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ヘルマンに捧ぐ「第4の革命-エネルギー・デモクラシー」

2013/07/19(Fri) Category : 地震・災害・脱原発
★「第4の革命-エネルギー・デモクラシー」ダイジェスト版----------



石油利権を握る者達が支配する現代文明。
彼らは石油をいかにお金に換えるか、に知恵を絞っています。
衣食住のすべてを石油製品によって埋め尽くそうとするわけです。

映画では、OPEC(石油輸出国機構)出身のIEA(国際エネルギー機関)事務局長が登場し、IEAが「国民の信頼できる、安価でクリーンなエネルギーを提供する為の諮問機関」という名目とは裏腹に、石油利権を守る機関であることが分かります。

たとえば、ソーラー発電がブームとなったカリフォルニアは、ある時を境につぶされ、現在は風車のお墓となっています。これらの風車を修理するだけで、原発5基分の電力がまかなえるそうです。

自然力を用いた再生エネルギーを利用すれば、現在のエネルギーの40%を「自給」できるそうで、つまりは、石油利権はその40%を失うわけです。そりゃあ石油利権組は黙っていないでしょう。支配すべき市民が自立しちゃうわけですからね。


しかし、映画は、世界中で可能性にかける人々の姿を紹介します。

登場する人々の顔は輝いていました。
その中で、地域が自立できる持続社会づくりを行っているマリ・フォルケセンターやグラミン銀行(バングラディシュ)の存在も知りました。

グラミン銀行は、ムハマド・ユヌスが1983年に創設したマイクロクレジットと呼ばれる貧困層を対象にした銀行。その成功を受け、40カ国以上で類似のプロジェクトがなされるようになったそうです。
仕組みは、お金を借りたい人から担保を求めない代わりに5人一組のグループを組ませ、一人が返済を終えないと、他の人は融資を受けられない仕組み。信頼を基礎とするため、文書の契約はありません。

借り手の97%が女性というこの銀行。貧困の解消だけではなく、人の善意と信頼と連帯の強化を築き上げる素晴らしいプラットフォームです。

そして、女性と接点ができることによって、家庭及び地域と接点ができます。これまでの銀行が、家庭や地域を無視して大企業とのみ接点を持とうとしていたのと比べると、その向かう方向性は正反対です。

私達も、預金は大銀行から引き上げ、地方銀行に移していますが、このような銀行ができれば、そちらに移すでしょう。お金を人々のために使って欲しいからです。

サリーを着た女性達がソーラーパネルの取り付け作業を行っている映像は、希望ある未来を感じさせました。




★カール・A・フェヒナー監督のインタビュー-----------------------

この映画を作ったカール・A・フェヒナー監督のインタビューをお聞き下さい。



22歳の頃にはサハラ砂漠を車で縦断する旅をした。
車には、「原発賛成」のステッカーを貼っていた。
しかし、いろいろな人と話す内に考えが変わった。
そして、ステッカーの上に新たなステッカーを貼った。

「原発反対」

娘が生まれたとき,こう思った。
話し合うだけではなく、行動しなければ
そして、平和運動→環境保護運動→エネルギー問題へと至る。

利権集団を敵に回すことが分かっていた監督は、誰にも邪魔されない環境を得るために「映画のシーンを売る」というアイディアで資金を調達した。個人から中企業までが寄付してくれた。


再生可能エネルギーだけを使う世界は実現できる。
技術面に問題はない。
大切なのは、可能性を実感すること。

「誰もが参加できる」



------------------------------------------------
とてもエネルギッシュに語られていましたね。

でも、今これを書いている私は、深い悲しみに覆われています。それは、ドイツにエネルギー革命をもたらしたヘルマン・シェーア(映画の冒頭に登場された方)が亡くなっていたことを知ったからです↓

ドイツ映画「第4の革命」の日本での上映

ヘルマンが、彼の著書『エネルギーの自立、再生可能エネルギーに向けての新しい政治』を基に映画を作ることをカールに持ちかけ、そして困難を乗り越えて映画は完成。そして、歴史を変える大成功を収めました。けれど、ヘルマンは、この映画が公開された7カ月後の2010年10月に急死しました。

なぜでしょうね・・・
「反原発の映画を創る」と意気軒昂だった若松孝二監督も不可解な死をとげましたね。


けれど、2010年にドイツ全土で上映され、異例の13万人を動員。311後には、ARD(ドイツ公共放送)などでテレビ放映されて200万人が視聴し、一気にドイツの再生可能エネルギーへのシフトを決断させるきっかけとなったのは、もしかすると、ヘルマン氏の急死へのドイツ国民の怒りがあったのかもしれません。

そして、ドイツは2011年6月に、世界に先駆けて「脱原発」を決定するのです。


ヘルマン・シェーアは、近未来の世界で、行き詰まったエゴ文明の方向を変えた勇者の一人として、その名が刻まれているのではないでしょうか。




★テスラモーターズの奇跡---------------------------------------

ところで「第4の革命」に登場していたテスラモーターズ。
よく頑張ったなぁと思います。

とうのも、「誰が電気自動車を殺したか?」という現実があったからです。


GMのEV-1の不可思議な消失

以下、上記の記事から抜粋します。

90年代にカリフォルニア州は排気ガスを出さない(ゼロエミッション)車の販売を義務付けました。メーカー各社は電気自動をリースで市場に投入。しかし予想外の人気に危機感を覚えた自動車メーカーは、2003年末ごろから各社いっせいに回収し、『人里はなれた処分場に運び込まれ、ぺしゃんこに潰された後、シュレッダーにかけて文字通り粉砕されてしまいました。まるで、この世に電気自動車なんてものが存在した痕跡を、残らず消し去りたいといわんばかりです』。

そして、自動車業界と石油業界は一体となってブッシュ政権に働きかけ、カリフォルニア州に異議申し立てを行ない、ゼロエミッションの義務付けは撤回されてしまいます。

強烈なエゴですね~。
地球環境よりもマネー。モラルよりもマネー。人の命よりもマネーです。・・一体、何が残るんでしょうか?

企業や業界が利権を守るために法律まで変えてしまう―これがTPPの原点なのです。

かくして電気自動車はつぶされ、代わってハイブリッド車が細々と開発されることになったわけです。ですから、それらの動きをぶっちぎってロードスターを投入したテスラには喝采を送りたいと思います。


【テスラ ロードスター】





★明るくスムーズに持続可能な社会に移行しよう--------------------

元気になってきました(笑)。

下記には、旧利権と対抗するのではなく、「新たな現実」をどんどん作り出していこうという動きが紹介されています。映画で紹介されていたテスラモーターズも登場していますね。



地域エネルギー創発ネット
エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議
テスラモーターズ


私達の相談者の方は、
日々、思考(IP)との見えない闘いを繰り広げて生きています。
日々の闘いは、始まっているのです。

みんな!
思考ではなく、
自分の気持ちで、
動きだそう!






「第4の革命」は、前記事でご紹介したとおり、明日まで「THEATRE TOKYO」で無料上映されています。是非、ご覧下さい。

「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」のご紹介






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