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オオモノヌシと蛇神ナーガ

2013/06/05(Wed) Category : 神社・寺・城・歴史
【「平成の大遷宮」出雲大社~鳥取砂丘の旅】7

さて、オオナムヂがオオモノヌシ(蛇神)に出逢ったところで、縄文に飛んでしまいました。あの荒波の上に金色に輝く御魂が乗るオオモノヌシの形は、自然を神と見なす縄文人の世界観をよく表しているように思います。

出雲大社 オオモノヌシとオオナムジ
出雲大社 オオモノヌシとオオナムジ posted by (C)Hide



★自然崇拝→縄文神→国津神→天津神----------------------------------

振り返ってみますと、
前1万6500年前~【縄文時代:三輪山、蛇信仰など自然信仰】
           (石棒、土器、勾玉=男性器、子宮、胎児)
  前5500年前   南米や南太平洋に縄文土器(シュメール文明始まり)
  前○000年前  アラハバキ神(蛇神)(前3000前後~4大文明)

        ----------------------------------------
  前800年前~【弥生時代:縄文人と融合、まつろわぬ神は駆逐】国津神
            出雲をはじめ、各地に部族の国々
  後200年前後 邪馬台国 卑弥呼  
  後250年頃~【古墳時代:ヤマト王権が倭の統一政権へ】天津神
  後300年頃  オオモノヌシ(崇神天皇が祀った蛇神)
  後592年~ 【飛鳥時代:仏教により統一を図り、倭から日本へ】
  後710年~ 【奈良時代:律令国家完成期】
   712年    古事記成立
 

つまり、国津神も天津神も弥生以降の渡来神なんでしょうね。古代日本(縄文)に神名はなく、縄文後期にアラハバキ神が登場しますが、その名は消されていきました。記紀神話で復活したのはオオモノヌシという名でした。

縄文までの日本は、蛇神の国だったわけです。縄文後期に登場した神は他にも多々あるでしょう(瀬織津姫などの名も消されていきましたね)。記紀神話成立とともに葬られた神々は多々あるのではないでしょうか。

さて、「オオモノヌシ~土器(子宮)と勾玉(胎児)にこめられた縄文人の祈り」で提示した3つの謎。
1.なぜ、三輪山が崇拝されたのか(縄文時代は1万6500年前~)
2.なぜ、三輪山がオオモノヌシと同一視されるようになったのか(3世紀)
3.なぜ、オオモノヌシとオオナムヂが同一視されたのか(古事記712年)

1の三輪山信仰は、縄文人の生活環境と蛇の関係から推測できました。
しかし、縄文後期に出てきた蛇神はアラハバキ神でしたし、その神は弥生人渡来以降は荒神となって追いやられていきました。

記紀神話で唐突に登場するオオモノヌシに、『能く我が前を治めば、吾能く共与(とも)に相作り成さむ。若(も)し然らず国成り難けむ。』と言わしめていますが、ヤマト政権は、この神を尊ばなければ国が成立しないほどの神と認めたわけです。もしかすると、オオモノヌシとはアラハバキ神のことかもしれませんね。

ところで、ネットを見ていたら面白い写真がありました。




★アンコールワットの蛇神ナーガ---------------------------------------

下記は、12世紀のヒンドゥー教寺院アンコールワット。鳥取砂丘に行ったときに「砂の美術館」で撮ったものです(今年いっぱいは東南アジア編の展示がなされています)。

砂の美術館07 アンコールワット3
砂の美術館07 アンコールワット3 posted by (C)Hide


アンコールワットは蛇の都。7つの頭を持ったコブラや蛇の像が至る所にあるようです。下記にいろんな写真がありました。
アンコールワットの守護神「ナーガ」特集

また、下記にタイの王室が乗った船(御座船)が掲載されていますが、龍が船首のスワンナホンとナーガ(7頭の蛇)が船首のアナンタ・ナーガが掲載されています。
タイの王宮文化―御座船


それにしても、これだけいたる所に祀られているところを見ると、ナーガなくして「国成り難けむ」と言えそうですね。

そして、こちらから拝借したこの写真を見てみて下さい。
angkol_naga


似てますよね~、こちらと↓

出雲大社 蛇神オオモノヌシとオオナムヂ
出雲大社 蛇神オオモノヌシとオオナムヂ posted by (C)Hide

この波の像は、蛇神大物主と自然崇拝の形をうまく融合させているように思いました。

というわけで、ちょっと日本と同じく多神教のヒンドゥー教に寄り道します。



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