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一霊四魂と和魂(調和)・幸魂(分離)・奇魂(統合)の三位一体

2013/06/10(Mon) Category : 神社・寺・城・歴史
【「平成の大遷宮」出雲大社~鳥取砂丘の旅】11

オオモノヌシの謎を追う内に、宇宙の原初まで旅してしまいましたが、「我は汝の幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)なり」と答えたオオモノヌシ。幸魂・奇魂ってなんでしょうね。


★一霊四魂----------------------------------------------------------

「一霊四魂」という考えがあります。
一般的には、魂には4側面があって、それを神とつながる「直霊」(なおひ)がバランスをとってコントロールしているというもの。その四魂とは、

荒魂(あらたま) 「勇」の機能。 忍耐、前進、進取。
和魂(にぎたま) 「親」の機能。 平和、調和。
幸魂(さきたま) 「愛」する機能。思いやりと感情。
奇魂(くしたま) 「智」の機能。 観察、分析、理解→真理。


これが、神の四魂となると次のようになります。

荒魂(あらみたま) 神の威力。荒・粗・現・新・顕
和魂(にぎみたま) 神の慈愛。
幸魂(さきみたま) 神の恵み。幸運。自然の恵み、現世利益→神名「豊」
奇魂(くしみたま) 神の神秘。奇蹟。→神名「櫛」




★和魂・幸魂・奇魂で三位一体----------------------------------------

オオモノヌシは、幸魂奇魂とセットで言っていますね。
これは、元々は大きく2つ―荒魂と和魂に分かれ、その和魂がさらに幸魂と奇魂に分かれているという考え方です。つまり、オオクニヌシが荒魂、オオモノヌシは和魂。ということは、

荒魂(現魂・顕魂)は、3次元に顕れた魂(肉体に宿る魂)。
和魂は、そのハイアーセルフ的な魂ということになるでしょうか。

そして、和魂に属する幸魂と奇魂には次のような意味もあるようです。
幸魂=分離 咲・裂・割・先・崎―離れる、分裂する、繁栄する
奇魂=統合 櫛・串―統一する

この分離と統合の2つの魂をコントロールしているのが調和の和魂なんでしょうね。つまり、和魂・幸魂・奇魂で三位一体と言うことです。


これを記紀の一番はじめに登場する「造化の三神」に当てはめると次のように言えそうです。
和魂(調和) 天之御中主神
幸魂(分離) 神産巣日神(カミムスヒ)  地:地母神
奇魂(統合) 高御産巣日神(タカミムスヒ)天:高木神

両神とも霊(ひ)を産す神ですが、カミムスヒは古事記や出雲国風土記に、タカミムスヒは日本書紀に多く登場するようです。それぞれ書の性格を表していて面白いですね。




ムスビの御神像----------------------------------------------------

ところで、この像は『ムスビの御神像』と呼ばれています。

出雲大社 ムスビの御神像~大国主と幸魂奇魂1
出雲大社 ムスビの御神像~大国主と幸魂奇魂 posted by (C)Hide

大国主神が、幸魂・奇魂のお蔭を頂いて神性を養われ“結び”の大神になられたという意味を象徴している像―と謂われが語られています。そして、今では様々なご縁を結ぶ神として大国主は祀られています。

この結ぶに関して面白い記述がありました。
「結ぶ」とは、最後を締めくくること。
「産霊」(むすひ)は、「霊」を生むこと。

つまり、結びは産霊に通ず=生の最期は霊を生むこと=死は再生。
荒魂の最後は、和魂を生むこと。

言い換えれば、肉体を脱ぎ捨てたとき荒魂が和魂に再合流するということなのでしょう(中には合流できずにさまよう荒魂もいるかもしれませんが)。神話では、大国主が大物主を祀ったことになっていますが、もしかするとこれは、大国主が亡くなって祀られたことを示しているのかもしれません。



神話は「国譲り」の体裁を取っていますが、「自然崇拝から人格神(英雄)崇拝への流れ」で見たように、農耕系信仰(牛)から征服系信仰(英雄)へと時代が遷るときは、力尽くの征服が行われたでしょう(例:タケミカヅチ)。

水木しげる氏が描いた「古代出雲」という漫画があります。
古代出雲人が夢枕にあらわれて、自分たちのことを書いてほしいと訴え、その出雲人に見せられた光景を元に描かれた漫画です。このような戦闘や幽閉があったのだろうなぁと思います。





各宗教には、唱え詞というのがあります。
仏教では「南無阿弥陀仏」や「南無妙法蓮華教」
キリスト教では「アーメン」

出雲大社では「幸魂奇魂守給幸給」―「さきみたま くしみたま まもりたまひ さきはえたまえ」と唱えるそうです。これは、大国主の魂をお慰めしているのかもしれませんね。



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