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「葛藤」は人を成長させる糧

2013/02/26(Tue) Category : 心理学
【スリーテン解説】2

「スリーテン」の隠れた狙いの一つは、「葛藤」というものに対するイメチェンです。葛藤は避けるべきイヤなもの、ととらえている人も多いと思いますが、自分という人間の枠を大きくし成長させてくれる貴重なチャンスととらえることができるようになれば、生き方も大きく変わってくるでしょう。

ここでは、「葛藤」をテーマにしてスリーテンの解説をしてみます。



★思考による葛藤回避の方法-----------------------------------------

人は、葛藤を避けようとし、葛藤が起こるとそれをなくすための行動を取ろうとします。

たとえば、下図のように二者の間で価値観や意見の相違があって葛藤が生じたとします。
conflict-growth1

この時、次のような対応を取りがちです。
1,強弁、説得して、自分の意見を通そうとする
2,自分の意見を取り下げ、相手に同調することで争いを回避しようとする
3,条件や基準を設けることで、妥協点を探りやすくしようとする
4,人数が多い場合は、その集団の平均を取ったり多数決で決めようとする


これらのやり方で自分を納得させようとするわけですが、後味の悪い結果になって心は晴れません。なぜなら、
1→相手を支配することはできても孤立します
2→自分の心はモヤモヤしたままです
3・4→方法論に走って本質は置き去られてしまいます

結局、首から上の思考の世界で片付けられて、気持ちが汲まれていないので心が晴れないんですね。
conflict-growth2




★直感・感情という優れたセンサー-----------------------------------

意見の裏には、必ず感情が伴っています。
感情や直感は、あらゆる情報を総合的にとらえた上で、違和感を感じさせたり、「イヤだ」と自分にわかりやすく教えてくれています。直感や感情は、どの人にも標準装備されている優れたレーダーといってもいいでしょう。

だからこそ、支配者は真っ先に、相手が自分の直感や感情を信じないように仕向けていきます。自分が自分の感情(IC)を信じなくなったら、操り人形にするのはとても簡単ですからね。

ですから、各自がなすべきことは、「イヤだ」という感情の背景には一体何があるのかを探ることです。なぜイヤなのか、その背景にどういう事実があるのか、あるいは、かつて同じような思いをした出来事がなかったか・・・

ビジネスの場でも事は同じで、実際、気持ちの裏をヒアリングしていくことで、職場が抱える変えるべき“事実(問題)”に突き当たったことが多々あります。気持ちは優れたセンサーだと思うのは、会社員時代の実体験からも来ています。

今や、「仕事に感情を持ち込むな」という間違った信念がまかり通っていますから、せっかくのセンサーが殺され、会社や社会が自己修正できなくなってしまいました。




★気持ちを言うことで執着は離れる-----------------------------------

しかし、気持ちの奥にあるものに、一人ではなかなかたどり着けないこともあります。そこに、他人という鏡が在るわけです。

ともあれ意見を言ってみる。今の自分が分かっている範囲で、曖昧でもいいので、なぜそういう意見なのかという理由(気持ち)も交えて話をする。この時、相手がわかりにくいところを訊き返してくれると、今度はその角度から自分を見つめて気持ちを言うことになります。

訊き返してもらう=自分に興味を持ってもらう、ということなのでエンパワーされて、更に自分と向き合う力が湧くわけですね。だから、もう一歩自分の中に入っていけるわけです。

このようにして自分の気持ちを吐き出していくと、どうなるでしょうか。
conflict-growth3
conflict-growth4
はい、「心のコップ」が空っぽになりました。


気持ちとは不思議なもので、言ってしまうと消えていきます。
「スリーテン」で言えば、自分が推した人への執着が消えていくのです。

同時に、「心のコップ」が空になるので、今度は人の意見を受け入れる余裕ができます。「心のコップ」が一杯の時は人の意見や気持ちなど入る余地がありませんし、自分が本当の気持ちを言わないときは、ICが(自分に)悔しがって人の意見を入れようとはしないでしょう。

つまり、「自分の気持ちを言う」ということが、「執着を手放し」「自分の心に余裕を作る」ことなのです。




★気持ちを聴くことで自分の枠が広がる-------------------------------

では、気持ちを受け止めた人には、どのようなことが起こるでしょうか。
conflict-growth5
conflict-growth6
はい、「心のコップ」が大きくなりましたね。


「あぁ、そうなんだ」と人の気持ちを受け入れたときに、自分の世界が広がります。自分視点しかなかった狭い世界が、いろいろな他人の気持ちを受け入れれば受け入れるほど広くなっていくと言うことです。

つまり、人の気持ちを聴くことは、自分の成長につながっていると言うことです。




★気持ちを聴くかどうかは、その人の選択-----------------------------

気持ちを言うと余裕ができ、自信がつく(ICとの信頼ができる)。
しかし、ICは、その気持ちを相手が受け止めるかどうか気にしていません。なぜなら、気持ちを受け止めるかどうかは相手の問題だからです。

そして、上図で分かるとおり、実際相手の問題なのです。
受け止めたくない、自分の世界を守りたいというのであれば聴く必要はありません。実際、虚構を生きている人々は、絶対に聴こうとはしません。聴いた瞬間に、虚構世界が破壊されることになるからです。

そういう人々の「心のコップ」は、原発容器のように完全密閉されています。脚本を現実化して生きている人々にとって、この世で最もリアルなもの=「感情」はあってはならないものですから、ICは密閉した「心のコップ」にコンクリ詰めのように封印し、外からの感情は一切受け付けません。

というよりも、「心のコップ」が封印されているために「感情」というものを受け止める受け皿がその人の中にないので、“わからない”のです。

そういう人に気持ちをわかってもらおうとぶつかっていくことは、その人の原発容器を破壊することになりますから、徹底的に防御します。

ですから、自ら「心のコップ」の蓋を開く決意をした人以外は、触れることはできません。その人が、自分を檻から出したいと思うのであれば聴くでしょう。けれど、それはその人の選択です。その選択には誰も介入できません。




★葛藤から生まれる感謝--------------------------------------------

気持ちを言い、
気持ちを聴く
―その時に起こることをまとめますと下図のようになります。
conflict-growth7

気持ちを言うことで執着を手放し軽くなる。
気持ちを聴くことで自己が拡大し成長する。

自分を楽にし、成長させてくれる相手を尊重するでしょう。
そして、両者の間に感謝が生まれるでしょう。

さらにそれが循環すれば、成長は止まるところを知りません。

葛藤は避けるべきものではなく、むしろ成長のチャンスなのだと思います。






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Comment

 

ありがとうございやす^^

いせびあんさん、ありがとうございやす…、幸せを祈っていただけるって嬉しいですね^^

自分の人生に関わる人、全員幸せになってほしいです。

全員1日1度はお腹が痛くなるくらい爆笑してほしい、ささいなことでも、ささやかなことでも…。

 

分からない。

と,シャットダウンしているんだ,もやもやと頭に入ってこないんだとやっと分かり始めたところ。時間差でああそうなんだと分かることもある。でも,今までは分からなかった。

小さい頃から身体と頭と心がばらばらな感じがしていた。自分の物じゃないような。

車の運転をしているとよく泣く。もうおばちゃんなのにどのくらい泣いたらいいんだろうって思っていたけど小さい頃泣いた分,悲しかった分,泣くのかなあと最近思い始めた。

私を選んでくれたすーさんが幸せになりますように。私もなりたい。

 

不思議です

今回の記事、全く頭に入りません(^_^;

何度も読み返すのですが、最初の2~3行だけ読むと
後は携帯の十字キーを自動的に下へ下へ押しています。
気付いたら記事は終了しています。
そこに私の意識はありません。

スリーテンに関しても、ほぼ思い出せません。
というより思い出させないようにされてる感じ(^^;

今回の記事もスリーテンもIPや脚本にしたら、
ICにつなぐ地雷になるのかもしれませんね。

 

私はどちらかと言うと結果ありきのタイプなのですが
決められない・決めたくないと思う繊細な方の多いグループに入ったので自己開示ができず、スリーテンの時はモヤモヤした気持ちのまま過ごす事になりました

●一通りグループの意見を聞いた後、私の気持ちは
今日は決められない私を経験しようと決めました(笑
でも。
なかなか話が進まなかったのでIPが自動思考で私を乗っ取り出しました・・

●時間内に早く結果を出したかった私の衝動は他人事のような勝手なストーリーを作り出して、直感で自分が助けたいと思っていた患者ではなく驚くことに助けたいとは思わなかった患者を躊躇無く選んでいました
なぜこんなことができるのでしょうか?
無理に助ける理由を作り出したからだとは思いますが
この時、完全に自分から離れてるのが分かっていたのに発言を止められず
怖いなぁ。。と感じました・・Pちゃんは
そうまでして他者と繋がりたくないのかなぁ。。と

●このネガティブなフイードバックのために
まだ決めたくないと思ってるグループの方には結果的に不快感を与えてしまったようでした
そして
自分も率直な気持ちが表現できなかったのでなんだかキツネにつままれたような気分でいましたが今日の解説のおかげで葛藤してたんだと分かり少し楽になれました
スリーテンの最中、IP全開の私を暖かく見守ってくれたグループの皆さんに感謝!の気持ちが溢れます

ありがとうございました

 

人の気持ちを聞くと、自分のコップが、いっぱいになってしまう。と、勝手に思ってました。
広がるんですね。
気持ち=母親の愚痴。母親からの悪口。に脳内変換してた事に今気が付きました。
どんだけ親、親、親なんだろう。
バカみたい。
まだまだですね。色々発見があって楽しいな。と…。
今書いてて、ドキドキが止まりません。
でも、親が消えました。

 

2.自分の意見を取り下げ、相手に同調することで争いを回避しようとする

ずっとこのパターンで過ごして、もやもやしてくる。
もやもやが苦しくて、相手と私は違う世界にいるんだって思うことにして救いを求めてて。


相手に巻き込まれたくない
言っても疲れるだけ
わかってもらえるはずがない

断絶・・・

悲しい
さびしい

気持ちを相手にいうってことの
こわさ
私が言うことは、はらっさー的な言葉になってしまわない?
気持ちを素直に言える自信がない


一人ごとじゃだめ?
とか じたばたしてる

 
    
 
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