほとんどの人が、思い知っていません)、その先の先の先で到達する地平です。



私は議論は致しません。
それに時間を費やすよりも、懸命に自分と向き合っている人をサポートすること―それが、私にできることです。

お読みになっていない方は、一度下記の記事を読んでいただければと思います。
躾と教育と体罰について

1,体罰なく創れる笑顔の国
2,体罰に惹かれる心の内を知ろう
3,「子は鏡」であると知ろう
4,家族の機能を知ろう
5,人権とディスカウント
6,体罰を受けて育つとどうなるでしょうか
7,体罰で矯正しようとするとどうなるでしょうか
8,「子どものためにやっている」なんてウソです
9,私の思い出
10,「怒る」と「叱る」





★パワハラ講演の内容------------------------------------------------

「パワハラと体育会系の指導はどう違うのか?」ということがわからないくらい、ハラスメントは社会を覆っています。パワハラは個人の問題ではなく、組織の末期に向かう症状です。それが社会に蔓延しているということは、社会が末期に向かっていると言うことです。救うには、“気づくこと”しかありません。まずは、気づくきっかけとして、是非学んで欲しいと思います。


第1部:組織はどのようにダメになっていくのか~モラルとモラール(理論)
第2部:MB自動車の事例(ケーススタディ)
第3部:パワハラ上司8タイプ~ダブルバインド他(事例)
第4部:支配を受けた部下はどのようなダメージを受けるか~無気力と鬱のメカニズム(事例)
第5部:聞き方3態(ワークショップ)


■第1部
「組織が衰退していくロードマップ」を俯瞰して全体像を知ることにより、個別の事象が組織の状況を反映していることが理解できるようになります。パワハラやコンプライアンス違反も会社の危機的状況の反映だということがわかれば、違反者のモグラ叩きをやってもダメで、組織風土自体を変えていかなければならないことが分かります。

■第2部
上記ロードマップをMB自動車の事例で検証します。MB自動車を例として取り上げたのは、組織は4期に渡って衰退していくわけですが、その4期の事例が“事件”として全て揃っているからです。大切なことは、今自分たちがどの位置にいるのかを理解することと、その危機感を社員間で共有することです。

■第3部
第3期の症状としてパワハラが蔓延してきますが、パワハラとは何なのか、8タイプについて紹介します。パワハラをなくすためには、トップを含む全幹部が同じ講義を聴くことが肝要です。全員が同じ知識を持つこと―そのこと自体が抑止力になりますし、問題があった時に“共通語”で話ができるようになって対処が早くなるからです。

■第4部
パワハラがある職場の生産性は極端に低くなります。それは被害当事者のみならず、パワハラを放置する組織に対する信頼度も低下し、ひいてはMB自動車のように企業不祥事に至る場合もあるわけです。また、被害者の心理メカニズムを知ることは、自分の姿勢がどれほどの影響を相手に与えるのか、職場や家庭での我が身を振り返ることにもつながってくるでしょう。

■第5部
2人ペアになって「聴く」とはどういうことかを実体験していただきます。この実体験により、上記の理論や事例がすべて実感として腑に落ちてくることでしょう。また、この体験を通じてコミュニケーションが活性化したという例もありますので、是非体感して下さい。




補足焦らず自分のペースで


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私は、まず、体罰という言葉自体が、上から目線で嫌いです。
罰というのは、何らかの罪に対して、裁判所が与えるものであり、しかも、現在では、刑務所における労働であり、肉体的苦痛を与えるものではありません。(死刑を除く)
教育現場で、検察官も弁護士も裁判官もいないままで、教師が、その全てを担い、しかも、刑務官の役割まで果たして良いのでしょうか?
私も小学生時代に、いじめられたり、いじめたりしましたが、いじめられた時は、先生と、PTAが一所懸命に原因を探り、いじめた子を全て探し当て、反省させました。また、次にいじめられた時は、必ず報告するように言われました。それ以降、いじめはなくなりました。
私が、いじめた時は、 職員室に呼ばれ、こんこんと、説諭されました。自分としては、みんながいじめているのに、なぜ、自分だけ怒られるのか、納得いきませんでしたが、それ以降いじめませんでした。その後、いじめは、良くないと思うようになりました。
また、小学4年生の時の担任は、ほんの少しふざけた同級生をプラスチックのムチみたいなもので、耳を殴り、耳から出血し、問題となりました。これもPTAで話し合いになり、結局、その担任は、地方に転勤になりました。
やはり、暴力は、いけないのです。徹底的な原因究明の対話が対策になるのです。
体罰(この言葉自体嫌ですが)をする人は、それが普通だと思っていますので、何度も繰り返します。これは、ある意味、ドメスティックバイオレンスと、同じなのです。
私の父親は、結婚当初から私の母親に対し、DVを振るい、一昨年に亡くなるまで、治りませんでした。もう、病気なのです。常習性があるのです。(これについては、はなしが長くなるので、いずれの日にか)
運動部の先生でも、暴力に頼らない先生が圧倒的多数でしょう。
しかし、暴力を振るう、或いは、暴言を吐く先生は、私の中学生時代にもいましたが、3年間ずっ〜と、そうでした。治らないのです。定年になるか、懲戒免職になるまで、常習犯なのです。
最後に、私が、言いたいのは、体罰は、指導では、有りません。間違っている子が、居たら、指導者みずから全精力を掛けて、説得、納得させる技量を発揮することなのです。
人の命と全国優勝、どちらが大事なのですか?人の命と大学進学、人の命と金メダル、どちらが大事なのですか?

 
    
 
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