プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
02 ≪│2017/03│≫ 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

IP(脳内親)と人生脚本(脚本ちゃん)が用いるダミー感情

2013/03/21(Thu) Category : 心と感情
前記事に続く】

前記事の事例は、自分が望んでいないことが不意に起こったときに、どのように脚本に巻き込まれるのかという事例でした。
今回は、自分が望んだことをしているのに足下をすくわれた事例です。しかし、そのことで自分の脚本を深く知ることができました。

ご参考になると思います。
掲載の許可をいただきありがとうございました。


★引っ越しうつ病?--------------------------------------------

流れとはあるもので、まるで私の思いに応じたかのように
その物件は、そこで待っていた。

いつも眺めながら、ずっと、そこに住みたいと思っていた地
しかも、私の思っていた立地や小道、たたずまい

望みを形にそのまま表したようなアパート。
それが、そこで待っていた。

チャイルドが喜んでいた。



---------------------------------------------------------
・・・ところが、引っ越したのに
なんか全然ダメ

最初は寂しくて泣いていた
寂しくて寂しくて

家電を揃えたら、もう戻れない―そう思うと
一つ買う度にブルーな気分
また一つ揃えると重たい気分、が折り重なっていった

だから不便な生活
最も必要なはずの冷蔵庫やパソコンはまだ・・・



---------------------------------------------------------
あそこに住めるといいなぁ

人に合わせなくていいし、自由でいいな
羨ましい

場所も、生活スタイルも、憧れていた

はずだった・・・



---------------------------------------------------------
朝起きたらドーンとくる
なんか重たい

憂うつ
これから、寝るまで一体何をしたらいいんだろう

これまで体験したことがない自由な時間が
はてしない・・

ブルーだ
将来の不安ばかりが頭にいっぱい
気づいたら、とても深刻に先のことを憂えている



---------------------------------------------------------
そんな状況が1ヶ月近く続き、たまらずカウンセラーに電話した
つながったときにホッとして泣けた

ゆっくり振り返ってみる

そういえば、引っ越し当初寂しくて泣いていたら
「嘘泣きしてるやろ!」―そういう声が自分の中から聞こえた

私はそれをIPと思っていた
だって気持ちに浸っているんだもん

でも・・そういえば、ブルーになった“後”でその理由を探していた
冷静に考えれば、当面何でもない理由ばかり・・・

そういえば、これまで「今日」「今」を楽しむ感覚がなかった
いつも“過去の後悔”や“未来の不安”に引っ張られ・・・
私、時間の感覚がおかしい

そういえば、感じのいいお店でバイトの声をかけられ―
自分が被害に遭うとんでもない妄想を展開していた
思った通りの気さくな町だったのに


「ダミー(偽装)感情?」・・・


うん?
なんだか、お腹がムクムクしてる



あ!
「その日暮らしじゃあかんのよ」「もっと将来のこと考えて行動しなさい」って母から言われてた。

あー!
そのくせ、毎日(お手伝いという名の)母親業をしなきゃいけなかった。外に出られなかった。


・・・あ!!
そういえば、私がしょんぼりしているとお母さんは嬉しそうだった

そうだ―
私は、元気だといけなかった
私は、嬉しがっちゃいけなかった
私は、悲しくないといけなかった
私は、寂しい子じゃないといけなかった
私は、なんか一人ぼっちでいなきゃいけなかった



あれ?
頭が混乱している
そして、強引に不安を呼び込もうとしている



感覚に意識を向ける?
おや、寒い・・いつのまに寒くなっていたんだろう

お腹に意識を向ける?
―あ~お腹すいた~~。

ご飯食べに行こう!(^^)







≪解説≫

徐々に背骨を作っていったMさんは、あるとき一人暮らしを開始しました(そこに至るまでに長い経過があります)。

タイミングとは面白いもので、「決意」すると物事は流れ始めますし、そのタイミングに合わせたかのように望み通りのものが提供されます。これも、神様からのプレゼントなんだろうなぁと、いつもながら神仕組みに驚きます。

それは、小さいちゃんが心から望んでいたものでした。
だから、脚本ちゃんとIPは抵抗しました。
そのIPの攪乱を乗り越えて、ゲットしたのでした。

しかし、お望みの所に行ったとたん、上記のごとくブルーになってしまったのです。その憂うつな気持ちが1ヶ月近くも続いたのです。電話しなければ、更に続いていたでしょう。



★脚本ちゃんとIP連合による「意識のピン留め」--------------------

Mさんと小さいちゃんをつながらせたくない「脚本ちゃんとIP連合」。その大逆襲が始まったのです。

場所は、それまで住んでいた環境と真逆の環境です。
以前は、「脚本ちゃんとIP連合」のホームグラウンド。
以降は、「小さいちゃん」のホームグラウンド。
だから、「脚本ちゃんとIP連合」にとってはアゥエーになるはずでした。

ところが、“引っ越し直後という状況”は、「一人ぼっちで寂しくしていろ」という脚本ちゃんにとっても、“使える”状況だったのです。だから、Mさんと小さいちゃんがつながる前に、ここぞとばかりに攻勢をかけたわけです。

IPの役割は、“過去の後悔”と“未来の不安”をグルグル考えさせることで、不安がらせると同時に「今ここ」に注意を向けさせないこと。

脚本ちゃんの役割は、寂しく憂うつな思いをさせて落ち込ませること。その目的は、新たな生活を失敗に終わらせて脚本の元のレールに戻すこと。

だから、家電を買わせようとしなかったし、意識は「将来の不安」(byIP)と「憂鬱な気分」(by脚本)にピン留めさせられていたのです。見事なチームワークですね~(笑)。



★意識をピン留めから外し事実と気持ちを見る------------------------

そこで、意識を拡大してもらいます。
今や「スラムダンク」の桜木花道が極度に緊張したときの“桜木ビジョン”になっていますから、視野を拡大してもらうわけです。
桜木ビジョンになっているときは、てんぱっている自分では抜け出せませんから、流川が「目を覚ませ!」と尻を蹴飛ばしていましたね。まぁ、そのように、ピン留めされている意識をあちこちへと揺らして、ピンから外すわけです。

例えば
・経済的問題―当面なし
・働く場―あり(働こうと思ったらOK)
・深刻な想定は―どれも映画並みに大げさ
・住み心地や環境OK(近くの場で過去を俯瞰できる体験もあった)
・そこに来た経緯は―IPに邪魔されながら着実に歩いてきた
・以前の環境に戻りたいか→明確にNo!
・戻ったら寂しさは消えるか→明確にNo!

このように事実を確認したり、気持ちを聴いていくと、そのうち自分の方から「そういえば・・」と“消していた記憶”が蘇ってきます。

すると、「嘘泣きしてるやろ!」と自分の内側から声が聞こえてきたことや、それをIPの声だと思い込んでいたこと。ブルーになった後で、ブルーになる理由を探していたことなどが思い出されてきます。


意識が拡大すると、あれ?私おかしかったとわかってきます。
すると、即座に思考がグルグルフルスピードで回り始めたり、停止したり、スパークして真っ白になったり・・・じゃあ、どうすればいい?と、また思考で考えたりします。

どこまでも意識を“首から上”に止めておこうとしますので、思考は勝手に流しておいて、意識を“首から下”に向けてもらいます。
そこでやっと寒さを感じたり、お腹がすいているのを感じたり・・・
かくしてホントは元気な自分が戻ってきたのでした。



その後いただいたメールです。

『後もずーっと何ともいえない気持ちがあって、もうええやん~と思う私といいやまだ!と食い下がろうとしてる私がいる感じです』

『独りぼっちになるために頑張って
悲しい思いするために頑張って
憂鬱になるために頑張って、
なけりゃ意地でも寄せ集めて。

そして舞台上でキラキラ演じてたの?
1人で!?

今ペラペラの貼り紙のお母さんが浮かんできた(笑)』


『引っ越してまでも律儀に独りぼっちでこもってる必要はないですね!』

そうそう。滑って転んでも含めて存分に楽しみましょう(^^)




★IPと脚本が用いる手段-----------------------------------------

このように、IPも人生脚本もダミー感情を使います。

<目的>
・IPは、自分を気持ちのままに行動させないため。
・脚本は、自分を脚本に沿って行動させるため。

<手段>
●IPが危機を感じたときに用いる感覚
・どーんとだるい(頭、肩、背中、全身)
・頭痛(キリキリ偏頭痛、頭が重い)
・耳が聞こえなくなる
・言葉が出なくなる
・喉が閉まる
・首が痛い
・身体を硬直させる
・身体を冷やす
・急激な睡魔

●IPが用いるダミー感情(いずれもその行動をさせなくする)
・面倒くさい
・怖い
・恥ずかしい
・難しい(←以下は判断ですが、入れておきます)
・無理
・無駄

●脚本が用いるダミー感情=その脚本が達成したい方向にあるもの
例)「一人でここにいろ」なら
・孤独、寂しさ、悲しさ、空虚、虚無、不安、恐怖

*脚本は、これらの感情が維持されるようにその人を動かしますから、その人がその状況になるように舞台を設えます。その人は、その出来事を通して予定調和的にその感情に落とし込まれるわけですが、脚本(自分)が仕掛けているとは思ってもみないので、「なぜ自分ばかり」と思ってしまうわけです。

ですから、脚本が望まない状況下におかれたときに(たとえば上記の引っ越しなど)、強引にでもダミー感情に落とし込まなければなりませんから、IP(思考)が協力するわけです。右手(IP)と左手(脚本ちゃん)で顔(意識)をはさみ、グイッとダミー感情に向けさせる感じでしょうか。


何らかの感情が“維持”されているとき、
そこが人生脚本を発見する入口です。









「嘘泣きしてるやろ!」は、小さいちゃんが自分に言った警告でしたね―「目を覚ませ」と。

ネガティブパワーから目を覚まそう!



貴水博之 「目を覚ませ」



あせればあせるほど 浮かぶのは母の顔?


たまには 外に出て散歩もいいね
想う場所へ 飛び出そう







苦しくないのに苦しい顔をしたわけ~脳内親に見せるための脚本ちゃんの表情
6-4)「わからない」と「恥ずかしい」で真実を封印する
脚本人生のニセモノ感情





関連記事
 
Comment7  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 

散歩、ですか……。

寂しさと何をやってもつまらないという気持ちに支配され、背骨作りが進みません。
頭で考えていてはダメなんですよね。気持ちを頭から振り絞ろうとしても出てくるのはダミー感情で。
暑いけど散歩に行こうかなあ……。何もかも今はダメです。

 

前コメの補足、連投すみません。

脚本を生きるとき、彼が本当はどんな人間かなんてどうでもいいわけだから、なんとなく冷淡な人というのも、私のレッテル張りなのかもしれないと思います。
信用ならない人、私のこと大切にしていない人、それも私の感じかたなのかもしれません。
「俺のことなんてどーでもいいように思っているんだと思っていた」と彼は言った。
おそらく、そうなのだと思う。

私は彼に散々に我を押し付けた。
そんな私を前に、彼は自分を守る結界をたくさん張り巡らせた。
閉じ籠って眠るだけの、薄っぺらい日々だった。
春になり引っ越しを控えて、荷物が少なくなって、家から圧が減ってきて、私と別れることになり、彼の結界も薄くなってきた。

そんなときだから、彼が変わるかもしれないという期待がもたげた。
彼の真実に触れられるかもしれないと、私の歪んだ思い込みもただせるかもしれないと。
自分が間違えたんだと。
自分も彼と一緒に生きていっても変われるかもしれないと。

それから脚本が、このまま終わるのは嫌だと、やり直したいと、言い始めた。
ダミー感情は、悲しい、寂しい、もあるけれど、そばにいたい、まだ好き、等などもそうなのだと思います。
とくにまだ好き、は強烈に感じるけれど、やはりどっか嘘臭いんです。
始まりの好きが、嘘だったように。

どのみち、私は、辛い苦しい!ここに居たくない!と叫びながらも、ここにこんなに居たかったんだなぁ、と、変わりたくない、変わりゆくことが寂しいと、思っていたことにも気づきました。

それから、深いところでは自分(脳内親?脚本?)の間違いを認めたくなかったから、彼とやり直したいと言ったんだと思う。
そのとき、彼の気持ちは一切無視して、なんとかなだめ透かしたりおだてたりして、言うことをきかそうとしている自分がいる。
だけど、彼はもはや別れることに迷いはない。

彼が去ることで見えてきた自分の姿です。
悲しみに暮れるけど、なんとなく本心で泣いているのとはちがう感覚の薄っぺらい涙。
なんとなく自分を悲劇のヒロインに仕上げて陶酔しているような感じです。

これらに気づくとき、別れることは、ただの間違いではないのだと思います。
私は精神的な未熟児だから、この結果を招いた。
今までのことを悔やんだこともありましたが、この出来事で成長していけるなら、感謝して、幸せを祈っていけたらなと思いました。

 

私の脚本とIPは…

判断を間違えたと思わせて、後戻りさせようとさせることがあるように思います。

色々なごたごたを起こして、向かえた別れ。
彼は、疲れたと言った。
私にとっては、たった一人残された、大切な虚構の支え手でした。
私を無責任な幼児退行の世界に閉じ込めるための。

未練、淋しさ、恨み、憎しみ。
それから、失ったことことでわかった気になってる感じの…幸せ。
なんとなく温かい気もする思い出たち。
もっとちゃんと気持ちを通わしたかった、どうせ終わるなら、もっと一生懸命関われば良かったと、後悔しました。
やり直したいそばにいたいと、みみっちく言葉を重ね、この一ヶ月ほど泣いてた。

それでももう何を言っても取り合ってはくれない。
もう戻れない。
そばにいてほしい、どこへも行かないでほしい。
着々と片付けられていく荷物、彼が新しく買った車、私はそれに乗ることはない。

変わっていってしまう。私は変われないのに。
彼は先に行ってしまう。行かないで、どこへも行かないで。
私は一人ぼっちで取り残されたような気持ち。
しゃがみこんで呟いたら、彼は「そりゃそうだ、動いてないもの」と言った。

…それって代償行為っぽいなぁ。
一人ぽっち、ぽつんと。
泣いているときの嘘臭い感覚はわかるけど、執着が物凄い。

別れることにしたことを後悔していました。
間違えたかもしれないと。
だけど、ふと、目にしたテレビ番組で、再婚を避けたい男性の特徴と彼の特徴とが一致していて「あー!これ分かる!!彼との関わり方は悔いが残るけど、自分の判断は正しかった!」と思った。

どうしてもあの人には、私のほしいものは一生かかっても貰えないだろうと思った。
彼との関わりは、私はお世話される人、ダメ人間。
彼は面倒見る人でした。見事にお互い脚本同士の関わりかた。

なんとなく冷淡な態度の人でした。
私は気持ちの通わない孤独のなかにいました。
愛されてない、たいせつにされてないと彼を責めながら、ダメ人間のまま、無条件の愛を求めてました。
そして変わらぬままに、もしも私が変わったなら、ちゃんと微笑んでくれると、愛してくれると思っていた。
その可能性を握りしめていた。


いろんな出来事あって、踏み出すことは怖いけれど
せめて、この魂よ。
自分らしく真っ直ぐに

目をさませ!

 

感情を眺めたり、客観視する

と、抑えきれない感情の
イメージがみえてきたのを
味わって解放したりすると楽になります

過去
未来

の、感情かを冷静にみつめると

今ここ

自分の今を選択できた気もします



ただ、時として、たまに爆発を
陰陽でしてしまいます。。。。。

ひとりの時間、まだまだカラオケとかで
発散中なう、、です(≧∇≦)

 

表面化するとき

動かない感情

嫌いなイメージで歪んで認知しているから
避けること有る有る!と頷きました

ずっと個性だと思い込みしてましたが
ちがうんだと思いました

わたしの見てきたもののメッセージみつめます

無意識に足元を救われて
依存犠牲を許す事になり苦しくなる

いつも繰り返すパターンです

 

ありがとうございます。


>自分とは違うところもあるんですが、母親の描写とか、全く同じで、参考になりました。
>自分の『今』に、ふさわしい記事でした。
>ありがとうございます。

 

参考になりました

自分と細かいことは違うけど、大まかなことは一緒で、ナルホドなぁ~と朝から納得できました。


引越し→ありあまる自由、働かない?と自分の資格をいかせる場を提供してくれた人がいたのに何故か行動に移せなかったりetc


思い出すと私への両親からのメッセージは「自律するな」とか「楽しむな」とか…

おぼろげながら、また一歩前に進めそうです。

体験をシェアしてくれた方、中尾さん、有り難うm(__)m

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
ブログ内検索
 
Google

Web このブログ
 
会場でお会いしましょう(^^)
風化させまいカレンダー
 
 
著作
わが子を守るために
記事
写真/動画集はこちら↓
 
 
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
↓このパーツを設置すると14本の苗木を植えられます
QRコード
 
QRコード